ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

banazawa

<プロフィール>

地方の県立高校出身 難関大学に何人も受かる進学校ではないです。
野球部、一浪です。
代ゼミ

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8.5~9割
総合教養得点 = 7.5~8割
英語リスニング得点 = 3割
英語リーディング得点 = 5~6割
(センター得点 参考)
現役時代         浪人時代
英語 183        英語 162
リスニング 38      リスニング 36
国語 137        国語 153
世界史 85        世界史 93
現代社会 91       現代社会 85

4.併願校

慶應義塾大学
早稲田大学
上智大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

リベラルアーツに惹かれて、受験しました。

6.ICUに期待するところ

リベラルアーツと英語教育に期待しています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

上記のように、リベラルアーツのカリキュラムの下で学際的に学ぶことができることと国内外から集まる多様な価値観を持った学生と切磋琢磨して能力を伸ばせることを書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

多角的な視点を身につけるために、文理系問わず学際的に様々な分野を学ぶことと国際社会で活躍するために言語教育を通じて自分の能力を伸ばしたいという内容を書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私は高校が国際教養科だったので、自分の高校時代の経験を書きました。

a. 人文・社会科学

他大学のために世界史や国語を学び、日頃から読書を続けていました。小学生の時から毎日、新聞やニュースを見ることが習慣だったので、基礎知識も役にたちました。過去問を通じて、知識問題以外の問題で間違えたポイントを分析して改善をするのを繰り返しました。日々の積み重ねが重要だと受験後に実感しました。

b. 総合教養(ATLAS)

このサイトの情報を参考にイメージをわかせ、取れる問題を取ると決めていました。本番では、思ったようにPart1ができず、自然科学の問題も5~6問は捨てました。取れる問題に時間を割いたのが良かったと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングは苦手でした。浪人時にTOEICを数回受け、毎日英語を聞いていたので数問は取れたと思います。本番では緊張もあり、全然聞き取れず焦っていました。教材のCDのようにはっきりした英語以外に、海外のラジオやニュースなどを聞くのも良いと思いました。

<リーディング>

現役、浪人時代を通じて英語のリーディングに一番勉強時間を費やしていました。
単語帳は15冊、英文解釈系3冊、その他4冊などをこなしました。文法や文系を意識して勉強をやり続けました。
過去問はICUや東大、早慶、上智など様々な大学の問題を解きました。
本番ではリスニングでリズムを崩されましたが、しっかり意識して解けたかなと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

英語などの受験科目を伸ばすことも大切ですが、日々の意識や習慣も本番で役に立ちます。自分の弱点に向き合って、ケアレスミスをそのままにせず、間違えた原因を分析することで実力が伸びると思います。

8. 最後に一言

自分は他の受験生ほど英語が得意ではありませんでした。しかし、英語やリスニングが難化した年にあたったので、人文社会や総合教養で逆転することができました。
最後まで、何が役に立って、何が足を引っ張るのかわからないのでバランスよく、諦めずにやり抜くことが合格につながると思います。

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

はな

<プロフィール>

2. 受験形態

一般入試(B方式)

3.予想得点

総合教養得点 = 9割

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

私は、将来やりたいことが定まっておらず、大学に入ってから様々な分野に触れ、自分があっていると思った授業をとることができるから。

6.ICUに期待するところ

社会を批判的に見ていくこと。当たり前だと思っていたことを当たり前としてみないことで、新たな発見が見つかればと思います。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私は将来地方活性のための政策を企画、実施したい。
地方では少子高齢化や過疎化が進み、市場が縮小し、町の活力が弱まってきている。
4年間をかけ、日本について様々な角度から、学びを深めることのできるICUの環境が私には必要だと確信する。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

日本を見つめなおし、新たな日本を発見していきたい。
新たな面を発信していくことが地方活性化につながると思ったから。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私は、国籍や文化が異なる人々と学内共通語の英語を使用し積極的に交流をすることにより、英語運用能力を上達させた。

・総合教養(ATLAS)

赤本にはATLASの過去問(完全なものではなく一部抜粋)が載っているのですが、解答がついていません。長文を限られた短い時間の中で読解することができるように、人文・社会科学の過去問を数年分解き、慣らしていきました。

・その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

面接で話すのが得意な人は大丈夫だと思うが、話すのが苦手な人は事前にある程度何を言うか、まとめておいたほうがいいと思う。

丸暗記をしてしまうと本番、緊張でド忘れしてしまう可能性があるので、まとめる程度がちょうどいい。

本番より前に、学校の先生と面接の練習をするといいと思う。本番独特の緊張感に慣れるために、本命の大学の受験日より前に面接が受けられるところがあれば受けておいたほうがいいかも。
8. 最後に一言

面接は、時には笑いが起きたり、終始和やかな雰囲気だった。
笑顔でハキハキと喋っていれば大丈夫だと思う。
頑張ってください。

(一般入試B方式の2次試験に関して、面接の方法や流れ、質問された内容などを教えて下さい)

面接官は2人。
所要時間は約25分。
質問は、なぜICUを志望したか。志望理由についての詳しい説明。
ICUで起こっている問題を自分だったらどう解決するか。
です。
4月国際学生、社会人特別入学試験、B方式を受けに来ている受験生が 一つの部屋に集められ、一人ずつ順番に面接室に案内されます。
待合室は静かな印象を受けました。
面接室に向かうまで、案内の手伝いをしている学生が話しかけてきてくれてリラックスすることができました。

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

water

<プロフィール>

趣味:テニス

2. 受験形態

一般入試(B方式)

3.予想得点

総合教養得点 = 6割

4.併願校

法政大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

出身校の先輩や友人がICUに通っていることをきっかけに興味を持つようになりました。一つの分野に絞らず様々な分野から学べること、英語力を向上できることに魅力を感じ志望しました。

6.ICUに期待するところ

勉強したいことが多くありまだ絞ることはできませんが、文系理系問わず学べる環境に期待しています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

様々な分野を学べる環境が整っていることに魅力を感じたから。他校は一つの学部を決めなければいけないが、ICUはダブルメジャーなど専攻を複数決めることができるので志望した。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

特に、異文化と心理学について学びたい。グローバル化と言われている現代において、これからは様々な文化圏の人と接する機会が増える。そのためには異文化について知り、触れる必要があるためICUで学びたい。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

コミュニケーション能力に長けていると思う。高校在学中は部活や委員会などを通して、学年クラス問わずに友人ができた。また留学を経験し、少数派の立場の気持ちも理解することができたと思う。これを活かして大学進学後もクラスを活性化させたい。

・総合教養(ATLAS)

公式HPに載っている音声を聞き数少ない問題を解き、講義がどのような感じなのか把握しました。受験を決めたのが遅かったので予備校などは利用することができませんでした。後は今まで高校で習ったことを見返しました。世界史は時代の流れを頭に入れ、理系科目は苦手なので一応勉強しましたが当日役に立ちませんでした笑

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

英語に関して、B方式で受験したので、入試問題とは関係ないかもしれませんが、リスニング対策としてTOEFLで良い点数を取れるように問題を繰り返し解いたりCNN10やTEDを日頃から聞いていました。リーディングもリスニングと同様にTOEFL対策をしました。

TOEFLの勉強は本当に役に立つと思います。私は受験していませんが、AOやA日程にも応用することができるため、余裕がある人はTOEFLやIELTSなどの英語資格試験対策をすると良いと思います。試験日は緊張しすぎないことが大事です!

8. 最後に一言

高校での授業は全く無駄にならないので、気を緩めずに頑張ってください!

(追加の質問 B方式に関して)

> ・英語(IELTSまたはTOEFLの公式スコア)は何点のものを提出しましたか?

TOEFL IBT 99で出願しました。

> ・面接に向けてどのような対策をしましたか?

1、なぜ他の国際系の大学ではなく、ICUでなければいけないのかを明確にすること。
2、ICUで具体的に何を学びたいのか。
3、それを将来の夢にどう繋がるのか。
4、理系の分野では何に興味があるか。(私は文系の内容を志望理由を書いていたので)
を念頭に置き、聞かれそうな質問を自分で考え答えられるようにしました。
ICU B方式の面接情報は少ないですが、他大学の推薦入試面接のようだと考え、
定番の質問(志望理由・高校での思い出など)の答えは考えました。
一番大事だと思うのは、暗記せずにポイントを理解することだと思います。
丸ごと覚えると当日何かあった時に焦ってしまうと思ったので・・・
簡潔に、でも面接官にICU生にしたいと思わせることを目標に
なんども練習しました。

> ・面接は個別面接でしたか?(先生やタイムキーパーは何人いましたか?)

面接官は日本人2人でした。時計があり20分ぴったりと図っていたようです。

> ・面接の時間はどれくらいでしたか?

20分程度でした。

> ・面接で聞かれた質問内容を教えてください。

1、出願の時に提出した志望理由について
2、志望理由を掘り下げ、ICUで何を学びたいのか
3、将来の夢・目標を見つけたきっかけ
4、ICUで留学生や純ジャパじゃない生徒とどう交流するか
5、ATLASについてどう思ったか(これは評価に入らないと言われました)

もう少しあった気がしますが、細かくは覚えていません。
>
> ・その他面接の流れや様子を教えてください(集合時間や待ち時間、教室の様子、
> 集合場所の人数など)。

前の席に座ったのでよく覚えていませんが、集合場所には40人程受験生がいたと思います。
面接が終わった後も面接会場に向かう生徒が見えたため、一次入試を通った生徒は多いと思います。
(私の受験番号が呼ばれるまで、二人しか一次で落とされていませんでした)
待合室はとても静かでした。
面接官の方々はとても優しかったです。
聞かれた質問にきちんと答えられていなかったのか、聞き返されることもあったので不合格だと思いましたが・・・
そこで落ち着いて答え直すことができたのが良かったのだと思います。
来年度受験される方、諦めずに頑張ってください!

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

socalgirl

<プロフィール>

関西の国際系の高校出身
幼少期にアメリカに住んでいた

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 6~7割
総合教養得点 = 6割前後
英語リスニング得点 = 7~8割
英語リーディング得点 = 9割前後

4.併願校

慶應総合政策・環境情報、関西学院、立命館、立教

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校の先輩でICUに入学した人が多かったため昔から知っていました。海外みたいな雰囲気で外国人も多くて、自分に合っているなーと思っていました。

6.ICUに期待するところ

平和研究や国際政治を勉強したいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

アメリカに住んでいたことアメリカに住んでいたことや国際的な高校に通っていたことがあるため、様々なバックグラウンドを持つ人がいる環境が自分に最も合っていると考えたからICUが魅力的だったことを書きました。少人数教育やコミュニケーションを重視した教育についても書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

平和研究に興味を持った理由から始め、ICUでどのようにその分野を学ぶか、またその分野を学ぶ必要性について書きました。政治学と平和研究をどのように融合して学びたいかも書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

今まで培ってきた英語の能力を活かして様々なバックグラウンドを持つ人とコミュニケーションをとることが得意であることを書きました。具体例として高校で参加した模擬国連や子供に英語を教えるプログラムで働いた経験について書きました。

a. 人文・社会科学

自分にとって最も合っている勉強法がオンレクの過去問をひたすら解くことでした。現代文の参考書を何冊か購入したけど、実際はあまり使用せずオンレクの過去問を解くことに専念しました。時間を計って丁寧に解き、丸付けをして分からない問題の解き直しを繰り返すことが大事。
知識問題に関しては、年によって内容が異なり、完璧な対策をすることはできないので、世界史、日本史、政治経済、倫理の参考書を読んだり解いたり最低限の復習をするべきだと思います。今年の問題の場合は現代社会的な内容であったので政治経済の勉強や新聞を毎日読んでいたことが役立ちました。

b. 総合教養(ATLAS)

人文社会科学と同様オンレクに専念する対策をとりました。形式に慣れることで得点大幅に上がりました。
知識問題に関しては、人文社会と同様に日本史、世界史、政治経済、倫理の教科書を利用しました。自然科学の部分は全く対策していない。それに時間をかけるより得意な分野やまだ伸びる可能性のあるところに時間をかけました。過去問を解いてるときも、講義や人文社会の部分に時間かけ、苦手な自然科学を飛ばしたら、得点が上がりました。自分の得意分野に合わせたやり方でいいと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

私は日常的に友達と英語で会話したりするので英語のリスニングは過去問を解く以外に対策をとりませんでした。英語のリスニングは自信があったが、実際の試験は泣きそうになるほど実力を出すことができませんでした。その原因は、実際の試験を想定した訓練をしていなかったことにあると思います。リスニングは、答える時間が本当に短く、答え終わっていなくても次の質問にいってしまいます。過去問を解くとき、しっかり時間を守り、時間内に解くことを意識しないといけないと思います。さらに、前の問題が分からなくてそれを引きずってしまうこともあるのがリスニングの難しいところだと思いました。私は引きずってしまい、本来解けるはずの問題を解くことができませんでした。分からないものは分からない、それを引きずらないことを意識することも大切だなと思いました。

<リーディング>

リーディングもオンレクの過去問を解くこと以外何も対策をとっていませんでした。ICUの形式を完璧に把握し、どのような問題が出てくるのかを知ることが大事だと思います。英文を読む事に慣れ、内容を理解することが大切です。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

参考書を買って問題を解くよりも、オンレクの過去問を解いててわからないことがあったら高校で購入する教科書で調べるようにしていました。世界史の日本史の教科書の後ろの方のページにある年表をたくさん使いました。あとは、資料集にある文学史の表を使ったりしていました。

8. 最後に一言

海外に住んでいた年数が長かったことや、高校が特殊で普通の日本の高校と同じカリキュラムに則ていないので英語以外の勉強が圧倒的にできないこともあって、ICUに一般入試で合格するなんかできないのではないかと、何度もくじけそうになりました。でも、私には誰にも負けない英語という武器がある、と自分に何度も言い聞かせました。自分の得意分野を伸ばすことでいいんだと思います。それをすることで総得点も上がり、自信も増えます。これからの受験生は、自信をつけてあきらめずに頑張ってください!

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

バーゲンダッシュ

<プロフィール>

都内の公立校
文化部
予備校はなしでスタディサプリを使いました

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 7ー8割
総合教養得点 = 6割
英語リスニング得点 = 5-6割
英語リーディング得点 = 7割

4.併願校

日本大学 政治経済学部 (N方式)
青山学院大学 国際政治経済学部 (個別)
慶應義塾大学 文学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

親の勧めで調べてみるとICUの自由な学びにとても魅力を感じました。また、もともと海外の大学に進学したかったのですが、諸事情で国内の大学にしようと考え直したときICUはアメリカのリベラルアーツカレッジに近い形で、教養を身につけながら英語も一定レベルまでしっかり上げることもできることがいいと思いました。

6.ICUに期待するところ

学びはもちろんですが、ICUの教育の特徴を生かして自分で意見をきちんと言えたり、考え方を鍛えたり人間的にも成長したいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

将来の目標とする職業とそれに必要な力を具体的に挙げて、ICUの特徴と絡め、それを満たしているのはICUしかないと書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

自分の学びたい教育学を中心にしていくつかの学問の基礎も学び知識としたい。ELAを通して世界に通用する語学力とコミュニケーション能力を身に付けたい。ただ知識を身につけるのではなく、留学やサービスラーニングも履修し知識と実践の学びを統合した深い教養を身につけたい、ということを書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

部活を通して学んだことを書きました。ICUに入ったらそれを生かすよというアピールも少ししました。

a. 人文・社会科学

現代文を並行してやったのとオンレクの過去問をひたすら解きました。要約などをして(やりにくい文もありますが)筆者はなにが言いたいのかを捉えるといいと思います。知識問題は世界史、日本史、政経、倫理が中心ですが全部やるのではなく自分の選択科目を併願用に極めておいた方がいいと思います。私は世界史選択で日本史に関しては日本の大きな出来事は世界史のどの時期に当たるのかというのを大まかに把握し、国語便覧で日本の文学も少し齧りました。あくまで多くを占めるのは読解なので知識は出たらラッキーくらいで。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレク、人文社会科学と同じような感じで対策しました。最後のパートは読んでわかることとそれまでの積み重ねで頑張り、その前の3パートに集中しました。余裕があれば中学理科や理科基礎科目をざっと復習するのが望ましいです。ただ、みんな完全に対策できるものではないのでとにかく自分のできるところでベストを尽くすのがいいと思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングも基本的にオンレクで対策しました。気が向いた時にはTEDや海外ドラマを息抜きに見ました。聞こえなかったところは必ず聞き返すことと、シャドーイングも余裕があればやるといいと思います。あと、本番はマークシートと問題を行き来して聞き逃した!ってことがないように自分なりに戦略も練っておくといいかもしれません。

<リーディング>

基本的に早慶上智、国公立など併願勉強をしていれば大丈夫だと思います。ただ、ICUでは速読力、正確さが大事です。英語をずっとなんとなく読んでて、スムーズに頭に入ってこないという人は単語と構文から逃げてはいけません。私は速単を使ってましたが、その必修編をしっかり固めるだけでも言ってることがわかるようになりましたし、ポレポレなどの構文を扱ってる参考書を一通りやるとスッと頭に入るようになりました。Part2は語法、ちょっと難しい単語、文法を中心に対策しました。穴のところだけ見て埋めるよりは文脈も大事にしたほうがいいと思います。あと英語は新しいものじゃなくていいので毎日読むことをお勧めします。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

昼休みは外に散歩に行くと、教室は暖房やら受験生の熱気で空気が悪いので気分転換になります。暖房は本当によく効いているので温度調整しやすい服装がいいです。
当日はいつも通りにやろうと思っていてもうまくいかないことが十分あり得るので教科ごとに引きずらず切り替えが大切だと思います。

8. 最後に一言

オンレクには本当にお世話になりました。最後まで信じてやり込んで良かったです。解答解説にICUの豆知識とかが書いてあって合格後の想像をしながら楽しく学ばせていただきました。
発表まで緊張で怖かったですが合格しHigh Endeavor奨学金も頂けました。
悔いのない受験生活を送ってください。そして本番はあまり気負わず楽しむぐらいの勢いで頑張ってください。

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

太陽さん

<プロフィール>

北海道の60後半の自称進学高校
予備校なし
東京の私立大学から編入

2. 受験形態

転入本科

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割
総合教養得点 = 6.5-7割
英語リスニング得点 = 7割?
英語リーディング得点 = 7.5割

(センター得点 参考)
2年前の受験
英語9割 国語8割
倫理政経8割 日本史8割
数学IA 7割

4.併願校

2年前の受験
東京外大 国際社会 ロシア地域
慶應大学 経済学部
青山学院 政治経済学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

北海道にいた時は集中治療室かと思ってました。でも友達が通っていて大学の話を聞いた時にいい大学だなと思い、そこから憧れを持ち始めました。

6.ICUに期待するところ

なんといっても平和研究と英語の勉強。
周りの環境が素晴らしいと思うので勉強に専念したい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

文理を通して学べること。就職予備校でもなく、詰め込み勉強でない学門を学べる場所がICUだと書いた。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

平和研究と経済学を学びたい。平和研究は自分のアメリカでのフードバンクの経験を通して貧困をどう解決し、構造的暴力を改善していけるのかについてかいた。経済学は希少性の概念を学び貧困の克服に繋げていけるはずだから学びたいと書いた。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

自分の部活の話。賞をとったことと、その活動を通して自分がどう変わったかを書いた。
a. 人文・社会科学

新書読めとか新聞読めとかよく言われますが、それよりも過去問で対策を練るのが1番です。BUCHOさんの解説は丁寧なので、その中から得られるものはかなり多いです。
それでも時間があるなら新書読んでください。今回の試験で役に立ったのは内田樹 先生はえらいがatlasで似たこと言ってました。小説も三四郎を読んだことがあったので役に立ったと思います。後はICUの教授の本も何冊か読みました。
この科目を勉強しようとするよりも何となく入って来た情報がテストに出て来たりします。自分の場合は図書館で関係ないような本を読んでましたが、試験前日に読んだシェイクスピアについての本から偶然出たりしたので、毎日過ごしてる中にヒントがあるかも知れませんね。
過去問は2015年65% 2016年75% 2017年85%でした。慣れてくるうちに点数が上がってくるようになります。8割を目標にしましょう。

b. 総合教養(ATLAS)

人文社会科学の勉強をしていれば問題ないと思います。
リスニングの部分は慣れれば簡単なので大丈夫です。
理系の分野は元理系だったのですが、物理選択じゃなかったのでほぼロト6でした。
part1.2.3でしっかりとれれば合格できます。
自分が解いた過去問では2015年が65%、2016年が67%、2017年が70%くらいでした。
7割を目標にしましょう。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

得意な分野で調子がいいと97%、悪くても8割後半取れてたんですけど、
本番は聴こえにくく焦ってしまい7割とれたかな、、って感じです。
講義以外のところでどれだけミスをしないかと、リスニングの人の声は毎年同じなので聴き慣れておくといいと思います。1人ハキハキと喋らない声の小さな男がいるのでその人に注意です。
参考書としてはtoeflリスニング完全攻略なんとかを使ってました。後他にもトフルitpの教材二冊やりましたが完全攻略のやつで十分合格点狙えます。8割は取れるようになりましょう。本番で1割は下がります。

<リーディング>

英語は得意だったのですが、97%とれたり7割だったりと幅が大きかった科目でした。
なぜ幅が大きかったかと言うと、設問文や問題文の細かいところで引っかかっていたからです。英語力を上げていっても、最後に問題になってくるのは国語力です。問題の解き方は人文科学と共通しているのでそのことも意識しておくといいと思います。
単語集はtoeflの単語集、リンガメタリカ、academic中級
リンガメタリカかはかなり重宝しました。ここまで理解できていれば英語の合格点は取れるでしょう。academicは暇ならやってください。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

机が小さいとか少し暑いとか言われてますけど、そんなに気にならなかったです。
昼食の時には外に出てみたりリフレッシュしたらいいかと思います。

8. 最後に一言

12月から対策を始めてICUに受かることができたのはオンレクさんのお陰だといっても過言ではありません。
ランキングや順位がわかるので、自分の位置を把握できモチベーションを維持しやすいです。結局は過去問を徹底的にやりこむのが1番の近道だと気付きました。
去年ICUに落ちて今年受かることが出来ました。ハイエンデバー賞も頂けました。
今回受かったのは諦めない気持ちがあったからだと思います。何があっても諦めない、絶対に復讐してやると言う強い気持ちを持つことが受かるためには1番重要だと思います。
現役生も応援してますが、浪人生や編入生の皆さん特に頑張ってください。辛い時はあるかもしれません。でも諦めたらそこで終わりです。今まで頑張って来た自分を思い出してください。その自分を裏切らないであげてください。その気持ちがあれば必ず道は開けます。

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

いっちゃん

<プロフィール>

地方のプロテスタント中高一貫校。
高1の時に数学を、高2の冬から3年まで英語(主に文法)を習いに個別指導塾に通っていました。
趣味はプレゼン作り
部活動は平和学習部
特技はタイピング

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUを知ったのは担任の先生経由で。
当初推薦を使って青山学院大学の経営、経済、マーケティング系or上智の英語系に進みたいと考えていましたが、将来の夢が決まっておらずなかなか決断ができずにいました。
2年の夏にオープンキャンパスに参加し興味がわいたものの、青学などへの希望も捨てることができず悩み続けました。
海外進学を考えたり、いっそそのまま同校の大学に進学しようかとも考えましたが、最後は担任の先生の強い押しと部活動を通して国際機関で働きたいと思うようになり、ICUを推薦で受験することを決意しました。

6.ICUに期待するところ

英語力の向上ですかね。
英語で自分の意見を伝え相手を理解する力を、ELPを通して養っていきたいと思います。
メジャーでは法学や国際関係学、平和研究などを選択して将来の夢の実現に繋がっていければなと。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

願書課題は「(1)志望理由&ICUで何を学びたいか」「(2)自分の人生を変えた出来事について」を日本語で、(2)の要約を英語で書くというものでした。

このネットの既存願書内容と似ていますが、推薦試験願書は少し違ったところも・・・

(1) 多種多様なカリキュラムの中から、自分が本当に学びたいものを選択できることに興味をひかれたから。
キリスト教が基盤にある中で教育を受けてきたので、大学でもしっかりと道を踏み外すことなく信仰心をもって、心の豊かさがある中で勉強に励みたいと思ったから。

(2)(個人特定されそうですが・・・汗)
人生を変えたのはお引っ越し。
そして部活動での経験とキリスト教の学びを深めていく中で、聖書の言葉に導かれるようにして人生を歩んできた、という流れにしました。
(私は幼稚園からキリスト教の学校に通っており、高校生活は毎週日曜日に教会に通っていましたがクリスチャンではありません。家の宗派は思いっきり仏教です)

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

国際関係学と平和研究の二つをメジャーでとって、将来国際機関で働き平和の実現のために貢献したい。
国際機関で働きたいという夢は、高校時代所属していた平和学習部での経験があったから。
高校1年、2年、3年と毎年多くの国際会議に代表として参加させていただき、その中で行ったプレゼンターやパネリスト、スピーチなどの経験を通して世界平和(特に核・ジェンダー・人権)についての価値観と視野を広げることができ、その学びを日本最高基準のICUで深めていきたいと思ったから。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

推薦試験の願書では2と3の題が一緒に書かれていましたが、私はきっちり分けて書きませんでした。
どちらかというと、2の内容を8割書いたという感じです。

・校内選考

とにかく定期考査でよい点数(できればすべて90点台)を取ること。
授業中何があっても絶対寝ない。
先生の話を聞いて、相槌を打つ。
校内はもちろん、校外のボランティア活動にも積極的に活動する。
あと同盟校推薦の場合、牧師先生からの推薦も必要となってくるので定期的に教会の礼拝に参加する。
高2後半や3年から通い始めると、推薦目的などと結構怪しまれるので、高1から出席することをお勧めします。(過去の先輩がそうでした)

・評定平均

全体平均4.9
5教科平均5.0
英語平均5.0

体育が3でした

推薦受験の方はTOEICと英検を校内推薦でも重視されるかと思います。
語学検定は積極的に挑戦するとよいでしょう。

ちなみに英検は準1級、TOEIC840、50(?)を取得しています。
留学経験はありません。

・小論文

当日のテーマ:「夏目漱石の教育論、日本人のTOEICスコアからみる日本のグローバル化」

まとめるとこういったところでしょうか?
過去問は理系や社会学が多かったのですが、今年は教育が来ました。

対策:過去のICU推薦受験で出題された小論文を2回ずつ解く。
あとはニュース(視点論点&クローズアップ現代を参考にしていました。過去ログも遡れるしおすすめです!)や池上彰さんの憲法や日本政治についての本を読みこむ。

AI・IT・少子高齢化・トランプ政治・難民・自然破壊・18歳選挙権etc…
様々なテーマについて興味を持ち、自分の意見を持てるようにする練習を繰り返しました。

受験時期は、日馬富士の報道(役に立ちませんでした)が1番の話題でした(笑)

・面接

私は受験番号がかなり早かったので、小論文後すぐに面接にうつりました。
受験生3人、面接官2人(お二方とも日本人)
面接練習で絶対やる入室の仕方(ノックとか)は引率の在校生がしてくださるので必要ありません。

聞かれたこと
受験番号と出身校、名前
志望理由(用意していたものの予定していた3分の1を言い終わった段階で止められました)
何を学びたいか(上記の通りです。大体1分くらいでざっと)
カトリックとプロテスタントの違いについて(偶像礼拝か、心の中の見えない神様に祈るかと答えました)
平和学習部について(どんな活動か)

などなど・・・突拍子もない質問は来ませんでした。

2017年がルターの宗教改革から500年記念ということもあり、面接練習でキリスト教系の質問は比較的沢山対策していただきました。

面接で一緒だった二人は留学経験者(共に1年くらい)でした。

・面接のポイント

1番驚いたのは、小論文が終わってすぐ隣の席に座っていた受験生に話しかけられたこと。
受験生全員バチバチ!とか蹴落とす!という感じは一切なく、むしろ「緊張するよね?!私も!!!」など、かなりかなりフレンドリーでした(笑)
ちなみに受験した部屋は、長机に普通の椅子でした。

・推薦入試のポイント

とにかく学校の定期テストと校内・校外活動を頑張ることに尽きます。

8. 最後に一言

今年は推薦受験者全員が合格しているようです。
校内推薦を頂くまでたくさん苦労や悩みがあると思いますが、その分在学中に必死に勉強することができ、机に向かう癖ができます。
受験合格へのすべてのステップが自分の糧に繋がりました。

推薦受験はずるい・・・と一般やAOで受ける方から思われがちですが、高校時代に一生懸命努力した証が推薦受験という形だと思います。
自信をもって頑張ってください!

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

実質仮面ちゃん

<プロフィール>

高原(笑)の自称『進学校』出身。現役時に不合格→卒業後浪人させてもらうも、またもや不合格→M大学に在籍しつつ挑戦した泣きの3回目でようやく合格…!
現役・浪人時代:東進衛星予備校
趣味:水彩イラスト・卓上ゲーム・散歩・雑貨屋巡り・アロマ
部活:中高一貫で管弦楽部に所属してました。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 7割
総合教養得点 = 7割
英語リスニング得点 = 6割5分
英語リーディング得点 = 7割

(センター得点 参考)
(浪人時のものです)
英語:9割5分
リス:10割
国語:5割
日本史:9割
国語で玉砕でした、(立教社会セン利)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

進学先として意識し始めたのは中学三年生ごろからだと思います。そのころは将来、海外を舞台に活躍したい、という思いからでしたが、次第にそれだけでなく大学に入る時点で学ぶ領域を限定しないで入学後吟味すれば良い、というような学問全体を見て回れるカリキュラムや、偶然知り合うことのできた在校生、卒業生の方々とお話をすることで、ICUで学びたい、という思いが一層強くなりました。浪人後、通わせてもらった大学では社会学を専攻としていたのですが、社会学専攻だと第二外国語が選択できても完全習得には至らないこと、社会学部に在籍しながら人文系の学部の授業を受けることが難しいことを知ってもどかしさを感じ、やはりICUで学びたい、と再び強く思うようになりました。

6.ICUに期待するところ

・どの分野を専攻しようと思っても英語漬けになるところ(ELA)。
・興味のある分野を吟味しながら第二外国語を習得することができるカリキュラムの自由度。
・上記のように社会学と文学、文化を絡めて学ぶこと。(具体的に言うと社会学分野では貧困、教育格差、食の安全性などについて興味があるが、それぞれの分野を関連付けたりしながら国内だけでなく国外からの視点でも見て見たい。またその国内外の体質を構成している文化なども存在すると思うのでその文化についても学びたい。)・またいわゆる『文系』分野に留まらず、『理系』分野にも絡む問題、興味はあると思うので、自然科学分野を学び直したい。
・一般的なボランティアとは異なり自分の興味分野を意識しながら活動することが求められるサービスラーニングプログラム
・さらに留学生が多いことから、英語を使う機会、異文化に触れる機会が豊富であること。
・濃ゆい仲間。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ICU私は現在、都内の私立大学で社会学部に所属し、当初学んでみたいと思ったジェンダーや教育格差について学んでいる。しかし学んでいるうちにそういった社会的事象を社会学としてだけでなく、文化的視点からも学びたいと思っている自分、また社会学専攻だから、という理由で他の言語を学べるチャンスが人文系の学部と比べて少ないことにもどかしさを抱いていた。今の大学で専攻外の分野を1、2年次に学ぶことは不可能で、自分の学びたいものや、やりたいことを追求するには今の場所ではなく幅広い分野を覗き、他分野と絡めた学びをすることのできる場所が自分には必要ではないかと考え、ICUへの入学を考えるようになった。(投稿に当たっての加筆あり。)

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

ICUで学びたいことは多くあるのだが、主に3つある。1つ目は、先述した様に今学んでいる社会学だけでなく、それらを取り巻く文化、芸術も学びたい。更に、今の自分の未知の分野と繋がることを期待している。2つ目は、サービス・ラーニングプログラムの履修。社会に貢献する事を頭と体に叩き込むことは、今後の長い人生を生きる上で、確かな基盤になるものと思っている。第3に、ELPによる高度な英語の運用能力、論理的・批判的思考力の獲得にも期待しているが、今まで叶わなかった他言語の習得にも挑戦したい。(投稿に当たっての加筆あり。)

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

現在通っている大学で、日本語禁止のコミュニケーションスペースの学生スタッフとして運営に携わり、留学生や在学生と学内外で交流する機会が多い。この活動の中で、相手との違いを発見した瞬間、そしてその違いを超えて想いを共有できたと感じた瞬間がこの上なく好きである。お互いの「当たり前」が異なり衝突することもあるが、その違いも尊重しつつ新しい何かが生まれる喜びを知った、収穫が多い1年であった。

a. 人文・社会科学

もがいていた期間が三年間もあったため、少なくともオンレクの20年分を少なくとも二回ずつは解いていると思います。しかしまず大事にしていたことは解いた年度の成果を自己分析し、要約まですることでした。要約することで論文の典型的な構成もきちっと掴む練習になり、次回の演習、さらに本番で落ち着いて解くことができるようになりました。(例:構成がわかることで、文章のどこの区切りまで読んで問いに取り掛ればいいかがわかるようになる、など。作戦も立てやすくなったと思います。)その上でできるだけ多くの年度を読み込み、自分の疎い分野もカバーをしました。ここで得た知識はATLASだけでなく、リーディング、リスニングの講義パートでも時に役立ちました。繋がっていて面白いですね!
知識面でのカバーは、NHKスペシャルなどのドキュメンタリーを視聴したり、ギリシャ神話の漫画(里中満智子著)を読んだり…と息抜きにできること以外あまりしていなかったように思います。あとは自分の勉強(受験においての自分の選択科目や、大学での自分の専攻の勉強…直前まで期末レポートに明け暮れてました;;)がどこかしらで活きてくると思います!

b. 総合教養(ATLAS)

人文社会科学と同様、オンレクの予想問題、過去問を解き分析と要約を行い、知らなかったことはその場で吸収しました。また、自然科学パートや、近年人文パートにも潜むようになった計算問題ですが、文系の自分でもしっかりと計算をすれば答えにたどり着くことができたので(数字を代入すれば求めることのできる計算式が用意されていたり、式を作るためのヒントが用意されています)、自信を持って果敢に取り組みました!
計算問題は果敢に挑めば解けるようにできている、そう伊東前学部長も仰っていました!
しかしどうしてもわからなかった場合はその問いを諦めることも大事だと思います…私はその問題の存在すら忘れてしまうようにしていました!(プレッシャーに弱い)

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

使った教材の中で特に効果を感じたものはこちらです!
・灘高キムタツの東大英語リスニングシリーズ
・ALL IN ONE
上記二つに加えて過去問をこれでもか!というほどにシャドウィングをしました!(かっこよく喋れている自分に酔いしれたり、フレーズが頭に染み込んだり、耳が英語に対応できるようになったり…一石三鳥を軽く超えます!)
大学進学後は願書内容のように英語が母国語の留学生や先生と交流する機会があり、絶えず生の英語が聴ける環境に一年いたことは大きかったと思います。(前述のように留学生との交流が多かったのです。)

息抜きとして『ハリーポッター』シリーズを原書のペーパーバック、原音の映画の二刀流で楽しんでいました。(個人的に大好きなのに聞き取りにくいスネイプ先生の英語を聴けるようにするよう意識していました!)
しかし、これはあくまでも息抜きだと心に留めておくことも大事。長文慣れしても所詮児童書。というのは去年はお恥ずかしいことに目標を見失ってしまうことがありましたので…

<リーディング>

単語帳は単語王、文法書、問題集は先述のALL IN ONE, 同シリーズのEnglish EX, 演習はポレポレで複雑な文章慣れ、に加えて過去問を解きました。因みにリーディングも音読をしていました。
昨年度からリーディングの読むべき分量が急増したことに関しては、在籍中だった大学の留学や、ICU 一般入試のB方式狙いも兼ねてIELTSの試験に挑戦し続けたことで克服できたのだと思います。(『自分は(IELTSで)ここまで取れたのだからそんな私が落ちるはずがない!』と本番では言い聞かせながら乗り切ることができました)

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

二回もの失敗を経て今これを書かせていただいているので、お恥ずかしながらも失敗談も書かせていただこうかと思います
・リスニング音源の訛りに動揺し、全く聞き取れなくなった。
・リーディングの大問が一つ増えたことで焦り、不可能だと思い込んだまま15分経過した。
・ATLASの計算問題を目にした途端、ダメだ、と頭が閉じてしまった。(
・机の配置上、距離が近い隣の受験生の鉛筆、紙をめくる音に気を取られてしまった。
…気持ち次第であったことがよくわかります。
さらに、本番へ向けてのアドバイスとしては、
・日頃から鉛筆に使い慣れておく(余談ですがIELTSも鉛筆指定でしたので良い練習になりました)
・試験会場は十分暖かいので、タートルネックを着てこないで大丈夫(逆に首への圧迫感が本番中不安材料に…)

8. 最後に一言

オンレクの問題をたくさん解き、BUCHOさんの面白い解説を読んだからこそ、幅広い分野に対する興味や、学びの楽しさを知ることができたのだと思います。

体験記の他の方、先輩方もおっしゃっていることですが、最後は試験を楽しむことで乗り切りました!(試験中に自分ほどニヤニヤしている人間はいなかったと言い切れるくらいです…)
最後まで諦めずに走り抜けば、見たことのない景色が広がっているはずです!皆さんの幸運を三鷹の森から祈っております!!

最後に長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

くまゴロー

<プロフィール>

都立高校出身
現役で他の私立大学に入学

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 7~9割?
総合教養得点 = 7~9割?
英語リスニング得点 = 3~5割?(難しかったです…)
英語リーディング得点 = 5割?(必死すぎて覚えてません…)

4.併願校

早稲田大学
法政大学
青山学院大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

現役の頃にたまたまインターネットでICUを知りました。
文系理系の枠にとらわれないところがとても魅力的で、他の大学に入学してからもずっとICUに行きたい気持ちが消えなかったので受験しました。

6.ICUに期待するところ

ELAです。
大変だとよく聞きますが、大変だと思うくらいみっちりやってくれるということだと思うので、しっかり授業を受けて英語力を向上させられたらいいなと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

文系理系の垣根がないことやICUの雰囲気が好きで、様々なバックグラウンドをもつ人たちと価値観を共有したい。
みたいなことを書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

法律を勉強したいという趣旨のことを書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

法律を調べることと、英語で会話している映画やドラマを見て英会話の表現を勉強すること、と書きました。

a. 人文・社会科学

地歴公民の選択が政治経済だったので、政治経済の勉強を主にして対策しました。
足りなそうなところは、ニュースを見たり、世界史の資料集や国語の便覧などで補いました。

b. 総合教養(ATLAS)

こちらも人文社会科学と同様のことをしました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

とにかくオンレクのリスニングを内容を覚えてしまうくらい何回も繰り返しました。
現役時はリスニングはセンターレベルしかやっていなく、いきなりはキツかったのでTOEICのリスニングでリスニング慣れしつつという感じでした。
TOEICは他大学の受験資格として使えたりするので一石二鳥でオススメです。
受験直前は、オンレクと、ICUのリスニングに内容や形式が似ているTOEFLのリスニングをやっていました。

<リーディング>

とにかくほぼ毎日長文を読むということをやっていました。
ICUの入試で2017年度から長文が1つ増えて読むスピードが遅い私には時間が足りなかったので、それ以前の英語の問題を30~45分で解くという練習をしていました。
そのおかげで本番はギリギリですが全部解き終わりました。
単語、熟語、文法は合間合間で忘れないようにやっていました。
また、レベルの高い大学の過去問を解いて、難しい英文に対応できるようにしました。

8. 最後に一言

オンレクのおかげでずっと憧れだったICUに合格することができました。
この先ICUを受験される方が合格しますように。

(追加の質問)

・入学した大学と受験勉強の両立について

入学したものの、ICUに行きたいという思いが消えなかったため5月頃に再受験を決めました。
当初は大学の授業と受験勉強を両立しようと思いましたが、発表やレポート作成などが多く、両立は大変難しかったため、休学して受験勉強に専念しました。

・政治経済の具体的な勉強法について

政治経済は独学なので、あらゆる模試を受け、それらすべてを復習するということを軸として勉強しました。
細かい部分は、私立大学の過去問や資料集を使って勉強しました。
入試前には総復習として畠山のスパッととける政治・経済爽快問題集という問題集を1、2周しました。
時事問題については、模試に出てきたものを中心に覚え、空いた時間にスマホでニュースをチェックしました。

・英語の参考書について

単語と文法については、高校で購入したターゲット1900とVintageを主にやりました。
文法は、英文法ファイナル問題集の標準編と難関大学編をやりました。
熟語は、英熟語ターゲット1000をやりました。
また、勉強していない時間でも、知らない英単語に出会ったらすぐ調べていました。

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

祐奈

<プロフィール>

私立中高一貫女子校出身です
予備校には通ってません
スタディサプリで世界史を受講してました

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8.5割
総合教養得点 = 7.5割
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 8.5~9割

(センター得点 参考)
英語筆記 200/200
英語リスニング 48/50
国語 161/200
世界史 95/100

4.併願校

東京外大 国際社会
上智 総合グローバル
明治 国際日本
立教 国際経営

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高3の9月まではICUの存在すら知りませんでしたが、模試の成績が順調に上がっていた+英語が比較的得意だったことから、担任の先生から受けてみてはどうかと勧められました。特殊な大学だと思いましたが、調べる内にアメリカの大学のような教育環境に共感を覚えました。

6.ICUに期待するところ

ELAをはじめとした充実した語学プログラムに期待します!
私は海外滞在経験が一切無いいわゆる純ジャパというやつなので、留学は絶対にしたいなと思います。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

・大学内の公用語が日英の2カ国語であることからも伺えるように、ICUが目指すバイリンガリズムの理念に共感したということ
・日本の私立大学では珍しい少人数教育に惹かれたことなどを書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

・将来的に日本と東南アジアを観光でつなぐ仕事をしたいので、観光学、国際関係学を学びたい。
・語学力(特に英語)を上げる
と言ったようなことを書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

忘れました、、、。
多少ズレたことを書いてしまってもあまり悪い影響は無いと思います^^;

a. 人文・社会科学

ICUを受験すると決めた9月頃に早速過去問を解いてみたところ、5割を下回っていて唖然としたことを覚えてます。本格的に過去問演習を始めたのは11月下旬でした。きちんと研究すると、(1)知識問題は答えられなくても良い(私は世界史選択だったので世界史に関する問題は確実に取ろうと思いました)(2)文章を読めばわかる問題が多い(3)少し読むスピードを速くすれば、十分間に合う、以上3点に気づき、さらに演習を行ったところセンター後の1月には8.5割を切らなくなり、半分ほどの時間で解ききれるようになりました。過去問は10年分解きました。

b. 総合教養(ATLAS)

公開されている試験内容が本当にわずかです。過去問にも一部しか載せられていません。本番でも問題用紙は回収されたので、あえて試験内容が知れ渡らないようにしているのかなと思います。完全に対策なしで挑むのは不安だったので、試験内容の大体の把握と、時間配分だけはしっかり決めて臨みました。今年は「音と光」というテーマで物理の計算問題も出ましたが、分からず5問ほど落としました。ただ、他の問題は人文社会科学と同様に、資料を読めばわかる問題なので、それらを確実に取れれば合否に影響は無いと感じました。あとは講義を聞き漏らさないことです。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

Z会のTOEFL iBTリスニングのエッセンスという教材を使いました。8分ほどの長いリスニングを集中力を切らさず正確に聞き取れるようになれば、まずは十分だと思います。ただ、本番のリスニングは(1)アジア系のアクセント有り(2)ボソボソ喋ってる(3)スピードが速い(4)周りの人のイスが軋む音で音声が所々消される、といった理由で非常に聞き取りづらかったです。スクリプトの語彙レベルは平易だし質問の内容も高度ではないので、対策をすれば言ってる内容が全く分からない!!終わった!!みたいなことにはならないです。あとは毎日聴き続けることが大事です。

<リーディング>

過去問を解くまでは、めちゃくちゃ難しいのかなぁというイメージを持っていましたが、いざ解いてみるとそこまで難しくはなかったです。少なくとも早慶レベルよりは簡単だと思います。若干語彙レベルが高く、制限時間に対して英文量が多いことが難易度を上げている理由の1つかなと感じました。リーディングに関しては、沢山の英文を読んで自分なりの読み方を確立する(もちろん正確さは重要ですが)ことと、語彙を増やすことに尽きます。これを繰り返せば、ICUに限らずどの大学であれ動じない英語力がつくと思います。過去問は10年分解きました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

私は予備校には通っていませんでした。それゆえの情報不足を痛感していたので、正直言って不安でした。どうにかして情報を集めようと必死にネットを漁っていたところ(笑)、このサイトを見つけました!!合格するためには信頼できる情報は徹底的に活用することも大事です。それと、ICUの試験監督の方々はとてもフレンドリーに接してくださり、受験生の緊張を少しでもほぐそうと面白い話もしてくれますよ!!

8. 最後に一言

私のような純ジャパでもICUに合格することができました!もし何か苦手な教科があったとしても、正しい方法で努力すれば結果は自ずとついてきます。そして、しっかり過去問を研究して対策すれば、帰国子女も怖くありません(笑)最初はなかなか良い点数を出さないけど、そういう時が踏ん張りどころです。特に現役生は色々と不利なことも多いけど、最後まで伸びるのも現役生です!!「合格するため」に最後まで諦めずに頑張ってください!!みなさんの合格を心から願ってます(*^_^*)