ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2003(16) - けーこしゃん(一般)

1. お名前

けーこしゃん

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

茨城県私立茗渓学園高校
予備校は通っていない。
中高共に美術部。
趣味は読書、ゲーム、ぼーっとする、散歩。

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2003年4月
合格:社会科学科
第1志望:社会科学科 第2志望:人文科学科

4.併願校

筑波大学第一学群人文学類
早稲田大学第一文学部
明治大学文学部史学地理
東京女子大学文理学部史学科

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

 まず、母に紹介されて自分で調べた。私は4人兄弟の末っ子で、上の姉兄がぶっ飛んでる分、落ち着きがちで、自分があまり好きになれなかった。そういう自分を変える良い機会になるんじゃないかと思い、ICUを選んだ。もちろん、自分から動かなきゃ意味がないことは分かっているが。あと、英語を道具として使えるようにするというのにひかれた。

6.ICUに期待するところ(ICUで勉強したいことなど)

 とりあえず、英語を頑張って、あと社会全体を見れるようになりたい。そのためにも、色々なことを学びたい。ぶっ飛んだ人たちとお友達になれたらなお良し(笑)

7.受験対策

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

 確か、英語が徹底的に学べることと広く学べることなどを志望理由に書いた気がする。

b. 一般能力考査

 きちんと覚えているのは、東:西::青春:というような問題。答えはたぶん白秋。中国の陰陽五行説からの出題だと思う。あと数列がいくつかあったが、あまり覚えていない。今回はいくつかの情報を組み合わせて答えを出す問題が3問くらいあったと思う。競馬(?)、リーグ戦、花の数など。いろは歌は思ったより出なかった。私はとりあえず最後まで解く事を目標にしたので、途中分からない数学系の問題は勘で解いた(笑)

c. 人文科学考査

 名前と実(?)についての文章。何処かで読んだことのあるような内容だった。縦書きだと思っていたので、横書きだったのが少し意外だったけど、まぁ横書きの方が読みやすかった。

 最初に「ロミオとジュリエット」の有名なバルコニーでのシーンのジュリエットの台詞、 名前に縛られる理不尽さへの嘆きなどについて言及していた。 その後は、「白鯨」について、ナレーター的役割の男が抱いた「白」というものへの恐怖感。 人間は不確かなものに名前を付けて支配しようとするというような内容だった気がする。 そして、コロンブスやアメリゴ・ヴェスプッチなどによるアメリカ「発見」について。 「発見」と「発明」の違いについてなど、なかなかややこしかった。

d.社会科学考査

 最初に9・11についての記述があったので、随分時事的だなと思ったたら、それについてはそこだけだった・・・。今回、少し面食らったのが、日本の経済に関するグラフ読み取り。内容はあまり覚えていないが、いくつかの項目があって、不況だと読み取れるのはどの項目からか、などの問題があった。あと、文章中にある数値の出し方の定義があって、問題でそれをVなどの記号で表すのがあったが、文章の通りなので簡単だった。

e. 英語学習能力考査

 リーディングは、食糧問題などの文章だった気がするがあまり覚えていない・・・。リスニングは、一番最後の問題が思ったより長くて、途中からほとんど聞いてなかった。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

 私は英語が多分他の人よりは得意でなく、受験する前も先生に英語がネックだから難しいんじゃないかと言われていたが、受かってしまった・・・。しかも、その後早稲田の英語を解答速報で自己採点したら、ほとんど出来てなくて、本当に何故受かったのか分からない。でも、うちの学校からは毎年何人かICUの合格者が出てるし、学校も似た所があるので、うちの高校の勉強の仕方が、ICUと合っているのかもしれない。アメリカの大学に進学することが決まっている友人が、記念受験感覚で過去問1年分くらいしかやらずに受けたら、受かちゃったし。(そのかわり、青学も受けたら落ちたという不思議な人)とりあえず、英語は過去問3年分、社会と人文は6年分をやった。しかも、国立併願だったので、本腰を入れたのはセンター後だった。センター用に数学のIAをやっていたので、その分一般考査の数学問題にそこまで抵抗はなかった・・・かな?

8. 最後に一言

 ホントに無理だと思っていたので、ビックリした。人生何が起こるか分かりません。