2024年夏 ICUオープンキャンパス

ICU(国際基督教大学)のオープンキャンパスの入場には予約が必須です。受付は体育館のエントランスで行われます。

案内に従って、バス停からICU教会方面に向かい、途中で左折して体育館のエントランスで受け付けをします。

受付ではスマートフォンでオープンキャンパスの予約画面を提示します。受付が済むとオープンキャンパスのプログラムやICUのパンフレットなどの見学セットがもらえます。

受付が終わったら案内に従って学内を移動します。今年度は本館が改装工事中であるため、主要なプログラムはT館と理学館で行われています。まずは案内に従ってT館方面に進むとよいでしょう。理学館はT館の裏にあります。

ICUのキャンパスは広く、オープンキャンパスでも学内を移動する必要があるので、暑さ対策は必須です。

写真左の白い建物が理学館です。入試説明会や、入試個別相談会、学生相談のコーナーなど、入試関連と個別相談はこの建物で行われます。

「入試制度説明会」と「新しい一般選抜説明」の会場はN館220教室(N館ホール)で行われます。N館に入って階段で2階に上がってから会場に入る形です。ちなみに、N館ホールはT館のホールができるまでは、ICUで唯一の階段大教室でした。「新しい一般選抜説明」では、一般選抜に関する新しい情報もあったので別の記事で紹介します。

N館2Fでは、ICUの職員から直接入試の説明を受けることができる「入試の個別相談コーナー」が設けられていて、保護者の方が多く来場されていました。

N館ではこの他にも来場者した受験生がICU生に相談できる教室が用意され、1Fの「学生相談コーナー」では4人程度でテーブルを囲んでディスカッションのような形で会話を進めていました。2Fには総合型選抜に特化した「総合選抜の部屋」もあり、こちらは総合型選抜に合格したICU生に相談できるようになっていました。

個別相談が充実しているのは少人数制のICUならではの魅力でしょう。

N館は昨年度全面改装が行われ、各教室には本館にあったタブレット椅子が設置されており、内装がきれいになっていました。

今年度の入試会場にはN館とT館が用いられると思われますので、試験会場を見ておく意味でも、オープンキャンパスには参加しておいた方がよさそうです。


もう一つのメイン会場のT館では、主にモデル授業が行われていました。モデル授業は受験生のみ参加が可能で、事前予約が必要です。

T館の売店イリオンでは、新作のICUオフィシャルTシャツが販売されていました。デザインは昨年度に学生団体からICUが引き続いたものですね。Tシャツはオープンキャンパス限定販売で2,200円。グレーが人気で一部サイズは売り切れになっているとのことでした。また、今年の初めにICUの広報マスコットに選出されたはちろうの公式キーホルダーも販売されていました。

その他、新D館では今年からコンビニのファミリーマートが出店していて、オープンキャンパスでも利用できました。

なお、学食は例年以上に混雑していて、昼時を過ぎても満席の状態が続いていました。猛暑の影響や参加者の増加もあってか、昼の時間限定で営業している学食に人が集中していまっている印象があったので、オープンキャンパスでは無理に学食を使わずに、食事を済ませてから参加した方が効率的に回れるかもしれません。

受付でもらえるICUの資料を入れる袋には、バッグ型のクリアファイルが採用されていて、手提げバッグとして使用した後はミシン目で切り取ればA4のクリアファイルとして使用できるようになっていました。

なお、これから8月のオープンキャンパスに参加するICU入試受験生は、モデル授業を中心に回る事をオススメします。ICU見学の機会はオープンキャンパス以外にもありますが、モデル授業に参加できるのは基本的にオープンキャンパスだけです。モデル授業は事前予約制なので待ち時間等もなく、効率的に回ることができます。ICU入試は大学の授業への適性を見るという側面があるため、モデル授業に参加することはICU一般選抜、総合型選抜の入試対策にも有効です。