ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2020(19) とってぃさん
1. お名前、プロフィール
<お名前>
とってぃ
<プロフィール>
神奈川県の某進学校に通っています。理系なので、ICUは自然科学で受けました。
2. 受験形態
一般入試
3.予想得点
人文社会または自然科学得点 = 8割
総合教養得点 = 7.5割
英語リスニング得点 = 7.5割
英語リーディング得点 = 7.5割
(センター得点参考)
ICUに関係ある教科だけ言うと、
英語(筆記)が188、リスニングが48
数学はⅠAが91、ⅡBが89
物理が70、化学が81
という感じです。
4.併願校
東大理科一類、慶應理工、早稲田基幹理工
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
夏に母からの紹介で、オープンキャンパスに行ってみて、『あ、ここだ!』って感じました。
6.ICUに期待するところ
リベラルアーツ教育は私立では珍しく、さらに少人数なので学びの点でアドバンテージが大きいなと思っています。専攻の取り方も数種類提供されていて幅広く好きな分野を学べるのが期待大です!
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>
理系文系の境界を超えた幅広い知識を身につけて日本に限らず様々な舞台で活躍できる人間になりたい、などと書きました。
<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>
まだ何も決まっていませんがICUの利点を最大限活かして幅広い分野に興味を持って学習したい、というようなことを書いた気がします。
<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>
英語が好きで得意にしていることと、スポーツ面の話などを素直に書きました。
a. 人文・社会科学
人文社会科学または自然科学 = 私の場合、併願校もハイレベルなので併願校の過去問に合わせた勉強をしていました。1ヶ月くらい前から過去問に手を出して、形式に慣れていきました。問題に沿った思考力が求められるので慣れるのに苦労した感じはあります。
b. 総合教養(ATLAS)
世の中に問題や答えがあまり出回ってないので、全問公開されていた2019年の問題を中心に丁寧に注意深く解きました。特別講座等に行っていなかったので、かなり対策のしづらさはありました。
c. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
とにかくスピードが速く、癖があることが多く過去問ではかなり戸惑いました。とにかく量をこなして慣れるのみだと思います。本番直前に2019年の問題を聞き流して耳慣らししました。
問題自体はICUでの生活に即した会話文が入っているので楽しく聞くことができました。
<リーディング>
60分で長文4題なので時間的に制約が厳しいです。3年分くらいやったら、どれくらい急ぐべきかが分かってきて、1題15分以内で解けるようになりました。4問目は穴埋めなのでそこで時間をかけすぎないでその他のところにその分使うのが大切だと思います。
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
理系だったので高校校舎の普通の机、椅子で受けました。
ICUはやはりICUの過去問をやるのが1番だと思います。
8. 最後に一言
とにかく入試が特殊なので、かならず過去問には目を通すべきです!
やはり英語で差がつくと思うので、そこは抜かりがないように!
(追加の質問 自然科学で選択した科目終えてください。また、それらの科目の
学習法や、勉強で用いた参考書などをICU対策に限らず科目別に教えてください。)
自然科学では、数学と物理を選択しました。(今年は化学が難しかったと言われていましたね。)
普段の数学の勉強では、問題数が多すぎるとやる気が出ないので、1対1を使っていました。ICUの数学であれば、1対1や青チャートなどをこなして地力がついていればそれなりに太刀打ちできると思います。
物理、化学は普段リードα(と重問)を使っていました。センターでは物理で転けてしまったのですが、もともと暗記が苦手で化学が間に合ってなかったので、物理で受けました。自然科学では、身近な題材が多く、取っつきやすいと言えば取っつきやすいですが、ある意味では取り組みにくいような感じですね。
過去問では数学も物理も化学もやりました。どの単元も教科書レベルのことがしっかり身についていれば、その場でどうにか導き出せるような問題だと思うので、焦らずやることが1番だと思います。