社会人入試

今回は社会人入試でICU国際基督教大学に合格された、silvermoonさんにインタビューをさせていただきました。

(ICU国際基督教大学を知ったきっかけを教えていただけますか?)

長く欧州におりまして、そちらで知り合った方がICUの卒業生であったことがきっかけでした。
他の日本の大学と比較すると個性を大切にするというところに惹かれましたね。

(ICUを社会人入試で受験されるまでは、主婦でいらっしゃったのですね)

そうでうね、ドイツ語を教えていたりもしていました。

(その後日本に帰ってきた段階でICUの社会人入試を検討されたという形ですね。ICU以外の大学は検討されましたか?)

社会人が推薦で入れるところを基準に探しました。
他大学も調べ、受験は他の私立大学なども検討しましたが、結局受験したのはICUだけになりました。

ICUはすごく我が道を行くというというイメージで、西洋的な考えを元に作られたという印象があり自分にはあっている感じがしていました。

日本の有名大学は、いいサラリーマンになるためにはいいけど、個性を伸ばすというイメージがありませんでした。その一方で、ICUは小さくて個性的と言うのでしょうか、そこに一番惹かれました。
人間味があって、校風が自分にあっているという印象ですね。

(ICU国際基督教大学の社会人入試願書にはどのような内容をお書きになりましたか?)

そうですね、まずICUの社会人入試には、「ICUを志望する動機と関連づけながらあなたの社会経験について具体的に述べ1200字以内にまとめて記述してください」という1200字のエッセイと、その他の入試に見られるような短めの質問項目(ICUで何を学びたいかなど)がありました。

1200字のエッセイにはヨーロッパで自分が子供を産んで家庭を持って、後いろいろあって日本に帰ることになった時に、ICUを受験するという機会に恵まれ、これは神様が与えてくれたチャンスかもしれない。また息子たちが大学入学にチャレンジすることを喜んでくれて、背中を押してくれたことも書きました。それから仕事の事ですね。全体に個人的なことを書きました。

(思ったよりプライベートな内容ですね)

ええ、最初は私も当たり障りのないことを書いていていたのですが、そういった文章は美しくは見えるが、それは自分ではないという感じがしました。

よって全体を書き直して、これが自分だという個性を出すことにしたのです。
最終的に、今お話したようなすごく個人的なものになったという形ですね。

(自分の気持ちを正直にお書きになったということですね。)

そうですね、ある意味ICUで何をしたいか頭を整理できたと思います。
社会人で入ってくる方はいろんな経験を積みながら受験されますよね。
高校を中退して、大検受けてくる方もいらっしゃるかと思います。

いろんな人生模様があるので、それをいかして素直に行きたいという気持ちを伝えるというのも大切なことだと思います。大学は決まり切った願書など見飽きているでしょうし。

(次回に続きます)

自然科学,留学・語学研修

Rさんインタビュー6

(ICU国際基督教大学のSEAプログラム 海外英語研修(一年次夏期の語学研修)に参加されたのですね?)

ええ、私はニュージーランド(NZ)に行ってきました。

一応赤ん坊のころに渡米したことはあるのですが、実際にはほとんど初めての海外でした。

ICU(国際基督教大学)のSEAプロは行く先によって雰囲気が違うそうですが、NZはのんびりしていました。
エクスカーションがよくありまして、キーウィーバードを見に行ったりとか。

(印象的な出来事などはありましたか?)

コロマンデルという岬というか埠頭に行く機会がありまして、その際にロッジハウスに泊まったのですが、その日すごい嵐で停電になり、朝まで復旧せず、翌朝も電気がこないまま、ロッジハウスに閉じこもっていました(笑)。

日本とは違ってNZは電気依存社会で、暖房から調理器具まで全て電気なのです。
停電すると凍えるしかないということを身をもって知りました。

(クラスの印象はいかがでしたか?)
のびりした雰囲気や観光面などはとてもよかったのですが、

NZの学校のクラスそのものは少し簡単すぎたかもしれません。

ICUのELPではやらないようなかなり簡単な内容が中心でした。

海外に行っての刺激は、NZの地元も人々よりも
むしろNZに来ている外国人から受けました。

NZは観光国で、また留学生の受け入れにも力を入れているので、
様々な国の人に会う機会があって、ネイティブじゃなくて、共通語としての英語を感じることができました。

サウジアラビア人の発音がめちゃくちゃだとか
ベトナム人がデンジャラスをデンゴロスと言っていたとか、
そういった英語の多様性を知ったというのは大きいですね。

またそのような多国籍の環境では少しサバイバル能力も試されるような感じもします。
NZ自体も移民の国ですし、
日本とは違って本当いろんな人がいるのを実感しました。

全体として多様性を感じたというのが最大の印象ですね。

(ありがとうございました。次回より社会人入試合格者インタビューをお届けします。)

一般選抜,自然科学

(ずばりICU国際基督教大学入試の勝因は何でしょうか?)

当日解けたというところが大きいです。
うまく裁けたというか、ちょっと迷ったらすぐ次というような、
かといってあまり飛ばしすぎてもいけないわけです。
その当たりの問題裁きが非常にうまくいきました。

例えば

数学の出題で手がかかりそうだから問題を飛ばしますよね。
しかしほんとうに分からない大問が出ると全部飛ばしそうになってしまいます。
その場合加点できる問題を的確に解いていく必要があります。

そういう見切りをいかに付けるかがうまくいきましたね。

ICUの自然化学は時間との戦いでもあるので、問題さばく能力は非常に大切です。
タイムマネージメントですね。
ある程度場慣れや過去問演習が大切になります。

ただし出題の仕方が教授によるので、例えば化学だといつもパート4つという訳ではなく、パート分けをしていない年度があったりもします。

また最初に長い説明文を書く年もあるし、その都度書いてくれる年もあります。
いろいろな状況に対応できるようにしておくことが大切です。

長文の中にヒントはあるものの、読まなくてもよいという教授の出題もあります。

また読まなくては解けない問題でも、定義がどこにあるかが分かればよいという年度が多いです。
後でどこに戻ってこればよいかをわかるために一度読んでおくのですね。
自然科学の問題文は、1回で全文を理解する必要はありません。

これはICUの人文科学にもにも通じる考えで、長い文章の中から自分に必要な情報を拾っていく技術ですね。

アレと同じ能力です。

もっとも人文ほど厳密にやる必要はありませんが。

(やはりICUの自然科学の長文は最初に目を通すべきでしょうか)

一読はすべきだと思います。

読んでおけばすぐに解けていたのにという問題で、時間をロスしてももったいないです。

ちらっとでも読んだ方が経験上絶対よいです。
読みながらといてもそれほど時間は変わらないですし。

(専攻の化学に関しては何か特徴はございますか?)

化学に関しては2年ごとに先生が替わっているような気がしますね。
つまり2年ごとに出題が変わっている感じがします。

ICUの自然科学はパート分けに出題者の癖が出ます。そのあたりは解いて感じて欲しいですね。
とにかくICUの理系は本当に情報がありませんが、あの問題は普通に勉強するしかないです。

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,人文・社会科学,一般選抜,自然科学

Rさんインタビュー4

(ICU国際基督教大学の人文科学の勉強はどのようにされていましたか?)

勉強を始めた当初はICU人文科学はかなり苦手としていました。
「オスマン帝国が出てきたらどうしよう」とか。

最初は世界史の教科書をやろうなどと思いましたが、
しかし理系なので文系の勉強までやっていく時間はなくて、
結局ICUの過去問やっていくと知識をつけていきました。

実際にICUの問題は様々な分野の論文が出されますし、読みごたえもありますので、
人文の過去問から相当量な知識を付いたと思います。

(過去問をやりながらその内容をまとめたりはしましたか?)

なるほどと思ったところといいますか、「へぇ、そうなんだ」という風に納得のいった箇所や、
新しい分野の知識などは随時を覚えるようにしました。
またオンレクの解説等で印象的な所は特に記憶するように心がけました。
過去問以外に新書を読んだりということはしていません。

(理系なので現国の勉強はされていませんね?)

予備校の授業や参考書などでは全くしていないですね。しかしセンターのプレ模試をの現国結構やりました。

(文系模試をわざわざ受けるのですか?)

いえ、各種模試でついでに、選択肢方式の国語を受けたりしたということです。
つまりセンター模試だと国語が含まれているので、ついでに受けてしまうわけです。
模試をその場で受けて解説を読んで、という感じですね。
模試だけでも多少練習になりました。分量や内容などはICU入試は違いますが。

(試験を受けてみてのポイントはどこにありそうでしょうか?)

ICUの人文で何が問題か、話が終わるまでが長いです。
よって過去問の練習を繰り返して、実際の試験でも人文を20分前後で読めたのですが、そこが大きかったと思います。
あれを読み切れないと、理系だからと言って有利とはいかないので。
理系受験なら、人文が結構大きいかもしれませんね。

(そのほかの社会などはやっていないですね?)

やっていません。理系3教科に絞った人は、下手に社会に手を出さない方がよいと思います。
理数を固めることに労力を費やした方がよいでしょう。
無理に文系の学習をするより、自分のアドバンテージ(理数)を活かすべきだと思います。

(次回に続きます)

一般選抜,自然科学

Rさんインタビュー3

(それでは実際のICU国際基督教大学入試での自然科学の出来映えはいかがでしたか?)

自然科学はほぼ全問を取れたと思います。問題も取っつきやすく、化学は普通に全問できる前提であったようです。手応えはありました。数学の方も見直す時間がありました。

(時間的にも余裕があったということですね?)

余裕はそれほどでもないが時間はちょうどぐらいでしたが、解いた後に後に不安が残らず、やりきった感がありました。

(オンレクの過去問は役に立ちましたか?)

そうですね、ICUの過去問から傾向と対策は見えてきた感じがします。
過去問を解いて取りこぼさないことがが大事だと分かり、そのような姿勢で勉強を進めていました。

自分は英語が勝負だと思っていたので、特に直前期は英語中心の学習でしたが、英語に飽きたら、数学をやるなど、息抜き代わりに自然化学を勉強していました。

気持ちを切り替える上で、このような勉強の区分けはうまくいったと思っています。

(ICU社会科学との比較になりますが、ICUの自然科学は試験範囲が明確にされており、得点しやすいように思われます。その点はどのようにお考えになりますか?)

そうですね、比較的対策を立てやすいので、理系でICUに入りたいという人に取っては有利な科目です。
特に文転したい理系にとってはいい試験かもしれません。

ただし理系にとっては人文科学がかなり勝負になると思います。
人文がある程度できないとこのメリットをいかせないかも知れません。

(次回理系の国際基督教大学人文科学学習法に続きます)

一般選抜,ICU入試統計倍率偏差値,志願者数・受験者数

一般入試での眞子様効果は?

2010stat012

2月6日に実施され、2月12日合格発表のあった2010年度ICU一般入試は上記のような結果となった。志願者数は昨年度より113人少ない1752人であった。一方、合格者は40人増え、504人となったため、倍率は3.48倍となった。試験タイプ別の内訳を見ると、社会科学の倍率が3.14倍、自然科学の倍率が4.86倍となっており、自然科学選択者には厳しい結果となった。BUCHO.NETの調査において、過去10年間で自然科学選択者の倍率が社会科学選択者の倍率を上回ったのは初めてのケースである。

昨年11月に秋篠宮家の長女眞子さまがICUに合格されたという報道があったが、志願者数は前年度比約マイナス6%となった。しかし後述のように、難関私立大学は志願者数が減少傾向にあり、そのような状況化ではまずまず志願者数が踏みとどまり、一定の報道効果を発揮したとの見方もできる。来年度以降様々な形でICUの報道がなされると予想されるが、今後どのように志願者が推移するかが注目される。

国公立志向を反映、センター利用は増加

2010stat022

同じく12日に合格発表の行われたセンター利用入試においては、志願者数は前年度比15人増の906人となり、倍率も2.84倍に上がった。ICUでは6教科7科目の国立型試験を課しているが、1月実施のセンター試験では昨年度より9387人多い55万3368人が受験、2月上旬時点でも国公立志願者数が大幅に増加している。この国公立志向の受験生の増加が、センター利用受験者の増加につながったものと考えられる。

他の難関私大の傾向

2010年度の早慶上智の受験者数は上記の通り。早慶は3年連続の減少となっており、長引く不況による国公立シフトを反映した結果と言える。一方、上智は3年連続で志願者数が増加している。早慶受験回避者の受け皿となった形だが、同じくミッション系難関私立大学のICUとしては参考にしたいところである。2010stat032

一般選抜,リベラルアーツ学習適性

ICU国際基督教大学学内新聞、The Weekly GIANTS 入試特別号にリベラルアーツ学習適性予想問題を掲載させていただきましたが、問8の解説スペースが足りなかったため、こちらに掲載させていただきます。よろしくご参照くださいませ。

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一般選抜,自然科学

<ICU国際基督教大学の数学に関してはいかがでしょう?>

ICU自然科学の数学は結構手のかかる計算問題が多い印象です。しかし全体の難易度は高くないですね。

ポイントとして言えるのは、13問と問題数が少ないので、1問あたりのウエイトが大きく、検算や見直しを確実にすることが大切です。

また4択という問題形式で、予め答えが出されている試験形式なので、抜け道が用意されています。

つまり計算に時間を要する問題でも、完答する必要はありません。概算で絞れる場合が結構あるのです。

例えば最初の符号が分かれば4問の内2問が消えます。正確に答えを出さなくても答えが出るというわけです。

実際の試験でも数学は若干不安を残して当日を迎えましたが、最後まで答えを出さない問題が多かったです。つまり最後まで解かないスタイルで、時間を節約できたということですね。四択だという事実は活用すべきでしょう。

なおオンレクのICU合格体験記を見る限り、4教科の中でも数学は比較的作り込んである問題が多く、数学を含まない方でやった方が得点が伸びるかも知れません。

理科を2教科やっている方は数学以外の選択を考えてもよいでしょう。
なお国際基督教大学の入試では、当日試験問題を見て、4教科の内の2教科を決めることができます。

(次回に続きます)

自然科学

今回は自然科学でICU国際基督教大学に合格したRさんにインタビューさせていただきました。

(化学をご専門にされているので、化学の質問からさせていただきます。
ICU国際基督教大学の自然科学の化学の印象はいかがでしょう)

まず取らなくてはいけない問題が多いが多いですね。難しい問題が少ないです。
予備校の先生に見せたら10分で解けるくらいのレベルだと言われました。

化学は基本的に化学Iからの出題で、IIの範囲が出題される場合には、注釈的なものが用意されています。出題範囲を誤解されている方も多いのですが、入試要項にも書いてある基本事項です。

(問題の特徴はありますか?)

まず全体に問題が簡単で、正直過去問を見ているとセンターよりやさしいと思われる年もあります。理系でIIまでやった人間なら満点を狙うくらいの勢いが必要でしょう。

自然科学の他教科にも言えることですが、ICUの自然科学は「取捨選択」ではなく、「いかに全問を解くか」の勝負になります。

その他化学に関しては、他の大学とは問題になる箇所が違う場合があります。
例えば中和の大問があった場合、大問の最後に酢酸の濃度を聞くという私大理科のおきまりのパターンがあるですが、ICUの場合、おきまりのコースではない場合があるわけです。
また大問といっても全てが関連しているわけではなく、小問の集合になっている問題もあります。いじわるな問題も少ないですね。いつもならここでひっかけられるのに、という問題も素直に出題している印象を受けます。

(理Iの出題とのことで、文系でも対応できそうですが、国際基督教大学の自然科学の試験ではやはり理系の方が有利でしょうか)

化学という科目の性質からIだけを知るより、IIを知っていた方が有利です。
Iの段階では暗記しかやらないが、その理由や背景ををIIで学ぶという化学の特性があります。しかしそのために文系が化学IIをやるのはあまりに範囲が広すぎでしょう。

もっとも記憶に長けた方で、基本事項をどんどん暗記できるならIだけでも問題はないと思います。しかし自分の場合機械的暗記ができないタイプだったので、IIの理解があって初めてIの範囲が覚えられたように思います。

いずれにしてもICUの自然科学は一応文系で理Iだけを学んだ方でも解ける問題になっているわけで、それを数理をやり込んでいる自分が取れないわけはないという気持ちで臨みました。

一般選抜

(Uさんインタビューその4)
3限目は人文科学で、比較的平易に感じました。問題自体は過去問の中でもかなり難しい部類に入ると思いますが、要求される背景知識が西洋哲学だったため、自分の持っている知識で対応できました。自分の場合は人文科学の論文はまず全体をぱっと眺め、何がメイントピックであるかを把握してから、1章ごとや文中の区切りごとに読み、問題に答えていくというスタイルでした。実際の入試でもこれを実践しました。全体を読んでから答えるという方もいらっしゃいますが、どのような読み方、解き方にしても、自分なりのスタイルを作っておくことは大切だと思います。

4限は英語で、こちら非常に簡単に感じました。近年の問題の中でもかなり簡単で、これは全く差が付かないだろうなと思いました。英語が課題であった自分としては助かった面がある反面、満点近くを取る受験生もたくさんいるんだろうなと思い、正直この時点でダメかもしれないと思いました。

(確かに昨年度の英語リーディングの出題はText1が並、Text2, Part IIは簡単ではないものの、問題が素直なものが多かったですね。全体の出来映えとしては厳しいという印象だったのですね?)

そうですね、予定通り2年計画になりそうだなと思いました。試験が終わった瞬間、不合格だと思っていましたので。得意の社会科学で全くリードできなかったと思う点、英語の問題がかなり平易であった点などからそう確信していました。

(では合格はかなり驚きだったのですね?)

ICUの合格発表は怖くて見られないと思っていました。前日から眠れませんでした。合格発表をすぐに確認が恐ろしく、ネットや電話確認は絶対止めようと思っていました。特に電話の自動アナウンスで機械音声で「不合格です」と聞くと思うと怖かったですね。

(自分もビジネス上、定期的に大学受験をしているのですが、確かに家族のいるところで電話の合否音声案内を聞く時は怖いものがありますね(笑)。)

ええ、ですので郵送の合否の通知を待つと決めていたのですが、あまりに気になってしまい、結局ネットでICUの合格発表を見ました。番号を見つけた時は信じられないような気持ちで、家族に電話での合格発表や郵送での通知など、複数の手段で合格を確認するようお願いしたほどです(笑)。もちろん合格通知や入学案内が来て確認できたわけですが、ネット上の自分の受験番号見た段階では本気で信じられないという気持ちでした。倍率も例年より高かったですし。

(ICU国際基督教大学入試の勝因はどこにあったのでしょうか?)

そうですね、今思うとオンレク内の成績を見ていて、ベストの成績が出て、苦手教科等をうまく平均程度でクリアできれば、合格できないことはないと分かっていたのは大きいです。つまり試験前にボーダーライン上に自分はいたことを確信できていたということでしょうか。決して全教科の成績が下位ではないと。

また2限目の社会科学の後に気持ちを切り替えられたこともポイントだったと思います。月並みな言い方ですが、ICU入試に対して現状の自分の力で、目の前に与えられた問題で、最善を尽くすことができたのが勝因だと思います。

(ありがとうございました。次回から自然科学でICU国際基督教大学を受験をされたRさんのインタビューをお届けする予定です。)