ICU入試合格体験記2011

1. お名前、プロフィール

<お名前>

Poppin’

<プロフィール>

県立高校・英語科

(もともと出身高校は進学校ではありません。高校卒業時に、大学よりも専門学校・就職の進路を選ぶ生徒が大多数でした。

塾・予備校は通っていませんでした。

趣味:読書・絵・音楽/映画鑑賞

部活動には特に所属していません。

高3時に生徒会長をしていました。

2. 受験形態

AO入試入試

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

海外生活を通して得た英語communication skillを活かして勉強をしたいと考えていたので、ICUの存在を知る前までは、海外留学を志望していました。高2の時に、「留学に固執するのではなく、国内にある様々な大学についても調べてみよう」とある日突然思い立ち、ぼんやりとネット上で色々な大学について調べてみたら、偶然ICUのホームページにたどり着きました。

まず目を惹かれたのは、バカ山の風景写真でした。「日本の大学でも、こんなに綺麗で広いキャンパスを持っている大学があるんだ!」と驚きました。ICUについて深く調べていくうちに、留学制度・奨学金制度・大学を構成する人々の国際的多様性も充実していることがわかり、とても興味が湧きました。

志望の決め手となったのは、その夏に訪れたオープンキャンパスです。ある教授のモデル授業で、「君たちまだ18なんだから、将来について迷いや不安があるのは当然のこと。おおいに学び、悩み、成長しなさい。」とおっしゃっていたのを聞いて、この大学に通いたい!と直感的に感じたのを覚えています。

6.ICUに期待するところ

一学期が丁度終わり、夏休みに入った所ですが、学期中はとにかく忙しかったです^^;新しい環境に慣れるのも大変でしたが、自分の興味の方向性についてあらためて深く考え、その考えを基に授業を選択し、学びを発展させていくのは初めての経験なもので・・・でも、そのおかげで責任も身に付くと感じます。
自分が好きな分野について学べるのはとても楽しいです!特に、全く関連性が無いように思える分野同士がひょんな所で偶然リンクした時には大きな喜びを感じます。既に専攻したい科目を決めている方も、意図的に全く違う分野の講義を選択してみるのも面白いかと思います。学びに対しては貪欲にいきましょう^^!

ELPは「キツイ!楽しい!inspirational!!」の一言に尽きます。ただ単に「英語を学ぶ(文法など)」のではなく、「英語を使って物事を考える」というコンセプトが本当の意味で生きていると感じています。Critical Thinkingも初めはELPを通して身に付けていくものです。授業についていくのも、エッセーの執筆なども確かに大変ですが、その大変さを上回る「本当の意味での学び」感を得られます。暗記などの学びだけでは物足りない方も、ELPなら嫌でも満足できると思います(笑)
入学後の話ですが、情報は自分で積極的に収集しないと、「いつの間にかお目当ての行事/説明会が終わっていた・・・」と肩を落とすことになりかねません(笑)。授業外でも学内で常に行われている様々なイベント情報をこまめにチェックすることも大切だと思います。

7.受験対策

a.願書

a.願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

海外生活中に9・11とその後に起こった戦争を体験し、それをきっかけに世界平和を追求したいと思うようになったことを書きました。

ICU設立の意図、大学の教育目標に深く共感を覚え、国際的な学びを得られるICUこそ私に必要な環境を提供してくれることを書きました。

a.願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

人類学・国際関係・平和研究

多角的な側面から人間や戦争・紛争の背景に存在する問題について考え、これらの学問について学びたいと思うようになったことを書きました。

a.願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

生徒会活動を通して学んだことや、海外生活を通して身についた語学力以外のことについて書きました。

b.エッセイ

(参考) 以下の課題について十分に考えをまとめ、1500字以内でエッセイを書いてください。
【1】 あなたに深い感動を与えた人物との出会い
【2】 あなたの人生の転機となった経験
【3】 あなたの物の見方・考え方に大きな影響を与えた経験

英語の提出書類:英検準一級
TOEIC 975点

評定平均:4.6 くらいだったと思います。

e. 成績書類

・英語

英検準一級
TOEIC 975点

・評定平均

4.6 くらいだったと思います。

f.AO入試のポイント

実は、私は帰国生入試で一回不合格を経験しています^^;その後にもめげずにAOにチャレンジし、無事合格できた、という形です。必要であればセンター/一般まで粘るつもりでした。

一・二回くらい失敗したって、本当にこの大学に行きたいのならめげないこと、最後まで食らい付くこと、が大切だと思います。
様々のことに興味を持つことが大切だと思います。読書などは特にお薦めです!!参考図書などは知識を得るためにとても役に立つと感じます。

しかし、無理に参考図書を嫌々読むよりは、どんな本・形態でも良いから自分が興味を持ちながら意欲的に読むことが大切だと思います。でも、興味の幅を広げるチャンスを逃さず、常に新しいジャンルに挑戦/手を出してみることも良いと思います。

私が「役にたった」と感じた本は、「16歳の教科書(1)(2)」です。

あと、時事問題などは(必要最低限は)把握しておくに越したことはありません。「受験だから」ではなく、今後の為にも^^(笑)

8.最後に一言

私は学力的に、とてもじゃないけれどセンター/一般では合格できるレベルではありませんでした^^;

でも、ICUは「挑戦するのををためらわない」学生を認めてくれる大学だと感じます。

ICUのAO入試は楽しい思い出ばかりです^^

「あ、しくじった・・・」と感じたハプニングも試験中に多々ありましたが(笑)

二次試験中も、沢山の友達ができ、彼らは今では大切な同期です!

ICUに恋をしているのなら、恥を捨て、何があっても諦めず、最後まで楽しみながら受験に臨んでください。得るものはきっと大きいはずです。

ICU入試合格体験記2011

1. お名前、プロフィール

<お名前>

robin

<プロフィール>

某私立の国際コースとやらにいました。
予備校の類には行かず。

ESS部と装道部に所属。
生徒会副会長もしました。

2. 受験形態

AO入試入試

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

家族で大学受験の話をしている時にぽろってでたのが最初な気がします。

自分は欲張りなので、大学で学びたいことがあれもこれもあって、
他大学を選択するなら、どれか一つに絞らざるを得なかったのですが、

ICUでなら高度な英語もキリスト教も環境学も
私が学びたいと思っていたことを一つも諦めないで済む!

ということに気づいたのが一番の理由です。

教育制度も、雰囲気も私を誘っているようで(笑)、
パンフレットを読み終えた時点で私の志望校は決定しました。

6.ICUに期待するところ

まずはELPで英語の力をつけたいです。

将来は環境問題に取り組みたいと思っています。
環境研究と国際関係学、公共政策学、グローバル研究、政治学のなかで、
自分には何が一番必要なのかをこれから二年間で見極め、学んでいきたいです。
ICUで新しい視野が芽生えることもあるでしょうし、まだ完全に決めたわけではないです。

卒業後は院に進みたいなと考えています。

7.受験対策

a.願書

a.願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

高校時代留学したことに触れながら、ICUの教育制度や、平和追求の理念、キリスト教への関心について述べました。

a.願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

環境研究、平和研究、キリスト教、言語の四項目に分け、それらが何故自分に必要なのかを今までの経験や、将来の夢と絡めながら書きました。

a.願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

二度、国際会議に参加した経験から、環境問題の現状について書き、その解決のためにはどんな人物や能力が必要か書き出しました。
そして、ICUで学んでいくなかで自分はこうした人物となり、社会に貢献するといった感じでまとめました。

b.エッセイ

(参考) 以下の課題について十分に考えをまとめ、1500字以内でエッセイを書いてください。
【1】 あなたに深い感動を与えた人物との出会い
【2】 あなたの人生の転機となった経験
【3】 あなたの物の見方・考え方に大きな影響を与えた経験

ボルネオ島で、初めて自分の目で生物多様性の危機を目の当たりにしたこと、
現地の方たちとお話したことから気づいた複雑な利害関係や、
問題そのものの多様性、若者が積極的に働きかけることの重要性について書きました。
オンレクの添削でチェックしてもらいました。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析

文化祭で英語劇を発表するESS部の副部長兼主役として、
また文化祭全体の運営を任された生徒会副会長としての二つの立場を両立した経験について書きました。

この経験を通しての成長が伝わるように注意しました。

d推薦状2通
担任の先生と、部活の顧問をされていた先生に書いていただきました。

e. 成績書類

・英語

4.5でした。

・評定平均

英検準一級とTOEIC830点です。

f.一次試験(書類審査)のポイント

書類を通して私という人物像を正しく伝えるために、誇張せず、ありのままの自分が伝わるようにに気をつけました。

確かに、すばらしい経験をしているとそれだけで注目度も上がりますし、有利でしょうが、最も大事なことは経験を通して得た結論です。
私のようなタイプは事実の羅列にならないように気をつけるべきだと思います。

g.面接 (二次試験)

もうとにかくフレンドリーで入試の常識をくつがえされました。
ICUらしいなとも思いましたし、おかげで嫌な緊張もしないで済みました。
一番最初のグループだったせいか、先生方もとても親切でやりやすかったです。

h.二次試験のポイント

要点がきちんと伝わるように話すこと、はっきりと先生方が聞き取りやすいように話すことくらいだと思います。
二次試験対策には、
現代社会の資料集に載っているグラフを見て、どうしてこういう結果になったかを推測したり、
テレビのニュースを見ながら、自分はこうするべきだと思うとか考えるようにしていました。

8.最後に一言

よく言われることですが、AOや推薦入試は受験者と大学でお見合いするようなものです。
こちらが惚れてしまったのなら、もう迫るしかありません。

特別な経験なんてしてこなかったし…と不安になるかもしれません。
学業成績や英語のレベルも気になるかと思います。
でも諦めてしまったらもったいないです。

AO入試を受けることでICUに受かるチャンスが一回増えるんだ!
そんなふうに考えてみるのもありかもしれませんよ。

これから受験を考えている方、頑張ってください!

ICU入試合格体験記2011

1. お名前、プロフィール

<お名前>

cassiopeia

<プロフィール>

某都立高校→某大手予備校

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

リベラル得点 = 5割
人文科学得点 = 7割
社会科学OR自然科学得点 = 6割
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 8割

4.併願校

早稲田大学文学部/文化構想学部(受験せず)
慶応大学文学部(受験せず)
明治大学文学部(受験せず)
同志社大学文学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高2でICU祭に行って受験を決めました。浪人してリベンジ。オンレクには2年間お世話になりました。

6.ICUに期待するところ

ELP。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ICU祭で受けた体験講義で聴いた尾形光琳についての講義が興味深かった。日本文化を世界的視点から研究したい。そのために海外の資料を読み込む英語運用能力をつけたいのでELPに魅力を感じた…趣旨のことを書きました。
  

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

上と似たようなことを書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

高校の部活の管弦楽部でバイオリン・パートを担当、そこでの経験を生かしたい。

b. リベラルアーツ学習適性

中学卒業程度の知識、+数IA程度の計算能力が必要です。がらっと傾向が変わることはなく毎年出ている問題が形を変えたり分量を増やしたりして出題されます。知識問題については定番の問題に絞りオンレクの過去問を利用しましょう。情報処理系の問題はオンレクで対策をやっている者にとって強みと成ります。必ず身につけましょう。

数年前に問題が80問に減って以降は単純な知識問題が減って、解答に至るプロセスが複雑な思考能力重視型の問題や、数学の問題が増える傾向にあります。例年出続けていた定番知識問題が出題されなかったケースがあるので今後の傾向には注意です。

今年は計算問題が例年より難しく(というか時間がかかり)まともに解いていたら絶対終わらないという意見が散見されました。これらの対策としては、必ず時間内に80問解く力が必須です。1問1問の重みは同じだからです。つまり仮にできても時間をかけないとできない問題を「飛ばす」力を演習を通して身につけることが大切です。

c. 人文科学

場数を踏むことが最重要です。社会科学に比べ資料文の質、問題の質は年度によって相当なバラツキがあるのでみんなが取れる問題を取りましょう。できなくて良い問題もたくさんあります。

d. 社会科学

去年に続き2年連続で政経に関する知識問題がなんと半数近く出ました。今後もこのような傾向が続く可能性があるのでもはや知識問題は無視できません。知識問題にも、資料中の細かいデータ等を問うものと新聞を読んでいれば分かるものの2種類があります。新聞の経済面と政治面は読んでおくことをおすすめします。

また社会科学は比較的なじみやすいテーマの問題が多く、高得点での勝負になることが多いため、あまり大きな失敗はできない教科です。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

近年は問題数が少なくて一問一問の比重が大きく、会話問題もPART?V講義問題も長くなる傾向にあり、TOEFLに限りなく近づいています。「TOEFLテストITPのリスニング完全攻略」(アルク出版)はおすすめです。過去問は2007年以降の問題、特にPART?Vに重点を置きましょう。
PART?Tは解答する時間が短く、吟味している時間は殆どありません。やりとりに集中してテンポ良く答えるリズムを身につけること、設問文をサッと読む力が必要です。PART?Uは比較的余裕があります。PART?V講義問題についてはやりとりに集中して5W1Hをつかみ、詳細は分からなくとも5問中話題のアウトラインを問う3問は取る姿勢で受けることが大切だと思います。

<リーディング>

ここ5年ほどは段落が多く多少長文化しています。問題傾向はパラグラフの要約、主題を問う問題、パラグラフ間の関係を問う問題等TOEFLの傾向に近づきつつあります。対策としては、過去問15年分を繰り返しやると同時に、トフル的問題に慣れることにつとめました。慣れないと、英文を読めたと思っても設問の選択肢と趣旨を的確に読んで答えないと引っかかることがあります。「TOEFL(IBT)テスト完全攻略リーディング」(アルク出版)には戦略的リーディングの方法論が書いてあるので参考にすることをお勧めします。(ITP版もありますがより詳しく書いてあるのはIBT版です。)

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

全体

ICUの入試のポイントは、
(1)すべての教科で7割がとりあえずの目標。
(2)すべて7割が無理ならどこかで高得点で稼ぎ苦手科目をカバーする。

という2点だと思います。特に英語で9割近い高得点が狙えれば勝算は高そうです。合格体験記を見るとそういった方が大変多いです。またある教科で大幅に減点されないためにはみんなができる問題を確実に取ること。難問奇問を取る必要はありません。自分にとっての難問はみんなにとっても難問なのです。

リスニングは、運動能力とも言える聴解力が重要です。一朝一夕に身につくものではないので、対策を始めるのは早ければ早いほど良いです。また、TOEFL IBT対策の単語集は学術用語が載っていて、リスニングには役立つと思います。

現在社会の科目選択がまだの方は政経か世界史をおすすめします。特に政経は2年連続、多数出題されていて無視できません。もちろん日本史選択の方でも求められる知識は基礎的なものが多いのでBUCHO対策で十分ですが、センターレベルの参考書を一冊やると違うと思います。

8. 最後に一言

2年間オンレクにお世話になる中で見えて来たこと感じたことを長々と書きました。これから受験されるみなさんの少しでも役に立てれば幸いです。

私が1年目落ちた理由は英語がボーダーに届かなかったことでしたし、今年もめちゃくちゃ苦手な理系問題は最後まで出来ずじまいでした。

それでも自分に出来る分野は精一杯やり、本番でも社会科学に失敗した午前中の落ち込みを引きずらないで人文科学と英語で耐えました。諦めないことは受験勉強においてもちろん大切ですが本当に大切なのは本番においてです。

ICU入試は一見すると満遍なくとることを要求され、英語ができて当たり前という印象が強いですが、それはあくまで大学側が求める理想像であってすべての受験生がそうであるわけではありません。入試は偏差値換算なのですから、苦手があるならそれを補えばよいのです。入試当日、最後の試験が終わるまで諦めないで下さい。
長文駄文失礼致しました(m_ _m)

ICU入試合格体験記2011

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ken

<プロフィール>

麻布高卒
Z会&代ゼミ

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

リベラル得点 = 7~8割
人文科学得点 = 6~8割
社会科学OR自然科学得点 = 9割以上
英語リスニング得点 = 7~8割
英語リーディング得点 = 8~9割

4.併願校

一橋社会
早稲田政経
中央法

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

「そういやそんな学校があるな」ということを11月頃にふと思い出し、
紹介冊子を読んでみたところ惹かれるものがあり、受験することを決意しました。

また実際に試験を受けてみたところ、
学校全体や教授陣の雰囲気が素晴らしく、
気がついたら「この学校に行きたい」と強く思うようになっていました。

6.ICUに期待するところ

苦手な英語をしっかりやりたい。
また、分野を問わず様々なことを学びたい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

様々なことが学べることや、入学時にメジャーを決めていないでよいことなどを書いた気がします。
  

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

分野を問わず学びたい云々と書いたような気がします。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

高校時代にやっていた部活(オリエンテーリング)のことを書きました

b. リベラルアーツ学習適性

学校が公開しているサンプルを解いて型式に慣れ、
『ICUの英語』についていた模試を解いたくらいです。

c. 人文科学

キリスト教分野が出たらそこは諦めるつもりでいました。
(倫理を選択していたのである程度は対応できるかと思っていましたが・・・)

d. 社会科学

政経選択だったため政経分野は問題ありませんでした。

世界史分野からも出ると聞いたので、
試験前日に近代の部分をざっと読んだ覚えがあります。
用語集で文化史もざっとさらいました。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>
『ICUの英語』のCDを聞いたら
難しすぎてたまげましたが、それが試験3日前とかでした。
なので半ばヤケクソで臨んだのですが、本番はそこまで難しいということはなく。

センターリスニングがしっかり出来る人なら大きな問題はない気がします。

<リーディング>

PART1は簡単。
PART2に関しては苦手だったので過去問を3年分くらいやりました。

あとは特別なことはしていません。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

リベは時間がタイトなのでできそうなものでも即答できなければ一度飛ばすこと。
また公開されているのよりも難しいです。

あとは小さい机に当たることがあるので覚悟しておきましょう。

ICU入試合格体験記2011

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ねこっぱち

<プロフィール>

地方進学校 塾なし(オンレクのみ)
陸上部所属 陸上競技・サッカー観戦好き

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

リベラル得点 = 5.5割
人文科学得点 = 7割
社会科学OR自然科学得点 = 7.5割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 6割
センター得点率 (参考)

全体で7.5割あるかないか…
得点源であったはずの国語で
6割を切る,という事態になりました。
あとは実力通りでしょうか,お恥ずかしい。

4.併願校

中京大学 国際教養学部 (合格)
青山学院大学 国際政経学部 国際コミュニケーション学科 (不合格)
立教大学 異文化コミュニケーション学部・学科 (不合格)(またまたお恥ずかしい)
早稲田大学 国際教養学部 (未受験)
国際教養大学 (未受験)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

2年生から3年生の5月くらいまでは,ネームブランドや大都会への憧れなどからなんとなく
「早●田行きたーい」とかなんとか言っていました。(全く成績も足りていなかったくせに)
もちろんそんな理由では意志も薄弱,勉強ものたりのたりでした。
そんなぼんやりしていた私にある日母がパンフレットを取り寄せて見せてくれたのがICU。
国際基督教大学,という名前は知っていましたが その名前故に少し抵抗があって興味のなかった大学でしたが
パンフレットを見たとたんビビビーッ!と来ました。
「ここやー!」と思いました。オープンキャンパスにも参加してみると
ますます行きたい気持ちが強くなり,あまり物事に執着しなかった私に初めて第一志望校なるものができました。

もともと英語を勉強するところがいいなくらいには思っていましたので
その気持ち+インスピレーション が主な志望動機です。
留学設備が整っている点も魅力的でした。

6.ICUに期待するところ

ICUへ入学する者として,私には絶対的に英語力が足りていませんので
もちろん英語を手段とできる段階に持っていきたいのですが
まずはELPにて英語を,英語で学ぶところからはじめたいです。
私はきっと滑り込み合格だと思うのですが
底辺から這い上がって留学できるようになりたいです!

私は文化(特にスポーツ)について興味があるのですが
スポーツのことばかり調べていてもいけませんので
ICUで多角的な視点を磨く様にとしごかれようと思います。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

・英語でまなび考える理念への共感
・留学設備の良さ
・専攻をひとつに絞らなくても良いので固定された観念に縛られることなく学ぶことが出来る

  
<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

(今はスポーツのほうが興味が強いのですがこの時はまだ別の方に興味がありました。
ただ 文化を学びたいという根幹は変えていません)

・言葉が時代と共に移り変わっていく過程
・その背景にあるのは当時の情勢,流行,歴史など総称して"文化"と
呼ばれるものではないか
・故に"文化"を学ぶことで"言葉"の変容が見えてくる
・よって文化をまなびたい

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

陸上競技が非常に好きなので走ることも好きです。
陸上の試合を観に行ったりするのも楽しいです。
サッカー観戦も良いです。

b. リベラルアーツ学習適性

オンレクの過去問に頼りきりでした。
数学の問題は苦手だったので,いつもぱっと解ける問題以外は○をつけて
後回しにし,余った時間で解いていました。
知識問題はわかるものだけを確実にし,後は捨てていました。その方が数学にかける時間が増え,
そして数学問題の中にも解けるものはありますから 効率がいいと思います。
ただし出てきた知識問題・頻出の問題形式はできるだけ覚えました。
アナグラムの問題はやっているうちに勘がはたらくようになりました。
本番では異様に数学の問題が多くてしかもよく解らないものも多く時間が足りなくなるところでした…
実際勘で答えて終った問題もいくつか。

c. 人文科学

とにかく文章が長いですから読書嫌いの人は辛いんじゃないかなと思います。
私は本は好きだったので文章をよむこと自体はあまり苦ではありませんでした。

長い文章の中でどれが筆者の言いたいことなのか掴むこつなど
私には見つけられなかったのでとにかく過去問をやっていました。
やっているうちにわかってきたのが
・人物名や発言にはチェック
・筆者の言う定義にチェック
・問題提起,筆者の意志にチェック
・「~は…のだ」も要注意
言い切っていると言うことは普遍的な事実を示しますから
筆者の考えの補足や根拠になっていたりしました。
あと空いたスペースにメモ書き・キーワードメモ
すごく役に立ちました。

時々すごくそりの合わない文章に出会いいらだちましたが耐えて読みました。

d. 社会科学

あまり人文と解き方は変えませんが
人文よりも書いてあることが社会的ですから読みやすいです。
人文だと「裏を読め」的な問題もありますが社会ではあまり要求されなかったように思います。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

わたしはセンターレベルなら45点くらい,というくらいの力でした
読まれるスピードは始めは速いと感じましたが
オンレクの方が本番より速いですのでオンレクのが聞き取れて理解できるなら
本番はパニクらない限り大丈夫な気がします。(私は全くそんなレベルまではいけませんでしたが(笑))

リスニングの内容にICUのシステムを少し知っていないと戸惑うフレーズが出てきたりします。(ソフォモア,とか)

<リーディング>

長文(1ページ半~2ページ)×2 各々10題
穴埋め(1ページ弱のなかに空欄20個) 20題

60分以内に全てをやる。順序は問わない。
という形式でした。

始めはひたすら長文をやってから残り10分くらいで
穴埋めをするという…なことをしていましたが
こんなことをしていると点数が半分前後になってしまったので
20分間という上限を定め先に穴埋めをやることにしました。
慣れないうちは効果が微妙でしたが点数ちょっとはあがりました。
10分程で20個の穴埋めをしなければ!
という妙なプレッシャーがなくなったためと見えます。
順序はやりやすさが人によって異なるとおもうので
いろいろ変えてみて下さい。
長文で時間なくなってく,という人には合うかもしれません…

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験中ですが,机のあたりはずれは大きいです…

普通の長い大学によくある机の場合
白いタブレットの場合
茶色いタブレットの場合
(下に行く程机がせまい)

とあるようなのですが
私は茶色にあたってしまいました。
茶色の狭さはB5ノートを広げるとはみ出るくらいです。本当です。
予備鉛筆などが机に置けないので輪ゴムでまとめて服の裾に
くくりつけて凌ぎました。別に怒られませんでした。
問題を解いているうちに夢中になってきて,
そこからは机の狭さは気になりません。

8. 最後に一言

オンレクありきです。
本当にありがとうございました。
オンレクの解説はすごく丁寧で細かく,
時折笑いの要素を含んでいるので読んでいて楽しかったです。

あたってくだけてもいいや!くらいの意気で頑張って下さい。
本当に誰が合格するかわからない大学なので(かく言う私も周りにはほぼ落ちると思われていました)
絶対に!最後まであきらめてはだめです。

ICU入試合格体験記2011

1. お名前、プロフィール

<お名前>

てな

<プロフィール>

部活も勉強もという文武両道な公立高校。
吹奏楽をやっていて3年の9月に引退しました。
予備校は夏期講習のみ。
英単語とAO対策の講座をとってました。

2. 受験形態

AO入試入試

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

知ったきっかけは、詳しく覚えていません。
学部が全然選べずにいて、まだ授業も受けてないのにどうやって決めるの、と思っていましたが
ICUの制度を知って、ここしかない!と思いました。

6.ICUに期待するところ

ELPは怖い気もしますが、やっぱり期待しています。
使える英語を身につけたいです。
また幅広い分野の授業を受け、幅広い分野に興味のある人々と触れ合い
自分のやりたいことを絞っていきたいです。

7.受験対策

a.願書

a.願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

やりたいことをまず書いて、そのために必要なことを書き
ICUならそれが実現できる、ということを書きました。
やりたいことは本当はたくさんありましたが、
書きやすい一つを深く書くことにしました。

a.願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

1をふまえて、必要な授業を、メジャー名だけではなく、講座名まで調べて書きました。
ICUの授業一覧は、あまり親切ではありませんが、
わからない点はオープンキャンパスで学生さんや、体験授業後の先生に直接訊きました。
また、数年分のパンフレットを見るとメジャー紹介のところで先生方の専門分野もわかったので
そういったことも入れて書きました。

a.願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

1をふまえて、必要な授業を、メジャー名だけではなく、講座名まで調べて書きました。
ICUの授業一覧は、あまり親切ではありませんが、
わからない点はオープンキャンパスで学生さんや、体験授業後の先生に直接訊きました。
また、数年分のパンフレットを見るとメジャー紹介のところで先生方の専門分野もわかったので
そういったことも入れて書きました。

b.エッセイ

(参考) 以下の課題について十分に考えをまとめ、1500字以内でエッセイを書いてください。
【1】 あなたに深い感動を与えた人物との出会い
【2】 あなたの人生の転機となった経験
【3】 あなたの物の見方・考え方に大きな影響を与えた経験

選んだのは
【3】 あなたの物の見方・考え方に大きな影響を与えた経験

です。

吹奏楽部で全国大会へ行った時の過程で得たこととして、
物事の深いところを見つめることで、新たな課題を発見し、見えてなかったことを知る大切さを語りました。
紙に『初対面の人(複数)に、自分の特長を深く、かつ正確に知ってもらおうとする時』とあるので
基本的にはプラス面を書きました。特長=すぐれた特徴なので。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析

文化祭の出し物中の自分をリーダーとして評価しました。
私はぐいぐいひっぱるよりも、計画を立て、周りの人に仕事を割り振るのが得意だったのでその点を長所、逆に人の反応を気にしてあまり強気に出られない点を短所としました。
分析なので、良いところ悪いところをしっかり書くべきかと思われます。

d推薦状2通
一通は教職を辞められた昨年度の担任の先生。
もう一通は顧問の先生にお願いしました。
元担任の推薦状のリーダーの素質の部分が自己分析とぴったり合っていて驚愕しました。

e. 成績書類

・英語

TOEICで810点です。
AOを受けると決めるのが遅く、6月くらいに一回しか受けられませんでした。
点はあまり関係ないと聞きましたが、この点がとれてとりあえず一安心です。
無知にも程があるんですが、英検はもっと頻繁にやっていると思っていました;
中学の時、面倒で全く受けなかったことが悔やまれました。

・評定平均

4.8です。

f.一次試験(書類審査)のポイント

願書ももちろんですが、やはりエッセイと自己分析が大事かと。
「エッセイ」と「分析」
二つあるということは違う面を見たいということです。
上にも書きましたが、初対面の人、特長とか結構しっかり書かれているので
まずは用紙の質問事項とにらめっこして
何を訊かれているのかを読み取ることをおすすめします。
それから入学後の学部長さんが、ICUはやりたいことが決まってない人ではなく決まってる人に来てほしいとおっしゃっていました。
ただ、まだ決めるのは早すぎる、と。
願書には、色々やりたいので、とか将来決まってないので、よりも、これがやりたい!ということを書けるとよいと思います。

g.面接 (二次試験)

二次試験は資料をもらって三つの質問に一人一分ずつ答え、最後にグループディスカッション、というものでした。
個人質問は緊張で間違えましたし、周りの人も資料の読み違いでちんぷんかんぷんなことを言っていました。
タイムキーパーがいるので話し終わっても一分経つまではしーんとしてしまうので心臓に悪いです。
ディスカッションは10分もなかったのに三つの質問を与えられたのであせりました。
三つの質問の答えも時間内発表だったのですが、結局間に合わず終了。
他のグループは終わらないとこもあれば早く終わりすぎたとこもあったようです。
例年は一問だったみたいなので来年以降どうかわかりませんが
今回のような場合短い時間なので深くほりさげすぎず、まとめながら話さないとまず間に合いません。
じゃあここはこうでいいですよね、じゃあ次の質問ですが…と上手く誘導するのが良いと思います。
一人ひとり順番に発表すると意見交換がしにくいので、他人の意見に少しずつ意見を足したり引いたりする形が良いかもしれません。
対策はあまりないですが、グループディスカッションなので試験前に周りの人と仲良くなるのが良いと思います。私は政経の資料集や文部省の資料を見て読み取ったことを一分で話す練習をしました。あとは塾でICUの二次試験を模擬的にやることができたのが何よりラッキィでした。
とにかく二次での絞り込みはそんなにないと思うので、周りの人を仲間と思い、
なるべく落ち着いて、わかることをゆっくり話せば大丈夫です。
大丈夫だと思うのがコツかもしれません。

8.最後に一言

AOなんて、と受ける気は全然ありませんでしたが、結果受かったのでとりあえず挑戦してみることをおすすめします。
部活頑張っていた人や夢を持っている人にはおすすめです。
アピールできるチャンスかと。
センター利用は教科多くてなかなか受けられないと思うので、チャンスを一回でも増やすためにもAOは受ける価値ありです。

ICU入試合格体験記2011

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ザキヤマ

<プロフィール>

2009年度:土浦第一高校
2010年度前期:明治大学 後期:宅浪

部活:ラグビー

2. 受験形態

一般入試(センター併願)

3.予想得点

リベラル得点 = 5割
人文科学得点 = 5割
社会科学OR自然科学得点 = 7割~9割
英語リスニング得点 = 5割~6割
英語リーディング得点 = 7割~9割
センター得点率 =
現代社会:90
世界史B:92
国語:合計126 現代文70 古文10 漢文46
英語(筆記):184
英語(リスニング):42
生物?T:95
数学?T・A:87
数学?U・B:90

センター利用合計:806点

4.併願校

一橋大学(未確定)
慶應大学 総合政策学部(不合格)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

学校の同級生が去年入学をしてICUを知り
今年1年学校での授業内容などを聞いているうちにとてもいい大学であることが分かり入学を希望した

ちなみに現役時はセンター利用で明治大学に受かっていたが、努力せずに入学したこと(偶然センター試験で8割とれたため)と明治大学での勉強環境が非常に悪いことから
再受験を決意した。

前期は大学で講義を受けながら東京大学を目指す仮面浪人をしていたが、後期からは大学へ行かず東京で一人暮らしつつ一橋を目指しながら宅浪を開始
12月に実家に戻り茨城でセンター試験を受ける
センターは85%しか取れず、センター利用での合格はならなかったが、一般入試で無事に合格することができた。

6.ICUに期待するところ

やはりELPは期待している
自分は外資系の企業に就職しようかと考えているのでELPでReading/Listening/Writing/Speaking
能力を上げつつ
メジャーで専門分野の知識・能力を磨きたいと思う

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

友人から評判や実際の授業内容を聞き、学問をするところとしては最適だと思いICUを志望した
という旨で書きました
  

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

一つの専門分野に偏っては自分の見識が狭まるので、ICUのリベラルアーツ教育で自分の見識を広げつつ、経済学をメジャーにしたい。かつELPで英語力を向上させたい
という趣旨で書きました

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

勉強するには体の健康も必要なので適度に運動を行っていると書きました

b. リベラルアーツ学習適性

赤本の例題を解き
BUCHO.NETで問題を解いて
傾向をつかみました

人文系が苦手だったので、和歌のアナグラムや著書名と作家名などを選ぶ問題は捨てて
パズル的な問題や数列系の問題でしのぎました

c. 人文科学

ぶっちゃけ最後までよくわかりませんでした(笑)
とりあえずこのサイトで過去問を読みまくり、苦手という先入観をなくし
本番は自分の勘に頼りました(笑)

ただキリスト教の知識について一通り覚えておくと読みやすくなると思います

d. 社会科学

センター試験で現代社会 二次対策で世界史をやっていたので社会科学の知識が自然とつき、勝手に対策になってました

対策としてはお「センター試験おもしろいほど点数がとれる本(表紙が黄色で女の子の絵が書いてある奴)」の公民の本を読めば対策になると思います

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングはまずシャドーイングをして英語のリズムに慣れることが大切だと思います
そして同じ教材を何度も聞き、わからない所はスクリプトを見てでもいいから聞きとり、自分が聞きとりにくい音をつぶしていくことが重要だと思います

最後は気合です(笑)

<リーディング>

以外と思うかもしれませんが英作文をやるべきだと思います
実際書いてみるとわかるのですが、中一レベルの単語で書ける文でも案外スラスラと書くことができません
英作文というのは能動的に英語を使うことになるので、あやふやだった文法事項などがスッとわかります

今まで単語や読解ばかりやっていた人には、是非英作文をお勧めします
ちなみに「大矢の実況英作文」はやって損はありません

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

国語力を上げるのが先決だと思います
幾ら巷で有名な参考書を買ったとしても、それを理解できなければ、役に立ちません
そしてその理解をするために必要なのが国語力です
一番大事なことはテクニックではなく思考力です
思考力さへあればどのような難問が出ても解くことができます
だから常に考える癖をつけてください
後は基本を大切にというくらいです

8. 最後に一言

最後の最後は精神力!!!!!

ICU入試合格体験記2011

1. お名前、プロフィール

<お名前>

さくらもち

<プロフィール>

関西の高校→予備校→私大→ICU

趣味はスポーツ観戦や音楽を聴くことなど。

2. 受験形態

転入本科(編入・トランスファー)

3.予想得点

リベラル得点 = 8割
人文科学得点 = 6-7割
社会科学OR自然科学得点 = 8-9割
英語リスニング得点 = 5割
英語リーディング得点 = 7割

4.併願校

ありません。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICU自体は、現役・予備校時代は名前は知っていたけれど、全く通う気のない大学でした。

現役・浪人時、ともに第一志望の国立に落ち、滑り止めに入学。
入学すると同時に、というよりも入学する前から編入について考えていました。というのも、前の大学には自分の勉強したい分野の教授がいなかったので(完全にリサーチ不足です。皆さんは決して真似しないでください)。
当初は違う大学への編入を考えましたが、後に前在籍大学で知り合った学生をきっかけにICUの存在を思い出すことになりました。そこで、icuも編入を実施していることを知り、受験を決意しました。

6.ICUに期待するところ

期待するのはELPです。

入学しての印象は、学生の目が死んでいないことです。前の大学では目の死んでいる学生が多かったので。
あとは、一人で行動してても目立たないことです。個人プレイが思う存分できます。
なぜかこの年は転入生の合格者が多かったです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

幅広く、また学際的に学べるーとか書きました。
自分の受験遍歴も書きました。理学部も経済学部も受けたことを書いて、あらゆる学問に興味があることを書きました。
  

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

経済学、音楽、物理学を書きましたが、何でも学びたいです。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私は部活をしていなかったので、趣味やディベートが得意ということを書きました。
正直、何を書いてもいい欄だと思います。

b. リベラルアーツ学習適性

ほぼオンレクのみです。ですが、最初から8割超えてました。たぶん。

ただ小さい頃からパズルが好きで、今でもパズルの雑誌を買うほど好きです。
パズルを解いているときの頭を使う感覚と、リベラルアーツを解いているときの頭を使う感覚が似ていると思います。
普段からパズルに慣れ親しむのがいいのかも?よい息抜きにもなりますし。

あとは何にでも関心を持つこと。幅広く知識を集めること。本を読むことや参考書を読むことも大切かもしれません。しかし、読むという消極的な姿勢から、自ら調べるという積極的な姿勢へ転換することが、これからずっと大切になってきます。そうして得た知識がこの大学の入学試験では非常に役に立ちます。
家や塾でずっと勉強ばかりしていないで、辞書を片手に街へ出ましょう。できれば、博物館や美術館の展覧会などがよいと思います。そこで、疑問に思ったことをすぐに辞書で調べる。また、知っている知識をより深める。
こういったことが癖になると今よりもっと問題が解きやすくなります。これはicuの試験全般でいえることです。

得意な人にとってはこの教科は強い武器になります!苦手な人も平均くらいを目処にがんばりましょう。

c. 人文科学

いわゆる現代文は得意でしたが、人文科学はどちらかというと苦手でした。オンレクのみです。
文章を読んでから問題を解く派です(社会科学も同様)。

人文科学・社会科学ともにいえることですが、論文ひいては大学の講義の課題として出されるレポートと形式が非常に似ていると感じます。
その形式というのは、
序論→文→引用→文→・・・→結論
となっていることです。筆者が自分の主張したい結論を導きだすために引用と文章を組み合わせる構造が非常に似ていると感じました。
ですので、レポート(ただの感想文でなく、自分の考察もしっかりと含んだもの)を書いたことのある大学生や、やや固めの新書を読み慣れている受験生は有利だと思います。

安定して高得点を取ることは難しい教科のように思います。得点源にするのは厳しいかも。

d. 社会科学

社会科学については、人文科学も参照のこと。オンレクのみです。

日々の経済情勢の変化に気を配ること。国際/国内ともに話題となっている問題を知っておくとよいかもしれません。
世界史・日本史・地理などよりは、政経分野の方がよく出題されます。
知識問題は、常識レベルと完全なる私大の知識問題とに大別されます。常識問題を落とさなければ問題ないでしょう。

近年、易化が進んでいるので、この教科で引っ張るのは厳しいかも。

去年はたまたま、経済分野が多かったので、経済学部生の私に取っては非常に有利でした。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

1年間ほとんど英語を聴いていなかったので、驚くほど聞き取れませんでした。
ほかの教科で稼げるならばそこまで神経質にならなくてもよいです。
リスニングは訓練した者勝ちですから普段から耳をならしましょう。

得意な人は武器になるので高得点を狙うのもありです。

<リーディング>

part I はなるべく落とさないこと。part II はわからなくてもわかった振りをして、平常心で読み進めたほうがよいと思います。すると適当に見当をつけて読んでただけなのに、意外にできた!ということになったりします。合格する分には、単語はDUOで十分です。

点差がつきにくい教科だと思います。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

できれば、上記のリベラル対策~英語(リーディング)対策まですべて読んでください。

まんべんなくすべての教科の点数を取るか、
英語で引っ張るか、
リベラルで引っ張るか、だと思います。

公式発表の合格最低点は素点ではないので注意。素点では200overが必要と思います。

8. 最後に一言

転入で入学しました。

編入学することについて悩んでいる方もいると思います。でも、私に取っては最善の方法と思い、実行しました。
icuに落ちてほかの大学に通っている方、はたまた違う大学に入学してからICUを知った方、様々だと思います。
大学を中退、あるいはいかずに予備校に通ってICUを目指している方もいるでしょう。

しかし、あえていいます。ほかの大学に通いながらICUを目指すことは、効率が良いと思います。なぜならば、大学で講義を選べば、そのままICUの対策になるからです。予備校で浪人してICUを受験することも悪くはないですが、少し効率が悪いかなと思います。予備校代(奨学金かなにかで優遇措置があれば別ですが)も大学1年間の授業料も大差はないですし、1年からの入学(本科)でも単位編入できますし。ICUの受験勉強は机にへばりつかなくてもできますしね。

ま、結局は自分が決めることです。自分で最善と思う道を選んでください!

ICU入試合格体験記2011

1. お名前、プロフィール

<お名前>

chen

<プロフィール>

・大阪府私立清教学園高等学校
・予備校には通わず
・カメラ、読書
・軽音楽部

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

リベラル得点 = 8割
人文科学得点 = 9割5分
社会科学OR自然科学得点 = ?
英語リスニング得点 = 8割
英語リーディング得点 = 9割

4.併願校

青山学院大学総合文化政策学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUに通っている友人に勧められたため。

ICUが掲げるリベラルアーツの精神、学問の文理、洋の東西、時代の古今にとらわれない幅広い学びを推奨する姿勢に惹かれたため。

6.ICUに期待するところ

学問の文理、洋の東西、時代の古今を問わずあらゆることを学べること。

7.受験対策

b. リベラルアーツ学習適性

予備校で配られているプリントを入手して、ひたすら解いた。

c. 人文科学

特に特別なことはしていない。過去問を解いて、傾向を把握した。

d. 社会科学

キリスト教史について一通り勉強をした。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

特別なことはしていない。

<リーディング>

特別なことはせず、幅広く英語で書かれた書物を読むようにした。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

合格点を取ろう、取ろうとして、知識を詰め込むのではなく、学ぶとはどういうことか、求められている資質は何か、ある問から学校側が見ようとしている能力は何か、そういったことを考える習慣を身につけ、常日頃から思考することが大事。多くの知識を詰め込むことに重きを置くよりも、学ぶということの本質を追究しようとするべき。

8. 最後に一言

わたしが大学を受験しようと決心したのは2011年1月です。それまで高校を卒業してから約10ヶ月、働いていました。実質1ヶ月の勉強でもICUに合格することは(青学も合格したので、どの大学でもなのかな?)可能です。最後まであきらめずに、目標までの最短距離を走ることです。

ICU入試合格体験記2011

1. お名前、プロフィール

<お名前>

donald

<プロフィール>

帰宅部だったので帰り道のことは僕に聞いてください。
趣味   読書 PC 睡眠
短所   プロフィールなど書くのが苦手

2. 受験形態

一般入試(センター無し)

3.予想得点

リベラル得点 = 6割
人文科学得点 = 7割
社会科学OR自然科学得点 = 6割
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 8割

4.併願校

同志社大学神学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校3年の12月頃、絶対に受けないであろう謎の大学を調べてみたのがきっかけ

6.ICUに期待するところ

ELPと面白い友達

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

上と同じような感じで
  

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

情報科学

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

得意なことが何一つないので、最近読んだ本について少し書きました。

b. リベラルアーツ学習適性

オンレクのみです。

c. 人文科学

オンレクのみです。今年はフィツジェラルドの「グレートギャツビー」が出てきましたね。この作品は翻訳(野崎訳)&映画&原作(部分的に)で触れていたので楽しく問題を解くことができました。「クロノスとカイロス」の概念についても、たまたま直近に読んだ本の中に出てきていたのでスムーズに回答を進めることができました。元々聖書も通しで読んでいて、たまたま試験前日に「ヨハネの黙示録」を読んでいました。今年は運が良かったなと思います。
しかし「そうか!やっぱり読書が大事なんだ!よ~し明日から(もしやるならその日から始めましょう)は勉強時間を削って小説と学術書読みまくっちゃうもんね!受験勉強なんてクソくらえ!」というのは危険だと思います。合格体験談というのは適当に読みとばすぐらいでよいのです。

d. 社会科学

オンレクのみです。一般論では、何事にも関心を持って取り組むことが大事らしいです。僕はつまらなそうな年の問題はやりませんでした。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

オンレクのみです。全然ダメでした。 しかし本番が一番良く聞き取れました。何事も緊張感って大事 ですよね。

<リーディング>

オンレクのみです。初回で記録的に ダメな記録を叩き出しました。とにかく英語が嫌いにならない ように気を付けていました。本番はまぁまぁできたように思い ます。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

僕は立派な受験生ではなかったので勉強のアドバイスはできません。しかし一つだけ言いたいことがあります。試験が終わったら速攻バスに向かい一番乗りで帰りましょう。並ぶのは苦痛です。

8. 最後に一言

BUCHOさんありがとうございます。