ICU国際基督教大学入試受験対策予備校

<STSさん 受験2年目>

(2年目は浪人を決意されたのですね)

はい、浪人です。予備校1(H学院)と予備校2(N講座)に通っていました。ちなみに予備校2のファイルの色は前年とは変わってましたけどね(笑)2年目は最初からICUが第一志望で、1年間しっかり準備して臨もうと思いました。

(具体的なICU対策はどのようなものでしたか?)

予備校2に通うことでしたね。あとは、赤本を前以上に遡って解いたりしていました。予備校2の授業はICU入試にでるような文章を読んで、自ら答えを書かせたりしていました(本番のように選択式ではなく)。「自分で考える力」を身につけさせたかったのでしょうか。最終的には結果は伴わなかったわけですが。

(他の私大対策は順調でしたか?)

可もなく不可もなくという具合でした。科目別では英語と国語は得意としていました。世界史は嫌いでしたが、やらなければいけなかったので無理矢理に詰めました。ちなみに数理は基本的に苦手です。

(私大の併願校はどういったところでしたか?)

早稲田中心で、あとは慶応SFCですね。MARCHやその他の大学も受けました。数にして10校程度でしょうかね。とにかくもう浪人はできないので。

(2回目のICU入試の手応えはいかがでしたか?)

手ごたえはあったと思います(あくまで主観)。1年間やるだけのことはやったつもりでしたからね。ICUを不合格になった日に早稲田の赤本を買いに行ったほど自信がありました。ちなみにICU学内新聞のThe Weekly GIANTSの入試特別号も2年連続も買いまして、翌年も買ったので3年連続で購入しました。ICU学内でも3年連続で買う人は滅多にいなくて、今となっちゃ笑い話ですが(笑)、それでもやはり、結果が伴わなかったのはつらいものがありました。

(2年目の入試の反省点やポイントはどのようなところにあったのでしょうか?)

浪人スタート時から飛ばしすぎて、2月頃にはガス欠を起こしていたかもしれません。あとは、勉強したという驕りというか。「あれだけやったんだから、なんとかなるはず」っていう。でも最後の最後で油断してちゃ世話ないですね。

あとは「物事には縁がある」と悟りました。かなり勉強したICUには落ちて、勉強3日以下の早稲田にはすんなり入るっていう。合格した早稲田の社学は本当にICU不合格の日に赤本を買って始めた程度で、しかもやったのは世界史だけです。国語に関しては、本番の試験中に漢文の存在を知りました(漢文はセンター試験以来、全く見てませんでした)。そんな付け焼刃でも、受かるときは受かるんですよね(自分では納得いきませんが)。

(なるほど、早稲田となると運で受かるレベルではないので、他の教科での積み上げがあったのでしょうが、「縁」というものあるのかもしれませんね。)

それが、2年目の悟りですね!(ICU2戦0勝2敗・・)

<受験3年目に続きます>