ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2012 〜MRICUさんの場合〜

1. お名前、プロフィール

<お名前>

MRICU

<プロフィール>

都立中高一貫校
予備校経験 無し
部活 中高6年バスケットボール部
趣味 のんびりすること

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

リベラル得点 = 5-6割
人文科学得点 = 8-9割
社会科学OR自然科学得点 = 8割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 7割

(センター参考)

国語 134
数学 80
英語 194
リスニング 36
世界史 84 地学 80

4.併願校

東京外国語大学
早稲田大学国際教養学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUは小学生の頃から知っていた。
広いキャンパス、少人数制の英語教育、リベラルアーツなど良い所を挙げればきりがない。
自分の将来の選択肢を広げられる大学であるとおもったため、出願した。

6.ICUに期待するところ

とにかくまずは英語!
中高6年間の英語教育とは違って、外国人の話を理解し、自分の意見をしっかりと言えるようになるため努力したい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

将来国連で働きたいとおもっており、ICUでそのためのスキルを身に付けられると感じたため。
b. リベラルアーツ学習適性

よく四字熟語やことわざやら俳句やらの復習をするとか言うが、範囲の量と実際に出題される量とが割に合わず、はっきりいって時間の無駄だと思った。この科目はそもそも満点はおろか7割も取れる必要はないし、取れる人も少ないと自分としては思う。だから、やるとしたら、このサイトなどを利用し数学系の数列に少し慣れとくとかだと思う。あと、ことわざの並び替えのやつは慣れると意外にも簡単なのでそれは気を付けて欲しい。とにかく、実際の試験ではスピーディーに解き、分からないのも後回しにせず必ずマークしておき、気にせずに次に進んでいったほうがいい。5割できれば充分である。

c. 人文科学

はっきりいってこの教科が1番がんばりたいところである。なぜなら、文章に答えがあるから。
たまに知識が必要とされるものもあるが、それ以外はほとんどが文章から導き出せる。
そのためには、過去問を時間を計って何回もやることがいいと思う。途中で寝ないためにも、大事だと思ったところにはとにかく線を引いていくクセをつけたほうがいい。想像力なんて全くいらない。徹底して機械的に本文と選択肢を見比べることが自分としては大切だと思った。
時間配分としては、最初に本文を20-30分、時には40分で読んでから解いた。慣れと集中のためか、
本番は15分で読めたので後が楽だった。

d. 社会科学

自分は社会科学を受験した。これは、知識無しで人文と同じように文章から導き出せる問題が3割から、年によっては7,8割あるのでそこはなるべく落とさないようにしたいところ。しかし、 過去問をやっていても、自分の苦手な政経などの範囲中心の年は、全部で4割くらいしかとれなかった。
ICUしか受けない人は、社会4教科をやるという方法も確かにあるが、他の学校を受験する人にとってはかなりきついと思われる。よって、やはり、文章から解ける問題、そして自分の勉強した範囲(僕の場合は世界史)をできるだけ正解すれば、苦手な年でも6割くらいには近づけられるのではないか。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

下記の参考書のリスニング部分を練習した。

<リーディング>

英語は、トフルゼミナールの、ICUの英語という本を一冊やり込んだ。
問題を解き、分からなかった単語は手帳ぐらいのノートに書き出し、その文章を音読して、という順にやった。ICUの英語は変な文法問題とかは出ないので、あまり文法はやらなくてもいいと思う。
自分も未だに副詞が何かわからないし、関係代名詞がどういう意味なのかも分からない。
長文をざっと読む能力と単語力。これを鍛えるのがICU試験にはいい方法だと思う。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

DUO3.0
ICUの英語

8. 最後に一言

一つ一つの試験の出来に一喜一憂しないこと。
ICUの科目は4科目。合格ラインは6割半、年によっては5割強!つまり一つが4割、5割でも他でカバーすれば合格可能!1番ダメなのは出来なかったものをいつまでも気にすること。僕は試験が終わった瞬間に次の教科に気持ちを切り替えた。リベラルアーツも全然分からなかったが、全部カンで当たってると思い込んだ! 皆さんの健闘を祈ります!

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