2017年度ICU合格体験記募集のお知らせ

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ICU学生新聞入試特別号 2017年度ICU一般入試受験者数及び傾向と対策

ICU学生新聞The Weekly GIANTS 2017年度入試特別号掲載記事(2017年2月3日発行号、10,11面)

BUCHO.NETが執筆し、ICU学生新聞の入試特別号に掲載された記事で、2017年度の入試の志願者数の分析および入試対策法に関する記事です。

2017年度ICU一般入試受験者数及び傾向と対策

<志願者数>

2017年度のICUの一般入試(A方式)志願者数は、1,571人(2017年1月26日)で、昨年度の志願者数(1,578人)と同程度であった。以下は過去6年間(2012?2016年度)の
ICU一般入試志願者数を表したものである。

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グラフに見られるように、近年のICUの志願者数は概ね1,600人前後で推移しており、今年度の志願者数は2016年度や2014年度のものに近い。過去の傾向からみて、今年度の合格者は550人程度、倍率は2.8程度になるものと予想される。

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<合格水準>

ICUの公表する昨年度の合格最低点は、現在の試験制度となった2015年度から大きく変化しておらず、2017年度も同程度になるものと考えられる。

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<科目別の傾向と対策>

2016年度の入試問題を分析し、科目別に傾向と対策を述べていく。各教科共通して資料の文字数が増えており、全体として難化している傾向がうかがえる。

  1. 英語 ? リスニングが難化

英語リーディングの出題形式は大きな変化はなかった。2016年度は空所補充問題であるPart IIの単語数がやや増加したが、それ以外はほぼ例年並みであった。

・リーディングの単語数(words)

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・リスニングの単語数(words) 一方、英語リスニングの単語数(word数)は大きく増加しており、難化している。以下はリスニングの過去5年間のリスニングの単語数をまとめたものである。

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総合教養(ATLAS) ? 読解資料の文字数が増加 リスニングでは長文化の傾向が顕著であり、昨年度は全体で2,500wordsを超えている。特に、Part Iの文字数が増えており、従来は短い応答文(話者A→B)が中心であったが、昨年度からやや長めの会話文(話者A→B→A)のパターンも出題されるようになったので注意が必要である。また、講義を中心としたPart IIIが近年特に長文化している。2014年度以降は、Part IIIの3つの講義は全て400wordsを超えており、500wordsを超える出題もみられおり、リーディングの文字数に近い分量が、リスニングで出題されている。例年英語は最後の時間帯に実施されるので、特に一度しか放送されないリスニングを含め、最後まで集中して試験に臨むことが求められている。

総合教養(ATLAS)は2015年度から導入された放送講義型の試験である。総合教養は4つのPartに分かれており、Part Iでは講義に直結した問題、Part IIからIVはそれぞれ講義に関連した人文科学、社会科学、自然科学の論文を読んで答える問題が出題される。試験前に配布される問題冊子はシールで閉じられており、講義の放送終了までは問題冊子の内容を見るはできないが、別途メモ用の冊子が配られるのでメモを取ることは可能である。講義は一度しか放送されないので、問題を解く際に講義の内容を思い出せるよう、メモを取ることが一つのポイントとなる。試験時間は80分であるが、昨年度の場合、講義の放送時間は約15分であったので、実質的な回答時間は約65分であった。

昨年度の出題では、Part II以降で掲載された論文の文字数が大幅に増加している。2016年度の問題では、各論文がいずれも3,000文字以上あり、3つのパートの文字数を合計すると約10,000文字にも達する。2015年度は7,700文字程度であったことを考えると、大幅に文字数が増えている。よって、人文・社会科学に匹敵するほどの分量の論文を、短時間で読むことが求められていることを念頭において、時間配分には十分に注意したい。

総合教養は出題範囲が人文、社会、自然科学と広範囲に及ぶので、すべての問題に答えるのは困難である。文系であれば人文科学や社会科学、理系であれば自然科学のパートを重点的に解くなど、自分の専攻範囲に合わせて、取捨選択を徹底し、分からない問題を後回しにして、解ける問題を確実に解くことが重要である。

・総合教養(ATLAS)の各Partの論文の文字数

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3A.人文科学 ? 12,000文字の出題が定着

文系の受験生が取り組むのが人文・社会科学である。以下は過去の人文科学・社会科学の本文の文字数と問題数をまとめたものである(*2014年以前の試験科目は「人文科学」の名称)。

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2014年までは約10,000文字程度の論文の出題が定着していたが、2015年度以降は12,000文字以上の論文が2年連続で出題されており、長文化の傾向が見られる。実際に昨年度の試験では、資料を含め、B5サイズで10ページにも及ぶ問題文が出題された。これは他の大学入試にはない分量であるので、まずはこの長い論文を時間内に読みこなすことが重要である。また、設問も40問と多いため、スピーディに解いていく必要がある。仮に本文を読むのに30分かかったとすると、残り時間は50分であるので、1問あたり75秒程度で回答していく必要がある。回答に時間がかかると判断する問題は後回しにして、短時間で解ける問題を優先的に解くようにしたい。過去の傾向を見ると、後半に社会科学の問題が出題されやすく、社会科学の問題には論文を読まずに答えることができる知識問題が比較的多く含まれている。よって、後半の知識問題を先に解くと、前半の内容理解に時間を残しやすい。

3B.自然科学 ? 筆記問題が定着

自然科学では2015年度から4教科全てに筆記問題が導入されているが、2016年度でも引き続き筆記問題が出題された。下図は2016年度の自然科学の教科ごとの出題方式をまとめたものである(括弧内は2015年度)。

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(*数学と生物は、一つの小問で複数の記入欄がある設問があるため、小問数と記入箇所の合計は一致しない。)

上の表にみられるように数学のみ4択問題が少なく、数値選択問題があるため、回答に時間がかかることが予想される。自然科学では4つの教科が一つの冊子に印刷され、試験時間中この内の2教科を選択する形式であるため、実際に各教科の問題を見てから回答する教科を決めることができる。国立大学対策等で、複数の理科の科目を勉強している場合などは、出題内容を踏まえた上で、1問でも多く答えられる科目を選択したい。

 

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PDF版はこちらWG2017入試特別号1011面BUCHONET記事

総合教養(ATLAS)情報募集のお知らせ

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ATLASの出題内容など、ぜひ皆様の受験体験、受験情報をお寄せ下さいませ。
情報提供者の皆様には図書券やギフト券なども差し上げておりますm(_ _)m
下記フォームより、ぜひ皆様の情報をお寄せ下さいませ。

https://bucho.sakura.ne.jp/mail/ATLAS01.html

2017年度入試向け、ICU学生新聞WG入試特別号発売のお知らせ

ICU(国際基督教大学)学生新聞、WG(The Weekly GIANTS)2017年度版入試特別号の販売等に関するお知らせです。

ICU入試特別号(毎年ICU入試前日とICU入試当日に売っている学生新聞)
当方BUCHOも記事を執筆しております。

発売場所:ICU学内、ICU教会前付近/新D館前等を予定
(販売場所に学生新聞The Weekly GIANTSの看板が出ています)

発売する時間の目安:
2017年2月3日(金) 9:00-17:00
2017年2月4日(土) 7:30-14:00
(販売予定時間は目安です。荒天、完売、販売する人員の都合等により販売場所、予定時間は変更される場合あり予告なく変更される可能性があります)

販売予定価格:300円

内容:ICU入試対策、ICU合格体験記、入試の心構えやICU学内マップ、案内など。
入試をリラックスして受けていただくための軽い読み物が中心です。

その他:

*販売しているのはICU生で、ICUやICU入試に関する質問も大歓迎(のはず。)
*例年前日の方が在庫、人員、時間などに余裕があります。

ICU新々学生寮(樅寮・楓寮)2017年4月オープン予定

一昨年から着々と工事が進んでいるICU(国際基督教大学)の新々学生寮の二棟は工事フェンスも取れて、建物の全体像が見えてきました。外観を見る限り外装はほぼ完成していますね。2017年4月1日開寮予定。

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寮の名前も決定していて、教会に近い方5階建ての寮が楓寮(かえでりょう Maple House)、7階建ての寮が樅寮(もみのきりょう Momi House)です。

外観は市中でみかけるマンションのそれに近く、低層でゆったりとした他の寮とは異なる印象を受けました。新しい2つの寮は階数が違うものの、建物の造りは概ね同じです。

定員は楓(5階建)が128、樅(7階建)が192名。

2階以上が居住空間で、学部生の多くが入居することになる2-5Fは2人部屋が12部屋、1人部屋8室。人数比で言うと24:8なので、これらのフロアに関して言えば、1人部屋に入居できる人は4人に1人ですね。2Fが男子、3-5Fが女子のフロア。

縦(モミノキ)の6,7Fは大学院生および多様なニーズに応えるための男女混合で使うフロアだそうで、こちらは一人部屋が28部屋、二人部屋が2部屋のようです。

注目のお値段(賃料)ですが、既存の寮と同程度で、月額5万円程度になる予定です。光熱費、水道費用、ネット代込みでこの賃料は安いですね。家具や家電、洗濯・乾燥機(洗濯・乾燥機の使用は有料)なども付いているのも魅力的。

個室があるので、それを狙って応募したいという新入生もいると思いますが、部屋割りは学生が決めるそうで、個室は論文や就活等で忙しい4年生が優先的に使うようです。なので、新入生は基本的に2人部屋という前提ですね。また、各フロアは1-4年生がまじわる方向で部屋割りが行われるとのこと。しかしながら2017年度に関しては部屋が埋まっていない状態からスタートするため、1年生の入居者が多くなりそう。そうなると個室が取れるかも。

いずれにしても、一気に学内の寮の定員が320名も増えますので、これからICUに入る学生にはありがたい話です。

ICUの学報によると、現在ICUでは約600名の学生が寮で暮らしていて、これは学生数の20%に相当するそうですが、新しい寮ができることで、学生数の30%に及ぶキャパシティを持つ学生寮の体制ができることになるそうです。

多くの学生が4年間入寮できる体制ができあがりそうで、東京に出て物件を探さなくてはいけない地方の受験生にはうれしいニュースですね。

特に2017年に関しては空室の状態からスタートするので、希望すれば概ね入寮できそうですね(昨年から入寮可能な期間が2年から4年に延長の影響か、2016年度は残寮する上級生が多く、結果的に2016年度は寮に入れない新入生が結構いた)。

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ICU学生新聞記事『2017年度ICU一般入試対策』

2016年10月22日発行のICU(国際基督教大学)学生新聞 The Weekly GIANTS ICU祭特別号にBUCHO.NETが一般入試対策記事を執筆いたしましたので、ここでご紹介いたします。

The Weekly GIANTS 2016年ICU祭特別号 6,7面より

2017年度ICU一般入試対策

筆者はICU OBで、1999年よりICUの入試情報サイト(BUCHO.NET)を運営しており、ICU対策講座も実施している。その経験を踏まえて、2017年度一般入試の対策方法を述べていきたい。

ICU入試のコンセプトと魅力>

 ICUの入試は一般的な大学入試とは異なり、入試科目が高校科目と直接にリンクしておらず、むしろ大学の学問に結びついた問題が出題される。一般的な大学入試が高校科目をどれくらい勉強してきたかを競わせるための試験であるのに対して、ICUの入試は大学で学ぶ上での学力や能力を備えているかを試すという点から試験問題を作成している。このように一般の大学入試とはコンセプトが違う事から、ICUの入試問題は独特で、高校生にとっては試験に向けての勉強がやりにくいように思われるかもしれない。しかし、ICUの入試問題は、大学の授業と結びついていることから、ICUの入試に向けて勉強することで、大学入学後の学びの準備となる。受験勉強というと、高校の各科目の暗記作業や反復練習など、入試が終わるとあまり役立たないような勉強をさせられるというイメージがあるかもしれない。しかし、ICUの入試問題ではそのような暗記要素は薄く、大学で学ぶ多様な学問分野の概論的要素が含まれている。よって、ICUの過去問を勉強していくと、将来的な大学での学びを概観するような形となり、大学入学後にも大いに役立つ勉強ができる。

<科目別の傾向と対策>

ICUの一般入試は、以下のようないわゆる「3教科型」であるが、この内「人文・社会科学」と「自然科学」に関しては、いずれかの科目を出願時に選択する。

2017年度(一般入試A方式)

1.総合教養(ATLAS) (80分80点)

2.「人文・社会科学」または「自然科学」(80分80点)

3.英語(リスニングを含む)(約90分90点)

1. 総合教養(ATLAS

満点を狙わず、自分の解ける問題を確実に解く。読解の練習を入念に行う。

総合教養はリベラルアーツ学習適正(一般能力考査)代

わって2015年度から導入された試験である。その形式は冒頭に15分ほどの講義を聴き、それを基に40問程度の問題に答えるというものである。試験時間は放送を含めて80分である。専用のメモ用冊子が用意されており、講義の放送中にメモを取ることは可能だが、試験冊子は講義の放送が終了するまで見ることができない(問題冊子にシールが貼ってあり、指示があるまで開けないようになっている)。

ATLASの問題は4部構成で、Part Iは放送に関連した問題、Part IIは人文科学、Part IIIは社会科学、Part IVは自然科学に関連した問題がそれぞれ10問出題され、Part II, III, IVの問題の前には、放送と関連した各分野の論文が掲載される。3つの論文の長さはそれぞれ3,000から3,500文字程度で、昨年度の出題では、合計で10,000文字を超える論文が出題された。放送の時間を踏まえると、1時間程度でこれらの論文を読み、問題に答える必要があるので、ATLASは論文読解の要素が強い。文系の受験生の場合は、まずは「人文・社会科学」の過去問をよく研究して、論文読解の練習をしっかりとしておきたい。その上で、数学や理科を、高校の授業で習った範囲だけでも復習しておくとよい。一方、理系の学生は、計算問題を含め、理系分野の問題が出題されるPart IVを確実に解けるようにした上で、多くの理系受験生が苦手としている論文読解のトレーニングのため、「人文・社会科学」の過去問に取り組むとよいだろう。いずれにせよ、ATLASは人文・社会・自然科学の諸分野を横断した非常に出題範囲の広い試験で、満点が取れるような問題構成ではなく、受験生の得点は必ずしも高くない。実際にICUの公式Webサイトで公開されている、2016年度の一般入試B方式(TOEFL等外部英語試験を用いる方式)の総合教養の合格最低点は、80点満点中46点(100点満点換算で57.5点)であった。つまりATLASではあまり高得点を取ることは要求されていない。よって、全ての問題に答えるための対策を行うというよりは、併願校や選択科目等によってそれぞれ違ったアプローチをすべきであり、自分の解ける問題を確実に解くことが大切である。また、高校生にとっては未知の問題がたくさん出題されることになるので、たとえ初見の内容であっても、論文からヒントを得て考えるなど、柔軟な姿勢で試験に臨みたい。

一方で、ATLASの問題は非公開であることから、特にICUを第一志望とする人は、予備校の主催するICU受験対策講座を受講して、精度の高いATLASの演習問題で勉強することも検討してみるとよいかもしれない。

2. 英語

リスニング対策が重要。リーディングは空所補充対策を

ICUの英語の特色として、英語の問題の約半分がリスニングであるということが挙げられる。これは難関私大の中でも珍しく、リスニングを全面的に実施しているのは、早大の国際教養学部などごく一部の学部に限定される。よって、多くの受験生はリスニングの対策が必ずしも万全ではない。ICUを志望する受験生は、英語リスニングの対策をしっかりやっておくことが、大きなアドバンテージとなり得る。伝統的にICUのリスニングは、TOEFLの形式に類似しており、TOEFL教材((特にPBT/ITP形式))を使っての学習は有効である。また、リスニングの出題傾向は大学生活をベースとした日常会話や大学での講義が中心であるが、出題内容は長年変わっていないので、ICUの過去のリスニングの問題を用いての学習も非常に有効である。

英語リーディングに関しては、典型的な読解・内容一致問題(Part I)が中心であるので、英語の受験勉強をしっかりとしている人にとっては、さほど心配はない。ただしPart IIには300-400 wordsの英文の中に20もの空所があるという、やや特殊な空所補充問題があるので、Part IIに関しては演習を重ねておくとよい。Part IIの空所補充問題には文法、語法、語彙のみならず、ライティングや文脈理解の要素も入っているので、英語の総合力が問われている。

全体として、ICU入試では総合的な英語力が問われており、特に大学で学ぶ上での英語の運用力、つまりアカデミックな英語力を測る試験であると言える。また、英語の実力を測るため問題がよく練られており、概ね受験生の英語力に比例した点数が出る。よって、英語は十分に時間をかけて勉強し、試験に臨みたい。

3-1 人文・社会科学

過去問演習が有効

人文・社会科学は大学入試としては非常に長い論文を読んだ上で、約40問の問題に答える形式で出題されている。2016年度の問題文の長さは、約12,000文字、B5用紙で10枚程度、問題数は40問であった。試験時間は80分で、回答に要する時間を考えると、20分から30分程度で約10,000文字以上の学術的文章を読み切る能力が必要となる。まずはICUの過去問を読み込み、日本語の論文を読む訓練を行うとよい。その際、読んだ文章の要約をノートなどにまとめてみると、短時間での内容を把握や、文章読解の訓練となる。

人文・社会科学の特徴は、問題文がICUの教授らによって試験のためだけに書き下ろされたものであるということである。その他の大学の入試の現代文や小論文等の資料は、ほとんどの場合、既存刊行本や新聞記事等の文章を引用したものであるが、ICUでは、入試のためだけに、教授らが試験用の文章を毎年作成している。よって、ICUの人文・社会科学はICUの先生方から、未来のICU生へのメッセージという側面も持っており、内容の充実した論文が多い。また、毎年様々な教授らが論文の執筆を担当しているので、人文・社会科学の過去の論文をたくさん読んでいると、多様な学問分野を試験対策としてカバーできると同時に、固有の出題形式にも慣れることができる(経験上10年分以上の過去問を解くと出題が一巡し、得点力が一気に上がるようだ)。

 

3-2 自然科学

長いリード文が特徴、記入問題が増加

自然科学の試験は、数学、物理、生物、化学の4教科から2教科を選択する形式である。4教科は同一の冊子に印刷されており、試験当日に、問題冊子で問題を見てから、回答する2教科をその場で選択することが可能である。自然科学の問題は、標準的な問題が多く、一般的な受験勉強をしていれば対応できる問題が多い。よって、他教科と比較すると比較的取り組みやすく、いかにミスをしないかというハイスコアゲームの要素がある。なお近年では受験者の多い数学において他の教科よりやや難度の高い問題が出題される傾向が見受けられる。また、2015年度から各教科2-5問程度の筆記問題が出題されるようになった。特に数学では筆記の計算問題の出題が増え、マーク方式とは違って正確な計算結果が求められる上に、概算が使えないので、スピーディーに解答する必要がある。また、化学や生物では用語の記入問題が出題されているので、各教科の用語を正確に書けるようにしておきたい。

・その他

筆者の主催するWebサイト(BUCHO.NET)では学内取材や過去の傾向に基づいた、放送付きの総合教養対策問題を多数用意している。また、その他の教科も1988年の公開以降のほぼ全てのICUの過去問の閲覧・演習が可能である。興味のある方は下記Webサイトを参照されたい。

【http://icu.bucho.net】(「ICU BUCHO」で検索)

PDF版はこちらICU学生新聞ICU入試対策記事2017

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『ここが! だよ ICU (国際基督教大学がよくわかる本)』 レビュー2

ICU生のAKNさんによるICU本のレビューその2
続いては『『ここが!(ビックリ) だよ ICU (国際基督教大学がよくわかる本)』を読んで、「うーん…?」と思ってしまったパートについて書いてみようと思います!

・ICUでは教員が学生の恋愛相談に乗ってくれる!? (p.55)
はい、ちょっと待って下さい。笑 ICU特有の教員と学生の距離の近さを表した見出しだと思うのですが流石に言いすぎです。笑 本にもあるように、ICUにはアドバイザー制度というものがあり、各学生にアドバイザーの教員がついて履修などの相談に乗ってもらえます!その担任の先生のところには毎学期に1回の履修登録日に会いに行って、履修計画表を見せたうえで承認してもらわないといけないので、みんな学期に少なくとも1回はアドバイザーと話す機会はあります!しかしながら、みんなが恋愛相談をするほど先生と仲良くなれるかというとそうでもありません。確かにわたしのアドバイザーは大変親身になって話を聞いてくださる先生で、わたしの家庭事情からアルバイトの内容までちゃんとメモを取って覚えていてくださり、履修やメジャーの相談の他にも様々なアドバイスをしてくださるのですが、教員みんながそうかというと決してそんなことはありません。友達の中には履修計画表を見せに行ってもただ承認だけされて挨拶程度しかかわさないよ?という子もいます。結局は学生と教員の相性しだいかな…?というのが正直な感想です。

・ICUでは、アルバイトをしている学生を探すほうが困難!? (p.165)
バイトしてます安心してください!!!!笑 さすがに毎日バイトばかりしている人は他大に比べて少ないのかもしれませんが、それでもバイトをしている学生はいますよ!笑 大学自体が駅から離れた所にあるのと、寮生や一人暮らしの学生が多いというのもあって、図書館の補助業務など学内バイトは人気だと思います。そのほかにもオンラインの家庭教師や、塾の先生、アパレル系、もちろん飲食のお店で働いている人もたくさんいます。
一方で特に一年生の間は毎日課題に追われるので、あまりにもたくさんバイトを入れてしまうと泣く羽目になると思います笑 時間を上手にやりくりする力は必要ですね!何曜日はバイトをいれないで課題に当てる、とか何限目はわざと空きコマにしてその時間で課題をやる、とか色々と工夫してやっています。

一方で、ICUは同じ授業が週に3回あるケースも多く(p100)、予習をしてしっかり授業参加することが求められるので、学業のみ専念する学生もたくさんいます。それでも夏休みなどにバイトを経験している学生は少なくないのではないかと思います。また、ICUは他の大学とテストの時期が全然違うのでバイトでお休みをとるのもそんなに難しくないと思いますよ!

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・高校3年生になってからICUを目指しては遅すぎる!? (p.41)
大丈夫です入学しました!笑 確かに特殊な入試ではありますが、特殊であるだけにやはり向き不向きというのも多少はあります。ハマる人にはとってもやりやすい入試といえるかもしれません!理解力や分析力が必要になってきます!難しいと言われている英語も基本を抑えて、長文とリスニングの力をつければ十分に間に合うのではないでしょうか。私は理系受験だったのですが、とにかく基本を抑えて、過去問をしっかりやっておけばなんとかなる問題だな?という感じです。ただ、総合教養(ATLAS)という科目に関しては、早く志望していた人のほうが有利になるかもしれません。というのも、総合教養という名前の通り、総合的な問題が幅広く出題されるからです。また、総合教養は情報を入手して専門対策をすると有利な科目です。また、受験勉強も大事ですが、たくさん本を読んで、身近なことに関心を持ち、疑問を解決していくのもICU対策としては大事だと思います!「間に合わない!」と言う前に知識をどんどんつけていきましょう! 大丈夫、間に合います!笑

以上が読んでみて「うーん…?」と思った項目です。あくまでも私からみたイメージ及び感想なのでほかのICU生からみたらまた変わってくると思います!

いかがでしたでしょうか?このレビューを通じて、皆さんのICUについての理解をより深めることができていたら幸いです!この本にはICU特有のあるある!というものも、えー…?と思ってしまうようなものも様々な情報が載っていましたが、確かなことといえば、ICUはこんな本が発売されちゃうくらいユニークで魅力にあふれた素敵な大学ということですね!!笑

 

↑以上、現役ICU生による、「ここが!だよICU」レビューでした。

自分も読んでみたのですが、内容を見ると書いたのは恐らくICU関係者ではなく、たぶん10年以上前にICUに関わった人たちの情報提供やネット情報で書いたのかなという印象を受けました。特に入試に関してかなりテキトーなことが書いてあって、2015年以降の新制度で受験した人の情報は入っていないですね。一方でICUの魅力はよく出ている本かと思いました。突っ込みどころはとても多いが、面白本として50%ぐらい本当の事が書いてある感じだったので、一度読んでみるとよいかも知れません。コンビニのファミリーマートの子会社の出した本で、コンビニで売ることを前提としたような、ちょっと立ち読みで読む面白本という感じでした(ちゃんと取材してないので真に受けてはいけないが全部嘘でもないぞ、というスタンスかな)。

 

現役ICU生によるレビュー『ここが! だよ ICU (国際基督教大学がよくわかる本)』

今回はICUに関する本の書評をICU受験生の皆様にお届けしたいと思います。

取り上げる本は『ここが!(ビックリ) だよ ICU (国際基督教大学がよくわかる本)/全日本大学研究会(編)』という一見怪しいが意外にICUの事が真面目に書いてある昨年発売された本です。

この本の内容が果たして本当に正しいのか、現役ICU生のAKNさんにレビューをしていただきました。

ANKさんはICUの2年生で化学を得意とされているリケジョです。
英語もできるから将来有望ですな。

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<以下AKNさんによるICU紹介本のレビュー>

みなさんこんにちは!ICU 2年生のAKNです!三省堂でも特集コーナーが組まれていて、非公式指定教科書(笑)に制定されていたので存在は知っていたのですが、今回はじめて最初から最後まで読みました!色々と突っ込みどころ満載でしたが、「あーそうだよねー笑」と思うようなものやICU生のわたしでも「へーそうなんだ!」と思うようなものもあり楽しく読めました。
それではまず、あーそうそうそれある!と思ったものからあげていこうと思います!

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(ICU学内の三省堂で山積みにされている『ここが!(びっくり)だよICU(国際基督教大学)』

◯ICUは日本一面白い大学!?(p.9)
面白いですよ!笑 p.12にあるようにとても国際色豊かです。学内は英語と日本語が飛び交い、ルー大柴状態になっている人もちょくちょく目にします笑 思いついた時に話しやすい言語でしゃべるという感じ? ユニークだなぁと強く思うポイントの一つです。また、校内でディスカッションをしている姿も見かけます。特に一年生の頃はELAの中で終わりきれなかったディスカッションを休み時間にまだ話し合っている…なんてこともよくありました。笑 話題も人種差別やジェンダーの問題などかたーいものから芸能界の事件についてまで様々な範囲に及ぶものでした。ICUに入ってからディスカッションも面白さを知ったという人も多いと思います!発言するのが怖い…なんて言ってられなくなるくらいたくさんの機会が待ち構えていますよ!笑

◯ICUでは文系と理系の両方を一度に専攻できてしまう!?(p.19)
ちゃんと計画を立てて、真面目に取り組む意気があれば可能だと思います!実際に理系と文系の科目両方をメジャーにしている先輩方もいらっしゃいます。 またICUの大きな特徴の一つとして、入学したあとで専攻科目を決められるというものが挙げられます。私は高校1年生の時は文系で心理学を勉強したい!と思っていたのですが、2年生の時に歴史科目の苦手さと、化学の面白さに気付いて理転し、入学試験も理系科目で受けました。 そして大学2年生になった今、何を勉強しているかというと、心理学です。笑 でも化学のクラスも取りました!言語学の授業やジェンダーの授業もとってみたいと思っています。私のような友達は決して少なくなく、生物学専攻の予定が言語・心理に決めかけている子や、理系科目で入ってきて、宗教学をメジャーにしようかと検討している子もいます。本当に自由です!自分の興味をある分野を試してみてからメジャーが決められるというのは本当に大きな利点だと思います。しかし何もかも自由かというとそうではありません。大体のメジャーには「メジャー要件」というものがあり、そこに書いてある授業及び成績を満たさないとその科目は専攻できないことになっています。なんでも試せるぞ?!!!!と思って好き勝手に授業をとっていると2年生の最後に絶望する危険もあるので、メジャー要件はしっかり確認して欲しいと思います!英語開講だったり、毎年開講されている授業ではなかったりと色々なトラブルも起こりうるので履修も計画的に立ててくださいね!困ったら、履修を組むのを手伝ってくれる「IBS」という団体もあるので手を借りてみるのもいいと思います。

kokogabikkuri_icu2(P19, P20)

◯ICUでは英語が苦手だと1年次はほとんどが英語の授業になってしまう!?(p.77)
なりますよ笑 でもちゃんと自分の希望する授業も2つくらいは選べるようになっていたと思います! 私はELAの中で最もクラス数が多いstream 3というレベルだったのですが、このレベルによって取らなければならない英語のクラス数が変わってきます。しかもこの英語のクラスは占める単位数が多いので、ここを頑張っておかないと留学に行きたい人などは後で大変苦しい思いをすることになってしまいます…。 このELA、なかなかに大変で毎日課題に追われていました。授業内ではもちろん日本語禁止なのでなかなか言いたいことが伝えられず、自分の力不足を痛感することも多々ありました。そんな厳しいELAですが、この授業のおかげで英語のレベルは格段に上がったと思います。間違えるから無理…恥ずかしいから話したくない…などの言葉に、全くと言っていいほど耳を貸さない先生方によって、英語を使うチャンスが格段に増えたためだろうと思います。やればやっただけ身になるのでやりがいもありましたよ!

◯他大生とは夏の予定が立てづらい!?(p.95)

これは本当にそう思います!本書にもあるように、ICU生は早い人なら6月中盤には夏休みに入り、9月の頭には全員もう秋学期が始まるのですが、これがとにかく他大の友達と合いません!!!飛行機代の安い6月に旅行に行ってしまおう!と思い他大の友達に声をかけても「学期中だわ!!」の一言。更に時期が悪いと「テスト期間中だわ!」と一喝される始末です笑 いざ向こうが夏休みに入ってもICU生は長い長い夏休みがもう残り1ヶ月になってしまう頃。さらに一般の大学生は夏休みが9月中盤、長い人では10月まであるのに対し、冒頭でも述べたようにICU生は9月頭に秋学期が開始になります。なので観光地が空いてくる9月に他大の友達に「旅行に行こう!」と声をかけられても泣く泣く断らなくてはならず、つらい思いをすることになる人も多いと思います。笑 じゃあICU生と遊べばいいじゃん!と思う方もいるでしょうが、新入生の夏はSea Programに参加する人が多く、2年生になるとSophomore向けのSea programやその他の海外プログラム、裕福な人は自費での短期留学や長期旅行に行ってしまう人もいて、結局そんなに遊ぶ機会があるわけでもないように感じます!遊ぶチャンスがあるのは留学・旅行組が帰ってくる8月後半くらい…?

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(P79 ICUの学習要項/リベラルアーツ英語プログラム(ELA)とは?)

◯ICUでは、食事事情があまりよろしくない!? (p.141)
これも学生間で度々話題に上ります。まず、お昼時は学食が結構混雑します!!!!晴れの日は芝生でお昼が食べられるのであまり場所に困ることはないのですが、雨や雪が降ったり、寒かったりすると、学生数が多くない大学であるにも関わらず、ガッキ内では席を見つけるのにちょっと苦労することもあります。ちなみにガッキとは他大でいう学食です! お昼に関しては新D館にも多少座るところがありますが。
それに加えて、ガッキのメニューは少ない!学食にしてはちょっと高い!の悪評が絶えません。私個人的には味も量も(少食なので)そんなに問題ないのでは?と思いますが、やはり値段はマンモス大学の学生食堂と比べるとちょっとだけ高く感じます…。セクメの中には「もうガッキでは食べない!(量が)少ないから!」と宣言していた人もいました。笑 美味しいと思うけどなぁ…。でも油断すると、思っていたのと全然違うメニューが出てくることもあります!「鮭といくらの親子丼セット」と書いてあったのでサーモンといくらの丼かと思って注文すると、焼き鮭と申し訳程度のいくらが乗ったどんぶりが出てきた時はさすがにちょっと悲しくなりました笑 また、ICUのロコモコ(ハワイの丼のような料理)はなかなか変わっていると思います笑 運良く見つけたら注文してみるといいと思います、「あれ…ロコモコってこれか…?」と思うことまちがいなしです。美味しいですよ!笑
ガッキでは満足できない人たちの中には近所のラーメン屋さんに旅立っていく人たちが結構います。自転車ですぐのところに何件かラーメン屋さんがあり、趣味の合ったところを見つけているみたいです。2大勢力は「武蔵屋」と「ぐうたら」かな?反対側に走って行くと「豚力屋(ぶりきや)」というラーメン屋さんもあります。あまり詳しくないのですが他にも色々あるみたい?またすぐちかくにマクドナルドやHAPPYばーぐというハンバーグ屋さん(ただしお休み多め)、ペンギン村という定食屋さん、パッパパスタというイタリアンのお店、自転車でちょっと走ると回転寿司屋さんもあるので学外を開拓するのも面白いと思います!

◯ICUでは槍が降ろうが、絶対に休講にならない!?(p.108)
少なくとも、天候が理由で休講になったことは殆ど無いと思います。台風が来た1年生のある日、これは絶対に一日休校になるはずだ!とセクメ(=セクションメイト)とグループラインをしながら学校のホームページの更新を待っていると、「午後からは通常通りの授業を行います」という内容の文章と学部長の名前。またある大雪の日、JRのダイヤは大混乱に陥り、駅からは人が溢れ、これはもう絶対に休校だ。と確信した時も「午後からは通常通り…」本当にやめてくれ!!!!!!と思ったのを覚えています笑 さすがに大雪の日の出席率は低かったそうですが、教授はしっかりと教室に来ていたとのことでした。なんで!!?!??!!!!!!と某SNS上で大変話題となりました。さすがに教授が出張の時は休講になることもありましたが、土曜日を利用してきっちり補講が開かれました。笑

◯ICUでは、授業の移動に自転車を使う!? (p.171)
使います!!!!!!笑 体育の後に別の授業が入っていて、しかもそれがN館(主に理系科目の授業が開講されていますが、大教室があるので特に一年生の間は割と行きます。)だったりすると、徒歩では確実に間に合いません。本館3階でも絶望するレベルです。ましてELAなんて絶対遅刻できない授業なので自転車は必須です。イギリス人の時間に厳しい先生だと、教室に2分前に到着しても「きみはほとんど遅刻だぞ」と睨まれ、体育で遅刻した男の子たちは「前の時間は体育だったんです!」と弁明しても「それは理由になるのか?遅れないように先生に交渉しなさい」という旨のお説教を受けていました。笑(もちろん英語ですよ!) 通学はバス!という友達も学内及びお昼ごはん遠征時専用の自転車を学内においていました。バス停から本館までもかなりの距離があるので、1台あったほうがいいと思います。
ここまでがこの本の中で「確かに!!!!!」と思った7項目になります。
次回は「うーん…?」と思ってしまったパートについて書いてみようと思います!

(次回に続きます)

大学入試シリーズ国際基督教大学2017(赤本)に欠けている内容

先日今年度のICUの赤本が発売されました。

「赤本に○○が載っていない!!」というICU受験生の悲痛な叫びをよく聞きますので、
改めてここでまとめておきたいと思います。

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ICU入試の場合、赤本はあくまでも入試のサンプルという側面が大きく、これ単体で試験体験をすることは以前から無理でしたが、2016年度に入試制度が変わって以降、試験の半分程度しか問題/解説の掲載がない状態になっています。

まずICU一般入試の内容まとめると
1.人文・社会科学または自然科学
2.ATLAS総合教養(80点)
3.英語(リーディング、リスニング)

の3つです。

この内、赤本に掲載されていないのは以下の内容です。

<1.ATLASの問題と解答・解説>

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これはICUの公式ページと全く同じサンプルが8題だけ掲載されています。
その上で、それら8問の問題の解答・解説は大胆に(?)省略されています。
一体どうやって勉強したらよいのやら。
<3.英語リスニングのスクリプト及びリスニングの解答・解説>

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これもとても大胆なカット箇所です。リスニングはスクリプト(放送内容の英文)なし、解説なしです。関西地方ではこれは「何もないやんけ!」と言うと思います(未確認)。もちろんスクリプトはICU公式ページにもありません。
更に、一般入試には関係がありませんが、四月帰国生入試の小論文の問題は載っていますが、これも例によって解答例がありません。

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以上のように、解説まで掲載されているのは「人文・社会科学及び自然科学」と「英語リーディング」と、実質1.5教科だけで、残りの1.5教科はほぼ掲載されていません。

他校であれば赤本で一通り演習ができますが、特殊な科目が多いICUの場合は、
赤本では試験対策が部分的にできるという構成になっています。このように欠落している内容が多いのは、恐らく解説の作成等が困難であるという理由が大きいですが、大切な英語リスニングのスクリプト、解説すら載っていないのは自習が困難で少々厳しいですね。

また、当然のことですが、上記で掲載されていないと書いた内容はいずれもICUの公式ホームページにも掲載されていないので念のため。