沖縄ICU兄弟 弟編1

(沖縄出身で、お二人ともICU国際基督教大学に合格された、O兄弟のインタビューです。続いて弟のWさんにお話を聞いていきます。お兄様とは4歳離れていて、同じようなコースでICUに入学されていますね。やはり沖縄の高校を卒業後、浪人の時にオンレクでICU入試受験対策をして、学習して、ICUに入られた形ですね。)

そうですね、兄とは高校も同じでした。
兄の通っていた高校は一応進学校なので、無難かなと。
また高校が家から近くて、10分くらいというのも魅力でした。

(当初からICU志望でしたか?)

いえ、自分は兄とは違って理系でしたので、漠然と筑波大学の理系などを目指していました。
しかし現役の時は希望校があまりはっきりとは決まっておらず、
たぶんどこかに大学に入ってもあまり関心がないのではないのかなど、いろいろ進路では悩んでいました。

そんな時に兄に電話しまして、ICU(国際基督教大学)なら入ってから決められると、半分冗談混じりに言われたのが、ICUを志望するようになったきっかけでしょうか。
最初はそんな大学があるのかという感じでしたが。
それは高3の夏くらいの事ですね。

(現役の時のICU受験の手応えはいかがでしたか?)

現役の時は一応受けてみるかという感じでした。

とりあえず英語だけに力を入れていて、ほとんど英語だけしか勉強しなかったですね。
そしてちょうど2009年の社会科学の知識問題ばかりが出題された年に当たってしまって、見事に跳ね返されました。

今思うと跳ね返されてよかったのではないか、結果的には勉強する機会ができてよかったとも思います。センターなども7割くらいで止まっていましたし。

全部独学でやっていたのですが、独学でのICU受験対策には限界を感じました。
実際にICU入試を体験するまでは単語を知っていればどうにかなるんではないかという程度の軽い気持ちで勉強していました。

(そこから浪人されるわけですが、浪人期の様子を教えていただけますか?)

自分も兄と同じく沖縄で浪人していました。
沖縄の実家の兄の部屋は、兄がICUに合格して東京に出ていったことで空いていましたので、そこを勉強部屋として使っていました。

勉強の中心はBUCHOさんのオンラインレクチャーと代ゼミの単科講座で、単科講座は英語読解を取っていました。代ゼミは単科以外は自習室の利用ですね。
前半はよく自習室を使っていました。後半はICU入試対策に集中するため、自宅でオンレクを中心に勉強しました。

(代ゼミの単科の英語読解というのはどのような内容ですか?)

初心者から上級者までの一般的な英語対策ですね。一応ハイレベルとなっていましたが。
(浪人時の併願校はどのようなところでしょう?)

中央総合政策学部(合格) 早稲田大学国際教養学部(不合格)などです。

ただ他の学校に受かっても、ICUに落ちたらもう1年浪人(2浪)してICUに行くつもりでした。
とにかくICUに行きたいという気持ちがありました。
現役の時に行ってみて惚れ込んだというところが大きいですね。

(次回に続きます)