ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

JICHO

<プロフィール>

都立高校→H大学→ICU

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:ICU編入(トランスファー)
年度:2007年度
合格:社会科学科br> 第1志望:社会科学科
第2志望:人文科学科
センター方式:受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 5割
人文科学得点 = 6割
社会科学得点 = 8.5割
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 8割

4.併願校

N/A

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

一緒にバンドをやっていた先輩がここの大学にICU編入(トランスファー)で入っていて、その人から『ウチの大学の方が相性いいんじゃない』と言われ、実際に行ってみて納得。ICU編入(トランスファー)を決意。

6.ICUに期待するところ

とりあえず英語運用能力の養成にはかなりの期待を置いています。 前の大学では、学部が社会系だったこともあるけれど、ほとんど留学生も帰国もいなかったので、英語の力がびっくりするほど落ちました。ですので、入ってから英語のリハビリします。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

N/A

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

アメリカのユニラテラリズムの要因とその方向性を日本の対外政策と関連させて学びたい。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

音楽鑑賞、美術鑑賞、読書、旅。

b. 一般能力考査

夏季に予備校のICU対策講座をとって、その時にもらった教材で知識の習得。
あと、SPIをちょっとかじりました。
試験本番は、2001年ICU編入(トランスファー)合格のたかさんの方法(2001年度合格体験記参照)を使わせていただきました。
先人の知恵に感謝 m(__)m。
実際につめこんだ情報が役に立つことはほとんどないので、頻出問題以外は直前に情報を入れればいいと思います。

c. 人文科学考査

こちらでも、たかさんのを使わせていただきました。いつもお世話になっています。 ですが、今回の場合自分の処理能力があまりにも遅いため、残した30分で全部回答しきれませんでした。だから、このせいで終わったなと思ったけれど、それまでの自分の正答率の高さに根拠の無い確信があったので、すぐアタマを英語に切り替えました。 ちなみに、人文と英語はお昼の後なので、極度に眠くなるため、コーヒーとか飲むといいかも。僕はRed Bullを持っていき、翼を生やして挑みました。

d. 社会科学考査

社会学系の本は読みなれていたので、今年の論文はすぐ理解でき、回答に時間を多く回せました。おそらく、どれだけ速く論文を咀嚼して、問題の審議にどれだけ時間をかけられたかが、 今年の合否の分かれ目だったと思います。 だから、まず試験では論文を見て、どれぐらいの難易度で、回答数と比してどれくらい読むのに時間を割けるかを頭の中に置いておいたら僕の人文のような結果は避けられると思います。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
基本、TOEFLの本で対策しました。 TOEFLではICUよりもずっと長い長文が読まれる問があるので、その対策をしていて良かったです。傾向が変わったおかげで、だいぶここでアドバンテージを取れました。もし例年どおりだ ったら受かってなかったと思います。 あ、リスニング練習にはできたら音響が悪いヘッドホンを使った方がいいかもしれません。 僕はいつもBOSEのQuietComfortというビジネスクラスが使うくらいの音響環境でいつも リスニングをしていたため、ICUのスピーカーから流れる音が始め、声と認識できませんでした(笑)

<リーディング>
こちらもTOEFLを。時間内の問題処理は大学入試よりTOEFLの方がシビアなので、だいぶしごかれたおかげで読解力も速くなりました。 でも、ICU以外の入試ではTOEFLの本はお勧めできないので、ICUの入試前にななにか模試的なものとしてやった方がいいかと思います。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

人にアドバイスできるほど自分がやってきたことに自身をもてないので、とりあえず入試までにつかった教材を列記するので、興味がある人は見てみてください。
・そうだったのか現代史
・TOEFLテスト190点リーディング/リスニング
・畠山のスパッとわかる政治経済爽快講義
・新書(最上敏樹教授や村上教授を中心に)
・VOA、週間ST(リスニングサイト)

8. 最後に一言

よくICUは特殊な大学だと言われますが、どの辺りが特殊なのか自分なりに考えてみました。
それで、以前在籍していた大学と比べてわかったのことは、ICUは要領がいいだけでは入れないということです。中にはそういう人もいるとは思いますが、それはごく一部だけ。
自分が知らない、感じたことが無いことに好奇心を抱き、それを知ろうとし、最大の配慮が出来る。
そんな人たちが集まる大学、それがICUだと僕は考えています。
「自分の知らない世界を知りたい」それを求めた先にICUがあって頑張れるならきっと、結果も付いてくると思います。

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

つるっつ

<プロフィール>

群馬県立高崎女子高等学校
吹奏楽部に所属してました♪
楽器を演奏したり、音楽を聴くのが好きです。

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2007年度
合格:国際関係学科
第1志望:国際関係学科
第2志望:教育学科
センター方式:受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 6割
人文科学得点 = 7〜8割
自然科学得点 = 自然、6〜7割
英語リスニング得点 = 4〜5割
英語リーディング得点 = 5〜6割

4.併願校

早稲田大学 
津田塾大学 

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

今世界で、または日本で起きている、いろんな問題に興味があったんです。
まずは私に何ができるのかを知ろうと思い、とにかく広く学べるICUにしました。

6.ICUに期待するところ

まず、英語を極めたいです。目的でなく、手段としての英語を身につけたい。
その次は目的通り、いろいろな教授のお話を聴いて、自分の視野を広げたいです!

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

未来の自分には、ある職業に就いていることではなく、確かな自分を持ち、人間として大きく育っていてほしい。ラジオで大宅映子さんが、自由にものを考えられる原点はICUだったと言っていたので興味を持った。リベラルアーツ、少人数制を通して、広い視野と、それを何かに繋げて生かす能力を身につけられると思った。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

未解決の問題があふれている現代の世界で、自分に何が出来るのかをまずは探したい。日本から世界を見ることと同時に、世界の中の日本を知ることが必要だと考える。世界の人と同じフィールドにたつための基礎力を、十分身につけたい。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

中学、高校と吹奏楽を続けている。ここまで続けたのは、楽器演奏が好きなだけではなく、メンバーで一つの曲を作り上げることに楽しさや喜びを感じるからであると最近気がついた。

b. 一般能力考査

私が偶然オンレクを知ったのは12月なので、それからはオンレクをひたすらやりました。それまでは、とりあえず国語常識と思って、ことわざや慣用句の本を学校の休み時間などに読んでいました。 オンレクのお陰で、自分の得意・不得意もわかり、どの問題を飛ばして、どれに時間をかけるかという作戦を立てることが出来ました。

c. 人文科学考査

オンレクの、推奨度の高い問題を解きました。本当は要約練習もすればよかったと思いますが、とにかく時間がなかったので;解いて復習、だけにしました。 私の場合はこれが得点源でしたが、時間はいつもぎりぎりで、本番もハラハラでした。

d. 自然科学考査

化学と数学で受けました。化学は特に、ずっと苦手でしたが、センター試験前にやっと点が取れるようになりました。それでもやっと人並み、というところだったので、まさか本番解けるとは思っていなくて(笑; ちょうど前日に先生に教わったところが出たんです。運としかいいようがありません。ひねりは少なかったように思います。 過去門は赤本の3年分だけやりました。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
NHKのラジオは中学の頃から聴いていて、センターレベルまでは解けていたので、オンレクのオリジナルCDを聴いて驚きました^^; 速いんです。しかも問題も複雑。初めは全然追いつけなかったのですが、毎朝自転車で登校中に繰り返し聴いたら、初めと比べるとだいぶ分かるようになりました。 私は最近3年間分くらいはやる時間がなかったのでどうかわかりませんが、本番は慣れた形式ではなく、焦りました。考える時間も十分になく、ほとんど「おそらく」で答えました。

<リーディング>
英語は得意だと思っていましたが、オンレクをはじめてかなり思い知らされました。特に語彙力のなさ、イディオムの知識の足りなさです。内容も深いので、いつも復習で悪戦苦闘していました。 本番は、リスニングと同じく、断定できないまま答えたものが多かったです。 が、いつもは時間が足りないのに本番はどうにか間に合ったので、ほっとしました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

机が小さいので、胸ポケットに鉛筆をさして受けました。結構おすすめです。 私はヒーターの近くだったのでとても暑かったです;;防寒対策も、その逆も考えておいたほうがいいと思います。

参考書は・・・オンレクのページにもありましたが、NEXT STAGEは使えます。学校で買わされましたが、問題形式なので使いやすいです。でもやはり最後は、形式への慣れがポイントでしょう。時間の許す限りオンレクをひたすらやるのが、特効薬かと思われます。

8. 最後に一言

私はまったく受かると思っていませんでした。 6月に母と見学に行きICUに惚れてしまってから、私にはICUしかない!とさえ思って目指してきたものの、自分の勉強不足は承知していました。というのも、吹奏楽部だったのですが、最後の夏のコンクールで願ってもいなかった西関東大会出場、引退は9月。時間が足りなかったんです。大好きな部活を最後まで堪能したんだから、今年はだめでも仕方ないと割り切りました。周りにもそう言われました。

実際センターが終わってからの直前期は、来年をどうやって過ごすかばかり考えていたんです;;一般の大学の1年目の教養課程がICU入試対策になると聞いて、受ける国公立も通える所に変更し、塾にも通いながらダブルスクールのようなことをしよう・・・というのが最終的な決断でした。 そして迎えた本番。受けるからには最善を尽くそうということだけ考え、挑みました。確かに試験中は調子が良かった気はしますが、上に書いてきた通り、できたという自信があったわけではありません。

一番覚えているのが、終わったときの清々しさです。やりきった!と思いました。それと同時に、ここに来るためならもう1年頑張れる、という、変なやる気も起きました。

そんな私が受かったんです。未だに不思議です。勝因と言えば、ICUへの一途の気持ち(笑)それと運ですね。本番ももちろんついていたんでしょうが、オンレクに出会えたことも、本当に幸運でした。 何が言いたかったか??・・・つまり受験は、最後まで何があるかわからない、ということです! 進路選択にも本当によく悩んで、苦手な科目をあえて選んでみたり、余計な科目の勉強を必死でやったりと、いろいろ遠回りをしました。そんな私が言うのですから、本当です。 無駄なことは何もないし、人生何が起こるかわかりません。受験で得た私の教訓です。

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

咲音

<プロフィール>

高校一年から一年間英国へ留学。帰国後、国語がピンチに・・・。
予備校は、AO入試に落ちたあとから、冬期、直前講座を受ける。
高3からは、進研ゼミで数学、世界史、国語、小論文(途中で辞めた)をやる。
文系だけど、併願校は全部数学受験。もうちょっと、良い受験の仕方があったと思う・・・。

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2007年度
合格:国際関係学科
第1志望:国際関係学科
第2志望:社会科学科
センター方式:受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 5割。もしかしたら、6割
人文科学得点 = 7割くらい
社会科学得点 = 8割いったかも
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 6、7割

4.併願校

立教大学 社会学部(全学部入試)×
□□□□□□□□□(個別学部入試)×
□□□□□□□□□(センター3教科)×
□□□□□□□□□(センター4教科)×
□□□□ コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科(個別学部入試)×
□□□□□□□□□(センター利用)○
□□□□ 法学部政治学科(センター3教科)×
明治学院大学 国際学部国際学科(全学部入試)×
□□□□□□□□□□□□□□□(センター利用)○
青山学院大学 国際政治経済学部国際政治学科(B方式)×

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

留学中にHPで見て、一目ぼれ。 イギリスで、学ぶ楽しさを知ったので、普通の受験勉強っていうのが嫌だったので。 ICUに集まる人が、魅力的そうだったので。

6.ICUに期待するところ

リベラル・アーツで、幅広い知識を身につけたいです。 あとは、いろんな人と会って、いろんな経験をしたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

リベラルアーツと、大学の独自性に惹かれたと、素直に書くことを意識しました。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

日本を含めた世界の問題について、考えたい。その為には、まず人間とは何か(心理学や人類学、音楽や美術等)、人間が集まるとどうなるか(社会学、政治学等)、世界を視野に入れて考えるとどうなるか(国際関係学)を包括して、学びたいと書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

ボランティア活動や音楽、読書等、とにかく詰め込んだ感じです。

b. 一般能力考査

国立を考えていたので、その対策が一番役にたった気がします。予備校では、傾向を中心に勉強しました。

c. 人文科学考査

基本的には、現代文の勉強。元々、本を読むのが好きだったので、新書を読んだり。

d. 社会科学考査

学校の政治経済の授業と、過去問。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
過去問。あとは、普段から友達と英語で会話したり。英検準一級の問題も、やりました。

<リーディング>
過去問。他の私大のものも。後は、洋書を読んだり。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

下見は、大事です。私は、元々迷いやすかったので、前日に下見に行って、あせらないようにしました。 今年は、試験が25分くらい遅れたのですが、とにかく平常心が大切です。あと、執念!

8. 最後に一言

ICUに合格できたのは、運と執念だと思います。  当日、電車が遅れたり、試験が遅れたりと、ハプニング続きにも関わらず、平常心が保てたこと。人文も社会科学も、面白い!と思えたこと。リスニングの形式が変わって、自分の得意分野になったこと。 この偶然が無かったら、だめだったと思います。

私は、AO入試で落ちて、自分に自信がなくなりました。でも、もう一度なぜICUにいきたいのかを考え直して、最後まで自分を信じたことで、当日は緊張しすぎずに受験することが出来ました。 皆さんも、何度も悩む時があると思いますが、何度も考えてみてください。きっと、運が自然とついてくると思います。

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

無題

<プロフィール>

埼玉の某県立高校→駿台予備学校

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2007年度
合格学科 : 社会科学科
第1志望学科 : 社会科学科
第2志望学科 : 教育学科
センター方式:受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 4割?
人文科学得点 = 10割弱
社会科学得点 = 10割弱
英語リスニング得点 = 3割(ボロボロ)
英語リーディング得点 = 6割?

4.併願校

早稲田大学政治経済学部
 〃   法学部
中央大学 経済学部
明治大学 政治経済学部
(以上全て一般)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校時代の友達がいたから。
浪人時代、「絶対大学では勉強する」と心に誓ったので、ICUは最適だと思ったから。
経済学を中心にした、幅広い学習ができそうだと思ったから。
とにかく、勉強をする環境として最高のものがICUにあると思ったから。

6.ICUに期待するところ

上記の英語の壊滅的な出来を見てわかる通り、英語が苦手中の苦手なので、期待というよりも不安で一杯です。ただ、死ぬ気になって授業についていけば、必ず力はつくと思うので、やはり英語教育に期待します。

また、「社会科学」という、他の大学の経済学部に比べて広範な領域をカバーしている学科なので、社会科学全般を学べることにも期待します。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ごめんなさい、あまり良く覚えていません。
あまり宗教について考えたことがなかったが、キリスト教に触れることが、将来に必ず生きてくるだろうから・・・   
のようなことをもっとクサく書きました。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

経済学を中心に社会科学の分野全般を学びたい。
将来は経済学の研究者として世界に名を馳せたい。

など、夢物語のような壮大なスケールのことを書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

小・中・高と、人の上に立って行動することが多かったので、人をまとめる能力は自負している。

と、半分自慢のようなことを書きました。

b. 一般能力考査

ICUに行きたいと強く思っていたのにもかかわらず、ほとんど過去問に手をつけずに2月に突入し、試験2日前になってようやく過去問をやり始めました。

赤本しかもっていなくて、そこに付録としてついていた例題(?)を時間を計ってやった所、7割近くとれて、これは余裕じゃないか!と勘違いして一般能力考査対策を終えました。

たぶん皆さんはわかっているとおもいますが、あの赤本についている例題は、本番よりはるかに簡単なので、出来ても安心しない方が良いです。本番パニくります。

c. 人文科学考査

過去問は一切解いていません。赤本についている人文科学考査の過去問の問題文は全部読みました。正直、あまり自分にとって楽しいと思える文章が無くて、人文科学系統にいったら挫折しそう、社会科学に受かりたい!と強く思うようになりました。

d. 社会科学考査

社会科学を選択しました。一年前の過去問をやって、半分強の時間で解き終わり、(赤本の解答では8割だったけど)自分の中では満点だと勝手に思っていたので、それで対策は終えました。

上記ふたつの考査は問題文が長いと言われていますが、読書が好きな人には全然苦にならないはずです。実際自分には全く苦にならず、本番も40分近く残りました。もし時間が足りないのであれば、やはり本を沢山読むことが一番の対処法だと思います。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
ICUの他の志望大学の中にリスニングがあったので、リスニング全般の対策は一年間していました。本番2日前にICUのHPでダウンロードできるリスニング音源を聞いて、結構聞けたので、「これなら余裕で9割だな」と、またもや勘違い。

本番は、イヤホンできけるわけではないし、例の机椅子のせいで鉛筆が転がってそっちの音に気を取られたり、と、集中できなかったので全く解けず、必死でCをマークしてました。

これの対処方法は今考えてもわかりませんが、こういう状況も想定しておくだけでも、ずいぶん気持ちが楽になると思います。

<リーディング>
この考査は特にICUの特徴がでてるわけではないと自分は判断したため、過去問を全くやらずに臨みました。しかし、それは失敗だったとおもいます。一番の特徴は、やはり時間がないことだと思うので、時間配分のために過去問演習は欠かせません。

ただ、対策などは特にないと思います。早慶のレベルの英文よりは簡単だと思いますが、時間がないので、パッと読んでサッと要旨をとるという姿勢を忘れないように読めば、かならずできるはずです。

自分は、時間配分に失敗して大失敗でした。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

自分で言うのは気が引けますが、私は実際殆どICUの対策をしないで合格しましたが、だからといって勉強をしないで合格したわけではありません(あたりまえですが)。 浪人生活の中で英語にはかなりの力を入れましたし、社会や数学などの勉強もしました。それら全てがICU合格の力となったと思います。

あとはおきまりですが、机椅子にあたった場合の対処法。 これでこそICU入試!という楽な気持ちでうけられればこっちの勝ちです。

8. 最後に一言

ここまで、少し調子にのった書き方になってしまった部分が多かったですが、自分に入学許可をだしてくれたICUに本当に感謝したいと思います。 大学に入ったら勉学に励もうと思います。 ありがとうございました。

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

navi

<プロフィール>

大阪の私立高校出身です。 予備校は河合塾で私大受験対策の授業をとってました。 オンレクには2ndタームからお世話になりました。

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2007年
合格:人文科学科
第1志望:人文科学科
第2志望:社会科学科
センター方式:受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 7割弱
人文科学得点 = 7割後半
社会科学得点 = 正直6割取れてるのか・・・(汗)
英語リスニング得点 = 7割ちょいか、もう少しとれたかも
英語リーディング得点 = 8割くらい

4.併願校

同志社大学文学部英文学科 合格
立教大学文学部英米文学専修 合格
早稲田大学文化構想学科 ただ今補欠発表待ち

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校の先輩だとか親の知り合いだとか、妙に回りにICU出身の方が多く、評判はよく聞いていました。高2の夏にオープンキャンパスを訪れ、その魅力にがっつりハマり、それ以来ずっと第一志望校でした。

6.ICUに期待するところ

学科に縛られて勉強するのが嫌だったので、ICUの履修カリキュラムにはすごく期待してます。理数の授業なんかも受けてみたいですね。 あとは、やっぱり英語です。留学未経験なので、海外研修のプログラムが多いのも魅力です

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

今関心を持っている現代芸術の理解を深めるのに、既存の枠にとらわれない視点や考え方が必要だと感じており、ICUの学科の垣根を越えて学べるカリキュラムとELPに強く惹かれている、というようなことです。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

演劇に強い関心があるので、人文科学科でその理解を深めたいということ。しかしICUには専門の先生がいないそうなので、自らの演劇活動を通して〜とか、専門の授業なくても自力でどうにかするよ的なアピールをささやかにしてみたり。 他に、他学科の授業もとれる利点を活かして社会科学科で行政の文化政策を学び、地域社会と表現者との関係を模索していきたいということも書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

中学時代から演劇活動を続けており、舞台に立ったり戯曲書いたりしていたことを書きました。

b. 一般能力考査

根っからの文系だったので、やはり理数の問題に苦戦しました。数学は中学レベルがやっとだったので、それ以上難しそうな問題は全て勘でした。ただ、確立や集合など解き方さえわかれば計算は易しい問題も結構あるので、数学ダメな方も一度おさらいしておくといいと思います。理科は、興味のあるところをちょいちょい覚えた程度で、うまくそこが出ればラッキーという感じでした。社会科などでもそうですが、自分のやってない分野の対策をするときは関心の向くところからがいいんじゃないかと思います。

公民分野は社会科学考査とも範囲が重なるので、そっちの勉強でカバーしてました。あと、併願校の受験科目(私は英、国、日本史でした)の問題は絶対に落とすかという意気込みで。

オンレクでコンスタントに問題に取り組んでいたので、時間配分は自然と身に付きました。SPI等で対策をするにしても、試験時間を常に意識して練習するのが大事だと思います。

c. 人文科学考査

私の場合、出題分野によって得点に極端な差がありました。全く知らないテーマだと読むので精一杯という感じで、もうボロボロ。ある程度過去問を解いていると、自分の持ってる知識の傾向が見えてきたので(文学、思想史はわりと得意だけど、西洋美術や音楽は苦手とか)、穴を埋めていくようにしてその分野の初歩的な解説がしてあるような本を読みました。写真いっぱいだったり、字がやたらでかいというような本当に易しいものでしたが、それでもだいぶ参考になりましたよ。

あと、キリスト教を中心に宗教の知識をある程度知っておくといいと思います。特に聖書に関する問題は過去問でもわりとよく見かけましたし、今年の入試でも少し出てました。私はマンガ聖書物語なんかでやっつけてしまいましたが(こんなんばっかりです私(笑))、あらすじなんか結構頭に入りました。

もちろん全てをカバーするのは不可能ですが、全く知らないという分野はなるべく減らしとくべきです。普段から関心を持って〜というのがそりゃ一番なんですけど、時間も限られているわけですし、まぁあまりカッコはつかんでしょうが(笑)効率よく知識を得るにはこういう方法もありじゃないかと思います。

d. 社会科学考査

社会科学といっても、文章のテーマはやはり歴史よりも公民分野が多いようです。私は日本史選択だったので、最初は知識問題で点が稼げずきつかった。ただ、ある程度傾向があるようで、一度覚えてしまえば得点も安定してきました。よく見かけたなと思うのは倫理、特に近代以降の政治学者、経済学者はその著作も含めよく出ていた記憶があります。といってもやはり出題範囲は幅広いので、基本的には知らない言葉や人名に出くわしたらその都度ネットで調べてみる、という風に勉強してました。

人文科学と違うのは、本文の解釈の仕方で答えがずれるというのがあんまりないところじゃないかと思います。内容一致問題は本文にあたれば大概答えがはっきり出たので、文章量に焦らず落ち着いて解答根拠を探してみてください。(といいつつ、今年の社学は根拠がわかりにくい問題ばかりで死にました。(汗)過去問で調子よくても、本番こんなことになっちゃう場合もあるということで・・・。)

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
私のように留学経験のない人は問題どころか英語リスニングそのものに慣れていないと思うので、まずはCDでもラジオでもテレビでもとにかく聞きまくるべし、です。こればっかりは質より量かと。 私がお世話になったのが、オーディオブック。洋書のCD版と言えばいいんでしょうか。好きな欧米の作家さんや小説があれば、探してみてはどうでしょう。英語学習用のリスニングCDよりも、自分の興味があるぶんなかなか飽きないです。ちなみに私は個人的に大ファンである某英国人コメディアンのエッセイを、自分の英語力も考えず(笑)ひたすら聞いてました。最初は全く聞き取れないんですが、読み手が著者本人だったんで声が聞けると飽きもせず(ミーハーですねぇ)。それでもだんだん単語、センテンス、という風にわかるようになってきましたし、そのあと実際に問題を解いてみたらかなり点が伸びてました。まぁ、こういうのはさすがに無茶かと思いますが(笑)、もっと聞き取りやすいものもあるはずなので、普通のリスニングCDに飽きたという方にはおすすめします。

<リーディング>
もともと読解はわりと得意なほうだったので特別対策はしておらず、オンレクの過去問や、他大学の過去問をコンスタントに解き続けてました。ただ、空所補充は苦戦しました。なんというか、物理的にとても読みづらいので、過去問や参考書の問題を使って、自分なりに読み方の戦略を作るようにしていました。また、文法が苦手な人はわからないところを確実にしておくべきです。センテンスの文型がすぐに見わけられるようになると、ずいぶん楽になりました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

入試本番、確実に点が取れると踏んでいた社学で思いっきりコケて、昼休み半泣きで昼食をとりました。そのまま再起不能に陥っていたら確実に落ちていたと思うのですが、これじゃあかんと仕切り直せたのは、我ながらよくやったと自画自賛してます。キャンパスをぐるりと散歩していると、パニくっていた気持ちもだんだん落ち着いてきました。ぼーっと試験のことを考えないでいた時間が取れたことが、いい具合にリフレッシュになったみたいです。予想外の問題に当たって混乱してしまうこともあるかもしれないですが、そういうときほど参考書からは離れて、のんびり休憩時間を過ごしてみてください。

8. 最後に一言

ICUの問題を解いていると、この1年間の受験勉強の成果を見られているというよりも、高校3年間何に関心を持ってどういうことに取り組んできたのか?ということを見られているんだ、と感じます。私自身、高校の課外研修などで体験したことや、学校外でも自分が興味を持って取り組んでいたことが、試験を受けるときにすごく助けになりました。もちろん直接的に得点に結びつくというわけではないですが、このエピソード知ってるとか、この著者の意見に共感できるとか、そういう風に問題文を読めると過去問やるのも楽しくなります。結局何が問題になるのかよくわからん入試ですし(笑)、好きなことやってていいんだと思います、きっと。

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

kirara

<プロフィール>

大学1年に在籍しながら予備校に通った。

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:転入本科(ICU編入)(ICU編入(トランスファー))
年度:2007年
合格:語学科
第1志望:語学科
第2志望:人文科学科
センター方式:受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 5割
人文科学得点 = 6割
社会科学得点 = 7割
英語リスニング得点 = 8割 英語リーディング得点 = 9割

4.併願校

慶應大学 総合政策学部(合否まだわかりません)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

現役の時大学受験に悉く失敗し、後悔を晴らしたくて大好きな英語の能力をさらに高められるような大学を探した。どうせなら転入で今の単位を認めてもらおうと思いICUの受験を決意した。

6.ICUに期待するところ

英語教育と社会に与えるアカデミックの影響

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

英語や語学について研究したい、能力を伸ばしたいということをメインに書きました。 もともと勉強すること自体が苦ではないので、密な言語教育の元で 自分の人間性も成長させたい、という感じ。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

哲学にも興味があったがやはり英語学をやりたかったので迷わず語学にした。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

アウトドアなのでスキー・スノボ・バレーボールなどスポーツ全般。

b. 一般能力考査

今年は数学的分野が多く時間をとられました。

c. 人文科学考査

美術・音楽・哲学・文学の本を読む。文章の論理関係を身につけるようにした。今年は聖書関係の知識があると有利でした。

d. 社会科学考査

新聞を読む。普段ニュースになっているような出来事に対して自分なりの見解を持つようにする。あとは現代文の読解みたいな対策しました。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

トフルのCDでひたすら発音に慣れること。 英語独特の言い回しに注意して聞いた。 <リーディング>

これがICUのキモだと思っていたので早慶の過去問をやったり英字新聞を読んだりしました。設問の問い方は違うけど早慶の英語をやっておけばICUレベルの英語は解けるようになります。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ライバルも、信じられるのも、受験が終わるまで自分です。どうしてできないのか、わからないのかに重点を置いて勉強すると日々精進しやすくなると思います。自分を対話しながらベストコンディションを作って下さい。

8. 最後に一言

シンプルに、本質だけを考えることで自分が見えてきます。自分に厳しく出来なかったら何もついてこないということが身にしみてわかった1年でした。受験生のみなさん、自分に負けないで!

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

DIESEL

<プロフィール>

予備校が苦手だったのでほとんど利用せず。
現役時は部活に打ち込みすぎ、
勉強せず、ICUもしらぬまま浪人。

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2007年
合格:社会科学科
第1志望:社会科学科br> 第2志望:人文科学科
センター方式:受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 7割5分
人文科学得点 = 8割
社会科学得点 = 7割
英語リスニング得点 = 5割
英語リーディング得点 = 5割

4.併願校

中央大学 総合政策学部(センターで合格) 一橋大学 社会学部(2007年2月21日現在未受験)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

自分は周りに流されやすいタイプなので、少しでも勉強に真剣に取り組む人が多い大学へ行きたいと思っていたのですが、そんな時にICUを見つけました。調べれば調べるほどここで勉強したい! と思うようになり、決めました。

6.ICUに期待するところ

何よりも教養学部であること。自分の視野をどんどん広げていきたい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

自分が何をしたいのか見つけきれていない事を正直に書き、教養学部である事に魅力を感じたと言うことを中心に。ここでなら自分のやりたいことを自分の力で見つけられる確信がある、など。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

第一志望の社会科学科で社会科学を幅広く学び、具体的な将来の志望はまだないが、 様々な場面で自ら考え、判断し、それを発信できる力を身につけていきたいと書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

高校在学時の所属クラブについてや、学校行事への参加について書きました。

b. 一般能力考査

オンレクのチェックと成美堂出版の一般常識の本を繰り返しました。 形式に慣れれば、よく分からない問いでもだいたい2択に持っていける気がします。

c. 人文科学考査

ギリシャ神話や西洋の古典など、カタカナが多い文章は苦手だったので、 過去問でその様な問題が出た年のものは読み物として何度も読み返しました。 おかげで本番ではカタカナ連発でしたが、知識問題を除いてかなり簡単に思えました。

d. 社会科学考査

社会科学を受験しました。オンレクの指示通りに過去問をこなしただけです。 世界史、政治経済、倫理を学校で一通りしっかり学んだ人ならかなり簡単だと思います。 ただ人文・社会どちらも言える事ですが、やはり読解力が無ければ厳しいです。 普段から多少難しめの本を読み、20P程度集中して読める力を付ければバッチリだと思います。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
とにかくオンレクのCDを繰り返し聞きました。 ただ、イヤホンばかりで聞いていたため、本番の時スピーカーから聞くのはえらい違いで戸惑いました。 家にいる時はラジカセやコンポで少しざわついた家の中でも集中して聞ける力を養うべきです。 聞きまくるのは当然ですが、聞く環境も工夫するとグッとリスニング試験の力がつくと思います。
<リーディング>
特に対策はしていません。 単語帳・熟語帳1冊ずつ、文法と構文の本1冊きちんとやって、 オンレクで過去問演習を積めば最低7割は取れると思います。 (つまり僕はできなかったと言うことです笑) 大切なのはどの単語帳、参考書を選ぶかではありません。 1冊、1冊でいいからしっかりやることだと思います。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

とにかく気持ちを切らないことです。 僕は最後の英語(読解)の時、その前のリスニングがひどかったので、 疲れてくるとちょっと分からないだけで投げ出したくなるような気持ちになりました。 ただあそこで、もうちょっとだから集中しようと思えたのが大きかったと思います。 あとは楽しむしかありません。一瞬でも試験中楽しめたら勝ちです。 (僕は人文は楽しかったのですが、英語の時は半べそ状態でした笑)

8. 最後に一言

採点方式が分からない以上、何割取れば受かるかという不安は無駄なことです。 ありきたりですが、不安になるのはみんな絶対に一緒です。今誰かも受かるか不安になってる、 じゃあその間に自分は単語を一つ覚えよう、過去問の文章をもう一度読み返してみよう、リスニングをやろう、 こういう気持ちの積み重ねが本当に出来れば落ちることはありえません (当然僕はこの受かるかどうかという不毛な悩みで全く勉強出来ない時期がありました)。 もちろんこういう姿勢が100%貫けるわけも無いので、 これになるべく近づけようという気持ちで頑張ってください。全く一言ではありませんね。

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

yumeji

<プロフィール>

大阪の中堅私立進学校出身。
趣味はインドアなものばかり。
本・漫画・ゲーム・音楽・パソコンが好き。
特技は人の話を用心深く聞くこと。
部活は中学生時代では運動部で、高校生時代では文化部。
塾に通ったことはありません。
小学2年の時に公文に通ってましたが、3日で辞めました。

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:AO入試 年度:2007年
合格:人文科学科
第1志望:人文科学科 第2志望:国際関係学科

3.予想得点

N/A

4.併願校

慶応大学SFC-総合- 同志社大学 関西学院大学 関西大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校2年の終わりくらいに敬愛する先生から紹介されました。自分自身別に行きたい大学を決めてた訳じゃなかったので(国公立は何故か端から諦めていました)その先生に何かお奨めの大学は無いかと聞いたら、お前にはICUがお似合いだと言われたので、ICU?聞いたことも無い大学だなぁと思いながらも、その当時の先生の影響力は自分にとって大きかったようで、進路室にある分厚い大学一覧の本でICUを探したり、ネットを徘徊してICUの情報を出来るだけ多く掻き集めました。(如何せんICUの詳細な情報は少なかったのですが、幸いなことに早い段階にこのサイト様を発見し色々な情報を得ることが出来ました)
そうしてICUのことを知るにしたがってこの大学に行きたい、という気持ちが徐々に強くなっていきました。私は生まれも育ちも大阪で、大阪以外の場所に住んだことが無かったのですが、例の先生から東京は規模が違うぞ、みたいなことを言われていたので、それを真に受けて、やっぱ大学に行くんなら上京だろ!と田舎から出稼ぎに来る希望に溢れた青年の如くそういう風な思い込みをしていた所為か、ICUが東京にあることはとても魅力的に思えたし、しかも東京にありながらあの大自然を保っていることも同じくらい魅力的に思えました。また、それにもまして魅力的だったのはICUの独自の教育理念で、こりゃ道理であの先生がICUを私に薦める訳だ、といった感じでした。ICUの教育理念のこまごまとした所見をここで述べ立てするのは控えますが、とりあえず私はICUの完全な虜になっていました。ICUについて調べ始めその魅力に取り付かれたそんな折、私はICUでAO入試が行われていることに注目しました。三万五千円は宝くじにしちゃちょっと高すぎるが、これでICUに入学できるチャンスが得られるのであれば買っておくに越したことはない!AOは自分を商品として大学側に見定めてもらう制度だとか担任は言ってたし、自分は自分に自信があるなんてさらさら思っては居ないがそれでも確率的には駱駝が針の穴を抜けるよりも難しいことじゃないんだからやっておくに越したことはない!…そんな心持ちでAO入試を受ける決心をしました。

6.ICUに期待するところ

様々な素質を持った人に会うことが楽しみです。
自由人になる為に色んな事を知ったり覚えたりしたいです。

7.受験対策

a.願書

(ICUの志望理由)
ICUが魅力的な教育理念を持っていること。
ICUが商業主義に走らず、少人数制を取っていること。

(ICUで学びたいこと)
総合的な知的体系を形成し、教養を身に付けたい。
文学に興味を持っており、自らも物を書くことを学んでそれを効果的に活用したい。

(特技など)
総合的な知的体系を形成し、教養を身に付けたい。
文学に興味を持っており、自らも物を書くことを学んでそれを効果的に活用したい。

b.AO入試に関するアドバイス

-提出書類-

評定平均 4.8
英検2級

a.エッセイについて
私は ・あなたの物の見方・考え方に大きな影響を与えた経験 に関して書きました。 前半ではルネ・デカルトの方法的懐疑・コギト・エルゴ・スムの思想に接触しそこから学んだ自己の定義化を自らに適用し自己を客観的に定義するようになった過程を具体的に述べ、後半では文学に関心があり、自己の定義化を文学で表現したいという風に論を展開しました。 ○アドバイス
課題の概要に  初対面の人(複数)に自分の特長を深く、かつ正確に知ってもらおうとする時、あなたは自分の経験を、どのように伝えますか。以下からテーマを一つ選んで書きなさい。 とあるので、 論を展開する中で、自己の特長や性格に触れる部分を作ったほうが良いでしょう。 自分の経験を述べるだけでなく、自分がその経験を通してそれまでの自分と比べてどう変化したか述べることも大切だと思います。
b.学校内外における自己活動歴と自己分析について
私は部活動を通して団体行動の難しさ・長として団体を統べることの難しさを学んだということを述べました。

○アドバイス
ある活動をする中で自分がその活動の中でどのような考えを持っていたかを周りの考えと比較して述べると良いと思います。その際には自分の長所を誇張でも良いので書いておくと更に良いでしょう。

c.推薦書について
私は担任の先生と部活の顧問の先生に推薦書を書いて頂きました。 部活の顧問の先生はかなり良い様に推薦書を書いてくれたようなのでそれも効果があったかもしれません(笑)

○アドバイス
推薦書はそういうものを書きなれた方に頼むのが良いでしょう。更に出来れば、良い様に書いてくれる方に頼めれば良いと思います(虚偽はいけませんが、書き方次第で読み手の感じ方は大分異なりますから)

d.面接について
自分の経験をちょっと詳しく話したいと思います。 自分は試験日の前日に夜行バスで大阪から東京へ向かいました。 自分としてはシートの寝心地が良くなくあまり寝れなかったので、夜行バスを使うのはあまりお奨めしません。試験のことを考えると、割高でも新幹線を使うのが賢明だと思います。武蔵野駅からバスに乗り(自分と同じ受験者と思われる方が3名ほど居ました。お母様が同伴の方も居ました)ICUのキャンパスについた時の感想はうわぁ迷いそう…って感じでした。想像以上に広かったのです。校内を自転車で颯爽と駆け抜ける先輩方を見たときは少し吃驚しました。自転車で校内を走るのが普通のことだと知らなかった為です。でも、こんなに広いのだから自転車が重宝するのも頷けると後から思いました。校舎群に続く道は結構長かったので、自分も自転車が使いたい、と思いました(笑)自分は1時間くらい前にキャンパスに着いた事もあって(他にも1時間以上前についた猛者は結構居ました)キャンパス内を見学する時間が結構ありました。ですが、制服を着ていたので大学生の先輩方に奇異の目で見られはしないかと内心どきどきでした。自意識過剰というものですな(笑)とりあえず、カフェテリアのようなところで本なんかを読んでいる振りをして辺りの様子を伺おうと思いました。すると、隣に男女3人のグループが座っており、楽しそうに英語で談笑しているではありませんか。しかも時折日本語交じりでも話していました。全く吃驚しました。と同時に流石日英のバイリンガル育成に力を入れているICUだな!とも思いました。そんな驚きの中で試験官のお姉さん曰く「金魚鉢」と呼ばれる面接が行われる校舎に移動し、試験が始まるまで座って待つことになりました。待機場所はホールのようなところで、円卓のテーブルが5つくらいと壁を背にした椅子が沢山おいてありました。既に30人程度の受験者が円卓のテーブルや椅子に座って同じ受験者の人とお喋りをしていました。自分も一応円卓に座り会話に加わったりしましたが、すぐに試験官の方が試験の諸注意を初めてしまいあまりお喋りする時間がありませんでした。試験官の方は諸注意を終えると、ランダムか故意なのかは分りませんが、4名ずつ2回面接を受ける人の番号を告げました。すると、驚くことに私は一番初めに面接を受けることになりました。すぐに試験官の誘導で同じように番号で呼ばれた3名と一緒に面接室へ向かいました。面接室は全体的にはあまり広くなく、横に広い部屋でした。タイムキーパーの方が1人待機されてました。受験者の椅子は椅子の右手側の部分が小さな机のようになっているもので、長テーブルと向かい合わせに4つ並べられてありました。受験者が椅子に座り、真ん中に座られている先生が面接官の先生方の紹介をし、それが終わって受験者が向かって右側の人から順に自己紹介をしました。自己紹介は名前、出身校、所属クラブ、趣味くらいのもので手短に済まされました。自己紹介が終わると、面接官の先生が議題を発表されました。このときは「発明」というのが議題でした。まず、発明に関する資料が配られました。その資料はある機関が調査した「あなたがすごいと思う発明は?」というもののランキングで(記憶が曖昧なので大まかに言いますが)一位に自転車があったように記憶しています。パソコン・インターネット・テレビ…なんかもあったと思います。その資料を3分間読む時間があり、その後3つの質問を一人ずつずらしながら答えていきました。質問は�@あなたがこの資料を見て注目したものは?またその理由は?�Aあなたがもっとも影響を受けた発明は?�Bあなたがすごいと思う発明は?またその理由は?、大体こんなかんじだったと思いますが、あまり自信はありません(笑)質疑応答の時間が終われば、次はグループディスカッションです。「人類史上最もすごい発明を決める」というのがディスカッション目的でした。グループでそれぞれの人がすごい発明だと思うものを挙げ何故それを挙げたのかの理由を述べてグループで一つの結論を導きました。ディスカッション自体は15分くらいあったと記憶しています。これが終われば、面接は全て終了です。面接が終われば、待合いホールのようなところに通されました。そこにはパイプ椅子が丸く円を描くように置かれており、その脇にはお菓子と飲み物が用意されていました。また3人の教授方も待機されていて、面接の終わった生徒はその教授の方々とお話しする時間がありました。受験者は40名程いたので面接をするにあたってのタイムロスをこのホールの談笑で埋めるようでした。私は一番初めに面接を受けたので早めに終わってホッとしましたが、一番最後に面接を受けた方などは待ち時間が長くて苛々されたことでしょう…。その後、面接の最終グループが帰って来た所で晴れて解散となりました。

○アドバイス
答えを求められて何も答えられないというのは避けましょう。んー、そうですねー…という感じでつなぎとなる言葉を入れながら、取り敢えず口を動かすことです。何かを伝えたいんだな、と思わせる姿勢が大切です(勿論話せなければダメですけど)回答時間は1分あるので出来るだけ手短にそれでも程よく意見を述べるようにしましょう。1分をきっちりと使って話すのが理想的ですが、1分を全て使えなくても自分の意見を率直に伝えることが大切です。余った時間はんーんー、と呻っているだけでもいいですから。あと、自分の言いたいことを自分よりも先に言われてしまうことがありますが、その時は、自分も基本的には○○さんと同意見で〜だから〜だと考えているんですが、云々とちょっとした付加要素を付け加えて言うようにすれば良いと思います。自分の言いたいことを先に言われてしまうとどうしても動揺してしまうものですが、そこは冷静を装うのが大事です。 面接は舞い上がってしまえばもう御仕舞いです。出来るだけ冷静になるように心がけると良いでしょう。

8. 最後に一言

ICUに絶対に入りたい!という気持ちがありAO入試を受ける下地が整っているようなら、一般試験一筋でなくAO入試も受けることをお奨めします。買わない宝くじは当たらないけど、買った宝くじは当たる可能性があります。自分に自信を持っていきましょう。

ICU入試合格体験記2007

1. お名前、プロフィール

<お名前>

bean

<プロフィール>

私立中高一貫の女子高出身です。
高1の夏から1年間アメリカに交換留学していました。
100パーセント日本人です。

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

受験形態:AO入試 年度:2007年
合格:国際関係学科
第1志望:国際関係学科 第2志望:語学科

3.予想得点

N/A

4.併願校

N/A

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

おばさんがICUの卒業生でした。

高2の冬までアメリカの大学に進学しようと思っていたけど、海外の受験は焦らなくてもできるから、まず国内で英語で授業の受けられる大学に挑戦してみることにしました。

6.ICUに期待するところ

使える、ツールとしての英語!! 学際的な学び。

7.受験対策

a.願書

(自分の経験を通しての特長)
固定観念にとらわれず、広く柔軟な視野を持ち、物事の本質を見極めようと努力する点

(リーダーとしての素質)
ボランティアでリターニーとしての活動を通して

(志望理由)
様々なバックグラウンドを持つ人と多様な価値観に出会うことができる。より実践に近い英語を学ぶことができる独自のカリキュラム。

将来はジャーナリストになりたいと思っています。

b.AO入試に関するアドバイス

自分の意見をはっきり、自分の言葉で伝えることが大事だと思います。 毎日新聞を読んだり、自分の勉強したい分野の本、日本の論点2年分を読みました。