ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2014 〜RNさんの場合〜
1. お名前、プロフィール
<お名前>
RN
<プロフィール>
東京都H高校
趣味サッカー
2. 受験形態
一般入試
3.予想得点
リベラル得点 = 4割
人文科学得点 = 7割
社会科学OR自然科学得点 = 7割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 9割
(センター得点 参考)
英語192
リスニング48
国語107
世界史97
4.併願校
慶應経済、総合政策、環境情報
上智経済
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
入試問題を解いてみて、とても面白いと思い、カリキュラムを調べてみると少人数のディベートやリベラルアーツ教育について知り、受けようと思いました。
6.ICUに期待するところ
国境を越えて様々な人と触れあうことや、ICUならではの精神、幅広い科目選択などに、期待します。
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>
自分が大学で学びたいことは明確ではなく、それを模索する必要とその前提となるいわゆる教養が必要だと考え、ICUはそれを実現するのに相応しい大学だと思い、受験を希望します。
<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>
文系、理系という枠組みにとらわれず、両者を学びたいです。
また古典的な哲学、神学から新しい学問領域であるマルチな科目を学んでみたいです。
<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>
洋書を読んで何か知識を得ることが好きで、Timeやscientific americanを読んだりします。
b. リベラルアーツ学習適性
時間内にいかに自分が点を取れそうなところを見極め、確実に点を取ることが必須だと思います。
明らかに国公立志望で私大より多くの科目を使う受験生が有利です。
私は数学が苦手の上、私大文系だったので、論理、空間把握、規則性問題で落とさないように気を付けました。けれど、やはり不安だったので数学1Aは直前に軽く見直しました。
適性テストは短期間で効果が表れる対策をすることは難しいと思うので、四割くらいとれば問題ないというのが率直な感想です。
c. 人文科学
他の大学と比べ、ICUの教授がかなり気合を入れて作っていると思うので、試験を受ける側も問題作成者に負けないぐらいの気合で読解すべきだと思います。
確かに内容は容易ではないですが、何よりも楽しむことが大事だと思います。
文章は長く、展開も複雑なので、過去問は一度だけでなく、忘れかけたときにもう一度解いてみることをお勧めします。
d. 社会科学
慣れてしまえば人文科学と大きな違いはないと思います。
強いて言えば、図やグラフなどを読み取る分析力が必要かもしれません。
対比、共通点、因果関係に気をつけて読むことが基本だと思います。
e. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
問題文にすぐ目を通すのではなく、聴くことに集中するほうがスラスラ正解できると思います。
メモを取る際は聞き取れた情報を書くだけでなく、自分なりに図式化すると楽になります。
TOEFLと長さ、内容が似ているので対策にやるのは力がつくと思います。
<リーディング>
ICUの英語は答えが明確で素直な問題です。
リベラルアーツに自信がない私は満点を狙いにいきました。
試験当日も確信して解答することができ、試験時間は30分ほど余りました。
対策としては早慶上智などの過去問をやるのもいいですが、ICUの英語はenglish for academic purposes といった雰囲気なのでTOEFLをやるのもお勧めです。
f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
試験中はリラックスして楽しむ!につきます。
時間に余裕がある受験生は国公立にも併願できる勉強をしたら、ICUの受験はかなり有利だと思います。
私大だと決まっている受験生なら、英語と国語を得意科目にするのがいいと思います。
8. 最後に一言
真面目に人の言われた通りに学習したからといって、自らの力を引き出せる訳ではないと思います。
自分の頭で思考し、学術路線に乗った人が受かるんだと思います。
ICUの過去問を解くことはそれへの近道かもしれません。
何かを動機にし、目標へ努力することを受験生は頑張ってください。