2020年度ICU国際基督教大学合格体験記

2020年度ICU入試受験お疲れ様でした。
ぜひ皆様の合格体験記をお寄せくださいませ。
(ICU入学マニュアル、ギフト券プレゼント)

合格体験記は以下のURLからフォームでお送りいただけます。
https://icu.bucho.net/mail/exp01.html

また、以下のURLで2020年度国際基督教大学合格体験記の公開を開始いたしております。
https://icu.bucho.net/icu_exp

 

 

ICU学生新聞The Weekly GIANTS 2020年度入試特別号発売のお知らせ

ICU国際基督教大学学生新聞The Weekly GIANTS(WG)のICU入試特別号が今年も発売されます。
WG OBのBUCHOのICU入試対策記事も掲載予定!
内容はICU入試の分析やアドバイスなど、ICU入試前日や当日に読める軽い読み物が中心

販売場所:ICU学内、ICU教会前を予定
販売予定価格:300円

発売する時間の目安:
2020年1月31日:9:00~14:00
2020年2月1日:7:30~14:00 ICU教会前(もしくは新D館前)
*荒天等により予告なく変更・中止される可能性があります。

2020年ICU(国際基督教大学)一般入試出願

2020年度ICU(国際基督教大学)一般入試の出願期間は以下の通りです。
高校調査書の入手と証明写真撮影を早めにして、ICU入試出願に備えましょう。

ICU一般入学試験 (転編入学試験を含む)

【Web出願期間】2020年1月6日(月)10:00 ~ 1月19日(日)23:59(日本時間)
【出願書類提出期限】2020年1月20日(月)当日消印有効(*)
*海外からの郵送の場合は締切日必着

2020年度 教養学部入学試験の出願期間について(一般/転編入/社会人/4月国際学生)

ICU入試英語リーディング(読解)、頻出の質問表現のパターン

ICU(国際基督教大学)入試英語リーディングの問題の頻出パターンの研究

過去のICU入試英語リーディングの入試問題20年分(20010-2019)の読解パート(Part I)の質問文をデータ化し、頻出の質問表現パターン、ベスト3を分析した。

<質問表現のパターン1 最頻出のWhich of the following

・質問文のフレーズで登場回数が多かったフレーズは、”Which of the following..?”のパターンであった。択一試験の特性上、様々な質問でこのフレーズが用いられている。
特に、Titleとしてふさわしい問題、Main Ideaを答える問題、underlined word(下線が引かれた単語)の意味を答える問題においてよく使われている。

Which of the following statements would the author most likely agree with?


Which of the following
illustrates the idea of rationalization expressed in the text?

The underlined word “they” in the first sentence of paragraph 3 refers to which of the following?

 

<質問表現のパターン2 According to X

・According to x, …?の質問文も頻出である。ICU入試の特徴として、According to Xの対象となるのは、ほとんどの場合、”the text/the passage”, “the author/the writer”, “paragraph x”である。

According to the passage, what is the possible significance of Witzel’s study?

According
to the text
, which scenario is the most likely to occur without the use of biomimicry?


According
to the writer
, under what conditions does peace usually occur?

According to paragraph 1, which of the following is true of capitalism?

<質問表現のパターン 3 underlined(下線部)に関する問題>

問題文中に引かれた下線部に関する問題も頻出。
ICU入試では以下のような特徴がある。

1.下線部はほとんどの場合、1つの単語に引かれている。フレーズ、イディオムなどに下線部が引かれていることはほとんどない。

2.難度の高い英単語の意味を、前後の文脈から、その意味を類推させる問題が最も多い(ほとんどの問題がこのパターン)

3.代名詞等(they, theirなど)に下線部が引かれている場合は、その語が指す対象を問われる(この出題パターンはあまり多くない)。

よって、ICU入試の英語で、リーディング本文に下線部がある場合は、ほとんどの場合、その単語の意味が問われているので、単語の意味を下線部の前後の文脈から類推して推測しておくようにしておくとよい。

Which of the following is the best definition of the underlined word “elusive” in paragraph 7?


The word “degeneration”
underlined in paragraph 3 is closest in meaning to which of the following?

The word “their” underlined in paragraph 2 refers to which of the following?

 

以上がリーディングで出題頻度の高い質問表現のパターンベスト3である。リスニングと比較すると、リーディングの質問表現はそこまで定型化されていない様子もうかがえる。(参考)ICU入試英語リスニング質問文-頻出表現の研究

一方で、ほとんどが典型的な英語リーディングのQuestionの範疇には収まっている。

Gallaudet UniversityのEnglish Centerは、英語の試験におけるQuestionのタイプを以下の5つに分類している。

1.COMPREHENSION(理解)、DETAIL QUESTIONS(細部の問題), FOLLOWING DIRECTIONS QUESTIONS(指示に従う問題,) MAIN IDEA QUESTIONS(主題の問題)、INFERENCE(推測)

Types of Reading Questions – Gallaudet University

ICUの入試も多くの問題がこれらのパターン内から出題されいる。ほとんどが内容理解の問題であり、語彙の問題が少数出題され、文法を直接問う問題などは読解問題であるPart Iではほとんど出題されない。文法問題は空所補充であるPart IIで出題されている。

ICU入試英語リーディング(読解)問題の頻出単語ベスト100の分析

ICU(国際基督教大学)入試英語リーディングの問題の頻出単語、表現の研究

今回はICU(国際基督教大学)入試、英語リスニング対策として、出題パターンを研究するため、過去のICUの英語リーディングの入試問題20年分(20010-2019)の読解パート(Part I)の質問文をデータ化し、登場した英単語の出現頻度を調べた。

 

調査の結果、ICU入試英語リーディングの質問文で最も出題される英単語のベスト100(109)は以下のものであった。”出現回数”はICU入試英語リーディングの質問文に登場した回数を示す。

集計された単語の出現回数を元に、ICU入試英語リーディングの出題傾向を分析する。

・5W1Hで一番使われるのは?

英語の質問文では、5W1H(6W1H)が重要であるとされるが、実際の質問文での登場回数には偏りがあった。

which165
what140
why31
how20
when6
who1
where0

概ね傾向は前回分析したリスニングに近く、which, what等が非常に頻繁に質問文に登場する。whichとwhatを用いたQuestionには一定のパターンが認められたので、この点に関しては、コロケーションの分析として後日掲載したい。

その反面、whoやwhenはほとんど登場していない。whoはわずかに1度、そして”where”を用いた質問文はICUの英語リーディングの過去20年間で1度も登場していない。

whoに関しては、ICU入試で出題される英文は学術論文であるから、学術論文の筆者が学者や研究者であることは自明の理である。また、そもそも学術論文は小説ではないので、文中の動作などの主体が誰であるかが曖昧な文章であってはいけない。

また、whereに関しても過去20年間に全く登場していないが、これは会話文のように例えばレストランでの会話などのように「会話の場面」が問われることがないというリーディングの特性であると考えられる。会話文であればそれぞれの場面、場所にあった表現を用いる事が求められるが、学術論文は、学術的なルールに従って論述する事が求められる。よって学術論文で「場面」を問うのは不自然とも言え、また文中で場所に言及するのであればその旨は誰が読んでも明確になるようにしておくべきである。

リーディングのQuestionに特有の頻度の高い英単語は何か?

以前に分析を行ったリスニングQuestionでは、”Lecture”、”Woman”、”Man”、”Speaker”など、放送講義や話者に言及するリスニング特有の表現が多く登場していた。

(参考)ICU入試英語リスニング質問文頻出英単語ベスト100の研究

一方、今回分析を行ったリーディングQuestionではリスニングには登場しない、論文特有の英単語が多数出題されている様子が分かる。

paragraph177
text90
underlined76
writer72
author25

リーディングとリスニングではQuestionに登場する語彙が違うことを認識しながら、それぞれの出題パターンに慣れておくとよい。これらの単語はリーディングQuestionでは出現回数がとても多いにもかかわらず、リスニングではほとんど登場していない。

ICUの入試では、英語の試験はリスニングが先に実施され、リスニング終了後すぐにリーディングの回答時間となるため、頭を切り替えて試験に臨みたいところである。

 

どのパラグラフが一番出題されるのか?

同じデータを用いて、ICU入試英語リーディングの問題過去20年分のQuestion(質問文)の中で、どのパラグラフが問われているかをカウントした。なお、基本的にパラグラフ番号は”paragraph 1(2,3…)”の形で表記されるが、”1st paragraph”、”first paragraph”などの形でも出題される事があるため、それらも合算してカウントしている。

分析の結果、ICU入試英語リーディングのQuestionで多く登場したのは、パラグラフ1, 2, 3であった。つまり英文の前半ほど「パラグラフの主題や役割」、「パラグラフ内の下線部の意味」が問われやすい。その一方で、後半のパラグラフになるほど、パラグラフ内の特定の箇所が質問の直接の対象となる頻度は少ない。

以上の傾向から、英文の前半は精読し、後半は速読すると回答の効率が高まりそうである。

実際に論文の構造として、冒頭の段落で論文の条件設定や背景説明、学術用語の説明をした上で議論を展開する事が多いので、英文の前半ほど細かな内容を述べている場合が多く、前半のパラグラフの方が英文の理解を問う問題が作りやすい傾向があるものと考えられる。

Questionは全般に平易な表現を用いて作られている

上記のQuestionの頻出単語を見ても分かるように、上位の単語はすべて基本的な英単語であり、この表に登場しない出現回数5回未満の単語の多くも平易なものであった。英語本文や選択肢には難度の高い英単語も度々登場しているのだが、少なくともQuestionに関してはシンプルで明快な表現がほとんどである。

また、概ねOxford English Corpusの分析した英語テキスト全般の頻出単語のリストのトップ100 wordsの内容にも近い。

https://en.wikipedia.org/wiki/Most_common_words_in_English#100_most_common_words

Questionの読み取りに関しては語彙力というよりは瞬時に問題の意図を把握する判断力やスピードが問われていると言える。その上で、特にWhichやWhatを用いたQuestionには特定のパターンがあるため、次回以降のエントリーで論じる。

 

 

ICU入試対策用の音声読み上げファイル

ICU入試では、ATLAS(総合教養)と英語リスニングにおいて放送型試験が採用されています。結果的に、入試の約半分が放送を伴う試験で構成されています。これは他大学の入試問題にはない、ICU入試の大きな特徴の一つです。

また、近年はICU入試では、英語リーディングのみならず、人文社会科学でも長文が出題されており、長いテキストをいかに読みこなすかという事も重大な要素になっています。

このようなICU入試の試験形式の対策にはオンレクで利用可能なボイスエイド音声化ファイルを用いると効果的です。オンラインレクチャーでは、すべての英語リスニング、ATLASの過去問放送音声を聞くことができます。それに加えて、すべての英語リーディングの読解問題、人文・社会科学のすべての過去問の音声化ファイルも用意されています(1988年以降の過去問)。

英語リーディングと人文・社会科学の音声化ファイル(ボイスエイド)は他所では絶対に手に入らないもので、これを活用することで、特に解き終わった問題の復習が容易に行えるようになります。

もちろん最新の2019年度の英語リーディング、人文社会科学も音声化されています。最新のサンプルを以下に掲載しますので、参考にしてみてください。

2019年度人文社会科学ボイスエイド音声化ファイル(部分)

2019年度英語リーディング音声化ファイル(Part1 Text2)

英語リーディング、人文社会科学はともに文章量が多いため、解き終わった後の文章を読み直したり復習したりするのは必ずしも容易ではありません。しかし、せっかく解いた問題、読んだ論文を読みっぱなしにしてしまうのはとてももったいないことです。本文読み上げの音声ファイルを活用して、いわば受動的に本文を聞き直すことで、効率的に学習を進める事が可能です。特に英語リーディングでは速読をするために英文を「前から読む」(日本語の語順に直して読まない)事が重要ですが、音声化されたファイルに沿って本文を読んでみることで、自然と英語の文体に慣れることができます。さらに単語の発音や、論文に特有な表現、漢字等の読みも習得できるので、それらの表現や、論文の背景知識等の記憶の定着度が、黙読だけの場合よりも大きく改善することが期待できます。

その上で、先の試験構成の図で見たように、ICU入試のおよそ半分は放送が伴う試験というイメージですが、読解型の試験の過去問を演習する際にも音声化ファイルを用いることで、放送型試験への対策を効率的に行うことができます。

オンラインレクチャーの案内ページはこちら

2019年ICU祭(国際基督教大学学園祭)フォトレポート

2019年ICU祭のフォトレポート。ICU祭は例年10月末に行われているが、今年度は11月4日、5日に開催された。

校門の看板。今年度のテーマはEureka!。Eurekaは古代ギリシア語で「見つけた」「分かった」を意味する言葉。

バスロータリーを超えた先のエントランス。

エントランス付近の総合案内所。こちらでパンフレットがもらえる。

A館、ジム前の出店。一連の体育施設が完成したことでこちらにも出店できるようになった模様。

ICU教会前広場のステージ。小田急バスのマスコットキャラクター、きゅんたがICU祭に来場。子供達との記念撮影で列ができていた。まさに意のままに動く小田急の犬、ではなくてかつて小田急バスの車体に犬のエンブレムがついていた伝統にちなむとか。武蔵境駅からICUまでは小田急バスの臨時便が出ていたのであまり並ばずに乗ることができた。

花道付近の出店。バカ山を望むICU祭のメインストリートで、例年通り大いに賑わっていた。

我らがICU唯一の学生新聞サークル、The Weekly GIANTS(うぃじゃん)は旧D館前に展開。ジブリ映画「コクリコ坂から」にヒントを得た「新聞屋さんのコロッケ」をテーマに、新聞(WG ICU祭号)と揚げたてのコロッケを併売。確かにコロッケを食べると新聞を読みたくなるので間違いのない企画である。消息筋によるとコロッケと新聞の販売比率は5:1くらいだったので意外に(?)新聞が売れていた。例によってICU祭号のWG紙面はICU受験生を意識した内容を掲載。

本館入り口横のグッズテント。近年この場所に定着しつつあるので、ICUグッズがほしい場合は本館入り口へ。

アラムナイ(OB・OG会)のICUグッツを中心に充実のラインナップ。写真のICUグッズ以外に文具なども充実していた。

こちらはICU本館内部の様子。外と比べると落ち着いた雰囲気だが、1F入って左側のキッズコーナー「遊びの森」はICU祭実行委員による各種キッズ向けの企画(子ども屋内企画)が充実していて大人気だった。

1Fのキッズ向けコーナーは駄菓子やアーチェリー体験コーナーなど様々であったが、英語体験ができるキッズ向け英語教室は特に人気があり、長蛇の列ができていた。ICUらしくていい企画ですな。

近年ICU祭はキッズ向けの企画が認知されてきているのか、体感的に小学生未満の子供連れの来場者が2-3割いるように感じる。近年は男女の出会いの場になっていてあまり教育上よろしくないとも思われる学園祭が多いので、子供と一緒に来場できるICUは安心感がある。

こちらはサイエンスクラブの本館の企画。3Dプリンターではんこの制作体験ができる。子供向けの科学教室などを実施しているサークルで、以前のICU祭では映像技術等を駆使したおばけ屋敷の企画をよくやってましたね。

同じくサイエンスクラブのミニ四駆組み立て体験コーナー。男子に大人気だった。

3FラウンジのICU華道部の作品展示。ICU祭の本館の企画はいずれも落ち着いた雰囲気でゆったり見学できるので、外の出店に疲れたら本館に入るのがオススメ。

ICU祭は年々キッズが増えている印象があるが、高校生もたくさん来場していて、ICU入試に関してICU生に相談している様子も見受けられた。ICU祭は誰でも気軽にICUを見学するチャンスなので、オープンキャンパスと併せて、ぜひ受験までに一度はキャンパスを見学しておきたいところ。ICU入試に際して現場を知っているというのは心強いし、キャンパスまでのアクセスも確認しておきたい。ICU祭を見逃してしまった人もICUのキャンパスは随時見学できる。

ICU英語リーディングの時間配分、制限時間以内に終わらせるには

近年ICU(国際基督教大学)入試の英語リーディングは3長文+空所補充の出題形式となっており、入試制限時間60分で終わらせるにはスピーディに回答を進めていく必要がある。

まずは英語リーディングの出題形式を確認する。

ICU入試英語リーディングの問題構成

上の構成図に見られるように、ICU入試の英語リーディングは、2パートで構成されている。

Part Iでは3つの長文読解問題で、各長文の長さはおよそ800 words程度。内容理解を中心に、8問の読解問題が出題される。

Part IIでは、400wordsほどの長文に12カ所の空所があり、その空所に当てはまる語句を選ぶ、空所補充問題。

2019年度の例では、全パート合計で約2800wordsもの英文が出題されたが、試験時間が60分と非常に短い。このような大量の英文が短い試験時間の中で出題されるICU入試の英語リーディングにおいて、各問題をどのような時間配分で解くべきかを考えてみたい。

ICU入試英語リーディング(制限時間60分)の時間配分

上図のパターンAで見られるように、各問題を15分ずつで解くと、ちょうどすべての問題の時間配分が均等になる。ただしPart Iの各textを15分で解くのは相当な速読力が必要である。

現実的にはパターンC程度の時間配分が多くなると考えられる。このパターンでは、Part Iの長文読解のtextを各17分で読めば、Part IIの穴埋めに9分残る計算になる。

パターンD, EはそれぞれPart Iの各textを18分、19分で読んでいるが、ここまで時間をかけてしまうと、Part IIの回答時間が6~3分しか残らないことが分かる。

経験上Part IIにはできれば10分弱の時間を残したいので、まずはパターンCのように、各textを17分程度で解く事を当面の目標とした上で、最終的に各textを15分程度で解ければ、余裕を持って全問を解くことができる。

なお実際にはすべての長文が一定の時間が解ける訳ではないので、Text1 19分→text 2 15分→text 3 17分など、全体として目標の時間で解く事ができれば問題ない。

以上を踏まえた上で、ICU入試英語リーディングの時間短縮のコツと学習法を以下に書き出してみた。

Part I(長文読解)の回答時間を短縮するコツと学習法

1. 3つの長文がそれぞれ人文科学、社会科学、自然科学から出題される年度が多いので、自分が得意な分野から解き、苦手な分野の長文は後回しにする。

2. 各長文に付された8問の読解問題は、概ね長文の文章の順番通りに出題される。よって、長文を一気に読むのではなく、随時設問を解きながら、長文を読み進めた方が効率がよい。

3. 出題パターンによっては設問で全く問われないパラグラフもある。全部のパラグラフを均一のスピードで読むのではなく、設問で問われている箇所を重点的に読み、問われていない箇所は素早く読む(場合によっては読み飛ばす)ように訓練する。

4.  設問の難易度は一定ではない。回答に時間がかかる問題、一読して分からない問題は潔く飛ばし、短時間で確実に答えられる問題を見逃さずに答える。

5. 出題される文章は学術的な内容が多く、また設問の内容にも一定のパターンがある。ICU入試の過去問を遡っていくと出題される範囲の語彙と解答のパターンが身につくので、過去問を中心に勉強をすると効率がよい。なお2017年より前の年度は各長文10問の出題であるから、ランダムに2問を消して8問を素早く解く練習をするとよい。

6. 過去問演習の際は1長文あたり20分~15分の解答目標時間を定め、時間内に終わるように訓練しながら、「全部を均等に読まない」「どこでスピードアップするか、省くか」のコツを自分なりに習得して、過去問の数をこなすことを考える。

Part II(空所補充)の回答時間を短縮するコツと学習法

1.  400wordsほどの英文に12カ所の単語(もしくは短い語句)を補充するとうい独特の出題形式であり、Part I以上に慣れがものを言うが、類題は市販の教科書や問題集にはあまり掲載されていない。よって、ICUの過去問で演習を行うと効率よく学習できる。ICU入試の出題形式は大きく変わっていないので、過去問をよく研究して、空所補充問題のパターンを習得し、素早く解けるよう訓練をする。2017年より前の年は20問で出題されているので、演習の際の制限時間は適度に調整する。制限時間内に解く練習をしたい場合は、ランダムに8問を消して12問にして解いてみてもよい。

2. 文法がものを言う問題もあるが、空所補充の特性上、出題される文法の分野に偏りがある。よって、ゼロから分厚い文法帳を暗記しようとするのではなく、ICU入試英語リーディングのPart IIの過去問を解きながら、出題された箇所の内容を文法書・文法問題集で随時参照にするようにする。