<後半>
引き続きCherry Blossom奨学生のカンサイジン(K)さんにお話を伺います。
—一般選抜英語外部試験利用について—
(一般選抜の英語外部試験利用で課される総合教養(ATLAS)の対策は?)
基本的にはオンレクで演習をやっていました。過去問をやっていると時間が足りなくなる年度もあったので、オンレクで事前演習できた点はとても有利だったと思います。時間配分はとても大事ですね。
(口頭試問用の対策として想定問答は作成した?)
志望理由などは説明できるようにしていましたが、この質問がきたらこう答えるみたいな事を細かく用意するような事はしませんでした。実際に面接で出たのも予想のできないような質問が多かったですね。
(英語外部試験利用は面接重視?)
必ずしもそうだとは感じませんでした。その場で出た先生方からの質問の中には、答えがすぐには思い浮かばないようなものもあって、でもとりあえずその場で言えることはちゃんと言おう、という感じでした。たぶん総合型選抜に比べるとそこまで面接を突き詰めてやる感じではないのかなと思いました。
(二次試験のオンライン個人面接はどこで受験した?)
自宅の自分の部屋で受験しました。背景に何もない場所を選びました。
試験の何日か前に、Zoomで接続チェックをする事になっているので、カメラやマイクなどはその時に確認できます。
(受験生と試験官の比率は?)
1:2でした。
(一般選抜の外部英語試験利用で合格できた勝因は?)
特にはっきりしたものは無いと思うのですが、総合型選抜を受験していたので、志望理由などはきちんと書けたと思います。
また、総合教養(ATLAS)は必須ですが、オンレクで事前演習できたのと、高校の授業は理系を含めきちんと聞いていたことは役立ったと思います。
後は英語のスコアですね。元々は総合型選抜を受験するために取ったものですが、一般選抜の外部英語試験利用で使う事ができたので、英語のスコアは取っておいてよかったです。
(提出した英語の外部試験のスコアは?)
IELTS 6.5を提出しました。
—合格後の手続きなど—
(一般選抜の外部英語試験利用で合格後、Cherry Blossom奨学金に関する手続きは?)
入学手続きの際にCherry Blossom奨学金の誓約書にサインをして提出しました。それ以外は特にありませんでした。
(受験生にアドバイスをお願いします!)
私は関西からだったのでICUを見学する機会は限られていましたが、平日のキャンパス個別見学(Campus Visit on Week Days)に参加して、ICUの様子がよく分かったのはよかったです。ICU生の方にとても丁寧に学内を案内をしてもらいました。
また、Cherry Blossom奨学金に関しては、Peace Bell奨学金に課せられているような式や報告会などは無く、採用されると授業料が2/3免除されるとてもありがたい奨学金なので、対象となっている地域の方は募集要項を確認してみて下さい!
<参考>
ICUの新入生向けの奨学金。Cherry Blossom奨学金では入学金と1,2学期の授業料が免除される。