ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2020(2) ふたご座さん
1. お名前、プロフィール
<お名前>
ふたご座
<プロフィール>
地方の自称進学校併設の商業科
趣味:Wikipediaを読むこと
2. 受験形態
一般入試
3.予想得点
人文社会または自然科学得点 = 8~9割
総合教養得点 = 6~7割
英語リスニング得点 = 8~9割
英語リーディング得点 = 4~6割
(センター得点参考)
英語:169
リスニング:48
国語:141
政治経済:76
4.併願校
成蹊大学法学部、明治大学商学部
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
元々は明治大学を志望していましたが、単一学部学科に限られた学問は向いていないと感じ親や友人に相談したところ、ICUの存在を教えてもらいました。
6.ICUに期待するところ
様々な人と先生に会うのが楽しみです。とにかく勉強がしたいです!
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>
私がICUを志望した理由は、問題意識を持つことの大切さに気づいたからです。私は、持った疑問を解決するには物事を多角的な視点で見ることが重要だと考えています。ですから、他大学の様に1つの学部に収まって学ぶよりも色々な角度で学びたい、と思っていました。そういった点で、ICUは私にとって最も合っている大学だと考え、志望しました。
<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>
商業科にいたので商業に絡めて社会学などを学びたいと書きました。
<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>
趣味について滔々と語りました。
a. 人文・社会科学
アメリカ大統領選の話題がメインでした。私は政経選択だったので、歴史系の問題の多い人文にはあまり期待していなかったのですが、今回は幸運なことに政経選択者に有利な問題が大量に出たため個人的にはとても解きやすかったです。文章も非常にわかりやすくかったと思います。
対策は、とにかく文章慣れすること、新しい話題が出てきても怯えず楽しむことが大事です。
b. 総合教養(ATLAS)
ATLASはそこまで苦手ではなかったので、落ち着いて聞いて、落ち着いて答えることを心がけていました。メモはたくさん取りましたが、正直ちゃんと聞いていれば相当なことが無い限りPART1の質問には
答えられました。
PART2,3は現文と一緒なので、落ち着いて読めば答えられると思います。PART4は完全にあきらめるのではなくある程度向き合ってあげると得点源にはなると思います。(少なくとも私はそうでした)
c. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
リスニングは最も得意だったので、過去問以外に特に特別な対策はしていません。
ですが、毎日英語のドラマを音声は英語、字幕は日本語で見たり、TEDなどを登下校中に聞き流すということはしていました。
<リーディング>
リーディングは一番苦手だったので(時間が足りなかった)、とりあえず「取れる問題を取る」というスタンスで過去問などに取り組んでいました。パート1のテキストが3つに増えてからはテキスト一個分読む余裕がまるでなかったので、他の三つに全力を注ぎ、残りの1テキストは知っている知識と勘でマークしました。
ICUの問題は、基礎的な単語が完璧にできていればわからない単語があっても既存の知識で対応できるようにできているので、持っている単語帳を完璧にし、他には過去問を解いていく中でわからなかった単語はルーズリーフにまとめていました。
出てくる話題についての事前知識があるとより読むスピードが上がるので、いろいろな話題について情報収集は良くしていました。慌てると文が頭に入ってこなくなるので、落ち着いて読むのが大事だと思います。
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
参考書は、自分に合うものを見つけたらその参考書が壊れるまで使い込むつもりで取り組むのが大事だと思います。いろいろなものに手を出すと断片的な知識ばかりが頭に入ってしまい、穴だらけの知識だけを持つことになってしまいます。もちろん、違う観点からの情報を得るためにほかの参考書を活用することはいいことだと思いますが、「成績が思うように上がらない」という理由で安易に参考書をホイホイ変えるのは、私はおススメしません。
8. 最後に一言
オンレクを通して自分の立ち位置が分かったことが最もいい成長材料になったと思います。受験勉強をするうえで周りと自分との立ち位置の差が分かることはとても安心しましたし、「もっと勉強しなければ!」というエンジンになりました。
ICUは過去問と仲良くなることが合格への最短距離だと思います。本当にありがとうございました!