ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2022(14) ろくろさんの場合
ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2022(14) ろくろさんの場合
1.お名前、プロフィール
<お名前>
ろくろ
<プロフィール>
都立高校出身
駿台で英語の講座を受講
2.受験形態
一般選抜
3.予想得点
人文社会または自然科学得点 = 9割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 4割
英語リーディング得点 = 6割
(共通テスト得点 参考)
世界史92点
地理77点
国語152点
英語L83点
英語R96点
4.併願校
慶應文、早稲田文、上智英文
5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
高校の先輩でICUに行った方がいて、その人から受験を勧められた。リベラルアーツの考え方や、校風が自分に合っていると感じた。
6.ICUに期待するところ
文理にとらわれない様々な角度からの学びと、ELA。将来やりたいことが決まっていないので、興味のあるものはかじってみて、自分の進路決定に生かしたい。英語は社会に出る前にやっておこうと思っていたので、一年どっぷり浸かって、実践的な英語を身につけたい。
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>
将来やりたいことが決まっていないから、3年で専攻を決めることとリベラルアーツに魅力を感じたという趣旨のことを書いた。
<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>
文化祭でリーダーをやったことと、部活動で部長をしたことを書いた。
a. 人文・社会科学
先に問を少し読んでから、段落ごとに文章を読み、問題を解くという流れで過去問を解いた。読書が好きで受験期でも新書を中心に本を読んでいたので、様々なテーマの文章でも比較的対応できたと思う。
b. 総合教養(ATLAS)
過去問を解いた。毎回時間がかなりキツかったので、選択肢に迷う問題は後回しにして時間内にひと通り解くことを意識した。講義を聞くパートでは、具体的な数字は必ずメモするようにして、あとは論理の繋がりや流れを意識してメモをとった。
c. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
TEDで毎日英語を聞いた。スクリプト字幕無しで聞き取る→スクリプトを見ながら聞く→聞き取れなかった単語や表現をメモ。音読は自分はあまり効果を感じなかったのでしなかった。問の先読みができないので、問題の中心になっている単語だけチェックして、あとは聞くことに専念した。今年のリスニングは緊張もあってか難しく感じた。
<リーディング>
学校、駿台の教材ややっておきたい英語長文などとにかく量をたくさん読んだ。問題を解くのに加えて、文章や段落ごとに日英で要約を書くのも習慣にした。単語はターゲット1900と鉄壁を使用した。英語を英語のまま読むことができる(頭の中で日本語に変換しない)と、リーディングは楽になると思う。
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
時間配分はあくまで目安にすること。私は細かく試験中の時間配分を決めて解いていたが、本番は難易度も分からないし慌てるので、計画はあくまで計画と思って解く。あとは読書。入試問題になるような文章に慣れるし自分の教養にもなる。
8. 最後に一言
ICUの受験は、入試問題の形式に慣れることを除けば、他大の対策や学校での教科の勉強がそのまま生きてくるものだと思います。文章を楽しむつもりで、気持ちを楽に。あと、教室にもよりますがICUの机とイスはタブレット型で結構解きづらく、鉛筆を何回も落としました。でも試験官の方はフレンドリーで、最初に机のことを自分でネタにしていたくらいなので、心配しなくて大丈夫です。