ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2016 仮面浪人さんの場合〜
1. お名前、プロフィール
<お名前>
仮面浪人
<プロフィール>
地方進学校から東京の女子大へ
2. 受験形態
一般入試
3.予想得点
総合教養 7割
人文科学 8割
英語リスニング 7割
英語リーディング 7~8割
(センター得点参考)
現役時代
国語 162
英語 188
リスニング50
世界史 88
4.併願校
なし
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
現役時代にAOを受けて落ちた。大学に入って、自分の将来を改めて考えたとき、やっぱりICUに入りたいと思った。
6.ICUに期待するところ
英語・リベラルアーツ
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>
自分にとって理想的な環境が整っている、リベラルアーツ教育がすばらしい、とか。
<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>
具体的には決めてないけど、平和に貢献するために政治を専攻するとか。
<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>
多趣味で、自分と価値観の違う人と話をすることが好きとか、知的好奇心豊富アピールを…笑
a. 人文・社会科学
オンレクのみ。10数年分解いた。
今年は簡単だった。女子大でフェミニズムの授業は受けていたし、ラッキーだったかも。
まず問題に目を通して内容や、どこに注目すべきかををざっくりと把握。その後文章を読んで、読み終えてから問題を解いていく。曖昧に回答せず、しっかり文章に根拠を見つけること。紛らわしい選択肢もたくさんあるけれど、一字一句正確に読んで、吟味すると見えてくる。
b. 総合教養(ATLAS)
オンレクのみ。知識も自然科学も、特に何もせず挑んだ。案の定日本史に関する問題が出たけど、ことごとく外した。自然科学は基本的に計算だからあまり苦しまなかった。わからない問題は勘で答える。みんなもわからないと思うし、気にしない。
c. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
オンレクは10数年分解いた。いつも8割とか、調子のいい時は9割とれていたのに、7割しか取れなかったのは、途中すごくもごもごしていて、聞き取りづらくて焦ってしまったから。焦らないことが大事だな~。TOEFLの問題集とか買って聞いたり、英語のニュースとか聞いたりしていた。おすすめはVoice of AmericaのThe correspondents。全然聞き取れなかったけど。笑
<リーディング>
過去問は新しいほうから解いた。Part1は問題を読んでから文章を読んで解く。人文科学と要領は同じで、根拠を探してくることが大事。Part2は文章を読んで内容をざっくりと把握してから、一問ずつ解いていく。穴埋めは最後まで苦手だったけど長文で点落とさなければ大丈夫。
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
試験会場、ものすごく暑いです。こころもち薄着でいって丁度でした。ブランケットも不要。机は言うてそこまで狭くない。大きめの消しゴムを机に貼ってあるマステでとめて防波堤を築き、鉛筆が落ちないようにしました。実際落ちませんでした。
せっかくなので仮面浪人の体験談を。
私がICU受験を決意したのは10月でした。それまではバイトにサークルに授業に東京観光に大学生活を謳歌していました。受験を決意してからは、遊びは少し控えたけれど、サークルは続行。2年ゼミの選考課題も、学校の課題もやっていました。だって、もし受験勉強だけして落ちたら、その時間分他の人に後れをとってしまうから。笑 冬休みや期末テスト後試験前の期間は、実家に帰って受験勉強をしていた。はっきり言って仮面浪人は有利。高3の時より文章が読めているのが分かったし、浪人生がひたすら受験勉強している中、教養を積んでいた。その分現役時代の知識は抜けていたけれど…。笑 通っていた大学では英語の授業があったし、相性がよかったのかも。すごく不安だったけれど、受かってよかった。
8. 最後に一言
過去問になれることが大事。がんばって!