ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2026(18) uoza no iroiroさん
1.お名前、プロフィール
<お名前>
uoza no iroiro
<プロフィール>
出身高校: Ross School (アメリカ)
予備校: なし
趣味: チェロの演奏、読書、散歩
部活(高校): Environmental Club, Soft ball Club
特技: 本を読んでいる時に周りの音が全く聞こえなくなる、人の話を聞くこと
2.受験形態
一般選抜 日英バイリンガル面接利用(人文・社会科学選択も受験)
3.合格年度
2026年度
4.併願校
なし
5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
<どうやってICUを知ったか?>
心理学、生物、音楽、コミュニケーションなど様々な学問分野に興味があり、リベラルアーツ教育を実践している大学を探していました。元々、アメリカかカナダの大学への進学を希望していましたが(University of British Columbia : Psychologyには合格していました)、高3の冬に養父が亡くなり、進学費用を払うことができなくなったため、日本の大学への進学を検討していた時にICUを知りました。
<なぜICUを選んだか?>
・文系理系の垣根を越えて、学問を学ぶことができることに大きな魅力を感じたから。
・2025年夏のオープンキャンパスに参加した際に、那須敬教授の体験授業に参加し、グループワークやディスカッションがベースとなったICUの教育が私に合っていると思ったから。
・ICUに通っている友人に誘われて参加したICUのイベントで、ICUのコミュニティの温かさに触れ、「私もここに所属したい!」と思ったから。
6.ICUに期待するところ
・様々な分野の授業を幅広く履修し、将来どのように人の役に経つ一地球市民になることができるか、自分の適性を見極めたい。
・実践的なプログラム(留学やサービスラーニングなど)を通じて、机上で学んだことをどのように現実社会に活かしていけるか学びたい。
・多様なバックグラウンドから集まった才能溢れる学友達と、思う存分学問について議論したい!
7.受験対策
a.願書
<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>
ICUを志望した動機は、コミュニケーションと音楽という異なる分野を掛け合わせて学びたいと思ったからです。高校3年生の夏休みに、アシスタントとして、障がい児の為の乗馬キャンプに参加しました。その際に、音楽を聴いたり体を動かしたりすることで表情が明るくなる子供達の姿を見て、音楽や話し合いを通じて、優しい共同体を作りたいと強く思うようになりました。ICUでは、メディア・コミュニケーション・文化と音楽を専攻にしたいです。加えて、2025年夏のオープンキャンパスに伺った際に受講した、那須敬教授による「ここから宇宙までの近世イギリス史」において、生徒主体の議論型の授業がとても楽しく、様々なバックグラウンドの学生が集まり熱い対話を交わすICUの授業に大きな魅力を感じました。加えて、ご縁があり参加したWorship Nightで触れた御校のコミュニティの温かさも、ICUを志望した理由の一つです。
<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。>
誰とでも真摯に対話するところが、私の長所です。高校では、Environmental Club のCo-Presidentとして海岸清掃・水草の植林・貧しい方のために家を建てる取り組みなどを、学生や地域の住民と協力し行いました。高校卒業後は、フィリピン大使館や、東京2025デフリンピックなどのスポーツ大会で通訳やリエゾンとして勤務しています。読書と大好きなチェロを弾くことが、日々の楽しみです。
b.人文・社会科学(得点率:9割)
動物や人間を、「遊び」という視点からみたらどのような類似点があるか。また、「遊び」にはどのような意味や文化的な役割があるのか、といった内容でした。
c.総合教養(得点率:5割)
情報科学について(ビット、バイト、情報の伝達方法など)
d.英語リスニング(得点率:8割)
よく覚えていませんが、過去問で解いていた問題と似たような傾向でした。
(1部:日常会話、 2部:少し長めの会話、 3部:学問的な授業)
e.英語リーディング(得点率:9割)
例年よりも難しかったです。
それまで過去問を解いていて、一度も時間が足りなくなったことはありませんでしたが(10分程度見直しの時間が残っていた)、2026年度の入試の際はなんとか最後の問題まで解ききったという感じでした。
f.二次試験(日英バイリンガル面接)
面接を受ける前は、どのようなことを質問されるか分からなかったため、とても不安でした。2027年以降に日英バイリンガル入試を受験される方の参考になれば嬉しいです。
【日本語での質問】
①なぜICUに入学したいのですか?
②アメリカの高校に留学した時、最初に感じたカルチャーショックは何でしたか?
③Environmental Club のCo- President としてどのような活動をしていましたか?
④今、世の中で至急どうにかしなくてはいけない問題はなんだと思いますか?
⑤ICUについて聞きたいことはありますか?
【英語での質問】
① How do you define “Liberal Arts Education" in your words?
② What was the hardest/most difficult challenge you have faced in your life? And How did you overcome it?
③ The development of AI technology is significant, and now the machines have much more skills and knowledge than humans in some areas. What is the purpose for human (you) to get liberal arts education now?
8. 最後に一言
初めてICUの過去問を解いた時、ICUに受かるためにはどうやら、レオナルド・ダ・ヴィンチのような万能人にならなくてはいけないようだと感じました。その時は、経済・世界史・日本史・生物・物理・音楽などの幅広い学問分野から出題される問題の数々に圧倒されていました。ただ、オンレクを通して過去問をどんどこ解いている内に、問題のパターンやどのように問題を解き進めていけば点数が安定してくるか分かるようになってきました。過去問を解いている中で、よく出てくるコンセプト、自分が興味をもったトピックや知らない英単語などについては一冊のノートに関連知識や絵(絵を描くと記憶に残りやすくなるのでオススメです!)をまとめ、毎晩寝る前に繰り返しそのノートを読んでいました。ぜひ、真似してみてください:)
話は変わりますが、私は高校を卒業してから数年は会社で通訳やリエゾンとして勤務していました。早い段階から、将来の道筋がはっきりと決まっていることは素晴らしいことだと思います。ただ、色々な路を吟味して、遠回りをしながら歩いていると、過去には想像もしていなかった素晴らしい景色に巡り合うことがあります。今、将来が見えずに不安な思いを抱えている方もいらっしゃるかもしれませんが、今感じている思いや経験が活きてくる時が必ずきます。自分が「これ!」と思ったものを信じて、自分の道を切り拓いていってください。心から応援しています。
