一般選抜

SILS(早稲田大学国際教養学部)英語リスニング・英作文・英語総合対策講座

2012年度向け直前対策講座

<概要>
・ICU(国際基督教大学)対策サイトとして10年以上の歴史を持つBUCHO.NETでは、早稲田大学国際教養学部(SILS)の英語対策講座を開講しております。

(英語総合対策講座コンテンツ)

<1.英語リスニング 全16回講座>

-全14回講座で、早稲田大学国際教養学部の開学以来の全ての英語の過去問を完全カバーしております。

-SILSの英語リスニングは難易度が高く、また形式が細かく変化しており、さらにほとんどの受験生がSILSの問題演習を行うことができないため、演習をこなすと試験対策上非常に有利になります。

受講特典として、現在12講座の追加講座中。計28講座で、充実した対策が可能となっております。

<2.英語リーディング 全16回講座>

-全過去問をカバーします。
-オンラインで採点、偏差値や順位を参照できます。
-全長文に日本語解説及び、一部にネイティブによる英英解説が付属します。

受講特典として全長文にボイスエイドファイル(リーディング全文の朗読音声)が付属します(*特別付録2 下記参照)。

<3.英作文(ネイティブ添削込み)>

-全過去問の添削を行います。

-ネイティブ添削込みでこの価格。

受講特典として、そのまま使えるフレーズ満載の、英作文パターン集が付属します。(*特別付録3)
<4.英文和訳 3回>

-見逃したくない和文英訳の得点ポイントを解答例より習得します。
(付属リスニング教材 2011年度版には、2004-2011の全過去問が収録されています)

詳しくは下記URLをご参照ください。

http:wasedasils.com

一般選抜,地方受験・沖縄兄弟

(沖縄出身で、お二人ともICU国際基督教大学に合格された、O兄弟のインタビューです。続いて弟のWさんにお話を聞いていきます。お兄様とは4歳離れていて、同じようなコースでICUに入学されていますね。やはり沖縄の高校を卒業後、浪人の時にオンレクでICU入試受験対策をして、学習して、ICUに入られた形ですね。)

そうですね、兄とは高校も同じでした。
兄の通っていた高校は一応進学校なので、無難かなと。
また高校が家から近くて、10分くらいというのも魅力でした。

(当初からICU志望でしたか?)

いえ、自分は兄とは違って理系でしたので、漠然と筑波大学の理系などを目指していました。
しかし現役の時は希望校があまりはっきりとは決まっておらず、
たぶんどこかに大学に入ってもあまり関心がないのではないのかなど、いろいろ進路では悩んでいました。

そんな時に兄に電話しまして、ICU(国際基督教大学)なら入ってから決められると、半分冗談混じりに言われたのが、ICUを志望するようになったきっかけでしょうか。
最初はそんな大学があるのかという感じでしたが。
それは高3の夏くらいの事ですね。

(現役の時のICU受験の手応えはいかがでしたか?)

現役の時は一応受けてみるかという感じでした。

とりあえず英語だけに力を入れていて、ほとんど英語だけしか勉強しなかったですね。
そしてちょうど2009年の社会科学の知識問題ばかりが出題された年に当たってしまって、見事に跳ね返されました。

今思うと跳ね返されてよかったのではないか、結果的には勉強する機会ができてよかったとも思います。センターなども7割くらいで止まっていましたし。

全部独学でやっていたのですが、独学でのICU受験対策には限界を感じました。
実際にICU入試を体験するまでは単語を知っていればどうにかなるんではないかという程度の軽い気持ちで勉強していました。

(そこから浪人されるわけですが、浪人期の様子を教えていただけますか?)

自分も兄と同じく沖縄で浪人していました。
沖縄の実家の兄の部屋は、兄がICUに合格して東京に出ていったことで空いていましたので、そこを勉強部屋として使っていました。

勉強の中心はBUCHOさんのオンラインレクチャーと代ゼミの単科講座で、単科講座は英語読解を取っていました。代ゼミは単科以外は自習室の利用ですね。
前半はよく自習室を使っていました。後半はICU入試対策に集中するため、自宅でオンレクを中心に勉強しました。

(代ゼミの単科の英語読解というのはどのような内容ですか?)

初心者から上級者までの一般的な英語対策ですね。一応ハイレベルとなっていましたが。
(浪人時の併願校はどのようなところでしょう?)

中央総合政策学部(合格) 早稲田大学国際教養学部(不合格)などです。

ただ他の学校に受かっても、ICUに落ちたらもう1年浪人(2浪)してICUに行くつもりでした。
とにかくICUに行きたいという気持ちがありました。
現役の時に行ってみて惚れ込んだというところが大きいですね。

(次回に続きます)

一般選抜,地方受験・沖縄兄弟

沖縄出身で、ご兄弟でオンレクを受講され、ICU国際基督教大学に合格されたO兄弟インタビューシリーズ 兄編2

(引き続きMさん(兄)に伺って参ります。ICU対策、および大学受験について、オンレク以外の部分に関して伺っていきたいのですが、沖縄の予備校ではどのような勉強をされていましたか?)

予備校では東大対策みたいなのをやっていましたね。
ちょうどドラゴン桜がはやっていた時期で、元々は東大に行きたいとか思っていましたね(笑)

(確かにあの頃はドラザク(ドラゴン桜)・東大受験ブームでしたね。大学受験の参考書コーナーにまであの漫画が全巻並んでいたのを覚えています。予備校で特に役だったという勉強はありますか?)

英作文とか国語の筆記問題でしょうか。
特に論述問題などのアウトプットが意外に役立ちましたね。

(選択肢のみを選ぶ学習とは違って自分の理解を示すというのは重要なところかも知れませんね。)

後は、国語と英語は既存の予備校の学習が役立ちました。
国公立受験のためのセンター対策で幅広くやったのがよかったと思います。
幅広く知識をつけることができましたので。

(浪人して国立難関校を目指すとなるとかなり勉強されたのでしょうね。勉強は1日何時間ぐらいされましたか?)

浪人期の前半は勉強できる時間は全て勉強していました。
一日10時間くらいでしょうか。
ただそれでは根を詰めすぎてしまって、後半は1日4,5時間に減らしたのですが。

また勉強の内容も当初は国立難関校などを幅広く目指しつつ、最終的に私大にシフトしていった感じですね。

(ICU受験を現役・浪人と経験しておられますが、現役で不合格であった理由、そして浪人して受かった理由はどの辺りにありそうでしょうか?)

現役の時は全体的に足りなかったですね。勉強量そのものが足りなかった。
やっているつもりであまりやっていなかった。問題を解く量とかですね。

(やはり大学受験はある程度勉強時間がものを言うところがありますかね)

そうですね、基本的に大学入試はインプットが求められる試験なので、
時間をかけて色々な知識を頭に入れた方が有利ですね。

また現役の時はICU一本に絞っていました。
それで逆に視野が狭くなってしまい、ちゃんとした受験勉強をしなかったのも原因かと思います。
英語とSPIとかをやり込んで、マニアックな方向に行ってしまったのです。

浪人の時はBUCHOさんのオンレクでICU(国際基督教大学)対策をしつつ、しっかりと受験勉強をしていったことがよい結果に繋がったと思います。

(貴重なお話をありがとうございます。続いて弟のWさんにお話を聞いていきます)

一般選抜,地方受験・沖縄兄弟

-今回は沖縄出身で、ご兄弟でICU(国際基督教大学)に合格されたというご兄弟にインタビューさせていただきました。お二人ともオンレク受講生です。

お二人とも高校・予備校まで沖縄県、ICU受験の際にオンレクをご活用いただきました。

Mさん(兄)2006年度入試オンレク受講(10) 現ICU5年
Wさん(弟)2010年入試オンレク受講(14) 現ICU1年

(まずお兄様のMさんからお話を伺っていきます。Mさんがオンレクを受講されたのが2006年度なので、IDは10ですね。)

そうですね、1年留年した形なので、10なのに今年(2011年)卒業予定なのですが(笑)。
(*注 ICUでは卒業予定年がIDになります。10だと2010年度卒業予定)

(沖縄ご出身でICUに興味を持たれたというのはどのようなところからでしょうか?)

高校にいたころは、沖縄県外の大学に行きたいなと思っていました。
いろいろ探しているうちに英語などができる環境、さらに、国際的なもの、海外へのあこがれといったところから、ICUに興味を持ちました。

東京に出てきた際に何校かのオープンキャンパスにも行ってみまして、
その中でもICUはいいなと思いました。

(沖縄から東京のオープンキャンパスに参加するのは大変そうですね)

そうですね、それだけではなく、高校2年くらいのこと観光がてらという感じで東京の大学を回ってみたという感じです。

(やはり沖縄だとICU(国際基督教大学)はあまり知られていませんか?)

沖縄からICUはかなり珍しいです。
地元でICU志望と言うと、病院に行くのとか、おまえキリスト教徒だったのかとか。

(ベタなリアクションですね)

それから地元でキリスト教大学といえば沖縄キリスト教短期大学というのが有名で、それとも本気でよく間違えられました。

(ご両親はなんとおっしゃっておられましたか?)

基本的にノータッチですね。

2人とも高卒なのでそもそも分からないようでした。
大学と言えば早慶東大京大、そして地元の琉大ぐらいしか知らなかったと思いますよ。
本人の選んだ大学なので任せるというといったところです。

(プロフィールによると沖縄の公立校を卒業後、沖縄で浪人されていたのですね。予備校はどうされていましたか?)

浪人期は沖縄県内の代ゼミサテライン校に行っていました。
後半はほとんど予備校には行かず、オンレクとZ会を平行しながら勉強していました。

沖縄の人はあまり大学で県外に出ないですね。
琉球大学に行く人が一番多いです。
琉大対策専門のそれ専用の塾がある程です。

東京にずっと住んでいる方は実感されないかも知れませんが、実家が東京にある方はいろいろと有利ですよ。受験においてもその後の生活においても。逆に地方は不利な面が多々ありますね。

(なるほど、そほど沖縄から東京の難関私立大学というのは珍しいわけですね?)

指定校推薦で早慶に行く人はいますが、一般受験で東京の難関私大で行くひとはほとんどいないですね。やはり琉球大メインです。

(BUCHO.NETのオンレクはどうやって見つけましたか?)

現役で受験するときにICUの受験情報を集めていました。
その時は掲示板などをチェックしていました。
ICU 受験みたいなキーワードで見つけたのだと思います。

(現役の時はオンレクを受講されていませんね)

最初は自分で対策できるかなと思っていました。
ただ実際受験してみると、自分だけでやるのは難しいですね。
沖縄でICU対策をやっている塾は全くないですし。
参考書も過去問くらいしかなかったです。
だったらサイトでやっちゃった方がよいと思いました。
現役からやればよかったと思いましたが。

(現役の時と、浪人の違いはどのようなところにあるでしょうか)

浪人中英語のリスニングなどはすごく伸びましたね。
かなり聞き取れるようになりました。

後は最初の一般能力考査(現リベラルアーツ学習適性)ですね。
あれはオンレクをかなりマニアックなくらいやりこみました。

(Mさんの時代はまだリベラルアーツ学習適性が一般能力考査でしたね。具体的にはどういう対策をされたのですか?)

オンレクの問題を2,3周はやりました。
やっている内に得意不得意が分かってきて、捨てるところは捨てる、拾うところは拾うというのを徹底するようになりました。

自分の場合は漢字の熟語は苦手で、とても覚えきれないと思ったので、自動的に捨てていました。

(なるほど、四字熟語などはよく出題されるところですが確かにバリエーションが多い問題ではありますね)

逆に図形や論理の問題など得意なものはどんどんやっていくようにしました。
そういうものから先に解いていくことを心がけました。

(併願校はどういったところでしたか?)

早稲田国際教養と中央総合政策、青山国際政治などですね。後はセンター慶應法などです。

(次回に続きます)

一般選抜,自然科学

(ずばりICU国際基督教大学入試の勝因は何でしょうか?)

当日解けたというところが大きいです。
うまく裁けたというか、ちょっと迷ったらすぐ次というような、
かといってあまり飛ばしすぎてもいけないわけです。
その当たりの問題裁きが非常にうまくいきました。

例えば

数学の出題で手がかかりそうだから問題を飛ばしますよね。
しかしほんとうに分からない大問が出ると全部飛ばしそうになってしまいます。
その場合加点できる問題を的確に解いていく必要があります。

そういう見切りをいかに付けるかがうまくいきましたね。

ICUの自然化学は時間との戦いでもあるので、問題さばく能力は非常に大切です。
タイムマネージメントですね。
ある程度場慣れや過去問演習が大切になります。

ただし出題の仕方が教授によるので、例えば化学だといつもパート4つという訳ではなく、パート分けをしていない年度があったりもします。

また最初に長い説明文を書く年もあるし、その都度書いてくれる年もあります。
いろいろな状況に対応できるようにしておくことが大切です。

長文の中にヒントはあるものの、読まなくてもよいという教授の出題もあります。

また読まなくては解けない問題でも、定義がどこにあるかが分かればよいという年度が多いです。
後でどこに戻ってこればよいかをわかるために一度読んでおくのですね。
自然科学の問題文は、1回で全文を理解する必要はありません。

これはICUの人文科学にもにも通じる考えで、長い文章の中から自分に必要な情報を拾っていく技術ですね。

アレと同じ能力です。

もっとも人文ほど厳密にやる必要はありませんが。

(やはりICUの自然科学の長文は最初に目を通すべきでしょうか)

一読はすべきだと思います。

読んでおけばすぐに解けていたのにという問題で、時間をロスしてももったいないです。

ちらっとでも読んだ方が経験上絶対よいです。
読みながらといてもそれほど時間は変わらないですし。

(専攻の化学に関しては何か特徴はございますか?)

化学に関しては2年ごとに先生が替わっているような気がしますね。
つまり2年ごとに出題が変わっている感じがします。

ICUの自然科学はパート分けに出題者の癖が出ます。そのあたりは解いて感じて欲しいですね。
とにかくICUの理系は本当に情報がありませんが、あの問題は普通に勉強するしかないです。

人文・社会科学,ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,自然科学

Rさんインタビュー4

(ICU国際基督教大学の人文科学の勉強はどのようにされていましたか?)

勉強を始めた当初はICU人文科学はかなり苦手としていました。
「オスマン帝国が出てきたらどうしよう」とか。

最初は世界史の教科書をやろうなどと思いましたが、
しかし理系なので文系の勉強までやっていく時間はなくて、
結局ICUの過去問やっていくと知識をつけていきました。

実際にICUの問題は様々な分野の論文が出されますし、読みごたえもありますので、
人文の過去問から相当量な知識を付いたと思います。

(過去問をやりながらその内容をまとめたりはしましたか?)

なるほどと思ったところといいますか、「へぇ、そうなんだ」という風に納得のいった箇所や、
新しい分野の知識などは随時を覚えるようにしました。
またオンレクの解説等で印象的な所は特に記憶するように心がけました。
過去問以外に新書を読んだりということはしていません。

(理系なので現国の勉強はされていませんね?)

予備校の授業や参考書などでは全くしていないですね。しかしセンターのプレ模試をの現国結構やりました。

(文系模試をわざわざ受けるのですか?)

いえ、各種模試でついでに、選択肢方式の国語を受けたりしたということです。
つまりセンター模試だと国語が含まれているので、ついでに受けてしまうわけです。
模試をその場で受けて解説を読んで、という感じですね。
模試だけでも多少練習になりました。分量や内容などはICU入試は違いますが。

(試験を受けてみてのポイントはどこにありそうでしょうか?)

ICUの人文で何が問題か、話が終わるまでが長いです。
よって過去問の練習を繰り返して、実際の試験でも人文を20分前後で読めたのですが、そこが大きかったと思います。
あれを読み切れないと、理系だからと言って有利とはいかないので。
理系受験なら、人文が結構大きいかもしれませんね。

(そのほかの社会などはやっていないですね?)

やっていません。理系3教科に絞った人は、下手に社会に手を出さない方がよいと思います。
理数を固めることに労力を費やした方がよいでしょう。
無理に文系の学習をするより、自分のアドバンテージ(理数)を活かすべきだと思います。

(次回に続きます)

一般選抜,自然科学

Rさんインタビュー3

(それでは実際のICU国際基督教大学入試での自然科学の出来映えはいかがでしたか?)

自然科学はほぼ全問を取れたと思います。問題も取っつきやすく、化学は普通に全問できる前提であったようです。手応えはありました。数学の方も見直す時間がありました。

(時間的にも余裕があったということですね?)

余裕はそれほどでもないが時間はちょうどぐらいでしたが、解いた後に後に不安が残らず、やりきった感がありました。

(オンレクの過去問は役に立ちましたか?)

そうですね、ICUの過去問から傾向と対策は見えてきた感じがします。
過去問を解いて取りこぼさないことがが大事だと分かり、そのような姿勢で勉強を進めていました。

自分は英語が勝負だと思っていたので、特に直前期は英語中心の学習でしたが、英語に飽きたら、数学をやるなど、息抜き代わりに自然化学を勉強していました。

気持ちを切り替える上で、このような勉強の区分けはうまくいったと思っています。

(ICU社会科学との比較になりますが、ICUの自然科学は試験範囲が明確にされており、得点しやすいように思われます。その点はどのようにお考えになりますか?)

そうですね、比較的対策を立てやすいので、理系でICUに入りたいという人に取っては有利な科目です。
特に文転したい理系にとってはいい試験かもしれません。

ただし理系にとっては人文科学がかなり勝負になると思います。
人文がある程度できないとこのメリットをいかせないかも知れません。

(次回理系の国際基督教大学人文科学学習法に続きます)

一般選抜,ICU入試統計倍率偏差値,志願者数・受験者数

一般入試での眞子様効果は?

2010stat012

2月6日に実施され、2月12日合格発表のあった2010年度ICU一般入試は上記のような結果となった。志願者数は昨年度より113人少ない1752人であった。一方、合格者は40人増え、504人となったため、倍率は3.48倍となった。試験タイプ別の内訳を見ると、社会科学の倍率が3.14倍、自然科学の倍率が4.86倍となっており、自然科学選択者には厳しい結果となった。BUCHO.NETの調査において、過去10年間で自然科学選択者の倍率が社会科学選択者の倍率を上回ったのは初めてのケースである。

昨年11月に秋篠宮家の長女眞子さまがICUに合格されたという報道があったが、志願者数は前年度比約マイナス6%となった。しかし後述のように、難関私立大学は志願者数が減少傾向にあり、そのような状況化ではまずまず志願者数が踏みとどまり、一定の報道効果を発揮したとの見方もできる。来年度以降様々な形でICUの報道がなされると予想されるが、今後どのように志願者が推移するかが注目される。

国公立志向を反映、センター利用は増加

2010stat022

同じく12日に合格発表の行われたセンター利用入試においては、志願者数は前年度比15人増の906人となり、倍率も2.84倍に上がった。ICUでは6教科7科目の国立型試験を課しているが、1月実施のセンター試験では昨年度より9387人多い55万3368人が受験、2月上旬時点でも国公立志願者数が大幅に増加している。この国公立志向の受験生の増加が、センター利用受験者の増加につながったものと考えられる。

他の難関私大の傾向

2010年度の早慶上智の受験者数は上記の通り。早慶は3年連続の減少となっており、長引く不況による国公立シフトを反映した結果と言える。一方、上智は3年連続で志願者数が増加している。早慶受験回避者の受け皿となった形だが、同じくミッション系難関私立大学のICUとしては参考にしたいところである。2010stat032

一般選抜,リベラルアーツ学習適性

ICU国際基督教大学学内新聞、The Weekly GIANTS 入試特別号にリベラルアーツ学習適性予想問題を掲載させていただきましたが、問8の解説スペースが足りなかったため、こちらに掲載させていただきます。よろしくご参照くださいませ。

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一般選抜,自然科学

<ICU国際基督教大学の数学に関してはいかがでしょう?>

ICU自然科学の数学は結構手のかかる計算問題が多い印象です。しかし全体の難易度は高くないですね。

ポイントとして言えるのは、13問と問題数が少ないので、1問あたりのウエイトが大きく、検算や見直しを確実にすることが大切です。

また4択という問題形式で、予め答えが出されている試験形式なので、抜け道が用意されています。

つまり計算に時間を要する問題でも、完答する必要はありません。概算で絞れる場合が結構あるのです。

例えば最初の符号が分かれば4問の内2問が消えます。正確に答えを出さなくても答えが出るというわけです。

実際の試験でも数学は若干不安を残して当日を迎えましたが、最後まで答えを出さない問題が多かったです。つまり最後まで解かないスタイルで、時間を節約できたということですね。四択だという事実は活用すべきでしょう。

なおオンレクのICU合格体験記を見る限り、4教科の中でも数学は比較的作り込んである問題が多く、数学を含まない方でやった方が得点が伸びるかも知れません。

理科を2教科やっている方は数学以外の選択を考えてもよいでしょう。
なお国際基督教大学の入試では、当日試験問題を見て、4教科の内の2教科を決めることができます。

(次回に続きます)