ICU奨学金,一般選抜

ochanomicsさんインタビュー

今回は専門学校を卒業され、ICU一般入試に合格されたochanomicsにインタビューをさせていただきました。ochanomicsさんは2017年度向けオンラインレクチャー受講生で、ICU High Endeavor奨学金奨学生です。

(専門学校のご出身というのは、ICU入学者ではとても珍しいと思うのですが)

確かにICUには専門学校から編入できないので珍しいかも知れませんが、私の在学していた専門学校からは大学への編入ルートもありまして、専門から大学に進学する同級生は結構いました。

(大学への編入が可能だとすると18歳から4年間で卒業できるということですか?)

そうですね、特定の専門学校からの編入を受け入れている大学に編入できれば専門学校と大学を合わせて4年間で卒業できます。

専門学校2年次に編入の試験を受けて、大学の3年次に編入する形ですね。
私の出身校では編入のルートはそれなりに充実していて、特に東京外語大学などは10-20名ほど毎年編入していると思います。国際教養大も編入する学生がいますね。残念ながらICUには編入できませんが(笑)。

(専門学校から国立、公立大へのルートがあるとは知りませんでした。どこの専門学校ですか?)

高田馬場にある外語系専門学校(N)です。
エアラインの就職希望者に人気があるところですが、ネイティブの講師が多く、実践的な授業をする学校でした。

高校を卒業して専門学校に進学した学生が多いのですが、中には大学を卒業してから入学する人もいて、例えば早稲田大学とか法政大学を卒業してから専門学校に通っている同級生人もいました。また、社会人経験者で就職や英語の習得のために通っている方もいらっしゃいましたね。

レベルの高いクラスほどそういった方が多く、将来のために勉強しにきているのだという雰囲気がありました。

大学に行けなかった人が専門学校に行くイメージもあったのですが、実際に通ってみると就職や語学習得という具体的な目標を持って学校に通っている方が少なからずいて、専門学校に対する見方は変わりました。

また、そのような多様なバックグラウンドの方に会えたのが私としては大きかったです。同級生から色々と刺激を受ける内に、やはり大学卒業して仕事をしたいと考えるようになりました。

専門学校を卒業後に、働きながらICUを第一志望として受験勉強をして、昨年、今年と2年続けて受験して、今年ICUに合格しました。

(お仕事はどのようなものをなされていたのですか?)

アルバイトで塾の講師をしていました。主に中学校生などを対象とした補習塾で、集団も個別もやっていました。
担当した中学生のテストの得点が一気に数十点上がったような事もあって、やりがいを感じていました。

(通っておられた専門学校では、卒業後にどのよなお仕事をされる方が多いのですか?)

エアライン各社が一番多くて、毎年一社に数十名が就職するなど、航空会社への就職は強いですね。その他はホテル、ブライダル、旅行業などに就職する卒業生が多く、英語や語学を活かした職場を目指す学生がほとんどです。企業からも語学の即戦力人材として一定の需要があって、大卒しか募集していない所も、私の通っていた専門学校には直接求人が来るというケースもあるようです。

(なるほど、お話を聞いていると編入と就職、再入学のオプションが得られる専門学校という選択肢は魅力的かも知れませんね)

その方の学力や将来の方向性にもよると思いますが、英語で仕事をしたい、語学力を確実に高めていきたいという場合には、語学系の専門学校は大いにありだと思います。

大学進学とも迷ったのですが、半端な大学に入学してしまうと、私の場合は4年間漫然と過ごしてしまうように思いました。

また、予備校での浪人は入試以外には役に立たない気がしましたし、コミュニケーションや対人関係で問題があるように私には感じられました。

専門学校は玉石混交なので慎重に選ぶ必要があると思いますが、私にとってはよい選択肢だったと思います。

(具体的に専門学校の授業でICUの入試に役立ったという部分はありますか?)

英語は高校では得意科目ではありましたが、専門学校でとても伸びたので、英語対策は専門学校の授業によるところは大きいです。また、通訳等の実践的な授業はICUの入試では大いに役立ちました。

例えば通訳をする際のメモの取り方などを授業で習うのですが、今のICUの入試では半分がリスニングの試験になっているので、メモをどう取るかはとても重要なのですが、メモの取り方を教えてもらう機会はほとんどないと思います。その点は有利でしたね。

(具体的にはどういうポイントですか?)

通訳をする際は発言内容を素早くまた一貫性をもってメモをする必要があるのですが、頻出の言葉などは記号でメモします。

例えば通訳が必要な会議では国名がよく出ますから、Japanなら○Jのみ、
また、人物名はあらかじめ略語を決めておいて、Tanakaさんなら(T)、といった具合です。
これはそのままATLASのメモに使えるテクニックですね。

(とても実践的な授業ですね)

通訳翻訳家の養成を謳うコースだったので、メモ取りはかなりやらされましたね。

英語でしゃべっていることをひたすらメモする授業があり、そこではメモが的確にできているかを提出させられていましたので、とても鍛えられました。

ATLASは量も多いですし、メモ用紙も配られてメモは必須なので、通訳が使うようなメモの技術は参考になります。全部書き取ろうとするとどんどん放送が流れてしまうし、また速記のように記録するためのものではないので、通訳の授業で習った内容は大いに役立ちました。

(そのテクニックは英語リスニングにも応用できますか?)

いえ、英語リスニングに関してはメモを取る余裕がないし、問題用紙を見ながらリスニングを聴く形になるので、こちらは問題を見ながら解く練習をした方がよいと思います。

*注:ICUのATLASではメモ用の冊子が配られてそれにメモをする。問題冊子にはシールで封がされており、放送終了まで問題冊子を見ることはできない。
英語リスニングにはこのような制限はなく、問題用紙を開いた状態で、設問を見ながら放送を聴く。英語リスニングでも問題冊子にメモを取ることは可能。

(昨年度にも受験されたとの事で、昨年度と今年度の合否を分けたポイントはどこにあったのでしょうか?)

間違いなく英語のリスニングですね。入試結果を開示したところ、昨年度は約5点差で不合格だったのですが、昨年度はリスニングが難しくて、明らかにリスニングが原因でした。とにかく今年度入試に向けては英語リスニングを徹底して訓練しました。

(次回英語リスニング対策に続きます)

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<編入生 High Endeavor奨学金受賞者インタビュー Aさん 第2回>

(人文・社会科学に関してはどのような対策をされましたか?)

まずはオンレクで過去問を解いてみて、出来映えは年度によると感じました。
特に自分は理系で世界史をあまり勉強していなかったので、世界史重視だと厳しいという印象を持ちました。

なのて、全部に対応するよりは頻出分野で勝負しようと思った。
理系というハンデもあり、これで高得点狙いではなく、及第点をとればよいという作戦ですね。

具体的な勉強法としては、まずは過去問で傾向を把握した上で、必要に応じて背景知識をつけるというイメージでした。
人文・社会科学分野というとあまりに広すぎるので、過去問から絞っていくことが大切だと思いました。

(具体的にはどのような分野ですか?)

一例として、多くの文化や学問のベースとなっている古代ギリシアに関連した内容や、あるいは直接または間接的にキリスト教史に関連した論文も見受けられるように思いました。

いずれの年度も元ネタといいますか、参考文献等が書いてあるので、それらのキーワードを拾いながら、元ネタを軽く読んでおくとよいと思いました。

例えば、個人的にはキリスト教史はおさえておきたいと思ったので、『よく分かるキリスト教』という本をみました。

また西洋古典も、人文科学を勉強する上で必ず通る部分なので、これも必要に応じて物語や登場人物等を押さえておくとよいと思いました。一例として『オデュッセイア』などはとてもよく出ていますので、このような分野に関しては、過去問を解きながら、簡単でもよいので、ちょっと調べておいて損はないですね。

まとめると、傾向を把握した上で、ソースとなるような資料に随時できる範囲で当たっていくという勉強法をしていました。

実際の試験では人文・社会科学が一番心配だったのですが、入試では手応えがあり、この教科がうまくいったことで、これはいけるという気持ちになりました。

(ATLAS(総合教養)対策はいかがでしょうか?)

ATLASに関しては対策を立てるのは難しいですね、完全な過去問も公開されていないので、オンラインレクチャーの問題をやるべきだと思います。

(オンレクの問題はいかがでしたか?)

問題の再現度は高く、やっておいて損はないです。
特に時間の配分などが身につきます。

第1問のリスニング対策などは他の教材などでは非常に対策しにくいです。
放送される講義のメモの取り方が重要なのですが、慣れない内は、放送中のメモのムラができていました。設問に関係ないところを細かくとってしまったり、逆に取るべきところをとっていなかったり。この点に関して予想問題・過去問演習はとても有効ですね。英語等には市販教材を活用しましたが、ATLASに関しては市販のテキスト等では厳しいです。

Part 2,3は人文・社会科学の傾向に近いと思いました。
読解が中心ですので、人文・社会科学の過去問演習を行っておくとよいです。

Part4に関しては、元理系なので概ね取れました。
文系の人は全部捨てたらまずいが、解けそうなやつを解く、拾う、捨てても合格点は取れる、というくらいの気持ちでよいと思います。

例えば物理の衝突や化学反応式係数合わせなど、理系では常識的な問題だが、文系の人が勘で当てるというのは相当厳しい問題だと思いました。
基本的に、ATLASは分かるところだけ解けばよいという試験です。

全体にボリュームが多くて、時間も足りないので、理系パートに時間を使うよりかは
文系なら前半の読解パートをきっちりといて行くというのも手だと思いました。

理系の場合、Part 4に関しては有利さを感じたので、まずはPart 4をきっちり解くというのが大切だと思いました。
<実際の試験に関して>

今年はリスニングが難しかったですね、

スピーカー音声になれていなかったというのもあったのですが、問題自体も例年よりやや難しかったと思います。

自分はトランスファー用の試験教室だったのですが、多くの受験生から、
英語が終わってからは「これはリスニングがやばい」という声があちこちから聞こえてきました。全体の会場の雰囲気として難しい感じだった

(トランスファーの教室は別会場?)

同じ会場ですが、本館の1部屋に集められているという感じでした。
今年の場合本館1階の階段教室でした。
また、トランスファーも理系(自然科学)と文系(人文・社会科学)は別の教室です。

私は人文・社会科学を選択したのですが、その教室にかなりの人数がいたので、理系のトランスファーの受験生は少ないのだなという印象を持ちました。

いずれにしても全体としての出来映えは、リスニングが不安要素で、
その他リーディングなどはいつも通りで、勉強の成果が出たという印象でした。

(受かってみての感想はいかがですか?)

とにかく安心しました。やっと受験が終わった、1年間の成果が出た、よかったという感想です。

(入学金免除の上、授業料及び施設費の3分の1相当額が給付されるHigh Endeavor(ハイ・エンデバー)奨学金も受賞されたということですが、その通知は合格と同時ですか?)

はい、合格証などと一緒に封筒に入っていました。ちなみにHigh Endeavor奨学金は申請しないと審査対象にならないので、興味のある方は事前に準備しておいた方がよいです。特に、所得の要件があるので、所得証明書等の書類が必要になります。この書類だけはすぐにはそろわないので、入試要項が出たらすぐに用意しておいた方がよいでしょう。
ちなみに400万円規模のピースベル奨学金は、トランスファーは応募できません。
一般の入学であればもちろんピースベル奨学金も応募できるはずです。

(合格後の周りの方のリアクションはいかがでしたか?)

まちまちでしたね、ふーん、というぐらいの人から、めちゃくちゃ驚く人まで
授業は終わっていたので、残念ながらあまり友人らに会う機会もありませんでしたが。

ちなみにICUの入試の時期は、前の大学の期末試験の時期の直後で、ICU入試の前の週まで期末試験を受けていました。

(直前まで普通の大学生活を送っておられたのですね、今回の合格の勝因はどのあたりにあったと思いますか)

大学での勉強があったので、受験にかけられる時間が限られていたが故に、配点や最終的な結果を意識した勉強が効果的だったと思います。最後まで配点を意識して勉強していました。

例えばICUの英語はリスニングを含みますし、全般に内容が難しいとはいえ、他の教科と比べると癖がないです。よって、ここには時間をたくさん投下して、高得点を狙うという姿勢で、一番時間を割いて勉強しました。

逆に、人文・社会科学などは、全部とるのは無理なので、頻出分野を意識しつつ、過去問を中心に及第点をとるイメージで挑みました。未知の問題はその場で頑張るつもりで受けました。

ATLAS(総合教養)に関しては読解の部分は人文・社会科学の過去問が有効でした。
ATLASの講義パートはとにかくメモの取り方に慣れることです。
日本語のリスニング試験はないので、オンレクの問題を解き、どこが問われるか、どのようなメモを取るべきか、あるいはその他のPartを含め全体の時間配分をどのようにするかなど、実践的なトレーニングを行うとよいと思います。

(その他メッセージ等があったらお願いいたします。)

トランスファーの人は出すときに編入か一般かを迷うと思うのですが、
実際合格水準は変わらないはずだと思います。

ただし現役生と大学生では受験勉強に当てられる時間が全然違うはずです。
現役生・浪人生はフルタイムで受験勉強をしているので有利です。
倍率ではなく受験生の質ですね。

よって、迷うかもしれないが、もし大学にきちんと通っているのであれば、編入の試験にチャレンジすべきだと思います。High Endeavorもいただけましたし。ピースベルは取れませんが(笑)。

後は、実は意外に重要な事なのですが、他大学からICUに編入を考えている方は、できれば在学中に体育を2単位とっておいた方がよいです。

ICUは3学期制ですが体育の実技は1学期に1/3単位しかとれず、卒業に必用な2単位を取るのに最低2年(1/3*6学期)かかります。2学期制の他大学で体育実技を取っておけば1年(1単位*2学期)で取れます。

体育の時間が空くといろいろな授業が入れやすいですし、前の大学の感覚からすると、1/3単位というのは時間単位の効率が悪いです。

トランスファーに限りませんが、ICU入学時に体育が1単位でも編入できたら、他大学に在籍していたメリットの一つになり得ます。

(なるほど、いずれにしても希望していたICUに合格し、奨学金も受賞されて、前の大学より学費まで安くなったので、オンレクを受講されてよかったですね 笑)

オンラインレクチャーにはとても感謝しています。特に奨学金を得たことで海外留学を実現できる可能性が高まり、また大学を移るという自分のわがままにもかかわらず、両親に経済的な負担をかけずに編入できた点はありがたいと思っています。

(ありがとうございました)

その他2016年度のICU(国際基督教大学)入試合格体験記はこちら

ICU入試対策講座オンラインレクチャーのご案内はこちら

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<編入生 High Endeavor奨学金受賞者インタビュー Aさん 第1回>

今回は転入本科で合格したAさんにインタビューをさせていただきました。
Aさんは都内の私立大学に在学しながらBUCHO.NETのオンラインレクチャーを受講し、2016年度一般入試(転入本科)に合格されました。High Endeavor奨学金も受賞。

(本日はよろしくお願いいたします。まずICUを受験するまでのいきさつを教えて下さい)。

はい、去年は慶應(経済)などを第一志望としていて、結局、青学とS大の経済学部に合格し、S大の方に入学しました。

入学後は普通に大学生活を送り、簡単な授業も多かったので、バイトなどをしていました。バイトは塾の講師などをしていました。どちらかというと勉強の苦手な子供を教えるような塾ですね(Eゼミナール)。ただこのバイトはやや残業などもきつくて3ヶ月でやめました。他にはサークル活動もしていました。

大学生活を送る内に、段々と将来に不安な部分が出てきて、なんとかしなければと思うようになり、いろいろと考えているうちに、ICUに進学することを目標としました。

(具体的にはどのような部分に不安を感じていたのですか?)

決して悪い大学ではなかったのですが、全体にのんびりしていると言いますか、授業も出ていれば単位をもらえるというものが多く、ゆるーい雰囲気でした。バイトやサークル活動をするにはよい大学なのですが。

また、高校までは大学に行くことが目標のようになっていましたが、いざ大学に入ってみると、就職が決まった4年生などの姿を目の当たりにして、大学卒業後の就職などに不安を覚えました。元々第一志望ではなかったという思いもありました。

(ICUの受験勉強はいつ頃始めたのですか?)

本腰を入れたのは6月にオープンキャンパスに参加してからです。
ICUのオープンキャンパスではICU生やICUの先生と直接会話できるスペースが用意されているのですが、トランスファー(編入)に関して相談したいと思ったところ、昨年対大学からICU編入した方とお話することができました。

私はG県出身なのですが、その方も北関東出身で、首都圏の私立大学に進学からICUに編入したパターンで、そのお話を聞いて、リアリティが湧いたと言いますか、自分の置かれた立場や学力でも挑戦に値すると感じました。

その方に相談できたというのがとても大きくて、そこから本腰を入れてICUの試験勉強を始めました。もっとも大学には普通に通っていて、授業もまじめに出ていて、単位は取れるだけとっていました。

(具体的にはどのような授業をとっておられましたか?)

経済学部でしたので、ミクロ経済、マクロ経済、それから、数学が必修でした。
線形代数・微分積分などですね。

第二外国語で中国語を取り、
選択科目で化学の概論もとっていました。
社会科学概論の授業もとっていました。マックス・ウェーバーなどが登場するものですね。

後はビジネス英語の授業もありました。
こちらは40人ほどの比較的少人数のクラスでした。

(それは相当とっていますね。1年間で何単位とったのですか?)

40単位以上は取りました。成績も概ねよかったのです(笑)。
(フルタイムで大学をされていた感じですね。それだけ単位があればICUに入学後3年で十分に卒業できそうですね)。

まだ単位編入が完了していないのでなんともいえませんが、おそらく3年で卒業できそうです。ただHigh Endeavor奨学金をいただけたこともあるので、Exchange(交換留学)に1年いって、4年間で卒業しようかなとも思っています。

 

highendeavor

(なるほど、しかしそれだけ授業を取っていては受験勉強は大変だったのではないでしょうか。受験用には一日何時間ぐらい勉強していましたか?)

6月の時点で1日2時間は必ず勉強すると決め、それを受験の時期まで続けていました。ただ、実際には1日2時間は意外に楽でした。

(どのように時間を確保されていたのですか?)

授業が割とその場にいればよいというものが多かったので、授業中によく内職をしていました。例えば90分の授業で内職をしてしまえば、後30分勉強すれば2時間勉強した計算になります。

(実際の勉強時間は何時間ぐらいですか?)

平均すると1日3時間ぐらいですね。バイトはすでにやめていましたが、一応授業の課題・レポート等もありましたので、それくらいが限界だったと思います。

(夏休みなどはもっと勉強したのですか?)

いえ、夏休みも結局1日3時間程度でしたね。無理に勉強時間を増やすよりは、普段から決められた時間に集中して勉強すると言いますか、勉強のペースを維持したかったというところがありました。実際に夏休みはサークルのイベントなどにも出ていました。

(それでは教科別にどのような勉強をしたかを教えて下さい。英語からお願いします。)

まず形式を確認するため、ICUの過去問を3年ほど解きました。ただ解いたのが古い問題で、特に難しい年度ばかりだったのですが、その時はショックを受けました(笑)。
ただアカデミックな英語が出される傾向や、TOEFLに似た形式はよくわかったので、TOEFLの学習をしながら過去問をチェックすることにしました。

(TOELFの教材はどのようなものを使いましたか?)

TOEFLのテキストはよくやったので、具体的なオススメがいくつかあります。

まず語彙は林功さんの『TOEFL iBT頻出英単語1700』をやりました。青の表紙でCD付きのやつです。林さんは筑波大でも講師をされていたとのことで、内容も大学生の自分には親しみが持てました。

ちなみにこの本をやる前に、同じく林さんの『TOEFL TEST 必須英単語5600』(紫の表紙)をやっていたのですが、これは難しすぎました。もちろん5600の方を覚えられたらよいですが、どちらかというとこれは分野別に語彙がまとめられている本で、文章を読みながら語彙を覚えようという本でした。

一方、1700の方は文中で覚えるタイプではなく、古典的な英単語と日本語訳が併記されていて、次のページに短い例文があるというタイプの参考書です。A,B,Cの3Partがあって、重要度が高い語彙から順に並んでいたので、これは頭から覚えていきました。

よって、1700の方はとにかく機械的に全部覚えて、5600は自分が苦手と思う分野だけをやるようにしました。
(単語帳のように英単語がずらっと書いてあるテキストを覚えるのは大変かと思うのですが、どのように勉強されましたか?)

覚えていない単語をチェックしながら繰り返したり、自作の単語テストを作ったりなどはしたのですが、これはもう気合いで何周もして覚えるしかないですね(笑)。

その他、ICUの過去問やテキストを読んでいて知らない語彙が登場した場合は、もう1枚印刷しなおして、何も書き込みをしていない状態でそこだけ下線を引いて後日確認するようにしていました。これは書き込みをしていないまっさらな状態で、英語の前後関係だけから意味を思い出せるかを試したかったためです。

また、文中で登場した語彙はしらみつぶしに全部覚えるというよりは、随時必要に応じて覚えるイメージで勉強していました。よって、単語帳1冊は完璧にして、残りは文中から随時覚えたという感じです。

(ICUの受験生には語彙をやらないという人も中にはいるようですが、やはり語彙の学習は大切でしょうか?)

海外経験のない普通の受験生は基本的な語彙はマスターしてから試験に臨んだ方がよいと思います。他大学では英語の試験でも、難度の高い語彙が登場する場合は注釈がよく書いてあるのですが、ICU入試の英語の場合はほとんどの年度で注釈はありませんからね。語彙は覚えているに超したことはなくて、一定の語彙を知っていることで正解に至る問題もあるので、一語の重みは大きいです。

いずれにせよ英語は語彙の学習を繰り返しながら、平行して過去問やTOEFLの問題を解いていった感じですね。

(TOEFLの受験教材は種類が少なく、大学受験のテキストの方が選択肢は多かったと思いますが、TOEFLの教材の方がよかったでしょうか?)

確かに高校生であればターゲットなどの受験教材で問題ないと思いますが、一応フルタイムで大学に通っていた大学生だったので、大学受験の教材には手を出しにくく、またICUの試験対策上もTOEFLの方が個人的にはよかったと思います。留学等で必要になりますし、いずれにせよ英語で大学の諸分野を学ぶ機会が増えるので、アカデミックな表現が多様されるTOEFLのテキストを使ったのは個人的にはよかったです。大学の図書館で勉強しても不自然ではないですしね(笑)。

(なるほど、その他リーディングやリスニングでオススメの教材はありますか?)

はい、同じくTOEFLの教材ですが、

リスニングはオンレク指定のTOEFLリスニング教材、
それに加えて、『TOEFL ITP TESTリスニング完全攻略』(語研)
『受験英語からのTOEFL Test iBTリーディング』(Z会)
などをやりました。

ITPとiBTとは形式が違いますが、ITPの方は全般にICU入試に似ています。
iBTは特に講義パート(Part III)の対策に役立つと思います。

ちなみにITPの方がiBTより細かいところを聞いてきたりします。
例えば惑星というテーマで、地球からのある惑星への距離が放送されて、
それが問いに出るのがITPでiBTは細かな箇所よりは、例えばその惑星の特徴とか、全体が理解できているかを問う問題が多いですね。

形式としてはITPがICUの入試に近いのですが、iBTの設問も参考になるので、余裕があれば両方解いてみるとよいかもしれません。

ちなみにIELTSも少し勉強してみたのですが、こちらはさらに細かいです。
○○は何ポンドか? というような細かい問題が出ます(笑)

(イギリスの試験っぽいですね(笑)。リーディングはいかがですか?)

リーディングに関しては、過去問を中心にやりましたが、参考書だとZ会の
『受験英語からのTOEFL Test iBTリーディング』がなかなかよかったです。

(次回に続きます)。

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(それではICU(国際基督教大学)の受検対策に関して伺っていきます、
本格的に大学受験を決意されたのはいつ頃ですか?)

大学受験をしようと思ったのが受験1年前くらい前で、具体的にICUを受けようと思ったのは夏ぐらいだったと思います。

いろいろ考えていくと英語を中心に様々なことが勉強できる国際教養系の大学がいいなと思うようになって、中でもICUがいいと思い、ICUが第一志望になりました。

その他は、早稲田の国際教養もオープンキャンパスでみに行きました。通いやすさや授業料の安さなどでは、地元の横浜市立大学もいいなと思っていました。

(具体的にはどのような勉強から始めたのですか?)
先に言った、通っていた英語教室での英語の勉強の続きという感じでした。

外国人の先生がやっている個人塾で、毎回テーマが出され、
それに関する洋書のペーパーバックを読んだ上で、英文レポートを提出し、
ディスカッションをしました。

レポートは2週間に1本は提出を求められて、レポート用紙10枚からスタートしました。

(かなりの分量ですね。)

最初は全く書けなかったです。
しかしとにかくアウトプットの量を増やすことが重要だと分かっていたので、
ペーパーバックにある表現等も活用しながら自分なりに英文を書いて、
添削を受ける内に、段々と課題が楽しくなっていきました。

(添削ではどのようなチェックを受けるのですか?)

文法はあまり気にせず、とにかく自分の意見を言うように繰り返し言われました。
自分の意見がいくつ言えているか、あるいは、意見の論拠としてソースを示しているか、さらには、課題のペーパーバックからの引用だけではなくて、自分で調べた資料からの引用があるかなども、毎回指摘されました。

今思うと高校の授業をすっ飛ばして書いた英文なので、最初はめちゃくちゃだったと思いますが、文法等には寛大で、自分の意見と、文章の内容を大切にするように言われていましたね。

(ICU(国際基督教大学)入試の場合慶應SFCのような小論文や、あるいは早稲田大学の国際教養学部に見られるような自由英作文はありませんが、それでもアウトプットを中心とした英語の勉強は役立ちましたか?)

大いに役立ったと思います。ICUの場合、大学入試にしては大学の入門レベルの論文が問題文として登場しますので、様々な分野の背景知識を持っていることはとても大切です。また、論文を自分なりに書いてみたことで、論文の展開や、各段落の役割等は、読んでいてもよく分かるようになりました。

(なるほど、オンレク(オンラインレクチャー)はどのように活用されましたか?)

実際にICUを第一志望にすると決めてから、BUCHOさんのオンレクを始めました。

教科別には、英語に関しては結構できていました。人文・社会科学は多読のおかげで背景知識はついていたのですが、最初は平均程度でした。2ヶ月前から一気に上がりました。特に得意分野ができてきて、よく本で読んでいた国際関係論の話などが出てくると、得点が上がりました。

やはり普段の読書が響いてくるところがあると思います。

また、特に人文・社会科学はICUの問題形式によく慣れておく必要があると思います。
70分の試験時間で40問の設問がありますから、いろいろな解き方ができます。
試験までに自分なりに最も解きやすい方法を見つけておくとよいですね。

(最終的にはどのような解き方で読みましたか?)

自分はじっくり30分はかけて本文を読むことを心がけていました。
読解には自信を持っている反面、国語の問題を解く訓練は高校でしていないので、
本文を理解していることを最大限に活かすために、まずは本文をじっくり読むというスタイルにはりました。

また、問題文には線を引かないで読むようにしていました。
これも読書の習慣かも知れませんが、自分の場合、線を引くとその作業に夢中になってしまって、本文の理解をおろそかにしてしまう所もあるように思えたからです。

最終的にはオンレクはプリントアウトせず画面上で問題を解くようになりました。

本文の内容は必要に応じて紙にメモして、答案だけ答案用紙にマークするようにしていました。

(どのくらいのペースで問題を解いていましたか?)

ペースとしては週に1,2年度分くらいです。

最終的には1日1問解くくらいのペースでやりました。

また、直前期はできるだけ本番と同じ時間配分でやりたいと思って、
試験の時間割と同じように、朝から試験と同じ順番で問題を解くようにしました。
全てをリハーサルしたという感じですね。

(実際のICU入試の出来映えはどうでしたか?)
とてもよかったですね。

オンレクで20年分ぐらいのICUの過去問をやっている中で、
トップ3くらいのよい感触がありました。
英語リスニングや人文・社会科学が特に良くできました。
自分の興味関心が今年の問題にあっていたところもあったと思います。
平均が高かったのかもしれませんが。
特に良くできて、合格を確信したようなところがあったので、
入試の終わった日に親戚に電話していました(笑)。
オンレクをやっていく内にボーダーも見えてきますからね。

また、入試成績がよかったせいか、ICU給付奨学金(注:2015年度からICU High Endeavor奨学金に拡充)もいただくことができました。
年額で50万円くらいに相当しますが、すでに成人している私の場合、学資ローンで自分で学費を出しているので、これはとてもとても大きいです。
ICUに合格できたの事ももちろんですが、オンレクをやっていてこの点は本当によかったです。

(なるほど、確かにオンレク受講生の方からは奨学金のご報告はたくさんいただきますね。それも願書を提出する際に応募するタイプのものですね?)
はい、願書と一緒に志望動機等を書いて提出しました。願書のセットを買うと応募用紙が入っていると思います。少々手間ですが、奨学金の対象者に当てはまる場合は、出した方が得だと思います。

(奨学金をもらえるとの連絡は合格発表と同時ですか?)

いえ、私の場合、合格通知の後に、別送で奨学金の案内がきました。
合格発表後に奨学金のセレクションがあるのせいなのか、全く同時ではなかったと思います。

(しかし大検からチャレンジされて奨学金まで獲得されるというのはすごいですね)

オンレクのおかげです(笑)。運もあったと思いますが、今思うと確かに入試の感触は、試験終了後に合格を確信するくらいよかったですね。

高校にも予備校にもいかなかったけど、自分なりに勉強してきて、それを奨学金という形で評価してもらえたのはうれしかったですね。

オンレクに関しては情報や演習できる量が他とは桁違いに多く、学内の情報もしっかりと反映されているので、やっておけば間違いないと思います。

(ありがとうございました)

icuhighendeavor

見せていただいたICU新入生給付奨学金の採用通知の控え。来年度からICU High Endeavor奨学金として拡充され、入学金も免除となる予定。

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ICU学内の樫寮にて記念撮影。3人ともオンレク生で、中央が今回取材させていただいたshさん、右がピースベル奨学金を受賞したhairiさん、左がTENZANさん。

ICU奨学金,一般選抜,ピースベル奨学金,センター入試

2013年度オンレク受講生、ICU一般入試合格者、ピースベル奨学生のhairiさんインタビュー第3回

(ICUを志望したのはどれくらいの時期でしょうか?最初からICU志望でしたか?)

そうですね、最初からICU志望でした。

ICUに進学したいと思ったのは高1の冬くらいです。

学問などが分かっていない時期に4年間の選考を決める旧来の学部のやり方には抵抗があって、入学してから選考が選べるICUのリベラルアーツ教育に惹かれていました。

ただ志望したのは速かったのですが、本格的に受験勉強をしたのは高3からです。

それまでは普通に塾(東進衛星予備校)に通っていました。

ICUを志望するといっても東京の予備校以外はICU対策講座がありませんでしたし、
ICU対策は高3になってからオンレクで、センターなり他の私大対策は塾でやろうときめていました。
(なるほど、入試の結果を拝見すると、ICUには一般入試とセンター利用の両方で合格されていて、センターもなかなかの得点ですね。これだけセンターがよいということは、国公立も併願されていたのですか?)

いえ、ICUが第一志望だったので、国立などは全然考えていませんでした。
センターを勉強したのはICUのセンター利用をダメもとでも受験したいというのと、
自分の希望として、文系の勉強だけせずに、数学や理科などを含め、幅広く勉強したいと思っていました。

(国立を志望せず、私大志望でこれだけセンターが取れるのは珍しいかもしれないですね)

そうですね、普段から各教科を学校や塾で勉強していましたので、センターレベルならそれなりに点数が取れるという部分もありました。

ただ、数学は苦手にしていましたね。

今年のセンターは国語と数1が難しかったのですが、思ったより悪くなかったです。
この点運もよかったです。

センターで高得点を取るには全教科で満遍なく点数がよくなくてはならないので、
ダメ元で気楽に受けていた点がよかったのかもしれません。
(センターは私大の併願にも使ったのですか?

はい、早稲田の人間科学はセンターだけで受験できるので、そちらも出願しました。
センターを使ったのはICUと早稲田だけですね。

(私大志望で、国公立を受けないとなると、受験期は三教科に絞るという方も多いと思いますが、センター対策の勉強をし続けたのはなぜでしょう?)

確かに周りの私大志望の受験生は英語や社会を集中的にやっているという人が多かったのですが、自分の場合文系の科目だけやっても煮詰まってしまって伸びないと思いました。
また、ICUの試験対策という意味でも、数学とか生物もやったのはよかったと思っています。ICUの場合リベラルで数学や理科も出ていますしね。
また、倫理政経は人文・社会科学にとても役立ちました。

来年からICUはセンター利用はなくなってしまいますが、それでもセンター向けに幅広く勉強をすることは、ICUの入試で得点は上がることはあっても下がることはないと思います。
センターの得点は、ICUでは使えなくても、他の私立で使えばいいわけですし。

(すると受験期は最後まで理系科目を含め、全教科勉強したのですね?)

そうですね、センター試験までは全教科勉強しました。

ただ、私大対策の勉強をやっている場合でも、センター向けの勉強はそこまで負担にはならないと思います。

国公立の二次試験対策などは大変だと思いますが、センターは記述とかはないですし、数学などもセンターまでなら十分間に合う範囲です。

択一で教科書の範囲から出るので、普段から勉強を続けていれば、時間的な負担という意味ではそこまででもないと思います。

(そのように広く勉強したところが評価された可能性もある?)

選考に関してはちょと分かりませんが、確かに大学でもあまり損得を考えず、いろいろな分野を勉強したいという気持ちはあります。

(ありがとうございました。)

ICU奨学金,一般選抜,ピースベル奨学金

2013年度オンレク受講生、ICU一般入試合格者、ピースベル奨学生のhairiさんインタビュー第2回

(引き続きピースベル奨学金の選考方法などに関して伺って参ります。応募用紙に書いた内容は?)

いくつか質問項目がありまして、それに答えていく形ですね。

(それぞれ簡単に教えていただけますか?)

<・奨学金の応募理由を記入してください(家庭の経済状況を含めて記入)>

自分の家は普通の家庭で、めちゃくちゃ貧乏じゃないのだが
学生支援機構の奨学金を借りて、あなたが行きたいなら大学にいきなさいという感じでした。
親の収入がこれくらいで、弟の教育費も将来これくらいかかってとか、具体的に書きました。

<・入学後、ICU 生としてどのような学校生活を送りたいと考えていますか>

これは少々変なことを書いたのですが、

古武術研究家の甲野善紀さんという方がいて、
その方は若い頃にいろいろ悩んだ上で試行錯誤するうちに、武術というテーマに出会ったそうです。

それからずっと武術の研究をして、今ではNHKに出たり、その分野では知られる存在になった。

大学は社会に出る前に時間があり、人に出会える貴重な機会なので、自分も一生懸命勉学等に励んで、自分のテーマのようなものを見つけていきたい。

そんなようなことを書きました。

<・本学の創立の経緯は他の大学とは大きく異なります。このことについて、感想や意見を書いてください>

ここも少し変なことを書いてしまったのですが

ICUは特色のある大学で、ある意味で辺境にいる。メインストリームではないということが大事だと思う。
動物の群れとかでも全員が全員同じ方向に行くと何かあったときに全滅してしまう。

なので一人ぐらい全然違う方向にいたり、そういう生体をもつものもいる。

ICUは大学教育においてそういう役割を担っている部分もある。

そんな内容で書きました。

思い出すと恥ずかしい内容なのですが(笑)。

<・あなたの卒業後、ICU で学んだことをどのように活かしたいと思っていますか>

ここはすみません、詳細は忘れてしまいました。

あまり損得にとらわれず、多様なことを勉強していきたいという内容を書いたかもしれません。

はじめの項目と内容が重複して困った記憶があります。

<形式にとらわれず、自由に自己PRを書いてください>

ここには自分の尊敬する人のことを書きました。

自分もそういう人達のように能動的にいきたい。

自己PRだからといって、特技を書いたとかではないです。

また、前に偉大な人がいても、無関心でいては反応できないし、
自分が尊敬出来る人に出会えたこと、
そのような出会いに対して、アンテナを立てていて、反応できた。

それが自分の良いところと書いた記憶があります。

(分量はどれくらいですか?)

A4で3枚くらいですね。

ICUのホームページから印刷して、自分で書いて願書と一緒に送る形ですね。

(願書に同封ですか?)

そうです。出願の時にピースベル用の封筒を、一般入試とセンターの封筒にぞれぞれ同封する形です。

(どれくらい時間をかけて執筆されましたか?)

構想は1週間くらいで、いろいろメモや下書きなどをしました。
本文は2日ぐらい書けてじっくり書きました。

(結構時間をかけたのですね。入試の出願の時だと試験対策で大変ですね)

はい、これは時間的に結構大変で、ファミレスでうんうんいいながら書いた記憶があります(笑)。

直前に書くのは大変なので、ピースベルに応募したい受験生は、早めにICUの募集要項などを確認して、応募に備えておいた方がよいですね。

(推薦状の執筆はどなたに依頼されましたか?)

担任の先生にお願いしました。

快く書いて下さいました。

(ちなみに奨学金が決まった後、先生に何かお礼とかを持っていったりしましたか?)

いえ、まだ持って行っていません。
いずれご挨拶にいこうと思っております。

(ご両親は喜んでおられましたか?)

それはもう大変に(笑)なにせ国立より学費が安くなってしまったので。
兄弟もおりますし、その点本当にありがたいです。

(奨学金が決まったという通知はどのように来るのですか?)

合格通知に同封されていました。

(やはりものすごく分厚い封筒になったりするのですかね?)

いえ、A4一枚のものすごくシンプルな用紙でした(笑)。

自分はセンター方式でも合格していたのですが、通知は一般入試の方に同梱されていて、合格時に送られてくる封筒の外見は見た目センターと変わらなかったですね。

説明の紙と、誓約書が1枚あるだけでした。

(センター方式にも合格していたというのも選考に関係していると思いますか?)

そこは正直分からないです。もちろんICUの方は把握していると思いますが、それがどう選考に及ぶかまではちょっと分からないですね。

(選考の決め手はなんだっと思いますか?)

そこも難しいところなのですが、オンレクの効果もあって、恐らく入試の成績がよかったというところと、あとは応募用紙の内容が評価してもらえたのではないかと思います。

応募用紙に書く内容は、各先生も読んでおられるようで、ピースベルの授賞式でも、副学長の森本あんり先生に「君の書いた内容は読んだよ」とお声をかけていただきました。

(ICUの先生方もちゃんと読んでおられるんですね)

はい、ただ、先生は「読んだよ」とおっしゃっただけで、内容がおもしろかったとはまではおっしゃっらなかったです(笑)。

(次回に続きます)

ICU奨学金,一般選抜,ピースベル奨学金

(今回は2013年度オンレク受講生で、ICU一般入試合格者、ピースベル奨学生のhairiさんにお話を伺いました)

(この度はピースベル奨学金、おめでとうございます。ピースベル奨学金の授与式の様子を教えて下さい)

はい、入学式後の週末に、ICU内のアラム内ハウスで授与式がありました。

今年の受給者(スカラー)は約10人で、学長から新スカラーの全員に奨学生証が授与されました。

ちなみに式典には2年生以上の受給者と、寄付者の方もいて、かなりの人数でした。

とても緊張しました。

授与式や学長のスピーチ等が終わった後に、食事をする懇親会がありました。

(奨学生証というのは学生証のような?)

いえ、表彰状のような(笑)。

ちなみに私がいただいたのは寄付者個人のお名前が入った冠賞で、奨学生証には寄付者でICU OBの方のお名前が入っていました。同じ寄付者の方は以前にもピースベルの冠賞を贈られているそうです。本当にありがたいことです。

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*後日撮影させていただいた奨学生証。2段目には寄付者の方(ICU OB)のお名前が入っている。

(奨学金の内容などを教えて下さい)

はい、私がいただいたのはICU Peace Bell奨学金特別枠で、これは一般入試とセンター入試の合格者を対象にしています。

(特別枠と普通の枠の違いは?)

入試形態の違いですね。AOや推薦などが普通枠、一般入試とセンター入試が特別枠です。
給付内容も少し違っていて、普通枠は100万円が4年間給付されます。

特別枠は授業料・施設費を4年間免除、寮費も4年間免除で、入寮期間が2年間の新寮に入った場合は、3年目、4年目に5万円の給付があります。

(それはすごい。特別枠はどれくらいあるのですか?)

今年は3人だったそうです。一般枠は6人くらいだと思います。

(すると一般入試の方が人数は少ないのですね)

AO、推薦などはICU先願の形なので、その点を含めて人数が多いのだと思います。

また、大学が行っているICUの給付金(授業料の1/3が免除)とは違って、ICU OB・OGをはじめとする関係者の方からの寄付金で奨学金が運営されているので、ICUの規模等を考えると、受賞者の数は少なくないと思います。

(入学後の成績要件はありますか?)

一定成績を維持する必要があります。確かGPA2.4くらいをキープする必要があったはずです。その他毎年活動報告を提出する必要があります。

(なるほど、GPAはなんとかなりそうですが、サボっていたら切ってしまいそうなラインですね)

そうかもしれませんね。ただGPAが一定ラインを下回ったらすぐに奨学金がカットされるわけではなくて、猶予期間のようなものがあって、それまでに回復すればセーフ、というものであるようです。

(入試成績ではかなり上位だったと思われますか?)

正直かなりできたという感触はありました。今までオンレクで過去をやってきた中でも結構良かったです。

また一般入試の特別枠受賞者の一人は、入学式で人権宣言を読んでいたので、その方は首席だと思います。

(そうするとトップ3?)

いえ、そこまでの感触はないです(笑)。
自分は英語のリスニングがそこまでではないので、英語に関しては並の成績です。
ELAのクラスもStream 3ですし。
ただそう言われるとオンレクで相当研究していましたし、結構できたという感触はありますね。

ある意味でオンレクなしでも合格できた可能性はあるのですが、ピースベルに関しては、オンレクなしでは無理だったと思います。

(なるほど、内申点等も加味されるようですが、学校の成績もよかった?)

いえ、ものすごく良かったわけではないです。
文系科目の成績はよかったのですが、数学や体育は3でしたし。

(ICUピースベル奨学金の応募方法に関して伺いたいのですが、奨学金の応募用紙などはそれは入試の願書を出すときに一緒に出す形ですか?)

そうですね。入試の願書に応募書類を同封して送ります。

確か入試の願書に案内があって、要項を見た上で、指定されたURL上から応募用紙などをプリントアウトして各自で作る形です。

(必要な書類を教えて下さい)

志望動機等を書いた応募用紙と推薦書、それに家庭の所得に関する証明書が必要です。

(次回に続きます)