ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2024(4) コロンブスさん

1月 30, 2024

1.お名前、プロフィール

<お名前>

コロンブス

<プロフィール>

みんこうで偏差値44の私立高校出身
陸上部

2.受験形態

総合型選抜

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

初めて知ったのは、中学校の同級生が付属校に受かった時です。最初は名前かっこいいなという印象でした。
高校に入って、海外に興味を持ち始めた時、ICUを調べ英語教育や留学制度が充実している点、異質で刺激が強そうな点に魅力を感じいきたいと思うようになりました。

6.ICUに期待するところ

ELAと留学、多様な授業を通して様々な人と関わり、刺激の強い4年間にしたいです。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

私の夢を叶えるには国際的社会人を育成するICUの教育カリキュラム、多種多様な学生と共に学ぶ環境が必要不可欠であるということを具体性をもって書きました。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

私自身が昔から強く感じていた日本の同調圧力について書きました。過去と未来の自分の変化を簡潔にわかりやすくまとめました。

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

私はICUの理念である「多様な価値観を持つ人々との共生の実現」に貢献できる人間であるということを、自分の特徴や経験を全面に出して伝えました。ここでも固有名詞や結果を出すことでわかりやすく伝えることを意識しました。

b.小論文(1,500字)

小論文は、「社会的または国際的に関心が高まっている時事問題」を選択し、日本の外国籍児童生徒の教育支援について現在の課題や解決策を述べました。ここでも、自分の日本語講師を務めた経験や日本語教育施設でのインタビューで得た情報を基に書きました。経験が自分の意見の裏付けになるように書き、説得力があるようにしました。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析(800字)

二週間の米国短期留学で、チームの和を促進するサーバントリーダーとして自らの役割を果たしたことを書きました。ここでは、自身の長所である共感力の強さだけではなく、短所である判断力の弱さも述べ、今後自分がリーダーの役割を果たすうえで必要な能力をICUでの学びに繋げて書きました。

d. 推薦状2通

担任の先生と高校の校長先生に書いていただきました。

e. 成績書類

評定平均 = 4.3
英語成績 = IELTS5.0

f.一次試験(書類審査)のポイント

ICUがどのような人を求めているのかを自分なりに理解すること、
自分の特徴や意見、経験を良い面も悪い面も含めて素直に書くこと、
書類全てに一貫性を持たせること、が大事だと思います。
そうすることで、他の人では真似できない自分だけの書類を作ることができると思います。
あと、書類の数は多いですが文字数が少ないので、伝えたい要点を簡潔に書くといいと思います。

g.面接 (二次試験)

用意してた質問で実際に聞かれたのは志望理由だけでした。あとは大学での学びについてと書類で書いた内容についてかなり深掘りされました。最後はある主張に対して教授とディベートのようなことをしました。全体を通して面接というより会話感が強かったです。教授は優しかったですが、面接中はやはり緊張感がありました。

二次試験ポイント

一次の書類で書いたことは自信を持って言えるようにしておくことだと思います。あと私は聞かれませんでしたが、なぜICUでなければいけないかもはっきり言えるといいと思います。

8.最後に一言

このサイトは高校一年生の頃から見ており、とてもお世話になりました。
しかし、正直このサイトの合格体験記や周りの受験する友達と自分を比べ、不安になることもよくありました。
高校の偏差値も低い、評定も高くない、英語の能力も低い自分なんて、、と思っていましたが、こうして合格することができました。大事なのはやはりICUに自分が合っているかだと思います。自分はICUに向いてるなと感じた方は誰にでも可能性があると思います。自信をもって、頑張ってください。

<追加の質問>

・「日本語講師を務めた経験」について
高校生で日本語講師を務められたというのは貴重な体験かと存じます。
どのような施設でどのような形で教えていたのかなど、差し支えない範囲で教えて下さい。

→最初は、国際交流センターに連絡をし、近所の日本語教室で授業を見学をしました。何回か説明や見学を繰り返し、日本語講師の見習いとしてバングラディシュ、中国、フィリピンの生徒に日本語を教えていました。授業は一対一で行い、学校からもらった課題や教室にある日本語の参考書などを個人のレベルやペースに合わせて教えていました。
小論文でも実際に現場で教えた経験から感じたことを強調して書きました。

・推薦状を高校の校長先生にお願いした件で
校長先生に推薦状を書いていただけるのは素晴らしいことかと思いますが、AOで所属校の校長先生の推薦状をお願いする方は少ないように思われます。どのようなきっかけで校長先生にお願いしようと思ったのか、ご快諾いただけたのかなど差し支えない範囲で教えて下さい。

→私が校長先生に推薦状をお願いした理由は、私が行った様々な活動を近くで見ていてくださった方だからです。校長先生とは部活動やボランティア活動、留学などでご一緒させていただく機会が多くあり、どの先生よりも親しみがあったため推薦状をお願いしました。