ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2017 ochanomicsさんの場合〜

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ochanomics

<プロフィール>

都立中堅高校中退→通信制高校→専門学校
2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 6.5~7
総合教養得点 = 7
英語リスニング得点 = 7
英語リーディング得点 = 7

4.併願校

武蔵大学
学習院大学
中央大学
早稲田大学
慶應大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高3の時にICUの制度を知って憧れを持って、浪人した時に予備校で在校生の方の話を聞いて行きたくなった。ICUを受けるも落ち、他の大学もダメだったので、専門学校に進学。そのまま就職を考えるも、もっと勉強したくなり再びICUを受験。やっと合格!

6.ICUに期待するところ

ELAで英語力をもっと高めて、留学に行きたい。授業では科学史を学んで、文理を超えた知識を身につけたい。また、少人数授業なのでどの授業でも積極的にディスカッションをしたい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私が、ICUを志望する理由は主に二点あります。一つめは、ELAを中心とした充実した英語教育です。私は、以前専門学校で二年間、英語を勉強し英検準一級を所得できるまでになりましたが、まだまだ英語を学びたいです。また、海外経験がないので、SEAプロジェクトに参加し、ゆくゆくは交換留学、もしくは海外の大学院への留学も視野に入れています。二つめは、ICUが日本有数のリベラルアーツカレッジであることです。現代は様々な情報を手軽に手に入れることが出来ますが、氾濫する情報に躍らされることもしばしばあります。私は文理の枠を超えて学ぶことで世界をより正しく、自分で情報を取捨選択できる力を身につけられると思います。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私が、ICUで学びたい、特に専攻としたい科目はグローバル研究と化学です。まず、グローバル研究では、多様化する世界と各地域が抱える問題を学び、世界平和について焦点を当てていきたいです。様々な大学で国際関係を専門とする学部出来ていますが、経済や政治がメインです。建学以来、平和について研究を重ねているICUで学ぶことで、より一層平和への理解、意識を深めていくことが出来ると私は思います。また化学では、演習や研究を通じて環境ホルモンや化学汚染について、自分自身で分析し、評価する力を身につけていきたいです。今や専門家でなくても科学的知識を容易に得られるようになってきていますが、その知識が本当に正しいかを疑う力を持てるようになることが不可欠だと思います。以上が、私が主に学びたい分野です。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私が好んで行っていることは教育関係に携わることです。集団指導、個別指導問わず、教育関係の仕事に携ってきました。もちろん辛い時もありますが、生徒が苦手な科目を出来るようになった時や生徒の人としての成長を感じる時は、自分のことのように嬉しいです。私が地域社会に貢献出来る方法の一つが教育分野だと思っていますので、ゆくゆくは自分の経験を生かしたボランティア活動を行っていきたいと思っています。
人文社会科学または自然科学 = 現代文のアクセス、現代文私大対策プラクティスをやって選択肢の切り方を勉強。文章の読み方、解き方を演習した。オンレクでは人文をメインに演習して、ICUの入試特有の空気を読む、筆者の立場を把握出来るように努めた。また、ICUは他大学の国語の問題と違ってややこしい選択肢はあまり出ないので、慣れると解きやすかった。もちろん、難問はありますがこだわり過ぎないのも大切かと。知識問題は世界史、政経、倫理の知識が役に立った。

a. 人文・社会科学

現代文のアクセス、現代文私大対策プラクティスをやって選択肢の切り方を勉強。文章の読み方、解き方を演習した。オンレクでは人文をメインに演習して、ICUの入試特有の空気を読む、筆者の立場を把握出来るように努めた。また、ICUは他大学の国語の問題と違ってややこしい選択肢はあまり出ないので、慣れると解きやすかった。もちろん、難問はありますがこだわり過ぎないのも大切かと。知識問題は世界史、政経、倫理の知識が役に立った。

b. 総合教養(ATLAS)

もともと国公立も視野に入れていたので、広くやっていたのが役に立ったかと。講義のメモは略字とかを用いて、なるべく多くとるようにした。part1はメモを利用してなるべく8割以上を、2,3は人文社会科学に近いので知識問題以外はとれるように、part4は時間をかければ出来る問題、全くわからないから予測しながら勘で選ぶ問題で分けていました。総合教養の読解問題は比較的簡単なので、重点的に見直しをし、知識問題や難問、奇問になるべく時間をかけないようにしました。出来る問題をかき集めて6割以上を狙うのがベターかと

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

去年はリスニングで失敗したので、今年はかなりやりました。理系の勉強や移動時間はVOA,BBC,freaknomics(かなり早いけど、中身は一番面白い)をポッドキャストで聴いていた。参考書はTOEFL ITP TESTリスニング完全攻略がオススメ!ICUの入試は少しずつ傾向が変わるので、問題の選択肢しか書かれてないITP形式をやっておくと少しくらい速くても動揺しなくなりました。会話文の呼吸のリズムが掴めるようになってから一気にリスニングが得意になった気がします。また英検準一級の問題が練習にちょうど良かった。
解き直しは一回しかしない方だったので、会話表現や知らない単語はノートに書いて、リスニングの復習はアプリで1.2倍速で聴くのもオススメです。

<リーディング>

リーディングは得意だったので、あまり対策してないですが、TOEFLテスト完全攻略リーディング、体系英語長文、リンガメタリカ、ACADEMICシリーズは良かったです。特に後者二つはリスニングのpart3に出てきた内容も含まれるし、人文社会科学、総合教養でも使える知識が豊富。時間があったら日本語の解説だけでも読むといいかと。あとは読みにくい関係詞や長い節をカッコでくくったり、ディスコースマーカーをチェックする習慣をつけるようにしました。これは国語、人文社会科学でも使えると思います。とにかくわからない文にぶつかったら、解体するのも必要だと思います、やっぱりさらっと処理して誤読したり、ダミーの選択肢に引っかかることがよくありがちだったので。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ヨーロッパ思想入門、村上陽一郎先生の著作、マンガギリシア神話、マンガ新旧聖書は読んでおくと役に立つことがあるかなと思います。
最後の試験だけ運よく長机でリラックスして出来たので、早めに?出願するとタブレット椅子に苦しまなくて済むかもしれません
また、満点をとる試験じゃないので、中央値より上をとれば受かるんだって気持ちも大切です。
繰り返しになりますが、解ける問題を確実に拾い集められるかがカギになるに違いないです。

8. 最後に一言

オンレクの情報量はすごいので、赤本よりも断然オススメします!赤本は解説や問題の不備が多いのであまりよくないです。ある程度基礎がある場合は、予備校よりもオンレクでガンガンやった方がいいです。選択肢との付き合い方も学んで損はないです。もちろん、オンレク以外にも良い塾、予備校はあるので最終的には好みになるかもしれませんが

何回かチャレンジしてやっと報われました!
でも諦めないことも大事ですが、ICU以外にも目を向けてみるのも時には必要かと
私みたいに色々やって結局戻っちゃうこともあるし、他の道に進める人もいるので、肩の力を入れ過ぎない方がいいですよ。去年は肩の力を入れ過ぎて、タブレット椅子性筋肉痛になりました…

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