ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

Ping-BISON

<プロフィール>

高校入るも二ヶ月で登校拒否
いわゆる勉強は全くせずに、ひたすら現実逃避と自省
一応、高校卒業程度認定試験は受け、合格しておく
2007年入る頃(高3の冬に値する時期)に、ICU発見。
腑抜けたテスト形式に眼福
二ヶ月半程の勉強でICU一本受験するも不合格
その後、宅浪
予備校は夏期講習を少々

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

一般能力得点 = 80%
人文科学得点 = 75%
社会科学得点 = 85%
英語リスニング得点 = 70%
英語リーディング得点 = 85%

(センター)
英語=188
国語(現代文)=93
倫理=73
世界史B=74

4.併願校

慶應大学総合政策学部       合格
慶應大学法学部政治学科      不合格
中央大学総合政策学部政策科学科  合格

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

あれは2006年12月24日のことだった。その日は、私がこの世に誕生してから丁度18年目にあたる。私はいつものように、前述の状況から抜け出さんと足掻いていた。その一環として、大学に進学することを考え、現が抜けた大学を探していた時のことだ。
初めに見たのは、おそらく一般能力の設問である。気に入った。恋に落ちた。そしてその日私は、彼女を知った。そう回想しよう。
おそらく彼女は知っていたのだろう。惹きつけられて離された日には私が燃えることを。
今ではもう、夢からは抜け出している。それでも、彼女との出逢いが能産的自然からの私に対する贈物だと思いたいのである。どうして、そうでないことがありえようか。

6.ICUに期待するところ

ICUに何かを期待すると言うよりも、まず自分がそこで生き抜いていく自信が全く無い。
とはいえ、そこを打破した暁のことも考えねばならぬであろう。
第一に、私が英語を習得するに向けての舵取りになって頂きたいと思う。第二に、どのmajorを修めるにせよ、教員比の高さを利用して、能動的に絡んでいこうと思う。

7.受験対策

a.願書

*願書全般について
メタ的な信念を積極的に描こうともしたが、少なくともその時点での私にその力は無いという結論に至った。よって、当たり障りの無いことを忌避せずに、むしろ生きるために肯定せんとした。ただし、connotationとして私の存在を浮き立たせることを意図し、あるいは、そう感じていただければ本願とするところである。
以下転載。

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私がこれから生きる時代は、史上最も社会変動が急速な時代になるだろう。資源枯渇、気候変動、web世界の発達などの変数が多く、予測の難しい世界である。故に、一つの専門分野の知識だけというよりは、事実を正確に把握し、未知のものに対処し、新しい発想を生み出していくという根本的な力を私は身につけたい。この力の醸成に、liberal arts による幅広い学問知識やcritical thinkingは大いに力になると考え、貴校を志望した。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

私はITを利用して、民間の人々の善意を組織化して社会に還元し、より効率良く社会が機能するようにしたい。そのためにはまず、現在の社会の動きを理解する必要があるので、情報科学だけでなく、経済学や法学なども学びたい。その学びの過程で得た知識をその都度活用し、何を学べばよいのか、どうすればその目標を達成できるのか、を漸次考えていくつもりである。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私はランニングを好んで行っている。散歩といってもよい。体を鍛えることだけを目的にしているわけではないからだ。弾む鼓動や地面を蹴る感覚と同時に、通り過ぎる木枯らし、陽光の温もり、雨上がりの静けさ、木々の呼吸といった移ろい行く外部世界を味わうのだ。

b. 一般能力考査

考査の中で私が一番気に入っているものである。
出題傾向として、物量が多いことが挙げられる。そのため、自分の力を弁えずに力ずくで行くことはお勧めしない。少し考えればわかる問題でもチェックを入れて、二周目であたることが肝要である。理解するには造作も無いことだろうが、実践慣れが必要かと。
技術的なことを述べたが、内容について言えば、自分のできる範囲は落とさないことが必要。私は一般能力対策としてではなく勉強したことで対応し、例えば、百人一首だとか枕詞、日本史などは実質捨てた。数学分野に悩まされる方は少なくないと思うが、わかる者には基本中の基本と思われるものなので、できるように努力する価値はある。無理であるなら、捨てても差し支えは無いと思う。というか、…うん

c. 人文科学考査

オンレクでの統計から言うと、私の中では最も安定感の無い考査である。
内容はハムレットだかオムレツだかの出現傾向が高い。いや、それが定かかどうかすら思い出せないが、シェイクスピアとか古代ギリシアの話が多かったような。まぁ、内容は措いておくにしても、基本的な読解力が必要あるいは必要十分である。自分にその力があることは疑うが、英語の参考書で論理展開などは学習したつもりでいる。

d. 社会科学考査

社会科学の話である。
人文と比較した場合、内容が似通ったものが多いため、過去問を解くことがadvantageにつながり易い。08年度のものはbanalすぎて、「あぁ、はいはい、わかりました」という感じであった。
また、同じく比較で言うと、いわゆる知識問題が多い傾向にある。特に、08年度のものは知識問題であることを公言して憚らなかった。知識を手に入れることを目的にすることは、studentを目指すものとしては、手段の自己目的化に他ならない。だが、知識と学問的な運用能力は相関関係があるから(とするなら)、問題の方向性としては強ち間違っていない。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

対策としては、まず発音の練習をした。
その後、listeningしたものを音読するというセットを毎日一時間程、学習に組み込んだ。並行して、純粋なreadingのmaterialも解き終わった後に音読した。私は先に触れたような境遇であったため、あまつさえ、英語を発話している時間が日本語のそれよりも遥かに多いことに、憐憫たる孤独を感じる時間も日々の学習の中に組み込まれた。
入試の一ヶ月くらい前からは、VOA Newsをlisteningして音読という作業を計一時間ほど毎日行うようにした。強いて言えば、他の考査の対策にもなりうる。

<リーディング>

一回目の受験は、実を言えば、何がなんだかわけわからんかった。その後の復興事業について語ろう。
初めに、英単語あるいは熟語が必要であろう。私は一般的なものをやった後、internetからdownloadできるsoftwareや、最終的には受験のためにではなく、native用の単語集に手を出した。単語集と言うよりは、語源について長々と書かれている。その書によれば、語彙を増やすことは使いこなせる概念を増やすことにつながり、思考力を鍛えられるそうである。まだ読み途中ではあるが、「あなたは賢くなる」という雰囲気がいささか洗脳的であることが功を奏したのか、達成感を味わうことができ、気に入っている。
因みに既出のbanalはそこで覚えたもので、あなたを出し抜くために使ったと白状しよう。(だから、「私は知っている」などと言ってはいけない)
もう少し脱線するが、「それなら、日本語も鍛えてやるか」と思い、今は国語辞典を「読む」ことに挑戦している。
話は戻る。次に文法は、私の場合高校生レベルの一からやったが、普通に授業を受けていれば特に言うことは無いのかもしれない。初回受験は分詞構文など知らずに受けたが、そういうのは無謀だとも言える。PART IIとの連関で言うと、文法知識で切り込める問題も多い。
言うまでもないが、語彙も文法もある程度習得したら、実戦で重ね塗りすることをイメージするといいかもしれない。
readingには、時間にすると毎日二時間ほど費やした。結果として、毎日3時間ほど英語に触れることになったが、反省点としては、outputの側面に光が当てられなかったことである。その部分を大学での英語に先延ばししたとも言える。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

何某かの利害関係に巻き込まれまいと、今まであえて参考書の名には触れないようにしていたのだが、別に問題なさそうなので、改めて名指ししよう。

人文科学対策で触れた英語の参考書→『横山の実況中継series』
筆者の主張を簡潔に導き出す手法とその下支えになる文章の論理構造を明確に論じている。また、背景知識(warrant)の必要性も説き、その内容は豊富である。他の参考書などと比べると、筆者自身のperspectiveの色が強いが、それだけ踏み込んだ興味深い内容であった。
logicについても、warrantについても「英語」と言う教科には収まりきらない。それだけ応用のしがいがある。彼が出している新書にも手を出してしまった。

native用のetymological単語集→『Word Power Made Easy』
余裕がある人やなめた人用に

勉強法ねぇ。
そもそも勉強とは何ぞや。何故あなたは勉強するのだ。
お、何々、偶然しおりにこんなことが書いてある。
「『学ぶ心』 学ぶ心さえあれば、万物全てがこれ我が師である。語らぬ石、流れる雲、つまりはこの広い宇宙、この人間の長い歴史、どんなに小さいことにでも、どんなに古いことにでも、宇宙の摂理、自然の理法がひそかに脈づいているのである。そしてまた、人間の尊い知恵と体験がにじんでいるのである。これらの全てに学びたい。」
だそうです。松下幸之助という、私にはどこの馬のPanasonicかもわからない方はこう仰る。
もしある事象が自分にとって勉強にならないことがありえないとしたら、いわゆる受験勉強という枠は虚構に過ぎないだろう。私はそう思っていた。そこに彼は、「学ぶ心」なるものを持ち出した。その差異か…いや、しかし…。
結局俺にはよくわからん、わかる日が来るまでは。

8. 最後に一言

オンレクは慣れを作ると言う意味で有効性が高い。実際私は、試験を受けている時も、問題に対して非常に親近感がもてたため、古くからの友人のように付き合えた。先に述べた社会科学に加えて、一般能力はある程度pattern化されているので、過去問は有効である。時間感覚を身に付けるのにも使える。

人間的であること

誰もいない部屋で踊ることはできるだろう
さりとて
観察されない私にそれ自体として意味があるのか
それを教えて欲しい
希くは薄明かりの東雲の匂いのように
私の内部世界からその答え叫んで欲しい
うるさくギャーぎゃー喚いて申し訳ない
あなたは私のことを狼と言うが、私とてまた寂しいこともあるのだ
あなかしこ

箱の中の猫より

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

megane

<プロフィール>

そこそこの都立高校出身。現役。

駿台で英語と数学を受講してました。
予備校で冬期講習を受講。

高3の11月から本格的に受験勉強を始めました。
従って、下に書く勉強法は、3ヶ月の間にやったことです

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

一般能力得点 = 6〜7割
人文科学得点 = 7〜8割
自然科学得点 = 5割いったかなぁ…
英語リスニング得点 = 5〜6割
英語リーディング得点 = 7〜8割

4.併願校

SFC環境情報×
上智経済経済×
明治農生命科学○

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

英語が凄く苦手だけど、そんな僕がICU合格したらなんか面白いなって思って。

まあ、ブランド校やマンモス校が嫌いって言うのもありましたが。

6.ICUに期待するところ

自分の英語力の向上。
学内の雰囲気。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ICUの人が欲しがりそうなこと書きました。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

ICUの人が欲しがり(ry

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

自慢げに書きました。

b. 一般能力考査

国と首都。
二十四節気。
日本文学。
中学レベルの地歴公民。
をやりました。ポーランド-ワルシャワだけ役に立ちました。

こればっかりは、得点率アップにはオンレクや予備校の講座などをやる方が効率的だと思います。

c. 人文科学考査

このサイトの人文、社科の過去問を全部印刷。

まず、時間内に読んで解くことに慣れる。自分の解き方を見つける。

色々な分野が出る中で、自分の苦手な分野を見つける(自分の場合は西洋古典文学とか哲学とか)。

それを反復練習。

やっぱりムリ。

入試前日、ウィークリージャイアンツを1時間半かけて買いに行く。

今年の人文の予想は僕の苦手分野

あせって、帰った後もう一度その分野を問題演習。

当日出題されたのは、2番目に予想されてた僕の得意分野でした。めでたしめでたし。

d. 自然科学考査

生物化学で受験。
すっげぇ難化した気がしました。
過去問演習では、問題文なんか読まずに解いてたんですが、それが全然通用しなかった。
合格は諦めました。結局合格しましたが。

自然科学で受験する人は、「文章を読み理解して応用する」という練習をしましょう。暗記だけでは解けません。
また出題する側は、時間内に解き終わるような問題を作成しています。落ち着いて問題を読めば、いけます。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

学校で配られたリスニング教材。
「ICUの英語」という本の付録CD。
ポッドキャストで英語系をダウンロード。
速読英単語を音読。

そこそこ結構聞き取れるようになりました。

<リーディング>

語彙力のために速読英単語必修編を、1日2課分、ノートに単語を書きました。1単語につき1行。覚えるだけじゃなく、自信にもつながりました。

上と並行して、「ICUの英語」、「SFCの英語」、このサイトで手に入る過去問全てを解きました。

余談ですが、速読英単語の他に、語呂合せ系の本も併用していました。どうしても覚えられない単語は、語呂を使って覚えました。語呂合わせは全然邪道なんかじゃないですよ。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

・このサイトを十分に活用すれば合格できます。

・予備校などは、要不要を見極めて活用しましょう。使い方を間違えると、時間と金の浪費です。例えばICUが第一志望なら、駿台の講習をとっても英語以外はあまり意味は有りませんし。

・前日にウィークリージャイアンツを買いましょう。特に、人文の予想は凄く役に立ちました。心構えもできますよ。占いも何気に当たった気がするし。

・当日は、なるべく話し相手を見つけましょう。

8. 最後に一言

ちょっと失敗したら、ほかで挽回すればいいです。

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

M

<プロフィール>

私立X学園X高校  3月卒業見込み

秀英予備校で東大英語を高3の1年間のみ受講
受験直前は都内の予備校へ通った。(5回くらい)

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

一般能力得点 = 60%
人文科学得点 = 90%
社会科学得点 = 90%
英語リスニング得点 = 50%
英語リーディング得点 = 80%

4.併願校

センター利用
東京女子・津田塾・中央

一般入試
日本女子・青山学院・慶應
静岡県立・東京外国語

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

1年か2年のとき母親に勧められた。
入試が独特でおもしろそうだったのと、嫌いな歴史が受験科目
に入っていなかったため受験することを決心。
また大手予備校の偏差値ランキングで早慶と並んでいたこと
が大きな決め手だった。
ICUでも偏差値が低かったら受けていなかったと思う。
プライド的に。笑

6.ICUに期待するところ

少なくとも日常生活では何の言葉の支障もないバイリンガルにして欲しい!!
留学のチャンスが多いのでぜひ行ってみたい。
教養学部として入り、色々経験してからメジャーを決められるのが嬉しい。

もっと大学の知名度を上げる努力をしてほしい・・・。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

英語能力を伸ばしたいから。
学びたいことを入学後に決められるから。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

この質問はされなかった気がします・・・。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

ピアノ・書道

b. 一般能力考査

赤本などで過去問や模試を解いたくらい。
いろは歌や月の異名を覚えた。

c. 人文科学考査

過去問を解いただけ。
対策のしようが無かったから!笑

d. 社会科学考査

同じく過去問のみ!

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

先述の「ICUの英語」のリスニングCDをきいて問題を解いた。

<リーディング>

一般学習能力考査対策と同じ。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

英語の授業は先生がずっと英語で話し、洋書を使う学校だったお陰で長い文章に抵抗なく取り組めたと思うので、苦手な人はまず短い文章でもいいから英文を日ごろから読む習慣をつけるといいと思う。

英語だけなら慶應SFCとか東京大の問題をとくのも内容が似ているのでいいと思う。
トフルゼミナールの本は周りの友達も沢山使っていたのでオススメ。

すごく身にしみて思ったことは、ICUは、高校でいわゆる「国立文型」とか「国立理系」の人に有利な問題を出していると思う。私立型で勉強しているひとは勉強科目が偏っているので一般能力考査は厳しいと思う。例え嫌いでも3年間数学も理科も一通りは一応勉強しておいたほうが絶対いい!!!

8. 最後に一言

受かってよかった〜
受験はガリ勉が報われるとは限らない!笑

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

kyuder

<プロフィール>

埼玉の公立高校 男子校
弓道部

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

一般能力得点 = 7〜8割
人文科学得点 = 6〜7割
社会科学得点 = 7〜8割
英語リスニング得点 = 5割…行っただろうか?
英語リーディング得点 = 8〜9割

(センター)
国語/164
英語/188
数学�TA/92 �UB/53←!?
世界史/79
倫理/91
地学/75
リスニング/45

4.併願校

東北大学・文学部 合格

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

大学では哲学と法学を学びたくて、困っていた。ずっと国立大志望だったので、東北大の文学部と法学部で迷っていた。その後、ICUが来年度から専攻が2つまで選べると知り、途方も無く魅力を感じた。

国立大とICUのどちらに行くか自分なりに悩んだが、興味あることを幅広く学べるICUに行こうと思った。勉強が厳しい、と言われているが、大学では勉強したいと思っていたから、望むところと言った感じだろうか。英語を徹底的に教育する大学も、他にはほとんど無いとも思い、この機会を活かそうと思った。

6.ICUに期待するところ

ELPです。言葉通りの”英語漬け”を行える大学は少ない。努力していきたい。
あと、メジャー制度。大学に入って多少見聞を広めてから、改めて自分の興味に応じて決めたい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

メジャー制度のことを書きました。
日本の大学ではできないことができるため、といったことやら何やらを色々と書いた。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

大学では哲学を修め、教員を目指しているが、法学や公共政策のような、より実用的な学問(それでもやっぱり文系の学問は机上の空論、か…?)も修めることで、多角的な視点を身につけ、子供達の範たる教師にふさわしい人間になりたい、といったことを書きました。

今読み返すと、だいぶ恥ずかしい。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

部活(弓道)のことを書きました。主将をやらせていただいたので、そのことについても少し触れました。人をまとめることも少しは得意だYO!といったことを書きました。

b. 一般能力考査

トフルゼミナールの”ICUの英語”の問題が参考になった。
普段の授業で勝負できます。文系でも数学理科を捨ててはいけない。
自分は国立志望だったので、センター対策として多少は広く勉強していたのが幸いでした。

でも物理はやっていなかったので、物理系の問題はすべて想像で解いた。

c. 人文科学考査

倫理が好きな科目で、プラトンとか西田幾多郎とか読んでいたので、ちょっと硬質な文章には慣れていた。

月刊現代思想(青土社)はお奨め。

d. 社会科学考査

社会科学でした。普段から新聞とか読んでれば大丈夫かと思います。あと新書とか。地理歴史公民はざっと復習しておくほうがいいです。自分は世界史選択でしたが、苦手でしたので、今年世界史系の問題が多く出て、非常に困りました。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

センター対策でも大丈夫という人もいますが、自分はそうは思いません。
速単のリスニング問題集(センターよりちょっと速い)をやったりTOEFLのリスニング(1回読みで、しかも速い)をやっていました。

いずれにせよ付け焼刃では無理です。

<リーディング>

国立の二次対策をやっていたので、ICUの英語は正直に言って多少は楽でした。国立は筆記形式なので、選択式に慣れるために慶應の問題を解いたりしていました。

難関私大や国立の問題を解いていれば別段困ることは無いと思います。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験会場の机の小ささには絶望しました。問題冊子を手に持ってマークしました。
あと、暖房が強すぎて苦しくなったりも。1日ずっと試験で、とにもかくにも疲れます。

8. 最後に一言

予備校とか、たくさんの参考書とか、そんなものは要りません。
学校の授業を大切にして、あとは信頼できる問題集を繰り返す。赤本も3回くらいやりました。

勉強は自分独りでやるものだということを考えて、単独者として友達と離れて群れずに勉強する勇気があれば、絶対合格です。

御健闘をお祈り申し上げます。

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

Clara

<プロフィール>

田舎の私立進学?高校2008卒。
高3の夏まで音楽系の大学にいくつもりでした。

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

一般能力得点 = 7〜8割
人文科学得点 = 7割
社会科学得点 = 7〜8割
英語リスニング得点 = 5〜6割(いやもっとないかも;;)
英語リーディング得点 = 7〜8割

4.併願校

慶応義塾大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

自分は高校三年の夏まで音楽大学系の進路をとっていました。
しかし紆余曲折あって進路転換をしなければならなくなり、困り果てていたところICUを知ったのです。そこで、パンフレットやインターネットでの検索により入試形態、授業の内容などを知り、一挙に一目惚れいたしました(笑

しかし、あの一般入試で受かるとは到底思えずセンター出願を考えていたのですが、センターで想定外の大失敗をしてしまい、願書提出の消印有効日ギリギリに一般に変更いたしました。
それからは併願校の存在を忘れるほどICUの入試対策に励み、ギリギリのギリまで頑張りました。

6.ICUに期待するところ

国際関係や平和学を今のところは学びたいなぁと思っています。
サークル活動などを通じて見識を深めていけたら良いです

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

自分は進路を選ぶ際にいまいちピンと来る大学がなかったのですが、ICUを知ったときに「もうここしかない」と直感的に思った。(実際は欄のギリギリまで書いてあったのですが…記憶が薄いので概要ですみません…)

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

狭い世界だけではなく、グローバルな観点から物事を見ることの出来る人間になりたい…的な感じでした。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

えぇと…なに書きましたっけ…恐らく趣味の音楽や読書について述べたのではないでしょうか(曖昧)

b. 一般能力考査

自分は昔からIQテストなどに興味があり、図形問題や数字の問題は割と慣れていたということや、知識問題については家庭環境の中で様々な一般知識に触れる機会が多かったことから、得点元とするにはこれしかない、と思ってはいました。

しかしながら対策期間の短さからほとんどこれといった対策をすることが出来ませんでした。ですが、トフルゼミナールの「ICUの英語」という本と、赤本にある考査だけはしっかりと解きました。

入試では、私は計算が大の苦手ということがあったので、計算を要する問題はほとんどとばさせてもらいました。結局それらのとばした問題を再考する時間は残されていませんでしたが、解けるもんだいをしっかりと解いた、という感じです。

c. 人文科学考査

これは、赤本以外まともな対策をしたとはいえませんが、文章の読み取りについては普段の高校での現代文の授業などをしっかりと聞いていたことが対策となったと考えています。

d. 社会科学考査

恐らく世界史を履修していたことが割と良かったのではないでしょうか。
しかし私は対策のほとんどを英語に取られてしまっていたのでここでも赤本をひたすら解いたという感じです。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

とにかくリスニングが怖くて仕方なかったので、リスニング教材を買い込み毎日聞いていました。私は地方からの上京だったので、特にICUの予想問題や過去問題をプレーヤーに入れておき、入試に向かう移動中でも常に聞いていました。

「英語の発音に慣れる」ということに気をつけましたね。
市販の教材には「高速」で読んでくれるCDなどがあるので、それを活用しました。

しかし、実際問題リスニングはそれほど取れたかどうか…(汗

<リーディング>

長文が大の苦手だったので(時間が足りない)、ひたすら長文を読みました。ICUの受験対策はほとんど英語に費やされたといっても過言ではありません。

いくら英語が読めたとしても、問いでは「文章そのものをいかに理解しているか」を問われるような面があるので、英文に対する思考力も学びました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

私の場合、小さい頃から様々な知識や読書に興味をもっていたため英語以外の対策については比較的楽であったという面があります。

日頃から様々なことに興味を持って学習していくことが大切なのではないかと思います。
最悪、英語の対策が間に合わなくても、英文の読解にも知識が生かされるという面もありますので…(私がそうでした・笑)

8. 最後に一言

色々と書きましたが、実際私も合格発表のその瞬間まで、まさか受かるなんて思いもしませんでした。対策期間も短かったですし。
ですので、大切なのは「あきらめないこと」だと思いました。

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

Kawasemi

<プロフィール>

都立高校→O大学→ICU

2. 受験形態

転入本科(ICU編入)

3.予想得点

一般能力得点 = 7割
人文科学得点 = 8割
社会科学得点 = 8割
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 7割

4.併願校

ICU一本でした。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

現役の時に国立大学とICU、どちらに行こうかと迷った末、学費が圧倒的に安い国立に決めました。
2年通ってみて、学費がいくら高くとも、借金をしてでもICUに行こう!という決意が固まりました。
ICUに行きたいわけは・・自然豊かで広大なキャンパスの中で勉強ができるという環境のよさ、全人的な学びの場がある、対話を重んじる精神などなど
でも一番はあの芝生と、ICUにいる友達がみんな大好きなこと、なのかなぁ・・と思います。

6.ICUに期待するところ

解決されることのない問題について日夜語り合える仲間がほしいです。
英語を使えるようになりたいです。
哲学を中心に、幅広く学びたいです。

7.受験対策

a.願書

N/A

b. 一般能力考査

赤本に載ってる100題と予備校の冬期講習。
教養のあるなし、判断力のあるなしを問われていると思います。
日本語のいろいろな言い回し、文学作品や、西洋の音楽史などは自分が興味をもてさえすれば、自分を深めるために苦じゃなく勉強できると思います。
いろいろな人とお話しても、恥をかかない、楽しい会話ができるための勉強だと思います。

c. 人文科学考査

・ICUの英語の対策を読んで、赤本を解きました。
・普段から(といっても、受験生の方は忙しいでしょうけど)本を読むようにしておくことが一番の対策になると思います。

d. 社会科学考査

☆松岡正剛さんの「17歳のための世界と日本の見方—セイゴオ先生の人間文化講義」
「誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義」を読むと、世界史と日本史がひとつのものして考えられるようになりますし、ICUの試験に役立つんじゃないかなと思います。
受験勉強のために、世界史だけ(日本史だけ)しか勉強する余裕がなくて、ICUの入試に不安を感じてる人にはお勧めしたいです。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

・ICUの英語でディクテーションをしました。
☆アメリカのTVドラマ「FRIENDS」を観ていたら、リスニング力が向上しました。英語の字幕を流して、英語で聞きました。話がとっても面白いので、リスニング力向上のためでなくても、観たこのない人は是非一度どうぞ!

<リーディング>

・ICUの英語を一度解きました。
私はあまり英語のリーディングを解くのが好きではないので、好きな本を読んで、それをリーディングの勉強としていました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

<試験中>
・休憩時間のトイレはとっても混みます。女子の方は、一階外に設置される仮説トイレを利用するとほとんど並ばなくてすみます。階段の上り降りがちょうど良い運動にもなります☆
・自分の席についてみて、「なんかイヤ」と思ったらスグ席を変えてもらいましょう。
<勉強することについて>
なんのために勉強しているのか、目的をはっきりさせるといいと思います。試験のため、自分の人生を豊かにするため、なんでもいいと思います。

8. 最後に一言

2年前にICUを蹴って、2年後の今ICUを選びました。
他大学に通って、ICUの素晴らしさが際立ってみえるようになりました。
私はこれからICUに通うことができるのが楽しみでなりません。
バカ山で昼寝から目覚めたときに、目の前に広がる一面の青空、太陽。
課題が終わらないな〜はあーと思って図書館から出たときに見える夕陽。
もうしんどい、ダメだ・・・と思ってるときに聞こえてくる鳥のこえ。
私の頭では既にICU LIFEが展開されています。
それと違ってもいい。私の想像以上に素晴らしいLIFEが待っていることを信じています。

どうか皆さんも、すてきな未来をイメージして、今をすてきに頑張ってください。
応援しています。

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

クリマロ

<プロフィール>

愛知県立高校出身。

東進衛星予備校と代ゼミサテライン併用。+家庭教師。

趣味はスポーツ(観戦)、読書、映画鑑賞

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

一般能力得点 = 7〜8割
人文科学得点 = 6〜7割
社会科学得点 = 6〜7割
英語リスニング得点 = 8〜9割
英語リーディング得点 = 8割

4.併願校

津田塾大学 センター利用 国際関係学科 ×
       センター利用 英文学科   ○

立命館大学 IR方式 国際関係学部  ○

早稲田大学 一般 国際教養学部  ×
       一般 文化構想学部  ×

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

留学から帰国した高2の夏、友人の親にICUを勧められ学校紹介の資料請求。教育理念や自分のやりたいことが合致していて衝撃を受け、一気に一目ぼれ。東京外語と迷うがオープンキャンパス行って第一志望即決。
漠然と国際関係学を学びたいが、他科目にも興味があり、具体的進路が見えてない自分にはピッタリ。ICUでは自分がやりたいこと100%できるという直感。

6.ICUに期待するところ

ELPで英語のスキルをもっと伸ばしたいです。
特定の学問も深く学びたいが、幅広く他教科にも触れる機会を活かして、
自分が本当にやりたいことを見つけたい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

5と大体同じようなことを書きました。
ICUに絶対行きたい気持ちを全面に滲ませながら(笑

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

英語をツールとして世界を舞台に、援助が必要な社会に貢献して、困っている人を助けたい・・・みたいな。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

バスケットボールを小学校から8年間やり続けていて、基本的に身体を動かすのが好き。
生徒会活動で学校行事を取り仕切る長になったことがあり、協力しながら何かを創り上げるのが好き。
といった内容でした。

b. 一般能力考査

BUCHOさんの問題をとにかく解いて傾向に慣れ、出題された知識は絶対覚えるように復習ノートを作りました。ある程度量が溜まったら、頻出のものや分野別にまとめたまとめノートを作って、直前期はそれを覚えてました。(いろは歌や元素記号、熟語や故事など)

c. 人文科学考査

BUCHOさんの問題を解きまくる。解説をしっかり読む。
復習ノートを作る。要約はやりませんでしたがBUCHOさんの要約を読んでました。
直前期はオンレク内での推奨度が高いものを解き直しました。

d. 社会科学考査

人文科学と同じ感じです。
ただある程度の知識があった方が読めるので、センター用政経の参考書を読破しました。
(センターは現社受験)

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

リスニングは毎日BUCHOさんの問題かTOEFLのリスニング問題集を解いてました。
あとiPodでABCニュースやCNNラジオを毎日聞いてました。
1時間くらいかけてましたね・・・得点源だったので。

<リーディング>

人文科学と同じ感じです。
空所補充対策でトフルゼミナールの「ICUの英語」を解いてたくらいです。
あと単語帳は一冊しっかりやりました。
東進の永田の英語の神髄もやってました。(普通の受験勉強の一環として)

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験当日は集中力持続が最も要されると思うんで、自分なりの気分転換&体力回復方法を考えといた方がイイです!
(私は毎放課外の空気吸って、チョコレート食べてました。梅昆布も。)
当日はどんなハプニングがあろうと決して焦ってはいけません。むしろそれを糧にするくらいのポジティブ思考で。
ICU対策としてはBUCHOさんのオンレクをしっかりやれば十分だと思います。傾向にも慣れるし。
国公立でも私立併願で受ける人が大抵だと思いますが、学校の授業も自分の受験勉強も何らかの形でICUに繋がってくるので、特別な対策をするよりしっかりと学校生活を送ることが大事だと思います。

8. 最後に一言

オンレクは分かりやすい解説にとても助けられました。
私はBUCHOさんのスケジュールでなく自分のペースで解いたり解きなおしてました。オンレクの長所です。
受験アドバイスなどもとても参考にしてました。

受験はある程度の自信と自己暗示(かなりのポジティブ思考)が必要です。
精神面も体調面も自分で管理することも重要です。
辛いのは周りの人も同じ。
絶対にICUに入りたいのなら、勉強は自分の将来の為!と思えば苦になりませんよ。これはどの大学でも同じだと思います。
最後まで決して諦めず、でも切羽詰め過ぎず、自分のペースでやり抜くことが非情に大きいと思います。
私の受験は余り「苦痛」を感じることは少なかったです。
ICUに入るんだって思えば 多少落ち込んでいても すぐ切り替えれました。落ち込んだり不安になる暇があれば、とにかく手を動かそうって。
当日リスニング中に信じられないハプニングがあっても、ここで諦めたら絶対後悔する!と言い聞かせて集中力を持続しました。言わば執念です。
勿論何度も悩む時期はありましたが、何度も自分と向き合って、その度毎に自分のモチベーションをあげる意気込みで続けてました。
長いですね(笑) とにかく悩んでもイイけど、芯はぶれるなってことです。

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

Daisuke

<プロフィール>

都立高校出身。
代ゼミに通ってました。

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

一般能力得点 = 8割
人文科学得点 = 6割
社会科学得点 = 8割
英語リスニング得点 = 3割(泣)
英語リーディング得点 = 8割

4.併願校

中央大学  総合政策学部
慶應大学  総合政策学部
早稲田大学 国際教養学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUを知ったのは6月に友達を通じて。
その後実際にオープンキャンパスに行ってみてICU受験を決めました。

6.ICUに期待するところ

学科の壁が無いので、幅広く勉強したいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

オープンキャンパスに行って大学に惹かれたこと、英語教育が充実してることなど

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

ICUでは国際関係を中心に学び、将来は開発支援の仕事に就きたいと書きました

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

サッカー部のキャプテンだったので、部活中心に書きました。

b. 一般能力考査

一般対策はSPI問題集のみ。
このサイトを受験前に知っていたら・・・・と悔やみましたw

c. 人文科学考査

まずは過去問を解いて問題形式になれること。
それに宗教、芸術、西洋思想などに関連する本を読むといいと思います。

d. 社会科学考査

社会科学受験でしたが、特に対策はしませんでした。
大学受験の現代文対策をやれば十分だと思います。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

本番ではまったく分かりませんでした(泣)
なのでアドバイスはできません。すいません。

<リーディング>

リーディング対策は、まず過去問!
その後書店などでICUの形式に似た問題集を買うといいと思います。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

一般能力考査は時間勝負でした。分からなかったら飛ばす勇気が必要だと思います。

8. 最後に一言

努力!努力!!努力!!!

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

caveman

<プロフィール>

みちのくの某県立高校出身

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

一般能力得点 = 5割
人文科学得点 = 8割
社会科学得点 = 6割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 9割

センター方式では出願していませんが合計は8割5分程でした。(3教科のみの受験ですが)

4.併願校

東京外国語大学 外国語学部日本語学科

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

将来は日本語教師になりたいと考えていました。しかし民間の日本語学校では生計を立てるのが難しいという話を聞き、大学及び公の機関に就職するのが理想的だと思うと、大学院への進学を視野に入れた大学選びを考えるようになりました。そこで専門を深める前に幅広い分野の学問に触れ、複合的な視点から物事を考えられるようになりたいと思いICUを選びました。

6.ICUに期待するところ

・私はエスかエムかと聞かれたら無論エムなので、「The Weekly GIANTS 入試特別号」でも触れられていた「えいご地ごく」をたんけんしてヒイヒイ言いたいと思います。

・母校の高校では「変な人」と思われていたので仲間を見つけたいです。言い換えると母校がドイツなら私はユダヤ人でICU(Isolated Crazy Utopia)へと亡命したのです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

リベラル・アーツに惹かれました。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

世界から見た日本について学びたいです。将来は日本語の先生になりたいです。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

自分の趣味の事を書きました。

b. 一般能力考査

時間配分を誤りました。といいますか確実に全ての問題を解くのはかなり難しいと思います。数学の問題が多かった気がするのですが解けませんでした。イメージトレーニングをしておけばよかったです。

c. 人文科学考査

何問か難問も含まれていましたが、精読すればいけるのではないでしょうか。それよりも問題なのは人文科学考査の行われる時間帯です。昼食後なので眠くならないように工夫してください。カフェインは40分後に効いてきますよ。

d. 社会科学考査

全体に占める世界史の知識問題の比率の大きさに冷や汗をかきました。しかし冷静に考えてみると本文に根拠を求められる問題がわずかながらありましたし、推測でも二択までは絞れたと思います。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

学校でのリスニング対策はくだらないと思える位の力がないと厳しいと思います。
今は特別にお金をかけなくてもポッドキャストもありますし、私の場合はNNKの番組を観ていました。「Japanology」や「TOKYO EYE」などです。そういえば「Japanology」で司会を担当されている光岡ディオンさんもICUの出身ですよね。

<リーディング>

大学受験用の英語学習と基本的には同じベクトルで学習するのが定説のようですが私の意見としては、

・英語で書かれた百科辞典を読んでみる…トフルゼミナールの「ICUの英語」の問題の出典が主にそれだったので対策になるかも 図書館にあると思います
・広い分野のボキャブラリーが必要…個人的にはベレ出版の「TOEFL TEST必須英単語5000」が好きです ICUの入試のスタイルに近いArticlesも盛りだくさん

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験当日は朝早く起きて体調を整えましょう。NNKのテレビ体操は体を目覚めさせるのに最適です。周りの受験生が自分よりも頭が良さそうに見えるマジックも発生するのであせらないでください。長丁場ですので試験の合間には栄養補給・水分補給・そして排泄を行いましょう。

8. 最後に一言

「ICU対策どうすればいいんだ」と嘆くあなた、結局は自分の力次第なのです。決して環境のせいにしてはいけません。先生に問題をせびり、図書館で知識を蓄え、やれるだけのことをするのです。

このホームページとの出会いが私の人生を変えました。このように合格体験記を書けることを大変嬉しく思います。今これを見ているディスプレイの前のあなた、次に合格体験記を書くのはあなたですよ。

ICU入試合格体験記2008

1. お名前、プロフィール

<お名前>

kuro

<プロフィール>

某大学卒業済み

2. 受験形態

社会人入試

3.予想得点

人文科学得点 = 6〜7割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 5割

4.併願校

なし

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

最初は大学院への進学を検討していました。その過程の中において自分が何をどのように学びたいのかをもう一度じっくり考えたいと思うようになりました。入学時に専攻を決めなくて良いところや、語学教育、少人数制が決め手となりました。

6.ICUに期待するところ

・語学教育
・少人数制、学生と教員とで意見交換、議論ができること
・留学プログラム

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ICUで知識の基礎を固めたいことを中心に書きました。つまり一般大学では学部の枠があり、その枠内を中心に学ぶことになります。分野を深く掘り下げることより、広く知識を得ることで、本当のメジャーが決められると思ったからです。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

大学案内で、非常に共感できる教官がいらしたこと、その方に師事したいこと

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

社会人なので、この質問はありませんでした。しかし、自分の社会経験を通して学ぼうと思った志望理由などを1200字書く必要がありました。

c. 人文科学考査

 赤本を取り寄せて取り組んだものの、内容が高度で時間内に解くことができませんでした。まず問題文に慣れようと思い、解答を送信した後でも何度も同じ問題を読み込みました。ですので、オンレクでは過去問数はあまり解いていませんし、お世辞にも良い得点とはいえません。自分で問題を読むスピードが遅いことがわかったので、文章に慣れる事でスピードが上がり、余白にメモを書いたりできるようになりました。

また自信をつけるため、難易度が低くかつ推奨度も高い問題から手をつけるように心がけました。必ずキリスト教に関する問題が出題されるので、一般常識程度の知識は絶対必要だと思います。

e. 英語学習能力考査

<リスニング>

電話でリスニングサンプルを聞いてみたが、何を話しているのか検討もつかなかった。

こちらのサイトから送られてくる教材や「ICUの英語」を解こうにも、勘で解答している状態でした。もう嫌気が差して、しばらくリスニングは放置してしまいました。ディクテーションやシャドウイングもしましたが、苦しかった。いわゆる現実逃避です。

ところが受験1ヶ月くらい前に切羽詰っておそるおそる再開したところ、信じられないほど聞き取りができるようになっていました(自社比較)。原因はしばらく英語から離れていたので、英語の勘を取り戻すことに時間がかかっていたこと、また特別なリスニング対策はせずとも、その間文法などの基本の勉強をコツコツ続けていたことで、リスニング能力も自然と向上したのだと思います。

長い目で見れば、ちゃんと教材を暗記するほど勉強した方が自分の力になるので、そこまで到達したかったです。

<リーディング>

初めて過去問に取り組んだとき、文法も単語もわからず途中で眠くなるほどでした。自力で解くことをあきらめ、辞書を使用し、あーだこーだと文法を整理し、一応問題文に目を通すのに何週間かかったことか(涙)

地道に高校生が使う単語帳、問題集から始めて、少し基礎を固めてから過去問に挑戦していきました。私にとって過去問を一度にすべて解くのは実力的に難しいと思ったので、リーディングも穴埋めのところだけ解いてみたりと部分的に挑戦していきました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

・机が小さいので鉛筆・消しゴムを落としやすい。遠慮なく試験官に拾っていただくこと

・合格通知は「○日まで」と言われていましたが、2日くらい早めに届きました。

・面接は圧迫面接に近いものがありました。試験官3名(内外国人教官1名)です。志望理由はもちろん、自分が他の学生に与える影響、卒業後どのように社会に貢献できるかなど30分くらい質問されます。また、出身大学での専攻内容、入学後ギャップを感じる可能性はないかなど、「本当に入学して大丈夫ですよね!!」と念を押された感じがします。

・志望書はかなりのボリュームですので、社会人が締め切り間際に書くのはつらいと思う。私は普段から新しい考えが浮かんだとき、すぐにメモしておきました。最初は面接対策のつもりだったのですが、このメモを元にお正月休みを利用して少しずつ志望書を完成させました。

8. 最後に一言

オンレクが遠くから見守っていてくれていたおかげで、勉強を継続できました。

自分の解答を送らなければ、正解がいただけないというのも良い仕組みだと思います。逆に締め切りが厳しく、それを過ぎたら解答を受け付けないなどのシステムだったらとても続けられませんでした。マイペースでかつ勉強のリズムをつけるためにとても有効な手段だと思います。

来年度から社会人入試は形式が変わります。
TOEICかTOEFLのスコアと小論文、面接です。

ですので、私の合格記でお役に立てる部分は面接の部分くらいだと思います。
また志望書を早めに作っておくことで、受験間際の追い込みが楽になります。

高校の調査書など様々な書類も必要なので、事務的な手続きは早めに済ませておくのがよいと思います。