ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2001(19) - いのちもりそば(一般・理系)

1. 名前(メールアドレス、ホームページアドレスなど)

名前: いのちもりそば
メール:ino_mori [at] livedoor.com

2. プロフィール(出身高校、予備校、趣味、サークル、特技など)

函館ラサール高校(地元では一応進学校ということになっているが全国的に見るとそうでもない。)
予備校は近くにはないので通わずZ会だけ
趣味はラジオを聞くこと。North Wave Nack5などが好き。
高校は将棋を少々放送局に在籍。局長もやり全国大会にも。
特技は人が驚くぐらい神経質になれること。

3. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

年度:2001年4月
合格:教育学科
第1志望:教育学科 第2志望:理学科

4.併願校

東大理2(前期) 埼玉大教養(後期)(←センターでこけた)。 立命館文学部心理学科(←何で受けたんだろう。)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

 高2のときにICU出身(89ぐらいの人Lang.出身でPH.Dをもっていたかも)の先生が赴任。その人に週6時間英語を教えられる。その授業は普通の受験英語とは違った。それゆえICUという大学に興味を持つ。その人は周りのどの人とも物の見方が違った。(いささかironyのどが過ぎていたようなきもしたが…)そして調べてみるとリベラルアーツということを知りますます興味を持つ。

 そのころはバリバリの理系で理系科目はとても得意だった。だが高3の夏突然自分は理系に言って何をするのかと自問自答したときに答えが出なかった。つらかった。突然目の前がなくなった。そして心理学をやることに決める。でも文転はしなかった。理科も好きだったからだ。そして国立で東大理2をうける。シンブリで心理学にもぐればいいのさとか簡単に考えていたら、落ちた。当然の報いだと思う。

 結局はじめに考えていたICUを受けて受かった。(その後親と死に物狂いの戦いを制しICUに入る。)

6.ICUに期待するところ(ICUで勉強したいことなど)

 心理学。もちろんです。ただ臨床などの細かいところはわからない。これから深めていきたい。ただ1年はELPがあるので思うようにできない(まったく取れないわけではないが)。でもこの英語もICUのおいしい点ではあるとは思う。あとは興味のある授業をちょくちょくとる(マスコミ系など)。やはり高校のときからの関心領域だから。

7.受験対策(一般入試自然科学考査受験)

a.願書(願書に書いた志望動機、関心持っていることがらなど。)

 もう時間がたちすぎて覚えていないがとても正直に書いたと思う。リベラルアーツ、心理学への興味、ラジオを聞くことが好きなどこんなこと書いてもいいのかともう物まで書いた。

b. 一般能力考査

 先ず先に断っておくとICU対策は赤本を眺めただけです。1年分といたかどうかぐらいです。国立対策に全力を注いでいたので。

 だから死にました。特に語句系はわからなかった。時間も足りなかった。慣れておくと有利にはなるでしょう。ただそうしなくともほかのところで稼げればよいというのも事実のようです。僕はわからないところは適当に埋めました。

c. 人文科学考査

 ここは赤本を眺めたときに1段落ずつ解けというのがありそれに従ってときました。これが一番いいと思います。現代文とは違い長いのですべてを読むと必ず時間を無駄にします。

d.自然科学考査

 僕は自然科学だったのですが、とにかくチョー楽です。とにかく素材が少し見慣れないかもしれないけど、聞かれていることはセンター以下です。満点も楽に狙えます。あとできる科目が多いと精神的安らぎができます。僕の場合は物理、化学、数学がとける状態で問題を見て数学をきりました。こういう余裕があるといいです。

e. 英語学習能力考査

 英語は読むスピードが遅いときついかもしれません。というか入試が突破できないようだとELPで力尽きることになります。とにかく実力をつけておきましょう。また知識は意外なところで役立ちます。今年波についての問題がありましたが物理を取っていた私は読まなくても4つぐらいの答えがわかってしまいました。運もあるといいですね。

 リスニングは他大よりは早いけどそんなに早くないと思います。問題数が多いので注意。ちなみにELPの英語はもっと早いのでご注意を。

f.の他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

 

 休み時間は寝る。僕の場合はこれにつきます。確かに浮きますけど。おかげで英語のときでもぜんぜん疲れていませんでした。あといろいろな本を読んでおくこと。これは人生というスパンで見たときにも役立ちます。基本的に国立対策のような総合対策があれば大丈夫でしょう。

8. 最後に一言

 受験期の皆さんはすべての価値基準が勉強という物差しになっているという人もいるでしょう。たしかに受験を乗り切るだけならそれがいいのですが、もっと長い目で物事を見てほしいとおもいます。月並みですが。