ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2016 Guevaraさんの場合〜
1. お名前、プロフィール
<お名前>
Guevara
<プロフィール>
公立高校→某国立大学に2年間在籍→再受験
2. 受験形態
一般入試
3.予想得点
人文社会または自然科学得点 = 8割程度
総合教養得点 = 8割程度
英語リスニング得点 = 6割程度
英語リーディング得点 = 6割程度
(センター得点参考)
2年前の得点です。英語180点 国語160点 世界史80点。
4.併願校
N/A
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
滑り止めの国立大学に後期で入学したものの、やりたい勉強もできず、上手くいかないなかで、再受験をしました。ICUを選んだのは、変わった校風、英語教育、幅広い勉強ができる点、です。
6.ICUに期待するところ
基礎学問、英語教育あたりです。
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>
大学に合格したものの、やりたい分野ではない学問をするなかで不満が募り、再受験を決めました。
<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>
理系、文系の垣根にとらわれない、幅広い学問を学びたいと思います。
a. 人文・社会科学
ICU受験を決めたのが、入試の3、4ヶ月前だったので、比較的短い時間での対策でした。ですから、ICUで求められるレベルに、対策前である程度まで達していたように思われます。
人文・社会科学に関してですが、目安になるのは、センター試験現代文です。過去問で、9割程度が安定して取れるようになると、ICUでの人文でも得点が見込めると思います。
去年、一昨年と、わりと人文よりの問題でした。ですから、これは総合教養、ICU入試全体にも言えるのですが、大事なのは現代文の能力です。社会科学の知識よりも、現代文の得点力のほうが大事であると思います。社会科学の知識に関しては、最低限、高校受験レベルの知識があるといいです。日本史、世界史、地理、倫理、政治経済。これら全ての対策はなかなか難しいですが、高校受験の参考書をやっておくといいでしょう。
b. 総合教養(ATLAS)
人文・社会科学とさほど変わりません。やはり大事なのは現代文の能力、幅広い知識、です。上記のように対策をすると良いでしょう。人文・社会科学の得点と、総合教養の得点は比例関係にあると思います。
文系の人は、最後の理系分野の問題を、見た瞬間に思考停止にならないようにして、頑張って解いてみてください。それほど難しくなかったりします。
c. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
音読、シャドーイング、ディクテーション、このあたりをひたすらやるのがいいのではないでしょうか。TOEFLの問題をやっておくといいかもしれまん。センター試験は余裕をもって満点近く取れるようにしたほうがいいと思います。
<リーディング>
センター試験で、英語が9割、時間が30分程度余る、くらいのレベルでした。今年は難しかったですが、例年それほど語彙が難しい、というわけではないので、リンガメタリカなどの参考書をオススメします。ICUの英語は順当に勉強していれば得点できるので、順当に勉強しましょう。
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
全般的な勉強法として、国語力をつけること、それから幅広いことに興味を持つこと、が求められると思います。好きな分野であった、脳の知識が、英語のリスニングで役にたちました。(バイリンガル、第二外国語習得の話題)このように、今まで生きてきたなかで、自然に学んだ、いつの間にか知っていることがICUの問題では問われます。いろんな本を読みましょう。
8. 最後に一言
ICUに合格する、という想像、言葉、行動をしたらいいです。そして、想像の世界にリアリティを持ち、それと反する現実がある時は、自分はもっとできるはずだ、こんな点数自分らしくない、こういう風に自分に言いきせましょう。そして、想像に現実が近づくようにしたら、合格すると思います。ICUでお先に待ってますね!