ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

水瀬

<プロフィール>

田舎の自称進学校卒
英検準一級
一浪
現役時、AO入試で慶應SFCに惨敗マンです

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 7~8割
総合教養得点 = 7~8割
英語リスニング得点 = 最低2点(正直一つも聞き取れませんでした…)
英語リーディング得点 = 8~9割
(センター得点 参考)
英語 筆 195 リ 40
国語 現 92 古45 漢42
世界史 96

4.併願校

慶應SFC
早稲田社学
上智総合グローバル

センター利用
青学総合文化政策
法政GIS

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

1月の初旬にSFCの併願校を選ぶ際に予備校の先生に推めていただきました。
2016年度の人文・社会科学の問題を解いてみてジェンダー論を文学の視点から考察するという面白さに一目惚れ。こんなに面白い入試をする大学はさぞ面白いに違いないと思い入試要項を取り寄せ、案の定好きになり、受験決定に至る、という流れです。

6.ICUに期待するところ

まだ入学を決めた訳ではありませんが、とても心惹かれている大学の一つです。
ICUでは自分が研究テーマとしたいきたい格差の問題について様々な視点からの考察ができるのではと考えています。また、開発学がメジャーの中にあることにもとても期待しています。
開発学の先端を行く英国の提携校も多く、そこへの留学に繋がる実践的な英語教育を行なっている点も非常に魅力的です。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

日本の地方自治体について。地方の活性化について書きました。
詳しくは長くなるので控えますが、現行の地方創生事業は成果が薄く疲弊を生むだけ~云々
解決のための新しい政策を生みだすためには、ICUでの多様な価値観の養成と一つの分野に囚われない学際的学びが必要だ。
以上のような流れです。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

1の質問に絡めて公共政策学や行政学、社会学等について興味のある分野を広く学びたいという趣旨で書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

自分が高校時代に行っていた地域参加について、趣味の音楽を絡めて書きました。

a. 人文・社会科学

私は人文・社会科学を選択しました。
対策は赤本の過去問のみです。自分にとってはとても興味深い内容で他の受験勉強の息抜きに解いていました。それが功を奏してか過去問の段階では8割を切ることはありませんでした。
体感ですが、知識問題を全て間違えたとしても他ができていれば問題ないと思います。少なくとも8割は取れます。

b. 総合教養(ATLAS)

当日試験を受けてみた感想としては、手応えが感じづらい試験だなと感じました。
加えて、私は典型的な私立文系ですので物理や化学の問題は全く分からずに適当にマークしました。それでも受かったので人文・社会科学と同様、自分の得意な分野を落とさず取れば問題ないと思います。

講義を聴きながらの試験という点もぶっつけ本番だったので少し不安でしたが、最初に主軸となるテーマを述べてくれるので、そこをしっかり把握しておけば特に問題はないのかなと個人的には感じました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングに関しましては何も言えません。
私は英検準一級を持っていることもあり、完全になめてかかっていたため何の対策もしていなかったので何を言っているのか全く分かりませんでした。
これから受験される方には早めの対策をおすすめします。

<リーディング>

長文の内容自体は難しくありません。選択肢も割と素直なものが多いです。
早慶レベルの英語力がある方は、通常の勉強以上のことをする必要はないと思います。
しかし、60分という時間に対して文量が多いので速読力を鍛えることは非常に重要です。

単語についてですが、もちろん専門的なものも出てきますが基本単語を抑えていれば文脈から推測できるものがほとんどですのでやはり基礎をおろそかにしないことが大事かなと思います。

余談になりますが、過去問と入試本番でICUはbiomimicry好きなんだな~と思いました。笑
アカデミックな背景知識があると幾分読みやすくなるのではないでしょうか。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

私はICU受験を決めてから実際の入試本番まで一ヶ月弱だったのでリスニング然り、十分な対策ができませんでした。ICUは受験形態や科目のほとんどが独自のもののため、本来は早めの対策が望ましいと思います。

ICUに特化した全般的な対策は赤本のみですが、私は去年から、ICUではないのですがAO入試を受験していたこともありたくさんの書籍を読み漁っていました。そういった日頃からの知識のインプットも結果としては良かったのかなと今になって思っています。

試験当日、リスニングがあまりにも聞き取れなさすぎてリーディングの初めに焦ってしまい普段ならスラスラ読めるはずの文章が全く頭に入ってきませんでした。こういった二次災害を避けるためにもリスニング対策はしっかりすることを強くおすすめします。

試験会場についてですが、本当に机が狭いです。狭いとは知っていたのですが、想像していたよりもっと狭かったです。私の教室は人口密度が高かったため寒くないようにと厚着していったことがアダとなりとても暑かったです。比較的薄めの服で行って膝掛けなどで調節すると良いと思います。

8. 最後に一言

ICU対策は私にとってとても有意義な時間でした。
あんまり褒めるのもどうかと思いますが、特に人文・社会科学はどの年も非常に読み応えがあり、様々な思想や価値観の黎明や現代社会に置ける問題を幅広く取り扱っているため本当に面白かったです。英語もその傾向が強いため、学際的な学びを志す人にとっては対策自体を楽しめると思います。

みなさんのICU受験が有意義なものになることをお祈りしています。
以上、長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。
ICU受験生の皆様の一助となれば幸いです。

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

白菜漬け

<プロフィール>

都内の私立高校(偏差値53ぐらい)
サッカー部
二浪の宅浪です

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割
総合教養得点 = 7~8割
英語リスニング得点 = 4割
英語リーディング得点 = 8割

(センター得点 参考)
国語  155
英語  171
日本史 83

4.併願校

早稲田政治経済
慶應法
立教法
学習院文
獨協法
大東文化法

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ネットと大学を紹介する冊子で知りました。

6.ICUに期待するところ

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私がICUを志望する理由は2つありますが、1つ目は英語やその他言語の教育に力を入れていることです。海外の言語に触れることでその国の背景や慣習などを学ぶことができると思います。
2つ目は専攻する科目を3年次に決めることができ、文理に関係なく勉強できる日本の大学の中では珍しい教育制度に興味を持ったからです。1つの問題に対して様々な観点からアプローチできるということは大きなアドバンテージになりうると思います。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私がICUで学びたいことは、社会・人文科学では法学か哲学、自然科学では物理か数学です。理由は法学や哲学などの古来からある学問を修めることで自分の見識を深められることです。また、物理や数学を学ぶことで論理的思考力や身の回りの現象を数式化して理解を深めたいと思います。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私が好んで行っていることは、常識や慣習をただ受け入れることなく思考することです。
当たり前に思っていたことが人によっては全くそうではなかったり、また国や宗教によって様々な違いがあることが興味深いです。
得意とすることは、暗記などの単純作業を飽きずに続けられることです。

人文社会科学または自然科学 = 特に対策はしてませんが読解では点を取れるように国語を勉強しました。

a. 人文・社会科学

特に対策はしてませんが読解では点を取れるように国語を勉強しました。

b. 総合教養(ATLAS)

上と同じく読解での対策のみですが理系の問題もとれるように対策することをおすすめします。
c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

東大リスニングの過去問・センターリスニングの過去問をやりました。

<リーディング>

日課としてシス単、基礎英文法問題精講をやり長文の問題集を一日一問ずつ解きました。
直前期は過去問を解きました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの試験会場はとても暑いので調節できる服装を持っていきましょう。
机がタブレット型で小さいので筆記用具を入れられるように胸ポケットのついた服を着たほうがいいです。

8. 最後に一言

個人的にリスニングが難しいと感じましたがその他の問題で挽回できたと思います。

(追加の質問)

・人文社会科学で読解を得意にされていたという所で、現代文の勉強方法を参考
書を含めて教えてください。また、実際に受験をしてみて、人文社会科学で合格
点をとるためのポイントだと思ったところがあったらお答えください。

現代文読解力の開発講座
現代文 標準問題精講
を3周ほどしてから、センター、私大の過去問を解きました。時間がある方は国立の記述式も解いておくとさらに文を読むことに慣れると思います。ICUの問題の選択肢はそれぞれはっきりと意味が分かれているので問題文の論旨をしっかり読み取れば高得点を狙えると思います。

・総合教養で理系の問題もできればやっておきたという部分で、具体的にこのよ
うなことをやったとか、やった方がよいという分野があったら教えてください。

簡単なものでもよいので物理基礎などの問題集(リードライトノートなど)、知識問題については中学の教科書でも対応できると思います。

・英語リーディングの長文の問題集を解いておられたところで、おすすめの参考
書や、長文を解く際に気をつけていたことがあったら教えてください。またICU
の英語リーディングの試験はどのように解いたか(解いた順番)や、実際に英語リー
ディングの試験を受けてみてのポイントなどがあったらお答えください。

英語長文レベル別問題集4~6まで
基礎英文解釈の技術100
をやり、長文を解いた後は必ずsvocの構文をとり、わからない単語、イディオムは辞書で調べました。
解いた順番は最初から順に解きました。出される英文はかなり難しいですが上に書いた通り人文社会科学、総合教養と同様に選択肢に紛らわしいものが少ないので粘り強く読めば合格点を狙えると思います。後半の穴埋めについては慶應などに類似した問題がみられますのでそれを解いておくとよいと思います。

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ねも

<プロフィール>

都内私立高校 既卒
一年間ギャップイヤーを取りながら勉強した。
現役時代にはいわゆるGMARCHの国際系学部に合格していたが、
入学後のビジョンが明確じゃないまま入学するのは無意味だと思い、
あらゆる講演会への参加や様々なアルバイトやボランティアを通じて自分の目標を定めることにした。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 90%
総合教養得点 = 90%
英語リスニング得点 = 70%
英語リーディング得点 = 80%

(センター得点 参考)
英語 満点
国語(現文、古文、漢文)190前後
倫理政経 80前後

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校の先生の勧めでICUを知り、オープンキャンパスに行って、
雰囲気から何まで全てが自分に合っている気がして志望した。

6.ICUに期待するところ

論理的、批判的思考の強化。図書館を有効に使い、本を読むこと。
ディスカッションを通じて建設的な議論ができるようになること。
哲学メジャーに興味あり。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

先述の通り。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

哲学とジェンダーについて書いたと思う

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

教会でのボランティア活動について。

a. 人文・社会科学

倫理政経のセンターレベルは解答できるようにした。
世界史は受験の知識というより、常識だというつもりだったので、
勉強したという意識はあまりなかった。

b. 総合教養(ATLAS)

「対策」という名のもとであれこれやるより、
自分の頭で考えることにフォーカスした方が点数も上がるし、
なにより、そういった思考法ができる人をICUは求めていると思うので。
その上で自分に足りない知識を確認した。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ポッドキャストしかやらなかった。
おすすめは定番のTED talks。生物学から社会学、テクノロジーなど幅広い分野を取り扱っているので、ICU対策には十分だろう。またここ数年のリスニングではブリティッシュイントネーションが目立ったので、bbc newsで慣れておくことを勧める。

<リーディング>

英語の本を必ず毎日読んだ。ジャンルは小説から人類学まで。
これといったおすすめの本はない。
大事なのは自分で書店に行き、興味があるものを選び、必ず毎日読むことだ。
あとは長文和訳をした。
長文は同じ文章を繰り返し読んでいくうちに曖昧に訳している所が出てくるので、そこだけでいいので抜き出して丁寧に訳し、付属の全訳と照らし合わせてみるとよいだろう。
地道な作業だが、本番までには驚くほど滞りなく読めるようになるだろう。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

特に現役生はICUの特性ゆえに英語の勉強に目を向けがちだが、
人文科学、社会科学、自然科学の論文を読む上で日本語の理解力も大切なので必ず読書をすること。
この場合の読書は字面を目で追うことではなく、自分で批判的思考を働かせることだ。

8. 最後に一言

頭を使うことはICUへ歩みを進めることと同じと考えて、ぜひ頑張ってほしい。

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

英弱

<プロフィール>

A県立I高校

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

総合教養得点 = 7割
英語リスニング得点 = 3割
英語リーディング得点 = 4割

(センター得点 参考)
数6-7割
日本史 8割
英8割
国 8割
化学 8割
物理 10割

4.併願校

京都大学、東京理科大学

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

文系理系両方の科目を勉強したかったから。

a. 自然科学

・ICUの自然科学の傾向と対策
他の大学の入試問題と違い、現実のデータをもとにした問題がでる。例えば、地震のハザードデータのようなものを読み取り、結果がおこる条件を導くといったような問題。一見難解にみえる問題だが、問題文中に必要なデータや情報が出ているので、理系にとって必要最低限の公式を知っていさえすれば解くことができる。あきらめずにじっくり問題を読みことが大切だと思う。物理は大問が少ない。

・教科としての物理の勉強法
センター試験対策程度の公式を確実に覚えておく。丸暗記でも対応可能ではないか。しかし、ほとんどの大学で出題されないであろう原子と光の範囲の問題が、過去出題されていた(今年はなかった)。センター試験でその範囲を選択せず全く対策をしていない場合は要注意。

・教科としての数学の勉強法
最低限の微分、積分と命題の必要十分条件などはやっておく必要がある。センター試験で8割程度できれば、問題ない。数IIIの範囲は出題されない。

自然科学の科目が得意であれば、理系の方が有利だと思う。過去問、実際に受験してみて、自然科学分野で満点を十分ねらえると感じた。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクの過去問。聞き取り対策は良かった。
ATLASのために、理系が日本史、世界史を余分に勉強する必要はない。センター試験現文の対策をするほうがよい。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

過去問をできるだけやる

<リーディング>

センター試験対策プラス過去問

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

参考書:『物理のエッセンス』

ICU入試の会場の様子(自然科学)
1クラス40名程度の教室。自然科学はICU高校の校舎2Fで実施された。男子トイレが少ない。ただ、休憩時間が長いので、問題ない。時計は持ち込み可であるし、試験官に頼めば、教えてもらえる。リスニングは放送で流れる。音量は問題ない。

一教科失敗しても気落ちしない。全員できなかったと考え、気持ちを切り替える。

8. その他

オンレクの過去問、とくにリスニング、ATLASは良かった。

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

さつまポテ子

<プロフィール>

公立中堅校、10月から自習室利用のためトライに入会、日常会話程度の韓国語、子供と関わるボランティアに行くのが趣味

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8-9割
総合教養得点 = 7-8割
英語リスニング得点 = 3-4割
英語リーディング得点 = 7-8割

(センター得点 参考)
英語173 国語153 日本史B91

4.併願校

明治大学 国際日本
早稲田大 国際教養

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

数学の先生に一年生の頃あなたに合うよと勧めていただいたのがきっかけで存在を知りました。私は専門を入学前に決めてしまうことや、一般教養を単位のために受ける大学生の態度が疑問であったため、中に入ってからメジャーを決められることや、勉強に熱心に取り組む大学だということでICUを志望校にしました。

6.ICUに期待するところ

私は他の受験生に比べると英語ができない方で受かったと思うので、ELAでしっかり英語力を磨きたいと思っています。また、私は平和研究に興味があるので、平和研究の講義を受けてみたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

平和研究に興味があることと、もともと好奇心が強く色々な学問に触れてみたいと思っているというようなことを書いたと思います。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

ここで平和研究への想いを熱く語りました(笑)ICUで学んで国際的に活躍する人物になる!と宣言していた気がします

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

ここでは主に得意な韓国語と好きなボランティア活動のふたつに分けて自身の好奇心旺盛さやチャレンジ精神をアピールしました。

a. 人文・社会科学

新書を読んだのと過去問だけです。知識問題は2日前に出そうな感じの範囲を世界史や倫理、現社からピックアップして眺めておきました。私は日本史を学校で習っていたのでほんとに知識問題はほぼ対策ゼロです(笑)でも前日眺めていた中にも出てきたものはあったので、一夜漬けで知識を詰めるのも悪くはないかもしれません(個人的な意見です)

b. 総合教養(ATLAS)

今年度は光と音がテーマで、計算問題が多かった感触でした。物理の計算なんかもありましたが、私は計算できないと思ったものは潔く勘でマークして、得意な読解に時間を割くようにしました。人によって多少の得意不得意はあると思うので得意なもので確実に点を取りにいく姿勢が大切な気がします。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングの対策はpodcastをとりあえず聞いて耳を鳴らすことと、TOEFLの教材のディクテーションをしてました。
でも本番全然聞こえなかったです(笑)私みたいに純ジャパの留学経験なしはできるだけ早くリスニング力をつける練習が必要だと痛感しました。

<リーディング>

リーディングは昨年同様part1が3題、part2が1題でした。時間が足りないことは過去問で分かっていたので、精読よりもざっくり内容をとることに集中して、設問の回答に必要な部分を時間をかけて読むようにしました。見直しする時間は確保できないと思うので、一つ一つ焦らず正解を見つけていくことが大切です。part2から解く人が多いですが、私は普通にpart1の最初から解きました

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUは大学受験に向けた参考書を使うより、新書などで知見を広げることが大切だと思います。私は新書を読んで自由帳に内容をまとめたり感想を書いたりしていました。ただ現代文を解くより楽しいし、知識も身につけられるのでおすすめです。
試験中は鉛筆を落とさないようにだけ気をつければ後は問題を楽しむだけです。

8. 最後に一言

私はAOで不合格だったけど、一般まで諦めなかった結果合格をいただからことができました。AOに落ちた10月からの受験勉強でしたが、本気を出せば短い期間でも英語は伸ばせるし読解力も伸ばせます。今の学力じゃムリだと悲観的にならず、ICUに魅力を感じたら是非合格のために頑張ってください!

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

学生S

<プロフィール>

地方の私立高校出身(現役)
予備校や英会話塾などには通っていません

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割から9割
総合教養得点 = 8割前後
英語リスニング得点 = ほぼ0点
英語リーディング得点 = 6割前後

(センター得点 参考)
英語 156点
英語リスニング 30点
国語 172点
日本史 70点
倫理 95点

4.併願校

早稲田大学(文・文化構想・教育)
明治大学(文・法)
立教大学(法)
学習院大学(法)
國學院(文)センター利用

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

情報系の学問と哲学のどちらにも興味があったので、どちらも学べる所を探した結果ICUに行き着きました。受験科目も自分に相性が良かったので第一志望で受験しました。

6.ICUに期待するところ

語が圧倒的に苦手なのでELAで鍛えて、時間と費用がどうにかなれば留学したいと思っています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私が貴学を志望する理由は主に二つあります。一つは、リベラル・アーツ教育によって様々な知識を身につける事が出来ることに魅力を感じたからです。
私はもともと興味のあった哲学に加えて、法学や情報工学などを勉強し、テク
ノロジーが人間の生き方や価値観に与える影響やそのあり方について考え、様々な分野を便強した他の学生と交流することで考えを深めたいと思っています。また、1・2年次での英語の授業では、洋書を難なく読めるような英語力を身に着け、情報収集能力やコミュニケーション能力を高めたいと思っています。私はこれらの理由から、貴学を志望します。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私がICUで学びたいことは主に倫理学と情報工学です。人工知能がより高性能になり、人間の意思決定に更に直接的に関わる様になった現代では、人間の意思決定能力を補完するAIにも倫理的判断力やそれを支えるための自然言語や感情への理解が必要になっていると思います。そして、AIの倫理観について考察する上では、様々な分野の知識の統合が不可欠になると思います。私はICUでの学びを通して、まず、倫理的な判断とはどういうことなのかということ、そしてAIはどのようにして物事を学習するのかということを学び、最終的にはAIに倫理観を持たせるにはどうすれば良いのかという問題を解決したいと思っています。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

プログラミング学習とサイクリングについて書きました。

a. 人文・社会科学

人文科学について特に対策はしていませんが、まずは模試などの現代文の成績を上げることが肝要だと思います。問題や文章量に変則的な部分がありますが基本的にはただの現代文なので、河合塾の現代文へのアクセスや私大の過去問などで練習するのがいいです。現代社会や倫理の知識があったほうが知識問題への対応力や本文自体への理解が高まるのでいいと思います。

b. 総合教養(ATLAS)

おおまかには人文社会科学と同じです。私立文系は間に合うなら数学1の最初の方と指数対数を復習しておいたほうがいいです。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

正直何もわからなかったので他の人の体験記を参考にしてください

<リーディング>

難関私大の対策をしていれば解けると思います。ここ数年語数が増え続けているので過去問より長い文章に慣れたほうがいいかもしれません。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

人文社会の本文は慶応文の小論文の課題文に似ているので参考になる部分があるかもしれません。

8. 最後に一言

高校二年まで英語は苦手だった自分でもなんとか合格できたので頑張ってください!

(追加の質問)
>英語、現社と倫理の勉強法を教えてください。

・英語に関して
高3では主にセンターの過去問と、Z会の早慶コースのものをやっていました。ICUの過去問も12月から繰り返しやっていました。単語帳は夏休みまでシス単でその後単語王に移行しました。
・現代社会や倫理に関して
現代社会は学校の授業や課題をこなして、あとは新聞や新書を読むだけでした。倫理は教科書と参考書(センター倫理の点数がおもしろいほど取れる本)で人物やその考え方の確認をしながらセンターの過去問を解いていました。倫理に関しては、河合塾の現代文キーワード集「ことばはちからダ!」や山川出版の「小論文を学ぶ」、筑摩書房の「高校生のための哲学・思想入門」なども参考になったと感じています。

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

NN34

<プロフィール>

福井の進学校出身

塾や予備校は通ってません

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 7ー8割
総合教養得点 = 6ー7割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 6割

(センター得点 参考)
英語筆記 180
英語リスニング 46
世界史 92
国語 153

4.併願校

上智 総合グローバル
法政 グローバル教養
同志社 グローバル地域文化
立命館アジア太平洋 国際経営 センター3教科型

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

中学の時に英語が一番すごい大学はICUだと聞いて調べたら英語だけじゃなくてリベラルアーツという教育に惹かれて中2の時から行きたいと思っていました。

6.ICUに期待するところ

とにかくいろんな授業が受けれるのが楽しみです!
ELAで自分の英語をもっと伸ばして交換留学もできたらいいなと思っています

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私がICUを志望した理由は、文理を問わない広い学びができることに惹かれたからだ。私は高校のSGHの課題研究で「高校生の幸福度を測ろう」というテーマで幸福度指標を作成した。その時国連と日本の幸福度調査の項目を参考にし幅広い分野で測られている事を知ると同時に「幸福」の判断材料には多くの要素があり、まさに「文理」が融合されていると感じた。また、「幸福度」は調べることも重要であるが、調べて終わりではなく結果から更に「幸福度」を向上させる取り組みを行うことに発展させることが重要だと感じた。調査、分析の手法や理論を学び、それを実践につなげていくための学際的な学びがICUでなら実現できると確信している。

(学校で進路の先生に添削してもらいました。でも出願で打ち込んだときに「志望」を「死亡」と変換して気づかないまま登録して印刷の時に気づいてすごく焦りました笑
皆さんは見直しはちゃんとしてください笑 どうすればいいかわからなくて心配すぎてICUに電話かけました笑)

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私は幸福度指数と平和度指数の関係について研究したいと考えている。前述した課題研究で日本の幸福度が他の先進国に比べ低い原因は、自己肯定感の低さにあると仮定した。それを実証するために研修旅行先のオーストラリアと日本の高校生にアンケートを行ったところ、実際に日本人の自己肯定感の低さがはっきりとわかった。また、平和度指数ランキングでは上位に入る日本に対し、平和度は低いが幸福度は高いイスラエルなどの国があると知り、幸福度と平和度にはどのような関係があるのかを学びたいと考えるようになった。また、平和学や幸福学は日本よりも海外での研究例が多いためアカデミックな英語の論文などを読み、内容を深く理解できるように、自らが能動的に英語を使って考え、発信して行く力を伸ばして行くためのスキルを学びたいと考えている。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私は3歳の頃からクラシックバレエを習っている。バレエを美しく見せるためには技術はもちろんだが、揃えることがより重要になる。そのためには互いにズレを指摘し合い、音の取り方などを話し合うことが必要になる。この経験を通して私は協調性を学んだ。一方的に自分の意見を通すのではなく他の意見を尊重し、様々な考えを反映させていいものを作る経験はELAなどのディスカッションの場で役立つ力だと確信する。

a. 人文・社会科学

人文社会科学または自然科学 = ひたすらオンレクで慣れる事をしました。学校では評論とか読んでも6ページとかが最大だけど入試では10ページも読まないといけないのでまだ高2とかの子なら新書を読んで慣れる事をお勧めします。高3でもう時間がない人はオンレクでひたすらとくことで慣れるのが大事です

b. 総合教養(ATLAS)

私は文系だったので物理とかはできないから自然科学の分野は結構勘でできるところを取れるようにしました。講義リスニングのパートは毎日の授業の書き方でも変わってくると思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングは毎日TEDを聞いていました。字幕なし→英語字幕→日本語字幕の順で聞いていました。勉強の箸休めにもなるのでオススメします!
直前期は毎日本番のやつを1通りはやっていました。

<リーディング>

英語リーディング = リーディングはTOEFLと形式が似てるのでそれで慣れておくのもいいと思います。出てきたわからない単語はひとまとめにノートにとっておいたので何回も出る単語は自然と覚えるようになりました。

8. 最後に一言

オンレクは解説も面白くて飽きずICUでのキャンパスライフが思い浮かぶような余談はすごい楽しかったです!

お昼休みはキャンパスを散策すると空気も綺麗だし気分も良くなります!
あと英語に頭を切り替えておくのも大事です。

(追加の質問)

> 授業でメモを取る際はどのような事を心がけていましたか?実際の試験でのメモの取り方は?

世界史の授業ではプリントに書き込み式だったのですが、先生の余談などを端の方にメモったりしていました。実際の試験ではメモ用紙に小見出しが書いてあるので最初に一通り読んでから年代や具体例などを特に重視してメモしました。

> TEDでこれは聞いておいてよかったというコンテンツがあったら教えてください。

TEDでは実際のリスニングと同じようにいろんな分野を聞いたほうがいいと思ったので分野から選んで聞くのではなく、おまかせからランダムに選ばれた話を聞きました。

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ジーニアス太郎

<プロフィール>

福岡の高校
駿台
趣味筋トレ

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 人文8割
総合教養得点 = 5.5割?
英語リスニング得点 = 2割
英語リーディング得点 = 7割

センターは受けてません。

4.併願校

慶応
青山

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

文系でも理系の勉強もできるところがよかった。
自分は古文が尋常ではないほど出来ないので、古文を使わないで入れる大学を探していた。

6.ICUに期待するところ

メジャーで言うと情報科学と経済の勉強がしたい。
あと他力本願なのですが、厳しいと噂のELAも不安ながらに期待。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

アメリカのリベラルアーツでは先端知識は先端であるがゆえに腐りやすい。
そのため、長い年月を経ても今なお生き続ける知識をベースとして教えているようだ。
といった前置きから
日本で学べるリベラルアーツはここしかない
みたいな文章を書いた気がします。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

学んでみたいメジャーは経済学である。
今年のノーベル経済学賞は行動経済学であり、行動経済学は人間が合理的には動かないことを前提にする学問である。それはある意味では従来の経済学の限界を示しているのではないだろうか?(この考えが正当かどうかはわからない。)
経済学という学問を一面的に捉えていては真の経済学は学べないとし、多くの教養をみにつけつつ多面的に経済学を研究していきたい。

またそれを活かしつつ社会に還元できるような人材になりたい。と書きました。(アメリカの高校生は社会の問題意識、それをいかにして解決するか、どのように社会に還元するかという意識が強いとどこかで読んだため「社会への還元意識」というものを織り交ぜた。)

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

筋トレがいかに素晴らしいかを書いた。

a. 人文・社会科学

人文 ・社会科学で受けました。
国際基督教大学の入試は特殊とネットでは標榜されているため、構えてしまいがちではあるがそんなことはないと思う。長い現代文の問題である。
確かに知識問題がまじっており、日本史選択、世界史選択で多少の差は出るかもしれないがあくまで数問であり大半は読解問題である。どっちにウェイトをとられるかは運だ。
政治経済的な知識も基礎的なもので新聞を読んでいれば十分に回答可能。

ただなによりも人文・社会科学の文章は面白い。
あの堅さと社会への示唆に満ちた文章を丁寧に丁寧に読んでいるとあっという間に時間が過ぎてしまう。
特に2016年のお京の社会からの現代の女性が置かれている社会状況への考察は関心してしまうものがあった。
「あ、こんな風に繋がるんだ~」と関心したものである。
一回もICUの問題を解いたことがない人は、解くのではなく読んで損はないと思う。

b. 総合教養(ATLAS)

自分はほぼ対策なしで臨んだ。
過去問がないのだから仕方がない。
ただ、どの受験生もほぼ横並びであり真の教養力を試されているのだから
本を読み、毎日新聞を読んでいた自分は肩肘を貼らずに受けた。
実際こちらも読解問題がそこそこ占めているので、それを落とさないように注意した。
ただ自然科学系IVは物理の問題という感じだったのできつかった。できは2/10ぐらいではないだろうか?

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

これはきつかった。正直なめていた。
対策としては黄色の関正生の英語リスニングみたいなやつのみやった。
あとはポラリス3のシャドウイング。を一ヶ月程
自分が受けたリスニングは本当に難しかったようで、出来る人もできなかったために平均点がさがり、自分の出来なさが目立たなかったのだと思う。
結果はわからないが天佑だった。入学後の苦労が予想される。

<リーディング>

リーディングはずばぬけて出来る方ではないが人よりはできる程度である。
ただ一つ英語の試験を解く上で自分の中でのパラダイムシフトは「ポレポレ」の読解過程を長文すべてに当てはめることである。つまり精読が大切。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

教養力を身につけるという点では池上彰の本が最適だと思う。
時間に余裕があれば幅広く本をよむことは大切だと思う。時間があればだが。
新聞は毎日読もう。私は日経だった。

8. 最後に一言

ICUは運の要素も大きいと思う。自分も2015年の人文だったらダメだったと思う。
息抜きにyoutubeなんか見ながら頑張ろう。

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

うなぎパイ

<プロフィール>

岐阜のとても小さな中高一貫校出身です。
偏差値はそれほど高くなく、ほのぼのとした学校でした。
学年で旧帝大へ毎年二、三人程度行くぐらいです。
部活は吹奏楽部に高3の春まで在籍していました。
部活引退後は数学だけ駿台にお世話になっていました。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8~9割
総合教養得点 = 8~9割
英語リスニング得点 = 5割
英語リーディング得点 = 5割

(センター得点 参考)
地理 91
国語 169
英語 186
リスニング 40
生物 82
化学 49
数ⅠA 83
数ⅡB 47

4.併願校

東京理科大学基礎工
名城大学農学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

学校の進路指導室にあるポスターから知りました。

6.ICUに期待するところ

英語力をとにかく高めたいです。また文理の壁を超えた学習ができることを期待しています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

リベラルアーツ教育に魅力を感じたことについて書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

読書、特に最近読んだ洋書について書きました。

a. 自然科学

自然科学選択でした。
自然科学は中央値補正がかかるとおそらく失点が大きく不利になるので満点を狙うつもりで受けました(実際は本番ミスしましたが…)
私は生物と数学を選択したのですが、どちらもおおむねセンターレベルの対策と過去問で対応できると思います。考察問題が重いですが、しっかり落ち着いて考えれば解ける問題が多いと感じます。
数学は苦手分野が無くなるようにセンター対策からきっちり詰めると良いと思います。

b. 総合教養(ATLAS)

文系知識は普段のニュースなどから積極的に吸収していくよう心がけました。
時間が足りなくて後悔するよりは全問回答したいと考えたのでとにかく深く考えすぎずに、手早くマークしていきました。
全体的に思考力を問う問題なので落ち着いて!

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

スマホアプリのTOEFL対策を入れて解いたりしました。
もう少し対策すれば良かった…

<リーディング>

過去問を赤本にある三年分解きました。
時間配分が厳しいのでとにかくスピードに拘って解きました。
単語はmikanというスマホアプリを使って対策しました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

とにかくリスニング対策を早めに始めたほうが良いと思います!
私は本番リスニングが全くできず、帰りのバスでこれは落ちたなと感じ、泣きそうになりました…

8. 最後に一言

私はおそらく英語力がかなり足りず、自然科学と総合教養で稼いで入ったタイプなので、ICUに入りたいけど英語力が足りないという人も諦めずにチャレンジしてみると良いと思います。
入ってからELPが大変だと思いますが頑張ります…!

(追加の質問)

>数学と生物でおすすめの参考書があったら教えてください。

数学は学校で配られた黄チャートや4stepなどどこの学校でも配られそうな問題集をただ淡々とこなしていました。特にチャートは繰り返し解いていました。
生物は、生物基礎問題精講という問題集を使っていました。他の参考書をあまり使っていないので何とも言えませんが、ICUの生物に必要なだけの基礎力と知識はしっかりつくと思います。

>自然科学の数学と生物はどのような時間配分で解きましたか?

体感ですが80分中生物30分:数学50分ぐらいだったかなと思います。(生物はもっと短かったかも?)過去問もだいたいそれぐらいの配分で解いていました。
生物は実験考察問題の文章量が多いので、そこに時間を割きつつ、手早く解くように心がけました。
数学は苦手なのでとにかく時間をかけて無理やり解きました。
足りない知識と発想を計算で補った形です…

ICU入試合格体験記2018

1. お名前、プロフィール

<お名前>

アルパカ

<プロフィール>

通信制高校出身。
現役時代にスタディサプリを使って勉強し、成成明学に進学したものの、大学1年生の夏休みに再受験を決意しました。その際、塾などは利用していませんでした。
サークルにたまに顔を出しつつ、単位を取りつつの仮面浪人です。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割以上
総合教養得点 = 6割
英語リスニング得点 = 3割
英語リーディング得点 = 8割
センター得点 =
今年は受けなかったので、現役時代は
英語 168
リスニング 36
国語 112
世界史 97

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

現役時代に大学に入学したときは語学の勉強以外やりたいことが定まってなくて、偏差値だけを見て受験したようなものでした。なので、途中から自分の専攻に疑問を感じるようになり、ICUのような入学後に専攻を決めるシステムがとても魅力に感じました。語学の勉強が充実している点にも惹かれました。

6.ICUに期待するところ

英語力を磨きたい。
あと、せっかくの少人数制なので、教授とたくさん関われたらいいなぁと思います!

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私がICUを志望する一番の理由は、リベラルアーツ教育にあります。多くの大学は専門分野を一つに決めて、それを集中的に学びますが、ICUは専門分野に囚われずに学ぶ事ができる大学だと思いました。大学生時代に様々な学問に触れてみたいと考えていた私にとって、その特色はとても魅力的に感じ、志望することを決断しました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

いろいろ書きましたが、英語力向上を中心に熱く語りました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

音楽を演奏することや歌うことが好きで、得意だということを誇張して書きました(笑)

a. 人文・社会科学

オンレクの過去問を使った勉強しかしていませんが、これが役立ちました。
人文・社会科学が分かれていた時代は解答時間が70分で、それに慣れていたので、本番の80分はしっかり見直しできるくらい余りました。
とにかく慣れることが大事ですってよく言われていると思いますが、確かにそうでした。
解いているとだんだん、聞いたことある話も増えていきます。
知識問題は間違えると気になるかもしれませんが、読解で得点する姿勢が一番大事だと思います!

b. 総合教養(ATLAS)

これもオンレクしかやりようがなかったです。
パート4に関してはオンレク、本番ともにほぼ何もできず、塗り絵しました笑
文系はほとんどの人ができていないと思うので、こんな感じか~っていう雰囲気を抑えておくだけで大丈夫ですよ!私はそれで大丈夫でした笑

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

英語のリスニングはTOEFL ITPの対策本を一周しましたが、基本的に過去問中心です。
一度解いた問題は何度も聞き直していました。
通学で一時間くらい電車に乗るので、その間に聞きまくるようにしていました。
ただ、過去問ではそこまで低い点数を取ることは無かったのですが、本番はひどかったです…
最初から全然聞こえなくて、やっと持ち直しても自信がなくて、落ちる…とまで思いました。
リスニングがダメでも、それをリーディングに引きずらないことは、大事ですね。

<リーディング>

リーディングは一般的な受験生の勉強と唯一変わらない部分ではないかと思います。
単語と文法チェックから初めて、10月くらいからは大学受験参考書の長文を解きました。
ICUの過去問も、問題集のように使っていました。
私の場合一度解いた長文を10回は音読するようにしていました。これは、現役からの習慣でしたね。

ICUは2017年度から長文の数が一つ増えていて、直前期に解いたら時間足りず、すごく焦りました。
実は本番も最後の穴埋め5問くらいは時間足りなくて塗り絵だったんです。
それでも受かったということは、読解はちゃんと得点できていたんだと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの入試は満点や9割を狙うようなものではないので、こだわりすぎないことは大切だと思います。
当日は、とにかく会場は暑いです!!あと机の狭さもナンバーワンです!!
最後まで集中力を切らさないように頑張りましょう!

8. 最後に一言

私は所属していた大学で年間40単位ほど取れるように授業を組んだり、ゆるめですがサークルに入ったりもしていたので、勉強時間の確保は大変でした。
平日の勉強時間は電車内の時間を引くと、1時間くらいしかなかったこともよくありました。
だからこそ、少ない時間で効率よくやろうとか、スキマ時間を使おうとか、いろいろ試行錯誤して、それが良かったのでは、と思っています。
大学でのレポート作成や新たに身につけた経済・文学の知識なども、ICUの入試には役立ったかもしれません。
受かったから言えることですが、再受験を決意して本当に良かったと思っています。
未来のICU受験生、頑張って!!