ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2021(5) 01mitさん

1. お名前、プロフィール

<お名前>

01mit

<プロフィール>

千葉県立幕張総合高校出身、オーケストラ部に所属していました。趣味は音楽鑑賞です。特にマーラーやラフマニノフが好きです。

2. 受験形態

一般選抜 転編入本科

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8.5割
総合教養得点 = 7.5割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 7割

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校3年生の11月にICUの素晴らしさを高校の資料コーナーでパンフレットを見たことで知り、ぜひ行きたいと思いましたが対策が間に合わず、元々予定していた高校の近くの語学系の大学に進むことになりました。その大学では主に英語を学んでいましたがその間も常にICUのさまざまな「ICUらしさ」に惹かれ続けていました。また、何よりも私の興味のある分野が一通り学べる上にこの大学の理念が私の考える価値観、世界観と合っているようだということで私にはICU以外はないと思いtransferとして入ることを選びました。

6.ICUに期待するところ

私は国際関係学、具体的には紛争や難民問題、アフリカのこと、そして、国連などの国際機構に興味があり、ICUではそれを中心に学んでみたいと考えています。また、平和研究や環境研究、開発研究などにも興味がありさまざまな分野を多角的に学びたいと考えています。もしも機会があればICUのパイプオルガンを弾いてみたり音楽理論を学んでみたいとも考えています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私はICUに憧れていたけれど勉強不足で一年間、別の大学で過ごしたこと、その間もずっとICUの多面的に学べるという魅力に惹かれていたこと、ICU卒業生の方の名前をさまざまなジャンルで見かけ、ここで学ぶことが私の可能性を広げることにつながるだろうと感じたということについて書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

国際紛争、難民問題について深く学んでみたいということ、そして、現在在学中の大学でも学んでいてさまざまな分野で発展してきた今の社会において人間としての尊厳を保つために特に必要だと感じているため、宗教、哲学に関しても学びたいということ、また高校時代にオーケストラ部で学んだことにより非常に強い興味がある西洋音楽も詳しく学びたいということを書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

高校でオーケストラ部で演奏していたことでヴァイオリンを好んで弾いていること、さまざまな高校在学中に経験したこと、弦楽器を弾くことを得意としている事など、音楽関連のことを書きました。

a. 人文・社会科学

基本的にはオンレクの過去問を解き、そこで出てきた知識問題について世界史や倫理、政経などの教科書で調べ、さらにそれに関連した出来事や人、条約などを蜘蛛の巣式に広げて学んでいました。主に世界史、日本史、倫理、政経の教科書や資料集を見て学び、わからないことはインターネットで調べ、ただ記憶するのではなく内容を理解するということを意識して勉強していました。また、前の大学では宗教学や米国外交論など試験に出てくることが多い分野の授業をたくさん取り、一度試験のための勉強をしているということは置いておいて試験に出てくるレベルを超えて詳しく学んでみるようにしていました。また、読解に関してはたくさんの本を読み、大量の文章に慣れることで試験問題を解くときの抵抗感が消えていき、楽に解けるようになったと感じます。11月ごろには何気なく読んでハマってしまい、「ハリー・ポッター」を全巻、7日ほどかけて読んだりしていました。今回の英語のリスニングにもそれが役に立ったので結果的に読んでいてよかったなと思います。そして、新書もたくさん、特にICUの先生が書いた本を買って読んでみるようにしていました。これは特に人文・社会科学の試験に直接役に立ったように思います。

b. 総合教養(ATLAS)

これはまさに、大学の授業を受けることがそのまま対策になっていたなと感じます。講義を聞く際に普段から要点をわかりやすくメモするようにしていました。そして、1番効果的であったと感じるのはオンレクで実際に問題を解いて慣れていくということだと思います。そうすることで、私はいわゆる文系ですが「理系にしか解けないだろう!」というような問題が出てきたとしても抵抗を持たずにとりあえず試しに解いてみる癖をつけていました。私は総合教養の試験のためになにか新たに教科書を開いて勉強をするといったことはしていませんでしたが、気持ちの面で、焦らず、落ち着いて、抵抗を持たずに取り組めるようになっておくことが重要だったのかなあと感じています。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

私は日本で生まれ、育ち、留学などはしたことがなく英語を聞くということが全くできなかったためリスニングはまず、TEDでさまざまな人の英語を聞き耳を慣らすところから始まりました。特に試験用のテキストを買って勉強するといったことはしていません。さらにYouTubeで興味のあるさまざまなジャンルの動画を(音響機器に興味があるのでその紹介をしている人の動画を見たり、イギリスやアメリカのコメディアンやアーティストがやっているチャンネルの動画を見たりしていました)とにかく毎日好んで見ていました。これはただ私が興味があって見ていただけなので全く勉強をしているという感覚ではありませんでしたがこれによって段々と英語が聞き取れるようになっていっていたと感じます。

<リーディング>

これはとにかくたくさんの英文を読むこと、それから語彙力をつけることかなと思います。単語帳はTOEFL用の3800語載っているものを使っていましたが、これが効果的であったと思います。最初は一つ一つの単語を(全ての意味が単語帳に載っているわけでもなく不安になったので)英英の辞書で調べ、意味や定義を理解し、それ以降はとにかく何度も繰り返し、覚えるまで毎日確認していました。
英文はオンレクで量をこなし、時間を見つけて比較的簡単だと言われる英語の本を読むなどしていました。また、TOEFL用の長文読解のテキストも購入し、速読と精読が使い分けられるように練習をしていました。文法は高校の時に使っていた参考書を使っていましたが、それで十分だったと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

総合教養の試験ではリスニングが終わった後に封を開けて問題を解き始めますが、この封を綺麗に剥がそうとしているとなかなか開けられません。実際に試験でもかなり多くの人が開けるのに苦労していたように思いますが、これはただその封を破って開けてしまえばすむことだと思います。私はそうしたので特に慌てることもなく問題に取り掛かることができました。試験はとにかく焦らず、家で解いているくらいの感覚で、リラックスして解くことが大切だと思います。試験勉強ですが、ICUに関しては特に過去問をたくさん解いて問題の傾向を掴んでおくことが1番大切だと思います。

8. 最後に一言

ICUの試験は考えさせられるものが多く、読み物としても素晴らしいものだと思います。毎年毎年さまざまな考え方を試験問題から得ることができます。ぜひ、ただ受験勉強をするのではなく試験問題に出てきた話題について自分はどのように考えるかよく考えてみてください。その点でオンレクを受講して90年代から過去問を解いてみることは良いことかなと思います。(ソ連の解体、冷戦の終結、9.11など、さまざまなできごとに対する当時の先生方の思いを伺うことができます。)頑張ってください!

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