ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2024(13) モフモフさん
1.お名前、プロフィール
<お名前>
モフモフ
<プロフィール>
神奈川県の女子校出身です。高校生時代、駿台に少しの間通っていました。趣味は読書(ハリーポッター)と音楽鑑賞(テイラースウィフト)です。文化系のクラブに所属していました。
2.受験形態
一般選抜
3.予想得点
人文社会 = 7~8割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 9.5割
英語リーディング得点 = 9.5割
4.併願校
SFC
5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
俳優の宮沢氷魚さんの記事を新聞で読んで、ICUが外国の大学から編入者を受け入れていることを知り、興味を持ちました。(私はアメリカの州立大学の準学士を取得していて、日本の大学に編入したいと思っていました。)
6.ICUに期待するところ
文理関係なく自分の興味に合わせて、メジャーマイナーを組み合わせられるのはとても良いですね。
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>
願書の内容は、ICUの多様性、リベラルアーツ教育、少人数クラスなどの点について自分自身とどう合っているかについて書きました。
<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >
自分の「好奇心」について書きました。具体例として、韓国語の学習、海外の子どもに日本語を教えるボランティア、幅広い分野の読書などを挙げました。身の回りのことや世界に対する私の興味を表現しようとしました。
a. 人文・社会科学
9時に試験監督の方々が教室に入られてから、なぜかとてつもなく緊張し始め、試験開始後30分くらいあまり体調が良くなく、本当に焦りました。
受験準備としては、読書と過去問です。読書は近所の図書館に行って、歴史、哲学、政治、科学全般などを週に1冊程度読んでいました。過去問はかなり昔の年度を解くと、最近の入試問題が読みやすくなると思います。
b. 総合教養(ATLAS)
Atlasは時間がとても足りません。
受験準備は、過去問です。高校の教科書を引っ張り出してパラパラ読みたかったですが、過去問を解くのみとなってしまいました。しかし、過去問で「飛ばし読み」とも言うべきスキルを身につけることができました。
c. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
ここ最近のリスニングは北米系の英語のみならず、イギリス系の英語も話されていますよね。
受験準備は、過去問と普段から英語を聴く習慣です。趣味で、4年程前からABC NewsのポッドキャストStart HereやBBCのBBC Learning Englishを聴いていました。試験1ヶ月前の1月からはプラスでBBC Soundsの他のポッドキャストを1日30分くらい聴いていました。試験数日前に英検1級のリスニングを3年分、ホームページから解きました。(英検1級は北米英語、イギリス系英語の両方の音声が使われています。)
<リーディング>
アメリカの州立大学で単位を2年分取ったときに大量のReadingをしていたので、スムーズに解けました。本番も20分ほど見直しの時間を確保でき、間違いを1つ見つけることが出来ました。
受験準備は過去問と趣味の洋書です。ファンタジーのハリーポッターから始まり、歴史、哲学、地政学、古典など様々なジャンルをここ3年ほど読んでいました。受験準備中も寝る前などにハリーポッターやホーチミンさんの伝記を読んでいました。
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
日本語の文章をしばらく読んでいなかったので、読むスピードや読解力が落ちていました。そのため、過去問や読書がとても役に立ちました。
ICUは世界史や政経など特定の試験科目があるわけではないので、過去問と読書以外何をすれば良いか分かりませんでした。受験生とは言いつつ、毎日頑張るためには、楽しみも必要です。ラジオで韓国語を学んだり、音楽を聞きながらジョギングをしたり、ストリーミングサービスで洋画(英語字幕)を観たりなど、メンタルに気を配りました。それでも、度々病みました笑。
8. 最後に一言
私はカナダの州立大学に編入する予定でしたが、8月後半に急遽計画の変更があり、日本の大学を受験することになりました。そのため、高校時代の受験勉強を全くしていませんでしたが、オンレクの過去問で無事、合格できました。過去問がいかに大事であるかを学ぶことが出来ました。大学のモットーや考えも読み取ることが出来ますし、解説にはマニアックなICU情報を得ることが出来ます。周りの人と比べて成績が低いとショックを受けますが、そんな年もあると信じて解き続けることを頑張りました。
ぜひ、過去問を解いて、自信を持って試験に挑んでください!