B方式合格、High Endeavor奨学金獲得 インタビュー2
ICU入試B方式合格し、High Endeabor奨学金獲得したTAKEZOさんのインタビュー2
(B方式に関して伺います。英語外部試験利用でTOEFLを利用されたのですね?)
はい、TOEFLを利用しました。
(TOEFLは何回受験しましたか?)
B方式に必要なスコアが出るまで3回受験しました。
TOEFLの試験は慣れの部分が大きいので、試験を受けながらスコアアップをすることを目指していました。
実際に最初に受験した時は独特の試験の形式に合わせるだけで大変でした。
TOEFLの方向性がわかってからは対策に集中できました。
TOEFLは他の試験と違って、個室で受験できますし、予約さえ取れれば自分の好きなタイミングで受験できる点はとてもよいと思いました。
(ICU入試のB方式出願には80点が必要ですが、80点に達したのはどれくらいの時期でしたか?)
8月です。直前の7月はTOEFL対策だけをやっていました。
(TOEFLで80取るにはどうしたらよいでしょう?)
あくまでも私の場合ですが、
1.リーディングとリスニングを頑張る
2.スピーキングは諦める
3.ライティングはテンプレート通りに書く
という方向で対策をしていました。
特にリーディングは大学受験と共通している部分が大きいですし、
しっかりと対策をしました。よいスコアが出たときはよく取れていた部分です。
スピーキングはブレがあると思いましたし、短期間で対策するのは無理だと実感したので、特に対策をせず、試験中にその場で頑張るという感じでした。
リスニング、リーディング対策としてはTOEFLの公式問題集を中心に勉強しました。
特にリスニング対策として講義のディクテーションをよくやりました。
公式問題集は問題がよくできていて、TOEFLでよく出る問題が一通り登場します。
最初は公式問題集は問題数がそこまで多くないのでこれだけでは足りないのではないかと思っていましたが、逆に、何回も解いて完全に内容を理解することが大事だと思いました。
公式問題集2,3周した感じです。
何回もやると答えを覚えてしまうかもしれないのですが、
講義や論文の展開のパターンや、こういうものが出るというアンテナを張れるようになります。
例えばTOEFLはサイエンス分野が毎回のように出てくるが、特に航空宇宙分野が頻出だったりします。普通に日本の高校で勉強しているとそれほど触れることのない分野なのですが、こういう「TOEFLで出そうな」分野にアンテナを張れるようになると、別の勉強をしたり、Yotubeを見ている時などにも注意が向くようになります。
公式問題集を解いて、実際に試験を受けると、段々とこういう知識を持っていたい方が有利という分野がわかってきたので、TEDやYouTubeでそれらの分野の講義を探して見ていました。
(リスニングでディクテーションをやったのはなぜでしょうか?)
最初はシャドーイングをやろうと思っていたのですが、シャドウイングは聞くのと自分の声とかぶってできているのかできていないのか分からず効果が実感できませんでした。
結構大変ではあるけどもディクテーションは1文ずつをしっかり書いていくことで、
語彙力もついたし、理解の幅が広がった。
会話文はディクテーションには適さないとわかったので
講義パートだけディクテーションをやりました。
もちろんこれらはICUのA方式でも活用できます。
講義のディクテーションは手間はかかるがリターンは大きいのでおすすめです。
(TOEFLで80点を取れたというのは安心材料になりそうですね?)
少なくとも夏の段階でB方式の併願が確保できたので大いに安心材料になりました。
また、ICUの英語も自信を持って解けるようになったと思います。
何かクリアできている感じが出てきました。
(次回 B方式会場試験に続きます)