ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2018(26) banazawaさんの場合

1. お名前、プロフィール

<お名前>

banazawa

<プロフィール>

地方の県立高校出身 難関大学に何人も受かる進学校ではないです。
野球部、一浪です。
代ゼミ

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8.5~9割
総合教養得点 = 7.5~8割
英語リスニング得点 = 3割
英語リーディング得点 = 5~6割
(センター得点 参考)
現役時代         浪人時代
英語 183        英語 162
リスニング 38      リスニング 36
国語 137        国語 153
世界史 85        世界史 93
現代社会 91       現代社会 85

4.併願校

慶應義塾大学
早稲田大学
上智大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

リベラルアーツに惹かれて、受験しました。

6.ICUに期待するところ

リベラルアーツと英語教育に期待しています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

上記のように、リベラルアーツのカリキュラムの下で学際的に学ぶことができることと国内外から集まる多様な価値観を持った学生と切磋琢磨して能力を伸ばせることを書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

多角的な視点を身につけるために、文理系問わず学際的に様々な分野を学ぶことと国際社会で活躍するために言語教育を通じて自分の能力を伸ばしたいという内容を書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私は高校が国際教養科だったので、自分の高校時代の経験を書きました。

a. 人文・社会科学

他大学のために世界史や国語を学び、日頃から読書を続けていました。小学生の時から毎日、新聞やニュースを見ることが習慣だったので、基礎知識も役にたちました。過去問を通じて、知識問題以外の問題で間違えたポイントを分析して改善をするのを繰り返しました。日々の積み重ねが重要だと受験後に実感しました。

b. 総合教養(ATLAS)

このサイトの情報を参考にイメージをわかせ、取れる問題を取ると決めていました。本番では、思ったようにPart1ができず、自然科学の問題も5~6問は捨てました。取れる問題に時間を割いたのが良かったと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングは苦手でした。浪人時にTOEICを数回受け、毎日英語を聞いていたので数問は取れたと思います。本番では緊張もあり、全然聞き取れず焦っていました。教材のCDのようにはっきりした英語以外に、海外のラジオやニュースなどを聞くのも良いと思いました。

<リーディング>

現役、浪人時代を通じて英語のリーディングに一番勉強時間を費やしていました。
単語帳は15冊、英文解釈系3冊、その他4冊などをこなしました。文法や文系を意識して勉強をやり続けました。
過去問はICUや東大、早慶、上智など様々な大学の問題を解きました。
本番ではリスニングでリズムを崩されましたが、しっかり意識して解けたかなと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

英語などの受験科目を伸ばすことも大切ですが、日々の意識や習慣も本番で役に立ちます。自分の弱点に向き合って、ケアレスミスをそのままにせず、間違えた原因を分析することで実力が伸びると思います。

8. 最後に一言

自分は他の受験生ほど英語が得意ではありませんでした。しかし、英語やリスニングが難化した年にあたったので、人文社会や総合教養で逆転することができました。
最後まで、何が役に立って、何が足を引っ張るのかわからないのでバランスよく、諦めずにやり抜くことが合格につながると思います。