1. お名前、プロフィール
<お名前>
田代区
<プロフィール>
神奈川県の公立高卒。高3の冬に突然ICUを目指すんだけど、それ以前のところで惨敗。
浪人中は某『なんで、私が東大に!?』の予備校に通い、今、『なんで、私がキリ大に!?』みたいな状態になっている。
2. 受験形態
一般入試(センターなし)
3.予想得点
リベラル得点 = 7割
人文科学得点 = 6割くらい
自然科学得点 = よくできた。8割。
英語リスニング得点 = 6割行ったらいいのに
英語リーディング得点 = 同上
4.併願校
学習院理学部
青山学院理工学部
ソフィア大理工学部
理科大理学部
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
大学に行きたいという気持ちは小さい頃からありましたが、いざどの大学、どの学科を受けるのか。というと全くのノープランでした。暫定志望校は決めたけどいまいちテンションが上がらず、気付いたら正月。そんな時、ひょんなことからICUを発見。とりあえず三鷹に行って、変なスイッチがバチーンと入る。
現役時は時間もない上に、『いわゆる』間違ったICUの勉強法をして試験に臨み見事惨敗しました。
6.ICUに期待するところ
ELPでしごかれたい。あと、バカ山をダンボールか何かで疾走したい。
7.受験対策
a.願書
願書は大学へのラヴレターという話をわりと真にうけて書きました。以下、下書き用紙より。
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<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>
受験雑誌で見た『学科撤廃』の文字に強く惹かれた。勢いのまま平日のキャンパスを訪ね、帰った後も書籍を漁り、ICU生の話を聞くなどするうちに、どんどんICUに惚れ込んでいる自分がいた。そして今に至る。『化学が好き』を頼りに理系に進んだものの、既に問題視されているような、あのタコツボの中で学ぶのは怖かった。日常と繋がるからこそ科学が好きだったのだし、何よりもっと自由に学びたかった。大きな責任が伴うことだと思う。けど、私はICUで学ぶことで、広い視野と学力と、そして大きな自信を得たい。だから、私はICUに志願する。
<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>
全体を通して上みたいなテンションなんですが、これ以上恥ずかしい文を晒すのもなんなので今度は概要だけ。
既に述べたように私は化学が大好きなのですが、それと同じくらい文字も好きでした。(文字であって文学に非ず)で、どっちにするか決めかねている。と。決めかねているから今はどちらにも役立ちそうな英語を頑張ればいいと思ってる。ということを書きました。ELPは凄まじいらしいけど、喰らいついて見せます的なことも書いたと思います。
<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>
私の行っていた高校の文化部は3つ4つの兼部が当たり前で、私は3つ兼部して3つとも会計をやったのでそのことを書こうと思いました。でも3行で3つは難しいので、文藝部で部誌の編集と装丁案と入稿までをやった話を書きました。
b. リベラルアーツ学習適性
全体を通してオンレクをやったくらいです。深入りしてもしょうがない分野だと思います。他教科に飽きたらやる。くらいで。
文系の知識問を落としまくってたので、克服しようと世界史の教科書を読んでみたこともあったのですが、三日で飽きました。しかも読んだとこ全然覚えてないし。妙な色気を出すよりは、得意なものを確実に取ろうと思いました。あと、中学生の頃国語便覧を熟読していたのはなかなか役立ちました。
パズル系の解けない問題は、人に解いてもらうのもアリです。うざいくらいサクっと解いてくれたりします。くやしいのでコツを教えてもらいます。予備校の模試の問題は解説が来るのが遅いのでそうしていました。
c. 人文科学
これもオンレクのみ。たくさん解いて慣れてしまうのが一番だと思います。
高校で現国はあったけど先生がべらべら喋ってるだけだったし、予備校では私立理系コースだったし。現文読解の授業は受けたことがないです。(まあ受けてても通用する長さじゃないと思うけど)
d. 自然科学
自然科学で、数学・化学を選択しました。
まず化学。
問題を予備校の先生に見せたら、『30分…いや20分だね』と言われたので、目標20分、かかっても30分で解くように練習しました。
問題自体は化学�Uまでやっていれば、普通に解けると思います。出来る奴は満点取れる。そんな感じ。ただ、時間がなくて忙しいのと、出題のされ方が普段と違うのでなるべく多くの過去問に触れるといいと思います。
知識で解ける問題もあります。そういうのは瞬殺して次です。あと、計算問題も解答が絞れれば次に行きました。さっさと終わらせて数学に時間をかけたいと思いました。
数学。
与えられた道具をきちんと使えるか。だと思います。計算が面倒な時もありますが、意地悪な問題ではないです。
問題を解きながら、確実に×だとわかった選択肢はガンガン消しました。時間短縮になるし、それで答えが出てしまう日もあります。
e. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
最後まで苦しんだ科目です。オンレクで最初にやった時の偏差値が確か29とかで、その時偏差値に30以下が存在することを知りました。
CNNを聞いてみた時期もありましたが、やった気になるだけであんまり役に立たない気がします(得意な人が聞くにはいいと思いますが)。苦手な人はオンレクの過去問CDを延々聴く方が効果があると思いますし、英文をぱっと読むことも要求されるので問題つきの方がいいです。
<リーディング>
リスニング同様苦しみました。たくさんやるしかない。と思ってたくさん読みました。英語の得意な子に『とにかくきっちり読むんだ』と言われたので、とにかくきっちり読むように心がけました。直前期は、朝起きたら英語やって、昼ごはん食べたらリスニングやって、(人文とか自然科学とかは夜)とにかく英語をやりまくりました。
一応過去問のやり方としては、パート2から解くことにしてました。15分で終わらなければ適当に埋めてパート1をやりました。わからない問題を考えるよりは読めば解けるパート1に時間をかけようと思いました。正直滑り込みみたいな点だったと思います。英語は苦手です。
f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
ICUの机は狭いことでなんだか有名ですが、これは問題を半分に折ることで(横じゃないですよ。縦ですよ縦)回避できると思います。B5判の本が見開きで目いっぱいなら、半分で見ればいいのです。1Pずつです。
あと、人文とか長い文を読むときは持ち上げて読んじゃったりしてました。でもこれは私のいた部屋の試験官が遠い目で窓の外を見ていたから出来たことかも知れません。いずれにせよ、ページも繰りやすくなるし、折るのはおすすめです。
8. 最後に一言
オンレクは通信式ということもあって、最初はかなりサボってしまったのですが(この点はものすごく後悔している部分です)、1つ解くごとにわかりやすい解説があって、人文なんかは特に『こうやって解くのか!』という次元から勉強になりました。BUCHOさんの文体も楽しくて好きでした。また追い込みの時期、解説のICU無駄知識やらを見て、絶対に行きたいという気持ちになりました。もしそれがなかったら、途中で完全にさじを投げていたと思います。本当にお世話になりました。ありがとうございます。
正直、試験後は何も考えたくなくて、発表も見る気になれなくて、書類が届いてから知りました。よく受かってたなぁ。という気持ちでいっぱいです。
模試の判定は良くてDしか出したことがないです。浪人の癖に。
確かに、ICUの選考システム上英語が出来ないのは大変なことです。でも、それであきらめてしまったらもったいないと思います。直前まで伸びる、気合で伸ばす!という気持ちも役に立つと思います。