ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2022(8) yuttiさんの場合

2月 18, 2022

1.お名前、プロフィール

<お名前>

yutti

<プロフィール>

偏差値50台の自称進学校から地方国立大学に入学後再受験

2.受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割くらい
総合教養得点 = 8割くらい
英語リスニング得点 = 7割くらい
英語リーディング得点 = 9割くらい

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

現役で受ける際に元々知っていて、少人数教育や幅広く学問に触れることができることELAに惹かれて受験を決意しました。自分が通っていた大学の先生からの一方通行な授業に飽き飽きしていたことも再受験を決意するきっかけになりました。

6.ICUに期待するところ

ジェンダー学に興味があるので現段階ではジェンダー学を学びたいです。また、ELAを通じて自分の英語力に磨きをかけたいと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

少人数教育を通じてさまざまな人の意見に触れ合い、自分の知見を広めたいといったことを書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

ジェンダー学を学習して世の中に蔓延る差別を可能な限り解消して、これからの世代の選択肢が理不尽な制約を受けないように社会の中で声を発していきたいというようなことを書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

バイトでの経験を書きました。

a. 人文・社会科学

オンレクの過去問を推奨度を高いものを中心に解き進めていきました。解説を見る前に間違えたところはチェックだけつけといてもう一度本文を読み直し、残りの選択肢から正解を選べるかどうかやっていました。あとは普段から新書を読むようにしていました。参考までに過去問の得点率は古いものだと6.5-7割くらいで、直近の10年分は8割-9割くらい得点していました。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクの過去問を解きました。文系でしたがPart4も直近の過去問では与えられた情報をしっかり理解できていれば知識がなくても解けるようになっている問題が多いので、特別な対策はしませんでした。参考までに過去問の得点率は7-8.5割くらいでした。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

過去問を解きつつ、Part2Part3は全てシャドーイングを行いました。Part1に関しては似たような問題が毎年出題されるので期間を空けて2回ほど解き直しも行いました。直前はキムタツの東大リスニングsuperを使っていつもより速い音源を聴いて問題を解いていました。問題の先読みができないので、聴きながら問題を解く訓練を早い段階からおこなった方が良いと思います。また、近年はPart3のリスニングが長くなっているので集中して聴くために長めの音源を聴くのも良いと思います。(私はPodcastで6 Minute Englishと60-Second Scienceを聴いていました。)参考までに過去問の得点率は8-9割でした。

<リーディング>

オンレクの過去問を解きました。単語帳はトフル3800を使いました。時々気分転換にSFCの英語を解いてました。分量が多く、文章が難しいというより、選択肢で迷わせてくることが多いので初めはディスコースマーカーを意識して読んだり、精読をして正確に読むことを心掛けました。シャドーイングをやっているうちに読むのは速くなっていました。参考までに過去問の得点率は8-9.5割でした。また英検1級とIELTS7.0を所持していました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

人文社会と総合教養の問題は、昔に比べて、最近の問題は知識問題よりも読解問題や思考問題が多いと感じました。知識を暗記することに集中せず、さまざまな文章を読んだり、またオンレクの解説は詳しいのでそこからたくさんのことを学ぶべきだと思います。周りを見る限り英語に関しては以外と点数が取れていない人の方が多い気がしました。なので、英語で点数を伸ばせると周りの受験生よりも優位に立てるのかなと思います。特にリスニングを頑張りましょう。

8. 最後に一言

ICUの過去問は解くことによって自分の教養も高めてくれるとてもユニークな問題です。オンレクを使用している人は得点率や偏差値が気になると思いますが、それ以上に大切なのは過去問に真摯に向き合って過去問を楽しむことです。最後まで諦めず、投げやりにならず、楽しみながら頑張ってください!