ICU 欅寮 部屋
引き続きICUの学生寮、欅寮(けやきりょう)を紹介していきます。
今回は欅寮の室内のご紹介です。
欅寮の内部は、7部屋からなるポッドと呼ばれるブロックで構成されており、各階には3つのポッドがあります。
各部屋にはカードキーによるセキュリティがあります。
ちなみに欅寮には入寮者しか入館が許されないそうで、家族や友人を招くことは原則できないっぽいです。
部屋の内部です。全室2人部屋です。第一印象はとにかく綺麗ですね。
思ったよりもちょっと狭いかな、という感じがしました。
後方の壁には収納スペースがあります。
備え付けの机です。森の中にあるので、勉強するにはいい環境ですね。
ベッドです。シングルの大きさですね。一部の壁は、廊下にも見られるコンクリート打ち放しになっています(ベットの横だと冬寒いかも?)。
共用のキッチン周りです。
炊飯器が並んでいます。ここからエントランス、下駄箱も見えますね。
トースター、レンジ、ポット、冷蔵庫などが備え付けてあります。
洗濯機、乾燥機。水道光熱費等は賃料と一緒に定額を払う形で、基本的にこれらの設備は自由に使えると言うことでした。
Panasonicですね(白物家電にPanasonicと書いてあるとドキっとしたり)
スタディールームと呼ばれる、共用の学習室です。勉強などに使えて人気だとか。
駐輪場です。本館等には近いですが、学内は広いですし、コンビニ等は遠いので、自転車は便利そうですね。
全体に好印象な欅寮でした。
ただ既存の寮にいる学生等に話を聞くと、賃料が高いという意見が多く聞かれました。
例えば一人部屋、かつ4年間入居可能なグローバルハウスの賃料が49,050円(7-8畳程度)
老朽化はしているがリーズナブルな第二男子寮は28,400円。
それに対し2人部屋で1人あたりの居住スペースが7-8畳程度の欅寮は54,000円。
(引き続きグローバルに人気が集中しそうなヨカンが 笑)
欅寮は部屋数も多いし(定員126名)、十分に賃料でコストをカバーできそうな賃料設定ですね。
高い入居率、二人部屋・共有施設による建設コスト・維持費の抑制、既存の寮より高い賃料、126の収容人数、2年区切りでより確実に計算できる転出率、これまでの寮とは違って、結構収益性が高そうだなという印象を持ちました。
またICU学内ではさらに2つの学生寮の建設が進んでおり、既存の寮と併せて600名以上が学内で暮らせるようになるとのことです。
そうすると周辺のアパート等の空室が増え、ICU周辺の物件の賃料相場も下がってくるかもです(間接的に非入寮者も利益を得られるかも?)。
すでに安い物件が4万円台からありますので、一部学生が欅寮の賃料を、周辺物件や既存の寮との比較で安くはないと感じているのにはなるほどと思いました。
ただセキュリティも万全だし、保護者の安心感もあるし、なんといっても勉強に集中できそうなロケーションは最高ですね。
寮が整ってくれば特に地方の方が不慣れな土地で物件を探すということも必要なくなるわけで、2年限定にせよ、とても魅力的な施設だと思いました。