ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2011(10) kii-

1. お名前、プロフィール

<お名前>

kii

<プロフィール>

都内私立
予備校は河合など
陸上部
適当な委員を3つくらいやってました

2. 受験形態

AO入試入試

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

中学の時の担任の先生がICU出身で、ICUを知った。
OCに行って、あの雰囲気、教育制度に魅せられてしまった。

6.ICUに期待するところ

1つの物事に対して多角的にアプローチできる
たくさんのことに挑戦できる
多様なバックグラウンドを持つ仲間に出会える
ICUでの様々な経験を通じて、どんな発見をし、それが自分にどのような影響を与え、どんな人になっていくのか。

わくわく!

7.受験対策

a.願書

a.願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

自分の将来のビジョンをはっきりさせ、具体的になにを目指すのかを明記し、そのために不可欠なのがICUであること、そしてどのような点において、自分にとってICUが不可欠なのか、ということを将来像からのボトムアップ形式で書いた。

a.願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

実際に行われている授業を調べ、さらに、その担当の教授を調べ、とにかく具体的に書いた。
この先生のこの授業をとってこれを学びこういうことで活かしていきたい、みたいな

ただ、偏らないように、一般教育科目のことやELPについても少し触れながら
でも、あくまでそれらも将来像が明確でないと統一感がないので注意しました。

a.願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

自分の描く将来像へ近づくために、大学ではこういう企画をしたい、とか、こういうサークルに入ってこういうことをしたいとか、そしてそれによって大学にメリットがあり、卒業しても貢献できることを書いた

学内新聞サークルに入って、記事を書いて生徒の平和関心を高める
ジャーナリストとしての活動拠点をICUにし、講演などをする
平和研究センターと連動して情報を共有する、みたいな

b.エッセイ

(参考) 以下の課題について十分に考えをまとめ、1500字以内でエッセイを書いてください。
【1】 あなたに深い感動を与えた人物との出会い
【2】 あなたの人生の転機となった経験
【3】 あなたの物の見方・考え方に大きな影響を与えた経験

部活を通して、対話の重要性に気付かされた経験を書いた

このエッセイでは、経験を語り、自分の人間性を知ってもらうというもの。
あくまで経験談は自分のよさをアピールする道具であるから、出来事は語りすぎずに、その時の自分の心境や変化を中心に構成した。

伝えるのは長所だから、最終的にプラスの自分のみを印象づける文章を心がけた。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析

文化祭で、自分で考案したボランティアの企画について書いた。

ここでは分析がメインなので、プラス面マイナス面の両方を書き、冷静な文章を心がけた。

(逆に1500字のエッセイは感情的でも構わない)

d推薦状2通
担任の先生と部活の顧問

2人とも、私を3年間みてくださっている先生

自分をよく知っている人が一番です。

e. 成績書類

・英語

TOEIC615
英検2級

・評定平均

たしか、4.6

f.一次試験(書類審査)のポイント

自分を知らない人に読んでもらって、感想を聞く
ただし添削してもらうのは2人くらいまでにしないと、文の雰囲気が崩れるから注意する

g.面接 (二次試験)

4人でのグループ面接
グラフが配られ、それについての質問が3つ(1人各1分)→グラフに関する話題でグループディスカッション(15分)→ICUでの学びと卒業後の進路について(1人各1分)

メモ用紙が配布されるので、メモは自由にとれますが最後に資料と一緒に回収されます
質問であてられる順番はランダムです
初めにグラフを読む時間が与えられますが、だいたい3分間でした
面接官の先生は3人で、タイムキーパー兼司会の先生が1人でした

h.二次試験のポイント

面接会場、待合室で周りの人と仲良くなっておくこと!
皆フレンドリーだから、面接が同じグループになると少し緊張がほぐれます
ディスカッションも、友達と真面目な話し合いをすると考えれば、盛り上がるし、自然と強調できて意見がまとまります。

あとは、はっきり大きな声で姿勢よく笑顔で答えること!
堂々としていれば、まず大丈夫です!

2次の前は、学校の先生にグラフを読むポイントや質問に1分間で答える練習をしてもらいました

8.最後に一言

私は、留学もしたことはない、英語もずば抜けているわけではない、特別な経験があったわけでもありません。でも、合格できました。ICUへの情熱を忘れずに、最後まで、納得できるまで、施行錯誤をくりかえした結果、大学の教授に私の何かが伝わったのだと思います。
正直、書類作成は精神的に大変です。だけど、ICUを第一志望に考え、成績を満たしているのならばチャレンジしてほしいです。英語力がそんなになくても、その分書類でアピールできれば十分です。かつてないほど自分と向き合い深く考えることで、得られるものもあります。自分を信じて、頑張ってください!