ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2011(4) -jonjon-
1. お名前、プロフィール
<お名前>
jonjon
<プロフィール>
某大学卒業→トランスファー
2. 受験形態
転入本科
3.予想得点
リベラル 5割
人文科学 6~7割
社会自然 6~7割
英語リスニング 8~9割
英語リーディング 8~9割
4.併願校
N/A
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
高校受験の際もICUを受験しておりました。合格を頂いたのですが、迷った結果他校へ。以来、心のどこかで気になる学校でした。
6.ICUに期待するところ
やはり語学です。
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>
トランスファーなので、なぜICUに転入したいのかを中心に書きました。
<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>
私は語学、特に英語教育に興味があるので、そのことについて書きました。
<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>
N/A
b. リベラルアーツ学習適性
ひたすらBUCHOさんの問題を解き、間違えた問題は復習し、頻出の問題を押さえるようにしました。また、数学の基礎事項(公式など)をほとんど忘れていたので、数1、Aの教科書をざっとやり直しました。
c. 人文科学
これもとにかくBUCHOさんの過去問を解いたほか、意識して新聞記事(特に社説など)を読むようにしていました。論文は一般的な読み物とは違って読みづらく、私もかなり苦手だったのですが、とにかく慣れることが大切だと思います。
d. 社会科学
人文とほぼ同じです。ただし一般的な教養である程度対応できる人文とは違い、政治や経済、ジェンダー論などがよくテーマとなるので、現代社会や政治経済の参考書などに目を通した方がよいかもしれません。ジェンダー論に関しては、過去問を解くうちにつかめると思います。
e. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
形式に慣れること、また、間違えた問題は必ず聞き直し、解き直すようにしていました。分からなかった単語もおさえるよう気を付けていました。分からない問題があったときは焦らず、それにこだわるよりもとにかく次に集中するのも大切かと思います。
<リーディング>
リスニングとほぼ同じです。形式に慣れること、そして分からない単語は押さえるようにしていました。慣れてきてからは、制限時間を実際より少し短く設定して解く練習をしました。
f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
・どの科目も、とにかく継続して毎日問題を解くことを心がけていました。スポーツなどと同じで、一度サボってしまうと感覚を取り戻すのに時間がかかるので、とにかく継続することが大切だと思います。
・私は論文形式の読み物が苦手で人文・社会科学の問題文にはかなり苦戦しましたが、制限時間が70分と限られているので、まず20分~25分程度で読み終わることを目標にしていました。年度によっては分量が多く30分ほどかかってしまうこともあったのですが、じっくり取り組むうちに25分程度で読めるようになりました。苦手意識を持っていた私でも最終的にはなんとかなったので、とにかくあきらめずにじっくり取り組むのが大切だと思います。
・本番では何が起きるかわからないので、ひとつミスをしてもとにかく次に向かって気持ちを切り替えることが大事だと思います。
私の年度は、本番のリベラルで数学がかなり多く出題されていたので焦りました。リベラルが終わった後は絶望的な気持ちになっていたのですが、この気持ちをひきずってはマズイ、と意識して気持ちを切り替えて次に取り組みました。一応他の科目はなんとかなったのですが、試験が終わった帰りのバスの絶望感といったら…思い出すだけでも辛いです(笑)
8. 最後に一言
オンレクはとても良識ある教材だと感じ、受講を決めました。実際受講を始めると解説も丁寧で、ところどころにユーモアやICU豆知識が挟み込まれており、楽しみながら勉強することができました。BUCHOさんにしか作れない教材だと思います。
正直、落ちたと思っていたので合格できてほっとしています。私は意志が弱くて、ついつい怠けたくなってしまったのですが、とにかく絶対合格する!という気持ちを持って目の前の誘惑を断ち切るようがんばりました。といっても、ときには休憩してリラックスするのも大切だと思いますが。
なんだか偉そうなことをぐだぐだと書いてしまったのですが、少しでも参考になれば幸いです。ナマケモノの私でさえ本番の前は勉強に集中できたので、真面目な皆さんならきっと大丈夫です。最後まであきらめずに、がんばってください。