ICU入試合格体験記2006

1. お名前、プロフィール

<お名前>

Wolke

<プロフィール>

広島の某県立高校→東進衛星予備校

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2006年度
合格学科 = 語学科
第1志望学科 = 教育学科
第2志望学科 = 語学科
センター方式 = 受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 5割
人文得点 = 8割5分
社会科学OR自然科学得点 = 8割5分〜9割
英語リーディング得点 = 8割
英語リスニング得点 = 8割5分

4.併願校

同志社大社会学部教育文化学科 合格
同志社大学文学部英文学科 合格
東京外語大外国語学部ドイツ語学科 受験せず

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

確か、親が「英語ならICU」と言っているのを聞いた時初めて知りました。その時は入試の特殊性に驚き、それ以上は調べなかったのですが、数年後、改めて調べてみると、まさに自分が求めていたものがあることを知り、第一志望になりました。

6.ICUに期待するところ

まずはELP。後は大学生活全般。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

キャンパスの雰囲気がこぢんまりしていて気に入った。あとはリベラルアーツを実践しているところだから、と(もう少しまじめに)書きました。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

世界を救うのは教育だと考えている。しかし、今の教育ではそれが実行できないので、今の教育制度とは違う教育制度を探したい。将来は教育関係の職に就き、より良い世界を創る人材を育てたい、と(もう少し控えめに)書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

人をまとめるのが得意である。ただし、強力なリーダーシップを発揮してまとめるのではなく、各人の意見の妥協点を見出し、皆を同じ方向に持っていくのが得意である、と(同じような意味のことを)書きました。

b. 一般能力考査

出題傾向はオンレクよりは難しめ。アナグラムが難しかったです。対策としては、ベストはオンレクで数多くの問題を解き、時間感覚を身に染み込ませることだと思います。本番では見事に時間配分を失敗してしまい、100問を埋めるので精一杯になってしまいました。そのときに思ったのは、オンレクの時に時間制限をもう少し厳しくして演習しとけばよかったな、ということです。基本的にオンレク以外の対策はやっていません。

c. 人文科学考査

これは比較的得意でした。対策としては論理展開を把握すること。とにかく論理展開がわかっちゃえば楽に読めるし、楽に解答できると思います。私の場合、全文を読んでから解答するようにしたほうが論理展開が理解しやすく、得点も安定しました。やり方は人それぞれなので、自分のやり方を早く見つけると楽です。あとは、確実に取れる問題をとること。そのことは常に意識しながら演習しました。あとは慣れです。

d. 社会科学考査

これも得意でした。対策は人文と同じく論理展開を把握することです。こちらは世の中の問題等をいつも考えている人には楽な試験かもしれません。人文よりも比較的身近な話題が多いですし、論理展開もわかりやすいので、取れる問題は確実に取れるようにしました。知識問題についてはやはり世界史と政経or現社をやってる人がかなり有利です。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
とにかく早めに対策することが最大の対策です。私は予定よりも対策を始めるのが遅れてしまい焦りましたが、直前期にはなんとかなるところまでもってこれたので、事なきを得ました。あとは、わからない問題はあっさりと捨てて、次に集中すること。目先の1点よりも次の2点、3点を確実にとることを心がけました。私は演習ではいつもあっさり捨てることがなかなかできず苦労しました。本番ではカラスの鳴き声に邪魔されてできなかった問題がありましたが、その問題は捨てて次に集中できました。対策は過去問中心で、その他に発音トレーニングの本で練習しました。

<リーディング>
出題される話題が多岐に渡っているので、なかなか大変です。自分の知っている話題だと楽に答えられますが、知らないのだと苦労します。でも、論理展開を把握できれば、多少わからなくても何とかなります。実際、本番でも知らない内容でしたが、論理展開がわかったのでなんとかなりました。 穴埋めは苦手だったので、過去問を何度もやって慣れました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

私がICU対策をしていて痛感したこと、それは「目先の1問にこだわるな」ということです。他の大学の入試でもそうですが、特にICUの入試では時間配分に注意しないと痛い目にあいます。いくら実力があっても時間配分に失敗したらどうしようもありません。そうならないためには、時間のかかる問題はスパッとあきらめることが肝心です。私自身はなかなかそれが出来ずに苦労しました。とにかく取れる問題は確実に取れるようにすることが重要です。「目先の1点よりも、確実に取れる次の2点、3点を取ること。」これに尽きると思います。

8. 最後に一言

試験が近づいてくると焦ったり、不安になったり、緊張したりすると思います。でも、それは当たり前のことです。大事なことは、その気持ちをしっかり受け止めて、ちょっとずつでも確実に前に進むことです。「ビビッてもいい。でも、ブレるな。」

ICU入試合格体験記2006

1. お名前、プロフィール

<お名前>

smiley

<プロフィール>

社会人?年目

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:社会人入試
年度:2006年度
合格学科 = 国際関係学科
第1志望学科 = 国際関係学科
第2志望学科 = 語学科
センター方式 = 受験していない

3.予想得点

人文得点 = 6割〜7割
英語リーディング得点 = たぶん満点
英語リスニング得点 = 9割5分

4.併願校

なし

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校生の時、友達が受験したので知りました。 もう一度勉強したいと思ったので受験しました。

6.ICUに期待するところ

英語プログラムと通訳・翻訳の授業。 留学プログラム。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

自分の今までの経歴と将来の夢を述べ、ICUで勉強できることが、将来のキャリアでどのようにプラスになるかを書きました。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

1をもっと具体的に書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

この項目は社会人特別枠の願書にはありませんでした。

c. 人文科学考査

人文は本当に苦手で、いつもオンレクではいい点をとれませんでした。 一度目は、どうしても点数にばかり気がいってしまうので、がっかりしながらも間違えたところを確認するだけで精一杯でした。 2回目は問題を解くときに、時間は気にせず、なぜその答えが出たのか、理由づけをし、たとえ答えが合っていてもきちんと、理由まで合っているか確認しました。 3度目は時間を計り、点数は特に気にし(笑)頑張りました!

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
オンレクの問題を2回繰り返しました。

<リーディング>
オンレクの問題を2回繰り返しました。 これは対策になっているかわかりませんが、英字新聞は毎日読んでいます。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

社会人枠は、2次に面接があります。 とても緊張しますが、あまりここで落ちる人っていないのではないかなと思いました。 簡単な自己紹介と志望理由・前の大学や社会経験で何を学んだかなどを聞かれました。 私はとても緊張してしまって、話は脱線するし、私の日本語もめちゃくちゃだしと散々でしたが、受かったので、きっと大丈夫です。

8. 最後に一言

社会人の方は、仕事をやめてフルタイムの大学への進学を決めることはとても勇気のいることだと思います。いろいろ周りからの批判めいた声も聞こえるでしょうが、でも決めてしまえばこっちのもんです。あとは頑張るだけ!

社会人のみなさん、社会経験を積んで、大学の向こうに見える目標が明確な私たちは、より効率的に、より真剣に学べるのではないでしょうか。そういう意味で”今更、大学・・・”ではなく、”今だから大学!!”とポジティブに考えませんか?

ICU入試合格体験記2006

1. お名前、プロフィール

<お名前>

あやこ

<プロフィール>

栃木県の私立女子高
塾には行ってません

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2006年度
合格学科 = 教育学科
第1志望学科 = 国際関係学科
第2志望学科 = 教育学科
センター方式 = 受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 6割
人文得点 = 8割
社会科学OR自然科学得点 = 8割
英語リーディング得点 = 6割いってないかも!!
英語リスニング得点 = 7割

4.併願校

津田塾大学 国際関係学科合格
聖心女子大学合格
東京女子大学合格
都留文科大学合格
信州大学の後期は結果待ちです。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

国際関係を学びたいと思い、最初はある国立大学にしようと思っていたのですが、母や知人からICUを薦められました。教育にも興味があったので、ICUなら自分の好きなものを撰んで勉強する事ができることに感動してICUを目指すようになりました。

6.ICUに期待するところ

実はICUには合格しましたが、自分にあっている大学に進学しようと思い、私はICUに入学しません。 もしICUに入学するとしたら、やはりELPを最初は一生懸命頑張りたいですね。そこでどこまで自分の英語力を高められたか実感できた時、とても自信がつきそうです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

将来希望する職業に就くには、確実に英語を使いこなす必要があるので、英語を身に付けるには最適な環境だから・・・みたいなことを書きました。あと、物事をあらゆる方向から捉えられる力も必要で、ぜひICUのリベラルアーツの精神を利用して・・・と言う感じです。 あまりこだわらずに素直に書きましたね。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

将来は教育面での国際協力に携わる仕事をしたいと思っており、、、、忘れてしまいましたが、これも本当のことを素直に書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

部活をしていなかったので何を書くか悩みました。でも趣味や興味のあることをやはりそのまま書きました。

b. 一般能力考査

ICUを目指し始めた時、一般能力の問題を見て焦りました。当時は2年生だったので「できることは何でもやろう!!1年あれば間に合うかもしれない!!」と意気込んで、ことわざや知能検査のような問題、苦手な数学もとりあえず思いつくものはかき集めてSPIやアメリカのSATまでも手に入れてやってみたりしました。

ですが、ここのHPを見つけて一般能力ばかりに力を入れても合格できないということを理解しました。そこで、一般能力はオンレクでやる問題をちゃんとやるということで対策にしようと思いました。

実際は、、1年オンレクを受講したので量が多いのと、他大入試の記述対策をしなければいけなかったので、オンレクの問題でさえちゃんと最後までできませんでした。でもオンレクでちゃんとやっていればこれは問題ないと思います。当日は焦らずに楽しく(これは重要!)勢いでさっさと解く事をオススメします。

c. 人文科学考査

過去問を何回も解いていくと、自分なりの解き方が見つかると思います。私は最初は全部読んでから問題を解くようにしていました。そのうち、だんだん内容のつかみ方が分かるようになったので、入試直前に読みながら問題も解くようにしてみました。当日はどちらがいいか見極めて、解いてみたり読んでみたりしました。

人文も社会もそうですが、問題文を細かく見すぎるのではなく、ところどころで作者の考えを確実に、そしておおざっぱに捉えられるようになれば大体分かってくるものだと思います。

d. 社会科学考査

私は社会科学を受験しました。 私は世界史だったので、対策は日本史の軽い読み物「早わかり日本史」みたいなのをちょっと読みました。本当に少しでだけです。確かに問題には知識問題が出ますが、それのためだけに日本史と世界史をどちらもバッチリやることよりも、自分の興味のある分野の新書を読んで、考え方を広げたり、新書独特の文章になれたほうがいいと思います。

私は2年生から3年生の夏休み前まで、いろんな新書を読んで、新しい知識や要約をノートに書きました。それはICU対策だけではなくて、これから使える力にもなったと思います。オススメします。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
リスニングの対策用にi podを父にねだって買ってもらいました♪ Z会の速読英単語の応用編のCDはゆっくりだからICUの対策にはならないとどこかで聞いたことがあるのですが、私は丁寧な英語を聞くにはいいと思いました。ある程度の長さがあるので集中して細部まで聞いたり、流れをざっとつかむ練習として聞いたりしました。私はオススメします。 それ以外にTOEFLのCDを2種類入れて聞いていました。

あと、ENGLISHジャーナルをよく読んでいて、それについていたシャドーイング用のCDでシャドーイングをやってみたりしました。 当日、英語のスピードよりも問題の進む速さにびっくりしたので集中して迷わずにマークしなければいけないと思いました。

<リーディング>
語は好きなんですが、、苦手だとは思っていなかったのですが、、ICUの英語はどうしても満足いくほど得点できませんでした。 「難しい」イメージがとれなくて、オンレクの時も解き始めると「わからない!」と半分パニックになってしまってぼろぼろでした。でも答えあわせをすると、簡単なところで間違っていたり・・・。 ICUの英語は確かに難しいです。でも、当日「なんとかなる!」と信じ込んで精一杯やってみたらこんな私が合格できました。なので最初からダメだなんて思わないで頑張る事が大切です!ICU受験者は英語が得意な方ばかりだと思いますが、私のようにICUの英語は苦手と言う方も怖がらないで頑張ってください!!

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの問題は何より慣れてしまうことが一番です。過去問をできる限り解く事をオススメします。参考書は他の大学にも受験するのだったら、それように使っている参考書でいいと思います。つまり、自分にあった参考書が一番いいということです。ICUでは何が出るか分からないから何でも読んでおくのは確かにいいことだとは思いますが、自分の得意なものが出たらそこは絶対外さないというほうがいいのではないかなあと思います。

ICUの受験は時間が長くて大変だと良く言われますが、センターの時間よりも短いですし、私はとても楽しかったです。第一志望の他大が自信があったので、ICUは楽しく受けようと思って前日にも国分寺でお散歩したり、当日は遠足気分で窓からバカ山に登っている人たちを観察したりしました。リラックスできるように、甘いものや好きな音楽を持っていって、できる限り楽しんで受けるといいと思います。

8. 最後に一言

1年前、私もたくさんの方のこの合格体験記を読みました。私も書けるなんて本当に幸せです。正直に言って私が合格できるなんて思っていませんでした。でも合格できました。 それは、私が一人でがんばったからというより、家族や友人、先生方などたくさんの人達の応援や支えがあったからです。入試は自分ひとりで受けるものですが、本当は一人なんかではありません。私は、たくさんの方に応援されている自分を信じることの尊さを本当に実感しました。入試はとても貴重な体験でした。

ICUの入試はやれることをやって臨むととても楽しいです。ICUを目指すみなさんが楽しく受験できますように、そして結果も嬉しいものでありますように陰ながら願っています。最後まであきらめないで頑張ってください。

ICU入試合格体験記2006

1. お名前、プロフィール

<お名前>

MK

<プロフィール>

一年間アメリカに交換留学をしていました。

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

合格年度 = 2006
合格学科 = 教育学科
第1志望学科 = 国際関係学科
第2志望学科 = 教育学科
センター方式 = 受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 五割
人文得点 = 七割
社会科学OR自然科学得点 = 八割
英語リーディング得点 = 九割
英語リスニング得点 = 八割五分

4.併願校

早稲田大学 国際教養学部
慶應義塾大学 SFC両学部
上智大学  総合人間科学部教育学科
とりあえず全部合格しました。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

うちの学校の教師は異様にICU出身率が高く、そのおかげです。 なぜ選んだかは、、フィーリング。

6.ICUに期待するところ

ELPでTOEFLを260-270ぐらいにできたらな、っていうのと、あと。。言い方よくないかもしれませんが転科の簡単さ。国際関係学科に転科する予定です。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ただ学問をやるのではなく、それぞれが有機的につながったICUこそ本当の学問をやるのに向いている、、見たいなことを書きました。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

N/A

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

弁論系のボランティアをアメリカでやっていたので人を論理的に説得する事に長けている事などを書きました。

b. 一般能力考査

数学は数�UBあたりまでやっておくといいかもしれません。 私はいろは歌を直前に念仏のように繰り返してました。

c. 人文科学考査

大分日本史贔屓な感じでしたが、オンレクより大分簡単に感じました。 オンレクでしか対策はしていないのでとにかく過去問を解くのがいいと思います。

d. 社会科学考査

これもオンレクより簡単に感じました。 平均点はすごく高かったと思います。 対策としてはSFCの小論対策も含めて、よく新聞を読むようにしていました。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
二問ぐらい落としたかな。。 それ以外は聞きやすい、普通のものでした。 とにかく英語を時間を決めて毎日聞くのがポイントです。

<リーディング>
TOEFL系の単語、アカデミックな物がわりとキーになってくるので、接頭語、接尾語を覚えておくとわからない単語が出てもある程度予想はつけられます。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

全ての物事から学ぶ。ありきたりなメッセージだけど本当に身の回りの色々な事に興味を持つべきだと思います。

ICU入試合格体験記2006

1. お名前、プロフィール

<お名前>

Antosiannie

<プロフィール>

海辺にある公立高校出身。進学校と呼べるのかどうか…?
(いわゆるMARCHに進学する人が多いと思われます)
予備校などには通わず、ほとんど自宅で勉強。

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2006年度
合格学科 = 語学科
第1志望学科 = 語学科
第2志望学科 = 人文科学科
センター方式 = 受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 5割できたかな…?
人文得点 = 8〜9割
社会科学OR自然科学得点 = 8〜9割
英語リーディング得点 = 6〜7割
英語リスニング得点 = 6〜7割

4.併願校

上智大学外国語学部フランス語学科 合格
青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科(センター) 不合格

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

「英語を勉強したいなら、東京外大よりICUがいい」という話を聞いて、「ICUって何だ?」と思ったのが最初。 とりあえずパンフレットを請求してみたら、ひとめぼれ。「わたしのためにある大学だわ…」と思い込みました。教育理念もカリキュラムも、すべてが魅力的で、それから3年間、ICUに片思いし続けました。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

(下書きが残っていたのでほぼ願書に書いたままです) 英語を専攻にしなくても英語がしっかり勉強できる大学だということで関心を抱きました。パンフレットを読んで、柔軟なカリキュラムや学科間専攻という制度があることを知り、私の中にある様々な学問への興味の芽を育むことのできる場所だと確信しました。オープンキャンパスのときに模擬授業を受けたのですが、「教師の言うことに納得できなかったら、質問してください。それでも納得できなければ、言う通りにしなくてもよいのです」という言葉に感銘を受け、ICUに入学してまたこの授業を受けよう、と決意しました。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

「言葉」を中心に学んでいきたいと考えています。言葉は人間を人間たらしめているものであり、自分と他者・自分と世界をつなぐものでもあります。その言葉を文学・社会学・あるいは心理学など、様々な角度から研究するため、語学科を志望しました。将来は、数ヶ国語を操ることのできる翻訳者になりたいと思います。グローバル化が進み、人やモノの移動が頻繁に行われる中で、多言語をプロフェッショナルとして使いこなすことのできる人材は、ますます必要になると考えているからです。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

一番の趣味は読書です。とにかく活字を読むのが好きで、新聞も毎日読みます。翻訳者になるためには日本語の能力を高めることが最も大切なので、大学入学後はさらに読書の幅を広げ、外国語の学習と平行して豊かな日本語を身につけたいと思います。

b. 一般能力考査

余裕のない受験生だったので、対策はほぼオンレクのみ。本番と同じ時間で解いて、優先順位のつけ方を重点的に練習しました。 いろは歌や月の異名、元素記号は覚えましたが今年はほとんどでなかったような…? IIBまで履修したにもかかわらず数学は破滅的に苦手だったので、数学系統の問題は素直にスルーすることに決めていました。 ただ、よく出ると言われる確率や数列の分野のみ、薄い問題集で練習しました。 結局、何が出るかわからないので、普通の受験科目は完璧!という人以外はあまり深入りしないほうがいいです。

c. 人文科学考査

これも対策はオンレクのみ。そのほかは、学校の現代文の授業を真剣に受けたくらい。 昔から本を読むのが好きだったので、それがよかったのだと思います。 問題を解くときは常に「論じられているテーマに対する筆者の立場」を意識していました。 (肯定なのか否定なのか、その理由は…など) 自分の主観、一般論を交えないで、あくまでも「筆者の」考えを追及することが大事だと思います。

d. 社会科学考査

基本的には人文科学と同じ。知識問題対策もほとんどやりませんでした。 (というか、やろうとしたけど時間がなくてできなかった…) 現代社会と政治経済は履修しましたが、受験科目ではなかったので適当にやっていました。 (あとあと「どうせならちゃんとやっておけばよかった…」と後悔) 公民分野は勉強するに越したことはないですが、私個人の意見としては、過去問をたくさん解けば頻出の人名やテーマは頭に入ると思います。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
トフルのリスニング教材を1冊やって、あとはひたすらオンレクで過去問。 CDをMDに録音して、単純作業をしているとき(コピーをとっている間など)に聞いていました。直前期は、食事中も…。 黙って聞くだけでなくシャドウイングやオーバーラッピングをするとかなり効果が上がります。 同じような問題が何度も出題されているようなので、過去問を暗記するくらいまで聞くのが一番の対策だと思います。

<リーディング>
文法を夏休みに終わらせ、長文の問題集を2冊こなしたあとは、ひたすら過去問演習。 ICUと上智の過去問を交互に解きました。 「問題を解く→答え合わせ→全文訳を参照しつつ、複雑な文章を分解して理解して、知らなかった単語を覚える→どうしても理解できない部分は先生に質問」 という作業をひたすら繰り返しました。 とにかく毎日継続して長文を読むことが大事だと思います。 単語は、長文から覚えるほかにはターゲット1900を5回繰り返しました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

とにかく英語に力を入れる。長文の練習にはやく取り掛かり、すこしでも多くの長文を読むこと。 これはICUだけでなく大学受験全般に対して言えることだと思います。 英語の配点が高い大学がほとんどですし、暗記科目のように直前に詰め込んでもできるようにはなりませんからね。 それから文章をたくさん読むこと。ICU入試の4科目のうち、2科目が日本語資料を読む試験なわけですから、読解力があれば有利になるはずです。文章をたくさん読むうちに、読むスピードも自然と上がります。

8. 最後に一言

試験当日は、悪あがきせず、リラックスすること。これに尽きます。

ICU入試合格体験記2006

1. お名前、プロフィール

<お名前>

けびん keiko_kko [at] hotmail.com

<プロフィール>

・神奈川県の単位制の公立高校
・1、2年次は文化祭など数々の行事運営に携わり遊びまくる。
・2年次の春期講習から城南予備校に通う。
・中学生活はフィリピンにて過ごす。(最後の数ヶ月は日本人学校、それ以外はインターナショナルスクール)

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:4月帰国
年度:2006年度
合格学科 = 国際関係学科
第1志望学科 = 国際関係学科
第2志望学科 = 社会科学科
センター方式 = 受験した
センター方式の結果 = 不合格

3.予想得点

一般能力得点 = 6.5割
英語リーディング得点 = 7.5割
英語リスニング得点 = 9割

4.併願校

明治学院大学国際関係学部センター利用 合格
横浜市立大学国際総合科学部 棄権
慶応大学総合政策学部 不合格
津田塾大学国際関係学部 不合格

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

2年次の夏休みくらいに、オープンスクールに行きました。滑走路と自然の多さに惚れ込み、一目惚れ。その後リベラルアーツなどを知り、自分がやりたいことはここでしか出来ない!と盲目的に思いました。

6.ICUに期待するところ

・リベラルアーツに期待しています。国際関係を政治経済的に、文化的に、歴史的に捉え、一つの視点に囚われない多角的な物の見方を養いたい。
・ばか山の上で、おにぎりを食べたい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

・様々なバックグラウンドを持つ人たちと出会える場であること。
・異なる立場や考え方を持つ人たちと分かり合うチャンスがあること

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

ストリートチルドレンに対する支援はどういった形がいいのか、疑問に思っている。彼らは日本人とはきっと違う価値観を持っているはずで、日本人が行う支援は強制になってしまったり、彼ら自身の意見に背きかねないような気がする。だから、私は何よりも先ず、彼らと理解しあいたいと思う。 という趣旨のことをコンパクトにまとめて書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

・文化祭実行委員長
・ワンコインコンサートスタッフ(チャリティーコンサート)
・国際理解キャンプ参加

b. 一般能力考査

・センター対策

c. 小論文(帰国生)

3ページくらいの論文を読んで3つ質問に答えました。
内容:高齢者について。高齢者っていうのは人によってその定義が揺れていて、中には70歳以上でバリバリ元気な爺さんもいるのに、”高齢者”っていうだけで社会はその人を弱者として扱う。介護の現場で問題とされているような幼い子どもに話しかけるようにお年寄りに話しかけるのもその例の一つ。お年寄りを弱者つまり−、若者を+として捉えるのではなく、物差しをなくした考え方が社会に必要である。

質問�@高齢者の定義:本文から殆ど抜粋できました。ただ、それだけだと全体の5分の3行しか埋まらなかったので、余計かと思いつつ自分の考えなどを最後の行ギリギリまで目いっぱい書きました。

質問�A文章中の例(介護現場での問題)と同じような事例を考えろ。 日本にいる外国人について書きました。日本人って日本にいる外国人を日本語使えないって思いがちだよねっていう話。これは自分の体験と結び付けて書きました。

質問�Bすいません、思い出せません。

答えは全部、最後の行まで目いっぱい書きました。 俺はこのくらいお前を愛しているんだICU!って訴えられるのは小論文の特権ですよ。 マークシートだと出来ませんからね。自分の意見をしっかり持って、それをどれだけ相手に伝えられるかが鍵だと思います。私は終わった後、「シャシャッちゃった!」って思いました。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
途中でマークミスをしてしまい、ものすごく焦りました。リーディングの説明を受けている間に、落ち着き、どうしようか対策を考えました。きちんと、マークミスは直せましたよ。それから、TOEFLよりだいぶ遅く感じました。

<リーディング>
本格的にやったのは直前1週間くらいです。一気にやりました。 単語さえ覚えればなんとかなります。

8. 最後に一言

ICUの問題って特殊。とくに帰国子女枠って情報が少ないから余計に困りますよね。というわけで上記の欄でも、帰国子女に関わることは特に細かく記入しました。もしも他に何か聞きたいことがあれば、教えられることはなんでもお答えしますよ。

ICU入試合格体験記2006

1. お名前、プロフィール

<お名前>

三匹のこぶた

<プロフィール>

成蹊高校出身・河合塾

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2006年度
合格学科 = 人文科学科
第1志望学科 = 人文科学科
第2志望学科 = 国際関係学科
センター方式 = 受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 7割(希望)
人文得点 = 8割くらい
社会科学OR自然科学得点 = 8割くらい
英語リーディング得点 = 6割くらい
英語リスニング得点 = 6割くらい

4.併願校

上智(文・史学科)
早稲田(一文、国際教養)
慶応(文)
中央(文、総合政策)
以上合格しました。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

中二のとき、将来は英語を使えるようになりたいと思っていたところ親がICUを薦めてくれました。学校説明会に行ってキャンパスを見た瞬間から絶対ここに通う!!と思ったのを覚えています。高校受験で失敗してしまった後も、大学受験ではリベンジを!と誓いました。(1浪しましたが笑)長い間絶対ICU!!という意地を曲げなかった理由はやっぱりICUでは英語をビシビシしごいてくれること、学校全体の人数が少ないこと、学科を自由にとれること、などがありました。

6.ICUに期待するところ

やっぱりICUでは英語を鍛えたいですね。あとは広い分野を学べるのでそのなかから自分の専門分野を見つけ出して行きたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

人間性を豊かにし、世界中の様々な出来事に対して自分の意見をもつことができるようにするためには幅広い知識や教養を身につけることが必要だと考える私にとってICUの一般教養を重視する姿勢は共感できるものだったから。また、ICUでなら中身の濃い授業を受けて充実した4年間を送れると思ったから。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

私は中学生のときから世界遺産に興味をもち、昔の人が残してくれた世界中の遺産についてもっと知りたいと思っているし、また危機にさらされている遺産を保護し、後世の人々に伝えたいと考えている。だから国連のユネスコで働いて少しでもそのために貢献するのが私の夢である。そのためにICUの人文科学科で考古学や美術史、国際関係論を学ぶと同時に、外国語を話す能力も磨きたいと思っている。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

高校時代はバスケ部だったので基本的に体を動かすのが好きだし、小説などの本を読むことも日常の楽しみにしている。

b. 一般能力考査

現役時代は塾のICU専用コースで一般能力の授業があったので、そのテキストを中心に勉強をしていました。しかし入試本番では勉強した所が全くと言っていいほど出ず、自分の今までの勉強があまり役立たなかったことを実感しました。そこで浪人してからは思い切って一般能力だけの勉強はやめ、オンレクでやる問題を解いて復習することだけをするように心がけました。私は世界史選択だったので世界史の問題だけは落とすまいと思っており、年度によっては結構歴史の問題が出たりするので、世界史や日本史を選択している人はそっちの勉強を真面目にやった方が効率いいと思います。あと今年(2006)の本番で思ったのはオンレクでやった問題がそのまま出てたり、似たような形式で出てたりしたので、オンレク生はオンレクで解いた問題やその形式を自分で出来るようにしておけば一般能力は問題ないと思います。

c. 人文科学考査

人文科学は本文の内容が割と抽象的なものが多いので抽象的な文章に慣れていない人は自主的に本などを読んどいた方がいいと思います。あと私がやっていたのは本文の要約です。最初の慣れていないうちは2時間ぐらいかかってしまい、効果があるのかと疑ってしまいますが慣れてくると30分ほどで出来るようになってきます。また、要約は本文の中から重要な部分だけを取り出すので、要約を続けることで本文を読みながら重要な部分をピックアップ出来るようになってきます。さらに私には要約は慶応(文)の小論の対策にもなり、とても役に立ちました。小論を使わない人も要約は大学に入ってからは必要なことだと思うので、やっといて損はないと思います。

d. 社会科学考査

社会科学の本文内容はたいてい時事問題と関連があります。毎日新聞や新書を読む必要はないと思いますがここ2、3年に話題となった事柄の概要を知っといた方が有利だと思います。といっても私はほとんど社会科学用の勉強はしませんでした。オンレクの課題で時々用語を調べたくらいです。用語を調べるのは半ば趣味でやっていましたが(笑)オンレクで調べた用語が世界史で出てきたりしたこともあったので自分のしたことは無駄ではなかったと思っています。また、社会科学は年度によっては知識問題が多く出ることもあるのが特徴です。ここでもやはり世界史が役立つことがありました。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
私はリスニングが一番苦手で、外国に滞在していて毎日英語を聞いたり喋ったりしていたような人がたくさん受けるICUではリスニングが足を引っ張ることは間違いありませんでした。私のように日本でずっと過ごしてきたような人は毎日聞くことは必須だと思います。私は夜寝る前に必ず過去問一年分を聞くことを日課にしていました。ちょっとでもさぼるとすぐ聞き取れなくなるので何があっても必ず毎日欠かさず聞く持続力が必要です。現役のときは緊張のあまりほとんど聞き取れなかったのですが、次の年はそれまでの努力と二度目であるということから前回よりも落ち着いて聞くことが出来ました。考えている時間はほとんどないので聞き取れなかった場合は勇気を出して飛ばすことが得策です。

<リーディング>
現役時代は専用のコースでICUの問題形式をたくさん解いていましたが、思うように英語の力が伸びず、浪人してからは別の塾で英語の文法や長文、英作文や英文解釈など様々な方向から英語を勉強し直しました。その成果があって英語の基礎力がつき、自分でも英語の力が伸びたと感じました。私はICUの特徴的な問題形式に惑わされ、その問題形式に慣れることが重要だと思っていましたが、実際にICUが聞いているのは基本的な事項で、それは他の大学とは変わらないことだったと今ならわかります。特に最後の空欄補充の問題は半分くらいが文法で解けるので、内容で解くのか文法で解くのかの見極めも必要です。また、60分という短い時間のなかで長文を3つ読まなきゃならないので、時間配分を最初からしとく必要もあると思います。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

私はもともと出来た人間ではないので、やる気の出ない日はどうしてもぐうたらしてしまいます。そんな私に塾の先生が教えてくれたのが「何でもスケジュール化」ということです。とりあえず今日はここまではやろう、ということをあらかじめ決めておき、後はそれを実行するだけというものです。実行できたら苦労せんわ!!と思う方もいるでしょうが、1ヶ月という少し長めの単位でスケジュールを立てると意外に「本番までにここまでやらなければ・・・」とあせって実行できるものです(笑)私の場合は大体1ヶ月でこのくらいまでやろう、と考えておいて後は一日単位で細かく計画を立てていました。いつもスケジュールどうりに出来るわけではもちろんないので微調整もします。私の先生は「自分は休憩さえもスケジュール化した」と言っていました。そしてやる気がどうしても出ない日は必要最低限のことだけして残りは次の日にまわし、後はぐーたらするべし!受験は長期間の戦いなので初めから頑張りすぎると本番直前に電池切れになっちゃうこともあります。一番大事なのはやっぱり勉強と休憩のメリハリをつけることだと思います。

8. 最後に一言

どんなに応援してくれる友達や両親、そして先生がいても本番で戦うのは自分一人です。そんな状況のなかで自分を最後まで支えてくれるのはやっぱり今までやってきたという達成感や努力によって作られる自信だと思います。受験は自分が頑張った分だけそれが結果として反映されるので、ある意味では公平なものではないでしょうか。受験が終わった後で「自分はやりきった!」と思えるように一日一日を大事にして過ごしていってほしいと思います。

ICU入試合格体験記2006

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ピアニスト

<プロフィール>

神奈川県内の私立高校の理数選抜

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2006年度
合格:理学科
第1志望:理学科
第2志望:教育学科
センター方式 = 受験した
センター方式の結果 = 不合格

3.予想得点

一般能力得点 = 8割5分
人文得点 = 9割5分
社会科学OR自然科学得点 = 9割5分
英語リーディング得点 = 7割
英語リスニング得点 = 8割5分

4.併願校

大阪大学理学部化学科(前期日程)
早稲田大学教育学部理学科生物学専修
他7校

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUを知ったきっかけは、偶然、学校の進路指導室で手に取った、「ICUの英語」でした。実際に、ICUに合格した先輩が寄付した本で、入試形式が自分に合っていたため、受けてみようと思いました。ICUを選んだ理由は、理系では忘れられがちな文系教科が、深く、広く履修できるからです。

6.ICUに期待するところ

ELPで英語を勉強するほかにも、他大学において、理系では単位として決して認められることの無い、スペイン語やロシア語などを勉強してみたいです。また、教育学にも興味があるので、そちらも勉強してみたいですね。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

「今、世界に求められているのは、学際的で、多角的に物事を見定めることの出来る人間であり、ICUの特色の一つである、リベラル・アーツは、こうした時代の要求に答えられるものなので・・・。」というような感じです・・・。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

「自分の得意な化学、生物に限らず、ICUで学んだことを生かしつつ、将来は動物生理学や生物化学、薬学などを研究して、世界に貢献したい・・・。」というような感じです・・・。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

「創作活動の一環として、日ごろから作曲、編曲を行っており・・・。」というような感じです。コレはあまり役に立たないですね。

b. 一般能力考査

すぐに出来るものか、少し時間をかければ出来るものか、決して出来ないもの(知識問題)か、を瞬時に見分けられるようにして、本番では、決して出来ないものを除いて順番にマークをし、残りの時間で、決して出来ないものを、だいたい見当をつけてマークしました。

c. 人文科学考査

センター試験と同じ解き方で大丈夫だろうと思って、とくにこれといった対策は、しませんでした。

d. 自然科学考査

国立二次対策と並行して勉強しました。基本的に、覚えた単語・事象を忘れてないか、解き方を忘れてないか、などです。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
「ICUの英語」に付属するCDと問題で勉強しただけです。

<リーディング>
毎日3時間、ひたすら読み続けました。でも、本番では思うような点数が取れませんでした。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの英語は必携だと思います。ちょっと高いですが、赤本よりは価値があると思う。

8. 最後に一言

ICUの入試は長いので、気力と体力がモノを言います。体力が無い僕は、読解力試験が始まった辺りで、集中力が尽きてしまいましたから・・・。とりあえず、受かっただけで、もう満足です。

ICU入試合格体験記2006

1. お名前、プロフィール

<お名前>

mac_star

<プロフィール>

沖縄県立N高校卒業後、Yゼミサテライン予備校で浪人。
12月頃からは塾にほとんど行かず、自宅でZ会の通信講座とBUCHOのオンラインレクチャーを併用。

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2006年度
合格:入力
第1志望:入力
第2志望:入力
センター方式:受験した センター方式の結果:不合格

3.予想得点

一般能力得点 = 7割
人文得点 = 8割
社会科学OR自然科学得点 = 8割
英語リーディング得点 = 8割
英語リスニング得点 = 8割
センター得点率(参考) = 839/950

4.併願校

早稲田大学 国際教養学部 ○
慶應義塾大学 法学部 政治学科 ×
青山学院大学 国際政治経済学部 ○
中央大学 総合政策学部 ○

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

現役の夏頃にICU発見。それまで国立志望だったのをICU一本に絞る。失敗して浪人で合格。やっぱりICUの「教養学部」に惹かれました。いろんなことに興味があったので、入ってから学部間違えたーとかいって後悔したくなかった。あとあの環境。自然大好きです。

6.ICUに期待するところ

まずはELPでみっちりしごきあげられたいです。そのあとは、自分の興味に従って、自分のポテンシャルを上げられるように自分を鍛えていきたいです。

7.受験対策

a.願書

結構ありきたりなことを延々と書いたような。。

b. 一般能力考査

現役のときはこれにこだわりすぎて失敗したので、浪人してからはほとんど対策しませんでした。 というよりも、オンラインレクチャーで時間配分や問題の傾向をおさえるようにしてました。わからなくても、とにかく全問埋めることが肝心です。

c. 人文科学考査

現代文ロングバージョンです。自分の場合は最初の30分くらいで全文を読み、問題の該当個所を細かく読みながら答えるようにしてました。これもオンレクが役にたちました。

d. 社会科学考査

社会科学でしたが、基本的に人文と一緒です。今回はやたら日本史の知識問題が出ていたように思います。政経や現代社会などの公民科目を一通りやっておくといいかもです。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
とにかく聞きまくることです。もちろんただ聞いてるだけではダメで、きちんと頭の中で英語として理解できるようにしましょう。1回しか読まれないので、大学入試としてはかなりレベルが高いと思います。TOEFLが結構似てるので、おすすめです。オンレクやればバッチリ対策できます。

<リーディング>
基本的には他大学の英語と一緒で、長文重視です。ただ、文中におけるパラグラフの役割を聞かれたりして、他大とは異なる部分もあります。これも過去問で傾向をつかみましょう。リスニングとともにICUの試験の中で一番対策のしやすいところだと思います。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

オンレクは現役の頃はちょっと値段が高いかな。。と思って遠慮してましたが、今思うと激しく後悔してます。受験終わってみて、オンレクが一番費用対効果が高い教材だと気付きました。

ICUは試験が変わってるから、特に対策しなくても大丈夫などという話しは鵜呑みにしてはいけません。基本的には他の大学と変わらないと思います。特にリスニングはやっただけ伸びるのできちんと対策しましょう。

8. 最後に一言

受験は精神力。自分に負けたら終わり

ICU入試合格体験記2006

1. お名前、プロフィール

<お名前>

summer27

<プロフィール>

神奈川の県立高校・河合塾

2. 合格年度、学科、第1志望、第2志望学科

形式:一般入試
年度:2006年度
合格:語学科
第1志望:語学科
第2志望:社会科学科
センター方式:受験していない

3.予想得点

一般能力得点 = 5割…行ったかな
人文得点 = 6割行けば満足
社会科学OR自然科学得点 = 7割くらい
英語リーディング得点 = 8割くらい
英語リスニング得点 = 9割くらい

4.併願校

早稲田大学 第一文学部
立教大学 社会学部現代文化学科
明治大学 文学部文学科

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

親戚がICU卒で、近くに住んでいたのでなんどか桜を見に行ったりしていました。高校に入ってはじめて大学だと知り(笑)興味をもちました。試験問題に戸惑い、受験をためらいましたが、高3の春にやっぱり行きたいのはここしかない!と覚悟をきめました。

6.ICUに期待するところ

ELP、リベラルアーツ!ラテン語もやりたいです。それから、学生一人一人を見てくれる学校だと思うので、そういう所も期待しています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

国際化が進んでいく中で必要とされるのは、意思疎通の手段として英語を使いこなせること、自国他国の歴史や文化を理解すること、自分の意見をはっきりと述べられることだと思う。そして、ICUではそれらを身につける環境が整っており、私にとって最高の環境だと思い、志望した。というようなことをもうちょっと具体的に。ですます調で書きました。

<2.ICUで何を学びたいかを志望学科と関連して簡単に述べ、また将来の志望とその理 由を述べてください。>

言語が、時代や社会の変遷、多言語との交流のなかでどのように変化してきたのか、また、言語の役割とはどういうものなのか、歴史や心理学など多様な面から学びたい。というようなこと。将来の志望は決まっていなかったので、言語学を通して学んだことを活かして国際社会で活躍したい、と書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

ずっと続けている書道の事をかきました。

b. 一般能力考査

河合塾の夏期・冬季講習、BUCHOさんのオンレク(WGの夏期講習も)、トフルゼミの模試を受けました。最初は本当に絶望的で、解ける問題2割もなかったので、3年分くらいはそれぞれ100問、時間をかけて全部とけるくらいに復習しました。それからは数学系の問題やアナグラムのコツも分かって5割〜7割とけるようになったので、本当に苦手だ!という人はゆっくりやってみるといいかもしれません。時間はかかりますが、分からないまま進めていくよりは解けるようになると思います。でも本番はちゃんと解けたの3割くらいで、あとは勘とモンキースコア狙いでした。

c. 人文科学考査

社会や他大の現代文も同じですが、読解が苦手でした。話は面白いのに、正解できないということがしばらく続きました。塾で現代文の授業を取ったのは、夏期・冬期講習だけだったのですが、その復習をしっかりやったら少し読めるようになったので、現代文の対策をするのが一番良いのではないかな、と思います。他大対策で、文学史、古典や世界史を勉強したのが理解に繋がることもありました。できた!と思って答え合わせしたら酷い点数ということも多々合ったので、本番はこれがすごく心配でした。

d. 社会科学考査

文よりは読解できたと思います。ただ、政経や現社?系の知識問題で結構落としてました。世界史の勉強してたのは力になりましたが、直前期は過去問に出てきた知識問題や本文の内容で、何度も出てくるものを書き出して覚えるようにしていました。余裕がなかったので知識対策はこれくらいです。本番ではあまり役に立ちませんでしたが、過去問では同じ事柄についての話題が結構あったので、こういう話題に気をつければいいんだな、ということが分かった気がします。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>
最初は単語帳(DUO3.0)のCDをシャドーイングして、夏くらいからTOEFLのリスニング教材などを、直前講習のCDが届いてからは、使用上の注意どおり全ての年度を20回以上聞くようにしていました。本番2日前とかは、1日で2年分(テスト40回分?)とか聞かなきゃ終わらなくてどうしようかと思いましたが、丸2日ずーっと聞いてたおかげか、本番のリスニングは結構出来た気がします。BUCHOさんのCDは、答え合わせの時に、問題文にスクリプトを書き写してそれを見ながら聞いていました。3回も聞くと、Part1、Part2の答えが聞いてるうちに頭に浮かぶようになると思うので、そしたらあとは移動中とかに流しっぱなしにしていました。

過去問で何問か、DUOほぼそのままの表現もあったので、単語帳やるときなどもCDつきで、例文そのまま覚えてしまうと一石二鳥三鳥の効果があるのでは?

<リーディング>
単語力が弱かったので、過去問や塾のテキストの他にも、学校の授業とか、模試とか、他大の赤本とか、いろんな所から単語引っ張り出して、出てきた単語全部覚えるつもりで復習しました。覚えたはずなのに思い出せない…という単語は、そのたびに辞書引いて書き出していたら、なんとか覚えられました。そのおかげで本番分からない単語はほとんどありませんでした。

あとは長文に慣れることが一番だと思います。教科書でも赤本でも、疲れたら雑誌とかでも、とにかく英語に慣れるようにいっぱい読みました。ただ、文法対策に割く時間がなくて直前講習のPART2の復習くらいしか出来ませんでした。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

勉強の効率って、体調によります。私は夜遅くまでやると、次の日まったく頭に入らなかったので、夜は眠くなったら寝て、その分次の日早く起きてやるようにしていました。夜の方が頭に入る、という人もいると思うので、まずは自分にあった勉強時間を見つけると、はかどると思います。

新書読んだり新聞読んだり、テレビを見たり、いろんな所にアンテナを延ばしていくと、なにが役に立つかわからないICUの試験に効果あると思います。人文や社会、readingで出てきた話題は要チェック!

8. 最後に一言

もうだめだ…と思っていても合格しました!だから、だめだと思った時も諦めずに頑張ってください!!試験の日は少し暖かかったせいか、たくさんの人がバカ山でご飯食べていました。外の空気は気分が入れ替わるのでオススメです。