ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2025(23) Mimosaさん
<お名前>
Mimosa
<プロフィール>
数年前に高校を卒業し、海外留学や日本国内で様々な経験をしましたが、これらの経験を通して気づいた事や感じた事を学際的に追求したいと思い、今年初めて大学受験をしました。ICUが第一志望校でしたが、勉強に関してはかなり久しぶりだった為、予備校の高卒生クラスへ通いました。
2.受験形態
一般選抜
3.予想得点
人文社会得点 = 7~8割
総合教養得点 = 7~8割
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 8割
(共通テスト得点 参考)
英語リスニング 93
リーディング 96
国語 149
世界史 91
4.併願校
上智 総合グローバル、総合人間
立教 異文化コミュニケーション
慶応 文
早稲田 社会科学
5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
知り合いが何人かICUに通っていた事もあり、学校の存在については以前から知っていました。
ICUを志望したのは、リベラルアーツに魅力を感じた事とキャンパスの雰囲気が心地よく感じられたからです。特にオープンキャンパスでの模擬授業や講演会を通して、リベラルアーツ教育に惹かれるようになりました。
6.ICUに期待するところ
多様なバックグラウンドを持った人達と学ぶ事が楽しみです。物事を色々な視点から見て、考えられるようになりたいと思ってます。
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>
今までの経験から得た事柄を学際的に考え、新たに学ぶ分野と繋げていきたい。リベラルアーツ教育を通して、多角的に考える力や広い視野を持てるようになりたい。
という事を書きました。
<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >
幼い頃から打ち込み、留学した目的でもあるクラシックバレエについて書きました。
a. 人文・社会科学
オンレクに大変お世話になりました。
始めた頃は、文章を読む事に慣れておらず、時間内に解き終わらなかったり、全く点数が取れなかったりする事が続きました。しかし何年分か進めることで、傾向が掴めたり、時間をかけて考えるべき問題とそうではない問題を見分けられるようになり、時間内で解き終わるようにもなりました。
b. 総合教養(ATLAS)
総合教養も人文社会と同様に、繰り返し問題を解く事で慣れていきました。私の場合、高校卒業からかなり時間が経っていた事もあり、自然科学系の問題はかなり苦手意識がありました。ですが、少し考えれば解ける問題もあるので、そのような問題は確実に取れるようにしようと意識していました。また、人文社会でも総合教養でも、知識問題でわからなかった事はノートにまとめるようにしていました。
c. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
音声の全体を理解しようとするより、問題を先読みし、答えになる部分に注意して聞くようにしました。私の場合は、パート1は短い分聞き逃してしまう事が多かったので、終わってしまった問題にとらわれず、問題の先読みを優先するようにしました。
<リーディング>
英文の読み方などは予備校の授業で習ったので、習ったことを実践する場としてオンレクを利用しました。ICUの問題は難しい問題と優しい問題がかなりはっきりしているので、難しい問題は深く考えず、時間が余ったら戻るようにしていました。
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
オンレクに取り組み始めた頃は点数が取れずどうしたら良いものかと悩みましたが、繰り返し取り組むことで段々と点数に繋がるようになりました。繰り返すことが大切だと思います。
8. 最後に一言
ICUの入試で取り上げられている内容は興味深く、勉強も楽しかったです。特殊な入試で受験を躊躇ってしまう人もいるかもしれませんが、私は過去問を通して教養が深まったと感じます。
学業から少し離れていた私からすると、受験勉強をしたこの一年間は新しい発見が沢山あり、楽しかったです。受験勉強は大変なこともありますが、勉強に打ち込める貴重な時間でした。
(追加の質問)
・バレエ留学をしてよかった事と大変だった事は?
バレエ留学中は、バレエ界の第一線で活躍する指導者やダンサーの方々に教えて頂いたり、有名な振付家と作品を作るという、日本ではなかなかできない体験をさせて頂きました。そのような環境で、文化の違いや芸術に対する様々な考え方があることを知れた事がよかったです。
また、コロナ禍と重なってしまったので、練習や公演が例年通りできないもどかしさや焦りなどで、メンタル面では大変な事が多かったと感じます。