ICU入試総合型選抜(AO入試)合格者インタビュー1
今回は昨年度のICU入試総合型選抜合格者の豆もやしさんにお話を伺いました。
豆もやしさんは都内私立高校の出身で、オンレクを受講されていました。
(まずはICU入試総合型選抜、提出書類の小論文に関して伺います。小論文は高校時代にアメリカに留学をされていた際に感じたことを中心に書かれています。留学したのはアメリカのどの地域ですか?)
ミシガン州の田舎の町です。シカゴから3時間ぐらいかかる場所でした。
(留学していたのはどのタイミングですか?)
実は留学したのが高3の時で、高校3年生の9月から翌年の6月までです。
高校は留学していた分遅く卒業した形です。
(2020年6月から2021年9月までなのでちょうどコロナが大変な時期ですね)
はい、それは本当に大変でした。
留学中は高校の授業は1年間オンラインでした。
元々は対面の授業で行われる予定だったのですが、授業に関しては対面がなくなってしまいました。
(するとホームステイをしながら、ホームステイ先からオンラインで授業を受けたという形ですね?)
その通りです。
(授業以外で学生が対面で集まる機会というのはあったのですか?)
部活や課外活動などは学校で集まってやっていました。
また、ホームステイ先には留学生のルームメイトがいたのはありがたかったですね。
(アメリカはコロナの感染者が多く大変だったと報道されていますが実際はどうでしたか?)
そうですね、私が行っていた街は田舎で、元からソーシャルディスタンスがあるような環境でした。実際に周りで感染者が出ることもなく、感染が広がっていると感じることはほとんどありませんでした。
(引き続きICU入試総合型選抜提出書類の小論文の内容に関して伺います。留学時の経験としてジェンダーの意識の違いなども書いておられて、留学先の高校ではコーラスの授業を男女別には分けなかったと書いてられますが、この場合コーラスのパートはどうやって分けるのですか?)
声はその人それぞれのものというか男性でも声が高い人もいれば、女性でも声が低い人もいます。なので、パートは男女で分けるのではなくて、その人の音域や個性に合わせて決めようということを混戦合唱の指導者が言っていました。日本の混声合唱ならまず男女で分けるので、このような考え方には驚きました。
(提出した小論文では活動の実績というよりはご自身の感じた事が率直に書かれているのですが、そこには何か狙いがあったのでしょうか?)
私の場合は強い実績があった訳ではなくて、例えば「発展途上国に行って井戸を掘った」みたいな経験はしていないので、無理に実績を中心に書くよりは、留学に行って感じた事や考えた事を率直に書いた方が自分としては書きやすいと思いました。
(実際書いてみたらそうなったという所もありますかね?)
確かに結果的にそのような文章になったようなところはあります笑
実は最初はもうちょっと活動を盛って書いてみようかなとは思ったのですが、
文章を読んで自分の事を言い表していないような内容はよくないなと考えて、
なるべく率直に書くようにしました。
(ICU入試の総合型選抜提出書類の作成にはどれくらいの時間がかかりましたか?)
結構時間がかかりました。書類を作り始めたのは7月の半ばくらいで、出願締め切りの9月の半ばくらいまでかかりました。2ヶ月ぐらいをかけて全部を仕上げました。
(それは大変でしたね。総合型選抜の場合、ボールペンで書類を書かないといけないので、記入するのにも時間がかかったのではないですか?)
はい、提出書類は5回ぐらい清書しなおしたものを提出しました。
ボールペンで書いている途中でどこかしら間違えてしまって、二重線で訂正するよりはもう一度全部書き直すということをやっているうちに、5回も書き直すことになってしまい、提出期限ギリギリになって、寝ずに書きました笑
(次回、その他提出書類に続きます)