ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

田代区

<プロフィール>

神奈川県の公立高卒。高3の冬に突然ICUを目指すんだけど、それ以前のところで惨敗。
浪人中は某『なんで、私が東大に!?』の予備校に通い、今、『なんで、私がキリ大に!?』みたいな状態になっている。

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 7割
人文科学得点 = 6割くらい
自然科学得点 = よくできた。8割。
英語リスニング得点 = 6割行ったらいいのに
英語リーディング得点 = 同上

4.併願校

学習院理学部
青山学院理工学部
ソフィア大理工学部
理科大理学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

大学に行きたいという気持ちは小さい頃からありましたが、いざどの大学、どの学科を受けるのか。というと全くのノープランでした。暫定志望校は決めたけどいまいちテンションが上がらず、気付いたら正月。そんな時、ひょんなことからICUを発見。とりあえず三鷹に行って、変なスイッチがバチーンと入る。
現役時は時間もない上に、『いわゆる』間違ったICUの勉強法をして試験に臨み見事惨敗しました。

6.ICUに期待するところ

ELPでしごかれたい。あと、バカ山をダンボールか何かで疾走したい。

7.受験対策

a.願書

願書は大学へのラヴレターという話をわりと真にうけて書きました。以下、下書き用紙より。
++++++++++++++++++++++++++

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

受験雑誌で見た『学科撤廃』の文字に強く惹かれた。勢いのまま平日のキャンパスを訪ね、帰った後も書籍を漁り、ICU生の話を聞くなどするうちに、どんどんICUに惚れ込んでいる自分がいた。そして今に至る。『化学が好き』を頼りに理系に進んだものの、既に問題視されているような、あのタコツボの中で学ぶのは怖かった。日常と繋がるからこそ科学が好きだったのだし、何よりもっと自由に学びたかった。大きな責任が伴うことだと思う。けど、私はICUで学ぶことで、広い視野と学力と、そして大きな自信を得たい。だから、私はICUに志願する。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

全体を通して上みたいなテンションなんですが、これ以上恥ずかしい文を晒すのもなんなので今度は概要だけ。

既に述べたように私は化学が大好きなのですが、それと同じくらい文字も好きでした。(文字であって文学に非ず)で、どっちにするか決めかねている。と。決めかねているから今はどちらにも役立ちそうな英語を頑張ればいいと思ってる。ということを書きました。ELPは凄まじいらしいけど、喰らいついて見せます的なことも書いたと思います。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私の行っていた高校の文化部は3つ4つの兼部が当たり前で、私は3つ兼部して3つとも会計をやったのでそのことを書こうと思いました。でも3行で3つは難しいので、文藝部で部誌の編集と装丁案と入稿までをやった話を書きました。

b. リベラルアーツ学習適性

全体を通してオンレクをやったくらいです。深入りしてもしょうがない分野だと思います。他教科に飽きたらやる。くらいで。
文系の知識問を落としまくってたので、克服しようと世界史の教科書を読んでみたこともあったのですが、三日で飽きました。しかも読んだとこ全然覚えてないし。妙な色気を出すよりは、得意なものを確実に取ろうと思いました。あと、中学生の頃国語便覧を熟読していたのはなかなか役立ちました。
パズル系の解けない問題は、人に解いてもらうのもアリです。うざいくらいサクっと解いてくれたりします。くやしいのでコツを教えてもらいます。予備校の模試の問題は解説が来るのが遅いのでそうしていました。

c. 人文科学

これもオンレクのみ。たくさん解いて慣れてしまうのが一番だと思います。
高校で現国はあったけど先生がべらべら喋ってるだけだったし、予備校では私立理系コースだったし。現文読解の授業は受けたことがないです。(まあ受けてても通用する長さじゃないと思うけど)

d. 自然科学

自然科学で、数学・化学を選択しました。

まず化学。
問題を予備校の先生に見せたら、『30分…いや20分だね』と言われたので、目標20分、かかっても30分で解くように練習しました。
問題自体は化学�Uまでやっていれば、普通に解けると思います。出来る奴は満点取れる。そんな感じ。ただ、時間がなくて忙しいのと、出題のされ方が普段と違うのでなるべく多くの過去問に触れるといいと思います。
知識で解ける問題もあります。そういうのは瞬殺して次です。あと、計算問題も解答が絞れれば次に行きました。さっさと終わらせて数学に時間をかけたいと思いました。

数学。
与えられた道具をきちんと使えるか。だと思います。計算が面倒な時もありますが、意地悪な問題ではないです。
問題を解きながら、確実に×だとわかった選択肢はガンガン消しました。時間短縮になるし、それで答えが出てしまう日もあります。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

最後まで苦しんだ科目です。オンレクで最初にやった時の偏差値が確か29とかで、その時偏差値に30以下が存在することを知りました。
CNNを聞いてみた時期もありましたが、やった気になるだけであんまり役に立たない気がします(得意な人が聞くにはいいと思いますが)。苦手な人はオンレクの過去問CDを延々聴く方が効果があると思いますし、英文をぱっと読むことも要求されるので問題つきの方がいいです。

<リーディング>

リスニング同様苦しみました。たくさんやるしかない。と思ってたくさん読みました。英語の得意な子に『とにかくきっちり読むんだ』と言われたので、とにかくきっちり読むように心がけました。直前期は、朝起きたら英語やって、昼ごはん食べたらリスニングやって、(人文とか自然科学とかは夜)とにかく英語をやりまくりました。
一応過去問のやり方としては、パート2から解くことにしてました。15分で終わらなければ適当に埋めてパート1をやりました。わからない問題を考えるよりは読めば解けるパート1に時間をかけようと思いました。正直滑り込みみたいな点だったと思います。英語は苦手です。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの机は狭いことでなんだか有名ですが、これは問題を半分に折ることで(横じゃないですよ。縦ですよ縦)回避できると思います。B5判の本が見開きで目いっぱいなら、半分で見ればいいのです。1Pずつです。
あと、人文とか長い文を読むときは持ち上げて読んじゃったりしてました。でもこれは私のいた部屋の試験官が遠い目で窓の外を見ていたから出来たことかも知れません。いずれにせよ、ページも繰りやすくなるし、折るのはおすすめです。

8. 最後に一言

オンレクは通信式ということもあって、最初はかなりサボってしまったのですが(この点はものすごく後悔している部分です)、1つ解くごとにわかりやすい解説があって、人文なんかは特に『こうやって解くのか!』という次元から勉強になりました。BUCHOさんの文体も楽しくて好きでした。また追い込みの時期、解説のICU無駄知識やらを見て、絶対に行きたいという気持ちになりました。もしそれがなかったら、途中で完全にさじを投げていたと思います。本当にお世話になりました。ありがとうございます。

正直、試験後は何も考えたくなくて、発表も見る気になれなくて、書類が届いてから知りました。よく受かってたなぁ。という気持ちでいっぱいです。
模試の判定は良くてDしか出したことがないです。浪人の癖に。
確かに、ICUの選考システム上英語が出来ないのは大変なことです。でも、それであきらめてしまったらもったいないと思います。直前まで伸びる、気合で伸ばす!という気持ちも役に立つと思います。

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

jaguar

<プロフィール>

神奈川県の私立高校

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 7割
人文科学得点 = 7割
社会科学OR自然科学得点 = 9割
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 8割

(センター得点 参考)

英語175
L 38
国語140(古文まで)
政経 88
地理 84

4.併願校

合格
立教大学 異文化コミュニケーション(センター)

予定
早稲田大学 政治経済学部
外大(後期)スペイン語

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

友人に勧められて調べたら、面白そうだな〜と思ってたら、いつの間にか第一希望になってました(笑

6.ICUに期待するところ

とにかくELPが楽しみです!
あと夏休みの留学もぜひ行きたいと思ってます!

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

とにかく英語を鍛えたい!的なことをだらだら書きました。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

宗教とか国際関係とかを学んで、世界平和のために働きたい!とか何とか書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

あんま思いつかなかったんで、適当に部活で得たものとかをちょこちょこと…

b. リベラルアーツ学習適性

一回例題を解いただけです。

c. 人文科学

ひたすら過去問解きました。
対策としては、普通の現代文対策で大丈夫だと思います。

d. 社会科学

↑に同じです。
過去問は知識問題ができなかったけど、本番はびっくりするぐらい政経の知識問題ばっかりだったので助かりました!

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

夜のラジオとかやってました。
センターのリスニングが死んだので、センター以降は、ICUの英語のCDをディクテーションしたりシャドーウイングを毎日やってました。

<リーディング>

TOEFLの問題集をやりましたが、特別な対策は要らないと思いました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

机がとにかく小さい!
時計もない!

8. 最後に一言

試験が特殊だからって、食わず嫌いはしないでチャレンジしましょう!

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

sunflower

<プロフィール>

八王子高校
東進予備校

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 六割
人文科学得点 = んー。。分かりません。
社会科学OR自然科学得点 = ひどかったと思う。
英語リスニング得点 = 七割
英語リーディング得点 = 八割

(センター得点 参考)
英語181
国語166(?)
世界史88

4.併願校

青山学院大学
明治学院大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

夏のオープンキャンパス

6.ICUに期待するところ

やっぱり国際関係とかかな・・

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

自分が興味持った事がICUで学べるって事を書きました

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

様々な国の国際関係、文化、歴史に興味があります。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

得意なの書くの大変でした。

b. リベラルアーツ学習適性

BUCHOサイトの問題がかなり役に立ちました。特に私は数学系の問題が苦手だったため、分からないところは塾の先生に聞いたりして疑問を解決していました。復習をしっかりしたら少し時間をおいて、もう一度といてみる。するとやっぱり苦手なところはまた間違えてしまうので復習する。。という勉強をしていました。でも本番では分からない知識問題も出てきますし、焦らず、図形系などしっかり取れる問題をきちんと正解する事が大切だと思います。

c. 人文科学

過去問ですね。 とりあえず抽象的で長いですが、読解力を問う問題が多いです。 国語の読解に必要な語彙は知ってるほうが解きやすいと思います。 これも知識問題では焦らず、苦しくても問題を理解してやろうと言う気持ちでとくといいと思います。

d. 社会科学

んー読解力と分からない問題はとばす力が必要だとは思いますが、私自身本番ではどれくらい解けたか見当もつきません。適当にどんどん行きました。。そのなかでも自分の知っている知識はフル活用して、がんばって読みきることが大切だと思います。難しい問題は結構みんな解けてません!!

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

TOEFLのCDがいいかな。と思います。傾向も似てますね。あとは普段からぐっと緊張してリスニングをする練習をすること。本番であまりあわてずにすみます。頑張ってください。

<リーディング>

ここは唯一(?)他の私大とかとも対策が変わらないものです。
しっかり読解ができれば大丈夫です。
あとはやっぱりTOEFLですかね。・・なんていってますがわたしは英語の対策が一番大変でした。

直前はほんとに英語嫌いになるかと思いましたけど本番読めた気にはなりました。でも何点取れたんだろう・・。
面白い勉強法で楽しく力をつけるのが一番だと思います。が、過去モンはしっかりといておくと絶対いいですよ。
オンレクを最大活用しましょう!以上です。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

受験期つらくなると思います。
でもICU決して諦めないで欲しい。

8. 最後に一言

オンレクやってよかったです。
できたら楽しい方法を探して、でも嫌いな勉強から逃げず、日々成長していってください!

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

<プロフィール>

1浪・河合塾

2. 受験形態

一般入試(センターなし

3.予想得点

リベラル得点 = 6割
人文科学得点 = 7割
社会科学得点 = 5割?
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 6割

4.併願校

N/A

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

少数精鋭に目を奪われた…

6.ICUに期待するところ

やっぱりELPに期待。
サークルあんまり活発じゃなさそうだけどどうなんだろう…

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

将来の夢とかをいろいろ書き綴って、それを目指すのに適してるのはICUしかないっ!みたいなこと書きました

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

社会科学とかで平和について学びたいというようなことをつらつらと。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

新聞に投書を頻繁にしてたのでそのことを書きました。

b. リベラルアーツ学習適性

なんもしてなかったなぁ…できて6割くらい。

c. 人文科学

本は読んでました。問題自体は以外に面白くて、多分得点は7割くらい。
楽しめたら勝ちだと思います

d. 社会科学

社会科学選択ですが、なんなんだこの問題!とブチ切れそうになりました
知識問題が非常に多く、政経取ってる人は完全に有利。政経取ってない俺は絶対落ちたと思いました
と言うかどういう意図で出されたんですかね。ほんとに不公平だと思いますけど…

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

意外に簡単。
TOEFLの問題集やってれば、リスニングがものすごくゆっくりに感じますよ。

<リーディング>

これも意外に簡単。
一昔前の過去問はすっごく難しいですが、最近ではかなり易化してるように思います。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

TOEFLの問題集はリスニングの対策に是非!難しいですが重いバットを振る気持ちでやってみてください。

8. 最後に一言

正直幸運だったんだと思います。
実際はこんな点ではなく、もっと低いかもしれません…
とりあえず、6割5分を目指してればいいんじゃないでしょうか?

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

「数学」←見ると動機息切れめまい吐き気が起こる人へ捧ぐ体験記

<プロフィール>

出身:神奈川県立神奈川総合高校(単位制普通科)

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 6割
人文科学得点 = 5〜(勘が冴えてれば)7割
社会科学得点 = 4〜5割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 9.5〜10割

4.併願校

東京外国語大学フランス語学科
早稲田大学国際教養学部、教育学部
上智大学総合人間学部教育学科
慶応大学文学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校1年生のときの英語の先生に「ICUはうちの学校(私の出身高校)と雰囲気が似ているらしい」と言われ、「うちの学校」が大好きだった私はその翌年オープンキャンパスへ。そしてそのICUに、宿命的に恋したのでした・・・。

6.ICUに期待するところ

やはり英語で考えたり議論したりする力をつけたい!英語をツールとして使いこなせるようになりたいです。そして教養学部であることを活かし、様々な学問をリベラルに学んで自己の世界を広げようと思います。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

世界各地で生じている環境や紛争など昨今の様々な事象を見るにつけ、『教育』をツールとして何かできないだろうかと考えている。そのため、『教育学』にとどまらない宗教や歴史、政治や経済などを多角的に、かつ世界的な視野で学びたい。ICUの『英語で学ぶ』授業、『教育学部』の範疇を越えた『教養学部』でこそ、それが可能であると考えた。

みたいな感じです。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

「世界中の人々が地球の未来をもっと真剣に考えるように『教育』を推し進めていけないだろうか」という獏とした概念が私の頭の中にあり、これを具体的な行動や方法に結び付けていくため、『教育』を核としつつも、地球上に生じている様々な問題の歴史や宗教的背景、駆け引きや利害関係を知るための政治や経済はもちろん、現実として必要な語学、また語学を習得することで理解できる異文化の価値観などを多岐にわたり学びたい。

・・・なんかごちゃごちゃになっちゃってますが実際はもっとわかりやすくというか簡単に書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

“伝統芸術品”が好きで、高校三年間の研究テーマとしても、日本の伝統工芸品である有田焼を取り上げて、取材し、その歴史や美しさを独自の冊子にまとめて発表した。そこから学んでいることなども書きました。

b. リベラルアーツ学習適性

数学ができればこの試験は大丈夫なんじゃないかな。と思うので、私の数学対策について書こうと思います。

といっても実は私は数学が大嫌いでした。
数学のことを考えると動機息切れめまい吐き気がしました。というのが小学校時代からありました。
高校1年生の私、数学�T、Aの成績が3(十段階評価)。
そしてICUに恋をした高校2年生の私、数学、履修してません。単位制の高校で、数学�T以外は必履修科目に登録されておらず、履修しなくてもいいんです。
高校3年生の私、ICUの過去問を見て、数学をどうするか悩みました。結果「放棄」することにしました。そして数学ができないかわりに百人一首や四字熟語や日本史(日本史選択だったので)の知識や世界三大なんちゃらを覚えて得点源にしようと試みました。数学は一瞬も勉強しませんでした。
今となってはまったく愚かとしか言いようがない決断です。
だって知識問題なんて無限にあるんですよ。いくら四字熟語覚えたって、わかんないやつもいっぱい出るんですよ。数学全部無視して、わかる知識問題だけを解いたって、得点が伸びるわけないんですよ。気づいたのは、単願受験したICUに見事に落っこちた日でした。

浪人するにあたり、私は数学もちゃんと対策することに決めました。やることはやるにしても死ぬほどいやだったし、何からやっていいかわからないし、もうルートってなんだよヒッサンのやり方わかんねーってかんじで、途方にくれました。

そんなかんじの秋、BUCHOさんのオンラインレクチャーをはじめました(なんかここまでたどり着くの長かったですね。すいません。)。

最初に解いたリベラルアーツ適性、4割。
最後に解いたリベラルアーツ適性、7割。

この成長はひとえにオンレクの解答解説のおかげです。
浪人生になって数学をやろうって決めてから秋までは、むやみに中学のテキスト読んだり、百マス計算したりしてたのですが、オンレクをはじめてからはオンレクのリベラルアーツ適性の「解答解説」だけを頼りに数学をやりました。
そのメリットは二つ。
まずひとつは解説が適度に詳しいこと。長くてもやだし、簡潔すぎたらわからないけど、オンレクの解説は適度に詳しいのです。わからないところがあったら、解く時に使う公式や方法は書いてあるから、そこのとこだけを教科書で見ればいい。たとえば「分母の有利化」ならそこを見ればいい。教科書を1ページ目からじゅんぐりにやるのは挫折するけど、これなら楽だし時間が短縮できます。ちろん最初は一個理解するのにかなりの時間を使ったけど、それらをマスターしちゃえば後はもう早いし、しかも解けるから楽しい。際限なくどんどん新しいことやんなきゃいけないってのはすごくきついけど、オンレクでは何回も同じような問題が出てくるから、一度理解したものを「解ける」喜びが味わえるわけです。しかも実際のテストもそんなかんじだったんです。見たことねーってのはそんなにありませんでした。
そして二つ目のメリットは、各問題に難易度が示されていること。非常に簡単、簡単、普通、難しい、非常に難しいまで。これがついてると、簡単な問題は確実にマスターするよう頑張るし、難しいのは飛ばすことができます。難しいのはみんなができない問題。みんなができない問題は解けなくても大丈夫。入試だから、みんなができる問題さえ落ととさなければいい。それが分かってから、解説も難しいマークがついているのは一応読んで、理解できそうに無ければ飛ばしました。時間の短縮になりました(受験勉強は数学ばっかやってるわけじゃないですからね)。

こうしたオンレクならではのメリットを最大限に活かして、私は数学の壁を克服しました。復習に最初4時間かかったのですが、直前には1時間に縮めることができたんです。 さらに得点も前述の通り7割までアップしました。本番は緊張や世界史がほとんど出てくれなかったことを考慮して、6割くらいだと思います(それでも受かるんですね)。
オンレクをやってなかったら、数学なんか途中で投げ出してたかもしれません。

数学は大いなる得点源です。公式や解き方を知っていれば、初めての問題も解けるんです。知識問題は知らなきゃ終わり。解けません。とにかく、数学を苦手意識してしまうのはもったいないことです。実際そんなに難しくないんだし。私もオンレクやって初めて気がついたのですがね。 嘘みたいですが、私はいまや数学好きになって、問題集を高校生の妹からもらって趣味で解いてます。数学ほど、解けたときの喜びが大きい学問はないのです。

c. 人文科学

14年分の過去問を解き、全ての要約を書きました。BUCHOさんがお勧めしているもの(4つ)は2度解いてさらに要約しなおしました。

d. 社会科学

社会科学ですね。人文に同じ。ただし、現役のとき選択していた日本史じゃ高得点は絶対無理だとおもったので浪人がきまった瞬間から世界史Bを勉強しました。すっごい大変だったけど、いまは日本史、世界史どっちでもカカッテコイヤ!というかんじです。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

毎日英語を聞く。特に時間数は決めていません。好きなだけ聞きました。ただし聞いてるだけでは高得点は無理でした。一定の長さの英文をある程度速読する力が必要だったのです。だからリスニングといえどもリーディングの勉強となんら変わりません。

<リーディング>

とにかく同じ英文を繰り返す!とにかく繰り返す。
構造がわかって自力で和訳できるようになった英文を毎日毎日ひたすら何度も読み、すらすら言えるようになるまで何十回(最初は3桁になった)と音読しました。多読はしていません。読んだのは1ヶ月に3題ほどです。ただ飽きと闘いながら、同じ英文を何度も何度も繰り返し読み続けました。
成果は出ました。
11月のベネッセ・駿台全国記述模試では偏差値が81.2。
センター英語は9.5割。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

とにかく、限界までやってください。自分に甘くなってはいけないのです。自分に甘い人はICU生になれないのです。何か一つの試験を放棄したりしても絶対にだめです。そんな人は門前払いなのです。現役時代の私のように・・・

8. 最後に一言

解答解説の節々にちりばめられたBUCHOさんのユーモアや励ましに助けられました。あれがあったから、くじけないでやってこれたと思います。本当に感謝しています。
いまや勉強することが中毒になっている私。机に向かってミシミシ勉強するのが楽しいのです。
あー勉強ができるってなんてすばらしいんだ!と山に向かって叫びたいです。しかし横浜に住んでいるので山が無いです。

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

脱兎、都の西北

<プロフィール>

千葉県:私立進学校:テニス部

w大学商学部中退

塾でだらだらバイト
予備校が嫌だったので宅浪。
趣味:高校ではテニスをしていましたが、今は他大学の団体でデザインをして遊んでいます。

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 80%
人文科学得点 = 70%
社会科学得点 = 75%
英語リスニング得点 = 65%
英語リーディング得点 = 90%

4.併願校

慶応義塾大学 環境情報学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

入ってから商学の内容に興味が持てなくなったのと、校風が全く合わなかったので中退して遊んでいましたが、大学生をやり直そうと思い、勉強したい分野が沢山があった、英語が好きだった、暗記ものが無い、1日何時間も受験勉強したくないということでICUで目指しました。

6.ICUに期待するところ

学生の個性。前の大学で相当幻滅したので、学校自体にはそこまで期待していません。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

学びたい分野が文理またいでいるから、みたいなことをそれっぽく書きました。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

計算機とか哲学とか経営学とかを学びたいとか書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

翻訳もどきをボランティアでやっているとか書いた、はずです。

b. リベラルアーツ学習適性

赤本に付属していた例題を解いたところ、時間が全然足りなかったので、本番では、2001年度のたかさんの体験記を参考に、時間配分を間違えないようにしました。配点が1問1点と他の試験より低いので、10問くらいは捨てても他が全部合っていればいいぐらいの気持ちで解きました。

c. 人文科学

過去問を解いた時にキリスト教に関する知識の不足は感じましたが、週一冊程度は本は読んでいるので、レトリックや文章量は苦になりませんでした。ただ、本文を細かく読みすぎて解答時間が足らなかったことと読み進めながら解答したせいで簡単な問題を間違えていたので、本番では20分程度で全文を読み、残りを解答に当てました。一問にかけられる時間は少ないので、時間がかかりそうな問題は捨てた方が良いです。
今年はキリスト教や神話に関係する知識問題がほぼ無かったので、センター現代文の長いバージョンのような印象でした。時間配分さえ間違えなければ大丈夫です。

d. 社会科学

過去問を解いたときに、最悪の手ごたえで7割だったので特に勉強はしませんでした。強いて言えば、世界史、日本史、政経を通しで勉強してあったことと、「日本の歴史」(岩波新書)や「戦後史」(岩波新書)、「そうだったのか日本現代史」、「そうだったのか中国」(集英社)、ローマ人の物語などの歴史の本を読んでいたぐらいです。
今年は例年ある読解問題が消え、問題文は選択肢を絞る程度にしか使えず、内容も政経分野から多く出題されていました。センター政経に日本史や世界史を追加したような形式でした。時事問題も出ていたので、ここ3年くらいの国連の主な活動や大きな国際会議などについて直前に調べておくと数点分にはなると思います。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>
暇つぶし感覚でiKnowというWebサイトのTOEFL頻出単語の例文のディクテーションをやったり、CNNをだらだら見たりはしてましたが、問題に関しては対策ゼロだったので、英語が1度しか読まれなかったり、問題文を読む時間があまり無いことにかなり戸惑いました。対策の有無で相当点数が違うと思うので、TOEFLのリスニング問題集やICUの英語のリスニングなどをやっておくと良いと思います。

<リーディング>

9月に過去問をやって7割弱でボキャブラリー不足と問題形式への不慣れを感じたので、12月にTOEFL Reading 270という問題集を1冊解きました。あと小説以外の短めの洋書を毎日精読をして(私はJohn MaedaのThe laws of simplicityなどを)、構文理解が遅くならないようにしていました。ICUの英語はすぐ飽きてしまったので、TOEFL対策の問題集をやったほうが楽しいと思います。
今年は例年より易化していたので、だいたい35分で解いて、選択に迷いがあったものを時間をかけて見直しました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験会場は暖房が結構暑いので、一つ終わるたびに外や廊下に出たり、トイレに行ったりして頭を冷やすといいですよ。

8. 最後に一言

Festina,lente.

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

し。しろ

<プロフィール>

予備校通い無し

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 6割
人文得点 = 8−9割
社会科学OR自然科学得点 = 4割・・よくて5割(苦笑)
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 9割

4.併願校

慶應義塾大学環境情報学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校がICUと関わりが深かったので、自然と知っていた。
いい意味で「ヘン」な学風と、英語に力を入れていること、メジャー選択までに間があることが一番の志望理由。
高校時代にアメリカの国際大会などに参加して、国際的、多国籍なバックグラウンドのあるところがよかったので、ICUに決めた。

6.ICUに期待するところ

大学院は英語圏に行きたいので、徹底的に生きた英語を使えるようにすること。
どこに行ってもベースになる教養を得ること。
文化圏の違う友達もできるとうれしいですね。

7.受験対策

a.願書

N/A

b. リベラルアーツ学習適性

あまりに苦手な分野だったので、まず例題をやって問題傾向をつかんだ。あとは「ICUの英語」の数列の解き方を熟読して気分に余裕を持たせておいた。

受験当日は、問題文がかくれるくらい、問題用紙にメモをとり、素早い速度で思考した。思いついたことを全部書き留めて、その中から答えをすくい上げる姿勢で粘った。

平均点が低い科目であるうえに、得手不得手がはっきりとでる科目なので、苦手な人は高得点を狙おうと手を広げすぎないほうがいい。
対策としては、自分がとれると思うところだけ強化し、苦手なところは問題形式だけつかみ、6割程度目指して挑むくらいに切り捨ててもいいんじゃないかな。少なくとも、私はそれでのりきった。

c. 人文科学

「影」について文章で、非常に興味深い内容だった。問題としては私にとって「大当たり」だったので、楽しんで読むことができた。文章と問題を精読して、はっきりとした根拠を元に回答すれば、それなりにとれる。
ただ、今回は抽象的な内容を含んでいたので、そういったタイプの読解になれていないとやりにくいと思う。
対策としては、哲学系、宗教系の本(入門・・とかではないもう少しハードなタイプ)を呼んでおくと、抽象的な事柄に対しても対応がしやすいでしょう。

d. 社会科学

社会科学を受けた。
問題が出てきたとたん、「落ちた」と思うほどに小難しい知識問題(笑)
幅も広いうえに、「知るかっ」といいたくなるような「○○年の○○国際会議で締結する条約の内容について述べたもので正しいものは以下のどれか」などの知識問題がほとんどだった。

しかし、よく読めば、選択肢の中で事実関係が間違っているために省けるものもある。落ち着いて説いてゆき、とれるところだけ確実に拾ったのが良く出たようだ。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

あまり難しくない。
単語は簡単なので、聞き逃しさえしなければ順当に取れる。
ただ、英語を聞き慣れていなければ話にならないので、TOEICのCでの練習や、CNN、BBCのニュースをWEB上などを良く聞いておくと余裕をもって回答できる

<リーディング>

大学入試の際に求められる単語を一通り覚えておけば(市販の単語帳など)、単語で困ることはない(はず)。
文脈さえつかめれば、詳細をねちねち聞いてくるわけではないので回答で惑わされることは少ない。

読解のスピードがあればそのぶん回答に時間をかけられるので楽になる。
ICUの英語の読解問題部分を1日か2日でやりきるくらい英語長文になれておくといいだろう。読解が苦手な人は、ひたすら読むしかない。私は毎日CNNかBBC、NEYYORKTIMESをWEB上で読むように心がけた。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

問題形式を知るためにも一度は「ICUの英語」を説いてみるとよいのではないかと思った。赤本はリスニングの音声がないので、あまり効果があったようには思えない。

とにかく、本を読み、英文を読む。
それが私の試験対策だった。
本や英文をよむことで、人文、英語の対策だけではなく、社会科学の内容対策(世界史や、社会情勢など)になる。
その際に読むのがくるしかったならば、単語力が足りていないので単語を補強する。
「読む」ことは単純な暗記とは違う。勉強に「飽きる」ことなく続けることができた。

「試験対策」らしい勉強を私は3日しかしなかった。
つまりICU入試にとって重要なのは、この試験のための勉強ではなく、「一生役に立つ」勉強。

8. 最後に一言

「もう遅い」
という言葉はありえない。
重要なのや勉強した期間ではない、勉強した密度なのだ。

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

nao

<プロフィール>

ICU高校(器楽部)卒、一橋大学から転入

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 7割
人文科学得点 = 5−6割
自然科学得点 = 8割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 9割

4.併願校

なし

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICU HSに通っていたので、キャンパスと大学自体は馴染みがありましたが、高校の生徒の多くが「ハイ上がり」(ICU HSからICUへ入学すること)するため、自分が身を置く環境が狭くなってしまう気がして国立大学に入学しました。2年大学に通った後、一年間休学し、復学しましたが、やはり大学に対する疑問が拭えず、ICUでもう一度しっかりと学び直したいと思い、転入試験を受験しました。

6.ICUに期待するところ

専門特化ではなく、広く学ぶことのできる点
学問としっかり向き合って学ぶこと

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ICU HS卒業後、他大学に入学しましたが、そこで大学で学ぶこと自体への誇り・目標を持って向かっている学生が少なく感じ、それに対して疑問を抱いてきたため、大学編入を決意し、その環境としてICUがふさわしいと考えたことを書きました。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

世界の言語を他分野の学問と関連付けつつ、学際的な学びができることに期待していることを書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

合気道を習っていること、料理、もの作りが好きなこと、英語資格・試験(CAE、IELTS)のことを書きました。

b. リベラルアーツ学習適性

オンレクを一通り解き、間違った問題は関連事項を調べて書き留めておくこと。

c. 人文科学

新書を読みました。(聖書関連、仏教、日本文学、西洋美術史、西洋音楽史、西洋思想史など。その他自分の興味がありそうなもの。)
オンレクで過去問題を一通り解きました。

ただ本番ではあまりうまくいってないので、「読んで予備知識を備える」方法はそれだけでは不十分だったかもしれません。逆に中途半端に知っている文章が引用されたりして、知識が邪魔してしまった気もするので、本番では蓄えた知識を真っ白な状態に戻して、白紙の状態で読んだ方がよかったかなと思います。

d. 自然科学

化学は高校1年で学んだだけだったので、ほぼ一からのスタートでした。始めたのは10月でしたが、教科書・基本問題集を中心に、少し発展問題に触れつつ、「繰り返し解く」を基本に据えて問題に向かいました。
数学は2・Bまで履修していましたが、時間が空いて忘れていたので感覚を戻すこと、以前使っていた問題集を再び解いて新しい問題にはあまり触れずにおきました。数学も基本を繰り返し解きました。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ほとんど対策していないので参考になるかどうか…
たまにBBC Learning Englishのサイト(London LifeやEntertainmentなど、対策としてだけでなくても面白いです)で短い音声を聞いたりはしていました。
本番1ヶ月ほど前からはBBC newsのPod castのディクテーションをしました。

<リーディング>

始めは本を本でいましたが、本番3ヶ月くらい前からJapan Times Weeklyを取っていました。
(日本の新聞とは違った視点で書かれていたり、より詳しく載っていて量も多くないので、対策としてだけでなく、普段から読むものとしても、とてもいいです。Weekly版には一部訳も書かれています。)

私は実際には行っていませんが、CAEのuse of English(English in Useだったかな?)の一部はICUの試験のPart2と似ているので使えるかもしれません。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

私は転入を志望したのが9月下旬で、もう一度「しっかり」勉強する時間はなかったので、あれもこれも、と焦る気持ちを押さえて対策も最低限の量しかしていませんでした。
それでも現役時代に学んでいた基礎が、幸い身に着いていたことが助けになったと思うので、やっぱり基礎・高校で習うことを自分のものにしておくことが最重要なんだと思います。他の大学では高校で学んだことだけでは太刀打ちできないこともあるのかもしれませんが、ICU試験では「知ってると解くのが早くなる」ということはあっても(稀だと思います)、「解けない」ということはないので、発展問題に手を出すなら基礎を固めた方が賢明かな、と思います。

8. 最後に一言

今のがんばりは絶対に自分の身になっていくものだと思います。
毎日机に向かう日々を超えて、2月に本番を迎えたら、根拠がなくても何でも、とにかくポジティブに自信を持って!
長いようでも終わるときは必ずやってきます。試験が終わった後の楽しみなこと、大学でしたいことなどを考えたりして、がんばってください☆

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

とんぷく3

<プロフィール>

東進衛星予備校です(東進は特にICU対策とかはありません)

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 6〜7割
人文科学得点 = 6割
社会科学得点 = 5割(希望)
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 9割

4.併願校

専修大学・日本大学・立教大学・明治大学・青山学院大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

友達が目指していて知り、過去問みてヒト目ぼれ

6.ICUに期待するところ

・ELP
・他大と違い、入学させたら放置しないというイメージがあるところ

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ごめんなさい・・・思い出せません・・・

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

わたしは将来国際関係の仕事に就きたいと考えています。そのためには”国際人”になることが必須だと思います。私の考える国際人とは、英語ができるだけでなく、様々な分野に精通している人です。そこで貴校のELPによって、世界最先端であるアメリカの多くの分野の論文を毎年リアルタイムで読めるような英語を鍛えたいと思っています。

・・・みたいな骨格だったと思います。
書く前にルーズリーフとかで下書きして誰かにみてもらってから清書しないと志願書を2冊買うハメになります。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私は新書を読むことを日課としています。はじめは知識を蓄えることが目的だったのですが、今は様々な考え方に触れる事が目的となっています。

b. リベラルアーツ学習適性

オンレクくらいしか対策しませんでした。
文系の人に特にいいたいのですが、理数系の問題を重点的に復習して下さい。
知識問題よりも再出題されやすいと思います。
「理数系問題は迷わず捨て」とかはタブーです。
1点を笑うものは1点に泣きます。

c. 人文科学

東進の出口の授業を受け、どこかのサイトでオススメしていた
岡田暁生の『西洋音楽史』
三浦綾子の『新約聖書入門』
『美学への招待』
里中真智子の『マンガギリシア神話』
『西洋思想入門(だったかな?)』
を予備校の帰りの電車内で読みました。
面白くてオススメは『美学への招待』『マンガギリシア神話』で
一応2回は読んだほうがいいかも、というのは『新約聖書入門』です。

d. 社会科学

社会科学を受けました。
ICUをうけて本当にわかったのはいろんな社会の教科(主に世界史や政経)をやった方がいいということです。
ていうか苦手だったので特に言うことはありません。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングは基礎が大事なのでZ会のリスニングのトレーニングの入門(2周)・必修(4周)・上級(1周)をやりました。自信がなくなった時は1月でも必修編をやり直しました。
試験は1度しか流れませんが超簡略メモをとることをオススメします。ディクテーションはその練習になると思います。
後は聴きまくることです。しかしBGMとして聞いても効果はゼロなので家では音読を5回、そとでは頭のなかだけでもいいのでマネしてください。

<リーディング>

唯一の得意科目で得意だからこそわかるのですが上達のコツは経験のみです。裏ワザとかありません。どうしても苦手という人は新年までに難しい参考書(自分の場合は『青山・立教の英語』でした)を終わらせると自信がつくと思います。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

先ほどもいいましたけど1点を笑うものは1点に泣きます。
難易度がD+やDは捨てるほかありませんけどなるべく点数に関しては貪欲になりましょう。1点にしがみつくものは1点を笑うものに勝てます。

8. 最後に一言

努力は案外裏切らないと思いました。
上では偉そうなことを言っていますが、オンレクでの総合成績は英語のリーディング以外すべて50以下でたしかトフルのICU模試でもD判定でした。それでも歯を食いしばったおかげで合格できたと思っています。
ちなみに努力の基準は一番早く予備校にきて、一番最後まで残って勉強することです。

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

NT

<プロフィール>

北の某男子校に4年間通ってました
それから予備校に入ったので実質2浪です

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 6〜7
人文科学得点 = 5〜6
自然科学得点 = 数学10 物理4死んだと思った
英語リスニング得点 = 7〜8
英語リーディング得点 = 8?

4.併願校

上智理工 物質生命科学B ○
明治農 農芸化学全統 ○

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

たまたま近所の予備校に忍んでいた時です
何の気なしにパンフレットを覗いていたら・・・
(年が明けてからの話です)

6.ICUに期待するところ

特に決まっていはいないのですが教養ですね見識(?)を広げたいです

僕みたいに理系命で社会やら世間やらに対して関心を持ってませんって人って沢山いると思います
でもそれって間違ってて社会と繋がってこそ科学技術が活きるのであって
それで、技術を活かすためにはまずその繋がってる社会を学ばないと、そいで、
えーと…
そうですねあとはちゃんと日本語を書けるようになりたいです

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

理系を志す人間にじっくり上に書いたような回り道をさせてくれるから
そこに一番「自由」を感じました(って書いた気が・・・)

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

数学と日本の近代文学を学びたいみたいな事を

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

「ただ椅子に座ってひたすら何時間も悩むことができます」
今思うとこんなので良かったのか
非常に、悩ましい

(以上願書記入欄に最初からボールペンで書いて何箇所も誤字をグチャグチャに訂正してました
受理されるのか心配でしたが大丈夫だったみたいです)

b. リベラルアーツ学習適性

赤本のサンプル問題と『ICUの英語』の模擬試験だけやりました
あとBUCHOさんのweb問題もたまにネカフェで眺めてました

和歌や百人一首の暗記はキリが無い気がしてやりませんでした。
代わりに英単語を覚えてました

c. 人文科学

うんうん、えっなんで、なるほど、と文章に書きこんでました
流れがつかめ(た気がし)ました

あとは後で紹介する英語の参考書が役に立ちました

d. 自然科学

数学と物理をとりました

基本を深く理解するといいです。
教科書レベルの参考書の導入部分がためになったなと思ってます。

あとは概算!ICUの数学は本当に概算が効きます
選択肢で与えられた数値や文字式と問題の条件を比較してみると良いんですが
消去法で一つに絞れるものが沢山ありますよ
時間が足りなかったら試してみてください

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

『ICUの英語』のリスニング問題を終わったものからひたすらシャドーイングしてました。オススメです
予備校の行き帰りで往復一時間位歩いてたのでその間ずっとブツブツ言ってました
かなり恥ずかしかったですけど、おかげで結構聴けるようになりました。

<リーディング>

「横山のロジカルリーディング実況中継」「〃問題演習1」
英語だけでなく現代文の読み方まで変わりました
筆者の言いたいことが何なのか具体的にどう説得しているのか、と注意する目が培われた気がします。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

武蔵境からなら混み混みのバスよりも歩きのほうが楽だと思います。40分くらいで着きますよ。
あと左利き用に机を交換してもらったんですが、そこで出てきた机が更に小さいタイプのものでした。
我慢しましょう。
あと麦茶がおいしかったです。

喫煙所は臨設の所もありましたが、本館正門を出て真っ直ぐの建物の二階にある所が広くてよかったです

8. 最後に一言

合格発表はICUまで見に行ったんですが
自分の番号を見つけた時は嬉しくて嬉しくて、隣にいらしたアメフト部の方に抱きついてしまいました
いやぁ、大学まで長かった