ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2021(14) うにゃにゃんにゃんさん

1. お名前、プロフィール

<お名前>

うにゃにゃんにゃん

<プロフィール>

偏差値50ちょいの総合高校出身
予備校は東進と都内予備校

現役時に全落ち

一浪時にGIS(H大学)に進学

転編入本科でICU合格

2. 受験形態

一般選抜 転編入本科

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 9割
総合教養得点 = 7.5割
英語リスニング得点 = 6.5割
英語リーディング得点 = 6.5割

(2020年のセンター)
英語 160(38)
国語 144(97/10/37)
世界史B 22

4.併願校

2020は
GIS 補欠合
中央大学国際情報学部 不
成蹊大学経済学部現代経済学科G方式 補欠合
順天堂大学国際教養学部 合
2019は
順天堂大学国際教養学部 補欠不

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校のカウンセラーに進められ、HPを見たらひとめぼれ。
オープンキャンパスやICU祭に行くごとに行きたい気持ちが強くなりました。
惹かれた部分は実は英語ではなく、1学年の人数が少なく生徒同士の距離が近いから「あ、この大学だったら自分が日頃疑問に思ってることを吐き出してもみんなで議論できるんじゃないか」と、ICU生の深く考える力、それと環境に惹かれました。

6.ICUに期待するところ

とにかくディスカッションにオープンなところです。これは他の大学では味わえないはずです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ICUはリベラルアーツを学び、クリティカルシンキングを育む大学だと存じています。私は小中高での学びは嫌いでした。なぜならディベートやディスカッションなど、自分の考えを出して自分以外の人間と真摯に向き合うアクティブラーニング型の学びがあまりにも少なすぎたからです。ICUではそういった学びができるということで興味を持ち、文化祭に行ったところ生徒1人1人の主体性の強さに驚きました。文化祭でのモデル授業の制作を生徒が行なっていると聞き、自分がやりたいことはICUに行けば実現できると確信しました。他の大学を見てもICUほど希望を持てる大学は見つかりませんでした。これが私がICUを1番に志望する理由です。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

ICUの特異なカリキュラムを最大限に活かして、様々な分野の授業を履修したいです。
他の大学のように、文系は文系、理系は理系というスタンスでは偏ったものの見方を育む危険性を孕んでいます。また、他大学の国際教養学部はリベラルアーツを謳っていながら行き着く先は地域貢献や環境保全です。勿論それらの方針には根拠があることや、リベラルアーツにも欠点があることは承知しています。しかし私が求めているものは多様な視点であり、それを育むためには幅広い教養が必要です。ICUでは英語教育やアクティブラーニングをはじめとした教養科目、論理的思考力を身につける授業などを活用して自分の世界を広げ、次の世界を冒険するための準備を整えるために費やしたいと思います。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

音楽が好きです。高校では軽音楽部に入り、ギター、ベース、ドラムを練習し、それぞれの楽器で文化祭や校内ライブ等で演奏しました。夏休みに総合学科連携講座という神奈川の総合学科の高校の生徒が集まり1単位分の講座を受けるという企画で、DTM作曲講座という作曲を学べる講座を2年連続で受講しました。そこでは作曲を学ぶだけでなく、違う高校間、学年間でのコミュニケーションを経験できました。

a. 人文・社会科学

人文 ・社会科学は現代文チックな出題なので、東進で林先生の私大現代文対策および国公立大現代文論述対策の講座で基礎力を身に着けました。
直前期はオンレクで過去問をひたすらやって、「慣れ」させました。多分20年分くらいやりました。
人文 ・社会科学は超長文が出るので人によって読み方は様々だと思いますが、私は先に問題文を最初の五問分くらい読んでおいて、それから本文に行き対応箇所を次々参照して答えていく方式で進めました。
内容面に関してですが、正直僕は勉強しなくても現代文ができるタイプだったのでアドバイスはわからないです。
ただ1つだけ言えることは「答えは本文中に絶対に書かれている」って事です。
そんなことわかりきってるよ、聞き飽きたよと言うかもしれませんが、本文をただ見るだけでは答えはわかりません。書かれていることを正確に整理して、それらを少し理系チックに論理的に組み合わせて考えて初めて分かるようになります。
現代文が得意だと思っていたはずなのにICUの問題は難しいと考える人は、整理力か論理力のどちらかが弱いのかもしれません。大丈夫です、現代文と同じ方法で人文 ・社会科学は解けるようになります。ただもう少し論理的に考えなくてはいけなくなるので、センターレベルの現代文で満点近く安定して取れるように基礎力を付けなおすことをお勧めします。

最後に、人文 ・社会科学で受験する人に対してこれだけは伝えたい事があります。
「テクニックで人文 ・社会科学を解こうとするな。自室で本を読む時のようにワクワクした気持ちで解け。」
入試当日にこの言葉を思い出してくれたらな、と思います。

b. 総合教養(ATLAS)

総合教養はとにかく問題形式が独特なのでオンレクで「慣ら」しました。オンレクに出ている問題はすべて解きました。
コツなんですが、オンレクに収録されている総合教養対策は数が限られているので、1月直前期に見たことがない問題でリハできるように2から3個くらいはやらずに残しておくべきです。
なので2、3個やらない問題を決めたらそれ以外の総合教養を1月1個ペースで消化していき、1度解いた問題を何度も繰り返して見直し解きなおしすることで 直前に見たことない問題で対策できることと出題形式に慣れることの両立ができます。
内容面に関してですが、part2とpart3は私は人文 ・社会科学と同じなので割愛します。
part1は、ぶっちゃけメモ一切取らなくても全然解けるんじゃないかな~って思ってます、あくまで個人の感想なのであしからず。メモを取ることより重要な事は話の全体像をつかむことです。総合教養は毎年1つのテーマを決めてそれに関する話を膨らませていく形式を取っているのでテーマを把握することはめちゃ重要です、ただあんま得点には直接は結びつかないです。次に大事なことは話のパート分けをすることです、ここは比較的得点に結びつきやすいと感じます。およそ1つの講義で、3~4個のパートに分かれています。ICUが好きなパターンは2つあって、人で分ける方法と時代で分ける方法です。前者は歴史上の偉人を列挙して彼らの業績を紹介する方式で、後者は大まかな時代を分けて起こった出来事を紹介していく方式です。これら以外のパターンもあるので詳しいことは過去問解いて慣れてください。大体1パート1、2問程度出題されてそうです。
part4は、僕は総合高校だったので文系も理系も授業が取れたので基礎知識ぐらいはあったので比較的取りやすかったのですが、そうでなくても大体とれる問題で構成されているはずです。おすすめは高校受験対策本を買って理系科目を対策することです。大事なことは、「理系的な考え方を身に着ける」ってことなので高校レベルの数学や理科をやる必要はありません、中学レベルで十分です。

最後ですが、総合教養も人文 ・社会科学と同じく、「楽しんで」解いてください。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

私は純ジャパなので英語、特にリスニング対策が鬼門でした。
なので私は一風変わった対策をしました。
それは、「帰国子女と似たような経験をする」って事です。
まあ内容はなんてことない、オールイングリッシュで授業してくれる塾を見つけてそれを受講するって事なんですけど。
通っていた予備校はTOEFL対策講座があって、その授業は全部英語、生徒も英語で話さなきゃいけないんですよ。週500分買って耳を慣らしてました。
その後僕は幸運なことにGISから合格をもらえたのでこの対策法は継続することができました。
リスニングに関しては「慣れ」以上のことは言えないので、環境整備にお金を使うことが一番効率がいいんじゃないかと思いました。家族に英語しゃべれる人がいる人マジうらやましすぎる。

ちなみにyoutubeとかTEDで対策するのは個人的にあまりお勧めしません。結局聞き流しちゃうのであまり慣れません。リスニングを身に着ける最短の方法は「スピーキング」だと思います。環境整備は難しいですが、2人以上で話せる環境が作れるとリスニングのみより5から10倍くらいのスピードで英語リスニングに慣れることができます。

<リーディング>

英語(リーディング)は、とにかくとにかくとにかく…時間です。

慣れてください。

正直GISで1年過ごしてめちゃくちゃ英語力ついたなと思っていたんですがそれでもICUのリーディングはギリギリでした。多分帰国子女の方々も時間に関してだけはやばいと思ってると思います。

そんな激ムズ英語に対して純ジャパができる対策は「要約」だと思います。
これはリスニングでも同じ対策ができるのですが、要約をすることで文が本当に伝えたい核となる部分を見つけ出す訓練になります。何度も要約を繰り返すと核を見つけ出すコツが見えてくるので、文が言いたいことを見つけ出すまでの時間がどんどん早くなっていきます。結果的に、文が以前より信じられないほど早く読めるようになる、かつ文が言いたいことがすんなり頭に入ってくる、という状況を作り出すことが出来ます。

具体的なやり方ですが、まずICUでも何でもいいので文を1つ読みます。次におよそ150 words程度で要約します。ここでのポイントは、3段論法を意識してなるべく簡単、簡潔に要約します。もし文字数が足りない場合は重要なポイントを見逃してるはずなので探しましょう、もし文字数オーバーした場合は不要なことを書いているはずなのでもう少し簡潔に書きましょう。
これは入学後のアカデミックライティングにも通じることだと思うし身に着けておくと自分も理解しやすくなるし説明もうまくなると思うので身に着けておいて損はないと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

アドバイスは前々から述べているように、「試験を楽しむこと」ただ一つです。

実はこれは難しいことで、どうしても高得点を取らなければいけないっていう気持ちになってしまうので、先生方から教わったテクニックを総動員したり、特に英語リーディングでは練習より明らかに早すぎる速度で読もうとしたりしてかえって内容が理解できず得点を落としまくることはありがちです。
実は2020に全く同じ状況に陥りました。英文量が明らかに例年より多く、また焦りから内容が全く頭に入らず、結果リーディングのほとんどを感で解く羽目になりました。
そういった状況に陥らないために大切なことは、「わからなかったら、それでいいや」と割り切ることです。もっとも犯してはいけない過ちはわからないわからないとどんどん冷静さを失うことです。なので、もし文が理解できなくても、聞き逃した文があっても、それならそれでいいやと割り切ることがかえって有効です。
それともう一つ大切なことは、「ICUの問題を解くことが楽しい」というメンタルにすることです。説明することはできないのですが、文を読んでいて、楽しいと感じた時は確実に正答率が高くなります。
なので皆さんは、「試験を楽しむ」事を最重要視してください。大体映画見てる時と同じ感覚です。

8. 最後に一言

私は試験の休み時間に参考書を開いて勉強している人が気に食わなかったので、変女(著:此ノ木よしる)をおもむろに読んでやりましたよ、そのくらいのお気楽さでいいんです。
おそらく科目が1、2個終わったころには今まで経験したことがないようなプレッシャーに襲われて心臓がバクバクいっていることでしょう。けどそのプレッシャーはあなたが一生懸命努力した証でもあります。それに、この先の人生でこれほどまでのプレッシャーを感じることはもうほとんどないと思います。ならば楽しみましょう、押しつぶされそうなプレッシャーやストレスも全部まとめて味わっちゃいましょう。それは人生で貴重な経験になるはずです。

最後になりますが、私はあなたが選んだ選択を心から応援します。是非ICUに合格してキャンパスで会いましょう!

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