ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2018(12) さつまポテ子さんの場合
1. お名前、プロフィール
<お名前>
さつまポテ子
<プロフィール>
公立中堅校、10月から自習室利用のためトライに入会、日常会話程度の韓国語、子供と関わるボランティアに行くのが趣味
2. 受験形態
一般入試
3.予想得点
人文社会または自然科学得点 = 8-9割
総合教養得点 = 7-8割
英語リスニング得点 = 3-4割
英語リーディング得点 = 7-8割
(センター得点 参考)
英語173 国語153 日本史B91
4.併願校
明治大学 国際日本
早稲田大 国際教養
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
数学の先生に一年生の頃あなたに合うよと勧めていただいたのがきっかけで存在を知りました。私は専門を入学前に決めてしまうことや、一般教養を単位のために受ける大学生の態度が疑問であったため、中に入ってからメジャーを決められることや、勉強に熱心に取り組む大学だということでICUを志望校にしました。
6.ICUに期待するところ
私は他の受験生に比べると英語ができない方で受かったと思うので、ELAでしっかり英語力を磨きたいと思っています。また、私は平和研究に興味があるので、平和研究の講義を受けてみたいです。
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>
平和研究に興味があることと、もともと好奇心が強く色々な学問に触れてみたいと思っているというようなことを書いたと思います。
<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>
ここで平和研究への想いを熱く語りました(笑)ICUで学んで国際的に活躍する人物になる!と宣言していた気がします
<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>
ここでは主に得意な韓国語と好きなボランティア活動のふたつに分けて自身の好奇心旺盛さやチャレンジ精神をアピールしました。
a. 人文・社会科学
新書を読んだのと過去問だけです。知識問題は2日前に出そうな感じの範囲を世界史や倫理、現社からピックアップして眺めておきました。私は日本史を学校で習っていたのでほんとに知識問題はほぼ対策ゼロです(笑)でも前日眺めていた中にも出てきたものはあったので、一夜漬けで知識を詰めるのも悪くはないかもしれません(個人的な意見です)
b. 総合教養(ATLAS)
今年度は光と音がテーマで、計算問題が多かった感触でした。物理の計算なんかもありましたが、私は計算できないと思ったものは潔く勘でマークして、得意な読解に時間を割くようにしました。人によって多少の得意不得意はあると思うので得意なもので確実に点を取りにいく姿勢が大切な気がします。
c. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
リスニングの対策はpodcastをとりあえず聞いて耳を鳴らすことと、TOEFLの教材のディクテーションをしてました。
でも本番全然聞こえなかったです(笑)私みたいに純ジャパの留学経験なしはできるだけ早くリスニング力をつける練習が必要だと痛感しました。
<リーディング>
リーディングは昨年同様part1が3題、part2が1題でした。時間が足りないことは過去問で分かっていたので、精読よりもざっくり内容をとることに集中して、設問の回答に必要な部分を時間をかけて読むようにしました。見直しする時間は確保できないと思うので、一つ一つ焦らず正解を見つけていくことが大切です。part2から解く人が多いですが、私は普通にpart1の最初から解きました
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
ICUは大学受験に向けた参考書を使うより、新書などで知見を広げることが大切だと思います。私は新書を読んで自由帳に内容をまとめたり感想を書いたりしていました。ただ現代文を解くより楽しいし、知識も身につけられるのでおすすめです。
試験中は鉛筆を落とさないようにだけ気をつければ後は問題を楽しむだけです。
8. 最後に一言
私はAOで不合格だったけど、一般まで諦めなかった結果合格をいただからことができました。AOに落ちた10月からの受験勉強でしたが、本気を出せば短い期間でも英語は伸ばせるし読解力も伸ばせます。今の学力じゃムリだと悲観的にならず、ICUに魅力を感じたら是非合格のために頑張ってください!