2024ICU入試合格体験記,ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

コロンブス

<プロフィール>

みんこうで偏差値44の私立高校出身
陸上部

2.受験形態

総合型選抜

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

初めて知ったのは、中学校の同級生が付属校に受かった時です。最初は名前かっこいいなという印象でした。
高校に入って、海外に興味を持ち始めた時、ICUを調べ英語教育や留学制度が充実している点、異質で刺激が強そうな点に魅力を感じいきたいと思うようになりました。

6.ICUに期待するところ

ELAと留学、多様な授業を通して様々な人と関わり、刺激の強い4年間にしたいです。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

私の夢を叶えるには国際的社会人を育成するICUの教育カリキュラム、多種多様な学生と共に学ぶ環境が必要不可欠であるということを具体性をもって書きました。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

私自身が昔から強く感じていた日本の同調圧力について書きました。過去と未来の自分の変化を簡潔にわかりやすくまとめました。

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

私はICUの理念である「多様な価値観を持つ人々との共生の実現」に貢献できる人間であるということを、自分の特徴や経験を全面に出して伝えました。ここでも固有名詞や結果を出すことでわかりやすく伝えることを意識しました。

b.小論文(1,500字)

小論文は、「社会的または国際的に関心が高まっている時事問題」を選択し、日本の外国籍児童生徒の教育支援について現在の課題や解決策を述べました。ここでも、自分の日本語講師を務めた経験や日本語教育施設でのインタビューで得た情報を基に書きました。経験が自分の意見の裏付けになるように書き、説得力があるようにしました。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析(800字)

二週間の米国短期留学で、チームの和を促進するサーバントリーダーとして自らの役割を果たしたことを書きました。ここでは、自身の長所である共感力の強さだけではなく、短所である判断力の弱さも述べ、今後自分がリーダーの役割を果たすうえで必要な能力をICUでの学びに繋げて書きました。

d. 推薦状2通

担任の先生と高校の校長先生に書いていただきました。

e. 成績書類

評定平均 = 4.3
英語成績 = IELTS5.0

f.一次試験(書類審査)のポイント

ICUがどのような人を求めているのかを自分なりに理解すること、
自分の特徴や意見、経験を良い面も悪い面も含めて素直に書くこと、
書類全てに一貫性を持たせること、が大事だと思います。
そうすることで、他の人では真似できない自分だけの書類を作ることができると思います。
あと、書類の数は多いですが文字数が少ないので、伝えたい要点を簡潔に書くといいと思います。

g.面接 (二次試験)

用意してた質問で実際に聞かれたのは志望理由だけでした。あとは大学での学びについてと書類で書いた内容についてかなり深掘りされました。最後はある主張に対して教授とディベートのようなことをしました。全体を通して面接というより会話感が強かったです。教授は優しかったですが、面接中はやはり緊張感がありました。

二次試験ポイント

一次の書類で書いたことは自信を持って言えるようにしておくことだと思います。あと私は聞かれませんでしたが、なぜICUでなければいけないかもはっきり言えるといいと思います。

8.最後に一言

このサイトは高校一年生の頃から見ており、とてもお世話になりました。
しかし、正直このサイトの合格体験記や周りの受験する友達と自分を比べ、不安になることもよくありました。
高校の偏差値も低い、評定も高くない、英語の能力も低い自分なんて、、と思っていましたが、こうして合格することができました。大事なのはやはりICUに自分が合っているかだと思います。自分はICUに向いてるなと感じた方は誰にでも可能性があると思います。自信をもって、頑張ってください。

<追加の質問>

・「日本語講師を務めた経験」について
高校生で日本語講師を務められたというのは貴重な体験かと存じます。
どのような施設でどのような形で教えていたのかなど、差し支えない範囲で教えて下さい。

→最初は、国際交流センターに連絡をし、近所の日本語教室で授業を見学をしました。何回か説明や見学を繰り返し、日本語講師の見習いとしてバングラディシュ、中国、フィリピンの生徒に日本語を教えていました。授業は一対一で行い、学校からもらった課題や教室にある日本語の参考書などを個人のレベルやペースに合わせて教えていました。
小論文でも実際に現場で教えた経験から感じたことを強調して書きました。

・推薦状を高校の校長先生にお願いした件で
校長先生に推薦状を書いていただけるのは素晴らしいことかと思いますが、AOで所属校の校長先生の推薦状をお願いする方は少ないように思われます。どのようなきっかけで校長先生にお願いしようと思ったのか、ご快諾いただけたのかなど差し支えない範囲で教えて下さい。

→私が校長先生に推薦状をお願いした理由は、私が行った様々な活動を近くで見ていてくださった方だからです。校長先生とは部活動やボランティア活動、留学などでご一緒させていただく機会が多くあり、どの先生よりも親しみがあったため推薦状をお願いしました。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

ほに

<プロフィール>

高校:神戸の私立高校 1年間アメリカの高校に留学
部活:新体操、ESS、JVC、(生徒会)

2.受験形態

総合型選抜

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

私は高校3年生の6月にアメリカから帰国し、塾に通い始めた。大学でも留学したいという思いから、留学のシステムが充実した国際色豊かな大学をピックアップした。色々な大学に魅力を感じながらも、教育度が高く学習環境が整っているICUに一番魅力を感じた。様々な大学を調べたりイベントに参加したりしてきたが、真のリベラルアーツ教育を利用し、様々な価値観やバックグラウンドを持つ学生と多角的視点から学ぶことのできる最高の学習環境はICUにしかないと考えた。

6.ICUに期待するところ

サービスラーニングや留学の機会が多く与えられているので多くのことに挑戦したい。また、興味のある学問を履修し、幅広い知識や教養を身に付けたいと考える。勉強だけでなく部活やサークルにも参加していきたいと思う。自ら興味のあることに挑戦し、充実したICUでの4年間を期待している。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

留学でのエピソード
授業で取り組んだ課題についての失敗談とその経験から学んだことについて書き、得た学びとICUの理念を結びつけた。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

私が課外活動をするきっかけとなったエピソードを書いた。グレタさんのスピーチからどのような影響を受け、どのように自分自身が行動したかを述べた。

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

学びor力→ICUでどう活かすか
課題活動や留学から得た力や学びを述べ、それらがどのようにICUで活かすことができるか、またそれによってどのような効果をICUが得られるかを書いた。

b.小論文(1,500字)

【感銘を受けた作品】
世界問題の解決に取り組みその深刻さをアートを通じて発信している芸術家によるある作品をテーマに、感銘を受けた理由とICUの理念に沿った自分なりの解決方法などを述べた。
私は、資本主義による環境問題について書き、経済成長と環境保護の両立の重要性や、多角的に学び考察することの必要性を述べた。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析(800字)

課題活動(ワンフェス)
世界問題について考えや解決策を発表するイベントに参加した時のエピソードについて書いた。
リーダーとしてどのように向き合い、どのように取り組んだか。また、その経験からどのような力を身につけたか。
私はリーダーとして前提知識やモチベーションの差があるメンバーとどのように共に取り組み、課題解決に導いたかを書いた。

d. 推薦状2通

3年間担任をしていただいた日本人の先生と2年間担任をしていただいた外国人の先生

e. 成績書類

英語:英検準一級

評定平均:4.3(多分){4.6(日本)4.1(アメリカGPA換算)}
日本の成績だけを評定平均として扱う大学がほとんどだったので出願直前まで4.6で出そうとしてましたが、ICUは留学先での成績の換算が必要でした。直前に気づいたので大丈夫でしたが、アメリカでの成績は大学入試に関係ないと思いサボっていたので評定平均は下がってしまいました。ICUを受ける予定の留学されていた方は気をつけてください。

f.一次試験(書類審査)のポイント

私は過去にICUを受験された方の書類や体験記を拝見し、合格者と不合格者の書類の違いを見つけることから始めました。あくまで個人の見解ですが、両者における大きな違いは、文章力とそれぞれの文章における一貫性であると感じました。やはり、書類審査においては文章力や説得力は非常に重視されているなという印象を持ちました。難しい文章を書く必要はないと思いますが、読み手が関心するような簡潔した文章である必要があると思います。さらに一つひとつのお題に対する文章に説得力を持たせるため、全ての文章の内容を一つのテーマに沿って書きました。例えば、私は環境問題について興味を持ち活動していることを軸に全ての文章を書きました。人生観に影響を与えたエピソード、活動歴自己分析、小論文、志望理由、貢献に関する文章は、全て一つのトピックに結びつけて書くことができます。人生観に影響を与えたエピソードは、トピックに興味を持ったエピソードについて書くことができます。また、活動歴自己分析はそのエピソードからどのように行動に移したか、小論文はそのトピックに関すること、志望理由と貢献についてはそのトピックを通じて学んだことや得た能力を述べてICUの理念やICUでどのように貢献できるかについて書くことができます。一つのトピックを軸に書くことでより濃い説得力のある文章になると思います。ICUのAOでは書かないといけない書類が多くあるので、課外活動などをしていると書きやすいと思います。また、書類審査で多くの受験生が落とされるそうなので、より読み手にいい印象を与えるためにも多くの人に読んでもらい、フィードバックを受けるといいと思います。

g.面接 (二次試験)

・基本的な質問(志望理由など)
・書類から 書いた内容を深掘りされます。どれくらい自分の書いた内容に対する知識があるかや、どのような考え方をしているかなどを試されているように感じました。主に小論文からです。
・考え方を問う質問 思考力を試すような問題がランダムできました。私の場合、「経済格差が教育格差を生むことは仕方がないことか」や「お金持ちになりたいか」など。普段から時事問題や世界問題を勉強して、自分の考えを確立しておくといいと思います。

二次試験ポイント

面接は書類の確認程度だと認識しています。しかし、誰も落ちないようであれば二次選考を行う必要はないので、対策はしたほうがいいと思います。私と同時に受験した知り合いも4人中2人が二次で不合格になりました。なので、審査の基準はわかりませんが油断をしないほうがいいと思います。私は、書類提出が終わってから二次まで面接の練習を重ねてきました。自分の意見を簡潔に伝える練習と愛想を忘れずに受験すれば大丈夫だと思います。

8.最後に一言

ICUのAOは書類が多く大変ですが、ICUへの思いが大きい人や課外活動などの経験がある人にとっては有利な試験だと思います。また誰にでも合格するチャンスがある受験でもあります。さらに、この受験を通して自分について考えたり、世界問題に対する自分の意見を持つことで、受験後には自身の考え方や価値観が大きく変化し成長していると思います。結果がどっちになろうと自分自身が成長できる大きな機会なので、多くの人に全力で挑戦していただきたいです。

<追加の質問>

小論文(1500文字)に関して、今年度は以下の3つのテーマの内、一つを選択する形式で、(2)を選択された点について。ほにさんの場合は様々な活動や留学経験もされているので、(1)または(3)の方が自分の活動の実績などを書く上では選びやすいとテーマだと思ったのですが、(2)を選んだ理由や意図があったら教えて下さい。

(1)社会的または国際的に関心が高まっている時事問題
(2)あなたが感銘を受けた芸術作品(絵画、文学、音楽など)、歴史的エピソード、科学的業績など
(3)あなたがこれまでに直面し、克服した困難な課題

<回答>

特に決まった理由はありません笑なので、最初は書きやすそうな時事問題にしようと思っていました。ただ、私の興味のある資本主義による環境問題に取り組んでいる方がアーティストの方だったので、小論文を書いているうちに2が書きやすいなと思って感銘を受けた作品に変えました。私の小論文は1も2当てはまるような内容でした。

オープンキャンパスに行った時に、「文化と社会と何か(忘れました💦)が絡み合っていて、この三要素から物事を多角的に見ることが重要?」みたいなことをICUの教授が言っていたのと、Arts and scienceがICUのテーマなので単に「環境」問題だけでなく「アート(文化)」を絡めて強調させる方がICU受けが良さそうと思ったのも1つの理由です。

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜

2024年度一般入試の出願受付

2024年度一般選抜の出願期間は2024年1月6日から開始され、Webでの出願期限は1月18日(木)、郵便物の期限(消印有効)が1月19日(金)までです。

つまり18日(木)までにWebでの入力を終え、19日(金)までに郵便局で発送手続きをすませる必要があります。

共通試験後に手続きをする人もいると思いますが、ICUは一般選抜であっても志望動機等の入力があるため、早めに出願手続きをやっておくことをオススメします

まずは下記の出願サイトにアクセスして手続きをしましょう。

https://www.eraku-p.jp/erp/icu/

2024年度ICU入試出願サイト

2024年度出願状況

2024年度のICU一般選抜の出願状況ですが、2024年1月12時点で以下のように発表されています(*1月15日, 16日, 17日時点も追加)。

2024年1月12日時点の出願状況、※( )=転編入本科学生(内数)
2024年1月15日時点の出願状況、※( )=転編入本科学生(内数)
2024年1月16日時点の出願状況、※( )=転編入本科学生(内数)
2024年1月17日時点の出願状況、※( )=転編入本科学生(内数)

出願状況は同じ日付で比較できる過去のテータが少ないのですが、感覚的には昨年並で推移していると思います。

出願者数の比較的多かった2021年のデータでは1月13日の時点で一般選抜A方式が439(21)名、B方式が37(3)名で最終的にはA方式が1146 (93)名、B方式が104 (13)名でした。

昨年度(2023年度)は最終的に一般選抜A方式が926 (60)名、B方式が71 (10)名でした。

2024年度入試では総合型選抜の出願者が1.45倍増えた点も注目されます。

途中経過や総合型選抜の出願者数を踏まえると、2024年度一般選抜の出願者数は昨年度と同等と予想されます。

ICUの出願状況の特徴として、ICUの出願は入力項目が他大学より多いこともあってか、最終発表で一気に増える年度が多いです。途中経過はあまり参考にならない年度もあるので、昨年度並と考えておけば問題ないと思います。

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,ICU総合型選抜(AO入試)

ICU入試2024年度合格体験記は下記URLで公開されています。総合型選抜に引き続き、2024年2月には一般選抜も行われますが、これから受ける方にも参考になる内容です。ぜひ合格に向けた勉強のモチベーションにしてください!

https://icu.bucho.net/icu_exp/

また、引き続き合格体験記を募集中です。投稿者の皆様にはギフト券やICU入学に役立つWeb小冊子をプレゼント中です。

https://icu.bucho.net/forms/

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

かなめ

<プロフィール>

都内の私立高校
趣味はプログラミング
部活はソフテニ
純ジャパ

2.受験形態

総合型選抜(英語外部試験利用)

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

自分はもともとは理系に行きたかったのだが、化学が全くできなくて文系を選択することになった。日本の文理を分けることに疑問を抱いていたところICUを見つけた。

6.ICUに期待するところ

教育力の高さがICUの魅力なので授業が楽しみ

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

日本の労働環境を変えるために経営学を学びたいと書いた。他大学は講義型の授業や大人数の授業であるため、ディスカッションなどを重視した学びは貴学でしかできないと書いた。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

日本の働き方に疑問を抱きサービスを作った経験
とあるNPOの活動を知り企業だからこそできることがあるのではないかと考えた経験
人生をかけて技術と企業活動という手段によって労働環境を改善するという現在の私の人生観の形成に大きな影響を与えた

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

高校になって世界史を学び、日本から見ると単なる事実にしか見えないことが、実際にはさまざまな国々の思惑が絡み合って導き出された結果であることを知り、その背後にある原因を追究する面白さを知った。
「真理はあなたがたを自由にする」という言葉に示されるように、既存の知識体系を疑い、真理を求めることは、社会の熱に浮かれずに疑問を投げかけ戦争などへストップをかけることができると思う。

b.小論文(1,500字)

なぜ日本経済は停滞を続けるのか。

企業が人件費を切り下げていることで、自らの首を絞めていることを指摘した。
そして、給料が低くても企業が成り立つ理由を日本独自の終身雇用や年功序列によって説明した。
日本企業の利益率の低さの指摘
DXの著しい遅れによって業務を効率化できていないことの問題点。
DXによって効率化をしなければならないことを述べた。
そのためにはプログラミング教育を変える必要がある。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析(800字)

ボランティア先で学んだことについて書いた。
子供たちが周りによる自己像の変化を気にして意見を言えないこと。
具体的にこれらの問題をどのように解決したのかを書いた。

d. 推薦状2通

ボランティア先でお世話になっている方と世界史の先生

e. 成績書類

英語 : 英検準一級
評定平均 : 4.4

f.一次試験(書類審査)のポイント

二次試験ではほとんど落とされないという話を聞いていたので、一次試験には命を懸けた。自分の経験をいかにICUの理念に近づけるかがカギだと思う。自分が納得いくまで何度も書き直すべき。自分は夏休みのすべてを使った。学校の先生に添削をしてもらうといいと思う。自分は学校に小論文のゼミがあったので担当の先生にお願いした。

g.面接 (二次試験)

志望理由について
かなり深堀された。なぜICUなのか他大学と何が違うのか。
ここだけは本当にしっかりやったほうがいい。自分は後悔している。

あとは書類の内容について聞かれた。教授によって本当に聞かれることは全然違うと思う。正直ガチャ。

二次試験ポイント

ICUはほかの大学とは違い一般的な質問はされないと思ったほうがいい。
教授とディスカッションするみたいな感じだった。大学はどれくらいしっかり考えているのかを見ていると思うので、新聞を読み社会問題について自分の考えを持ち、それを文書化しておくといい。

8.最後に一言

自分はICUの総合型選抜一本で落ちたら終わりという状況だった。精神的に非常にきついので、自分のように夏休みに一切勉強をせずAO対策に全力を注ぐというのはお勧めしない。後輩の皆さん頑張ってください。

2024ICU入試合格体験記,ICU入試合格体験記

<お名前>

にこ

<プロフィール>

出身高校 愛知県の私立高校(偏差値45ちょっと)
予備校 河合塾
部活 入学してから半年だけパソコン部でした。それ以降は何もしていません。
趣味 音楽鑑賞 ヨガ

2.受験形態

総合型選抜(理数探究型)

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

最初は皇族の方がICU出身だというのをニュースで見たことある程度でした。
高校3年生の夏頃に名古屋に国際系の大学が集まった説明会に参加した時に、ICUのリベラルアーツ教育、たくさんのバックグラウンドを持った人がたくさんいるという点に惹かれました。

6.ICUに期待するところ

生物学をメジャーにしたいと考えているが、2年生の後期にメジャーをきめるので、その間文理両方学べるので、自分の興味の向くままにたくさんの授業をとって学びを深めていきたい。
また、英語で喋る機会が増えるのでもっと英語力を高めたいと考えています。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

高校で研究を行っていた時、クリティカルティンキングが足りないと思ったのがきっかけ。
理系の分野は専門性が必要不可欠だが、ICU に入って専門以外の分野にもっと幅広い関心をもち専門分野の意義を高めたいと思って志望しました。
あとは、生物学を軸として興味のまま勉強したいと書きました。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

短期留学でカナダへ行ったことを書きました。
ハーフで幼少期から日本で育ったものの容姿などで差別されてきて性格が引っ込み思案になってしまったり、自分自身に自信を失っていた。だがカナダへ留学に行ってみて、移民がとても多い国なので、みんな(ホストファミリー、友達、学校の先生)容姿を入り口に私を見るのではなく、1人の人間として見てくれたことがすごく嬉しかったし、自分の価値観を広げた。
ざっくりですが、こんな感じで書きました。

b.自然科学分野の自主研究や理数探究の成果の要約(1,500字)

理数探求型だったので、研究の要約を書きました。
高校の時に参加した、旧帝の高校生プログラムで行った研究について書きました。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析(800字)

高校生の時に、愛知県の高校生が集まるボランティア団体に所属していて、フェアトレードコーヒーの商品開発を一から行った。それを統括するリーダーになり、リーダー務めて大変だったこと、達成感を書いた。

d. 推薦状2通

2通とも高校で私の頑張りを理解してくれている信頼できる先生に書いてもらいました。
(一通目 数学を教えてくれた2年間担任の先生 2通目 古典の先生)

e. 成績書類

評定平均 : 4.6です。

英語 : 理数探求型で出願したので提出していません。

f.一次試験(書類審査)のポイント

浪人していて、誰にも見せることができなかったので何度も自分で読んで書き直しての繰り返しでした。
わかりやすく、簡潔に書くことを特に意識して書きました。

g.面接 (二次試験)

試験官の方は3人。理系の先生が1人いたと思います。(1人だけ質問が研究内容につっこんだ内容だったから)
最初に試験官の方が、『簡単に志望動機と将来どういう進路を考えているか教えてくだい。』
という質問のみで、プレゼンに入りました。(提出書類に対するツッコミ、質問は一切ありませんでした。)
10分間プレゼンをして、その後質問が3人の先生方からあり
・研究していて大変だったこと
・この研究はどのような場面で生きてくるか、活用できるか
・自分の研究は他の研究と何が違うのか、こだわった部分など

あと3つくらい質問されたと思うのですが覚えていません。

雰囲気はネットで見た通り、すごく穏やかで対話のようでした。先生たちもみんなにこにこしていて緊張感が和らぎました。

・二次試験ポイント

理系の先生に研究内容について一点指摘されたので、そういう部分はない方が印象が良いかと思います。
プレゼンのスライドは早めに作って、内容などは練習を何度もしてください!!!
私自身ラスト一週間追い込みで作ってしまって、当日面接官の1人から研究内容の指摘がありました。。。
ぜひ気をつけて欲しいです。

8.最後に一言

理数探求型を受験する方は、特にネットで情報を調べても全然出てこないかと思います。
すごく不安だと思います。私も実際不安で情報全然出てこないのに何度も調べて時間を浪費しました笑
他の理数探求型を受けた方はわからないのですが、私の場合は質問がほとんどプレゼンに関する内容なのでどんな質問が飛んできてもいいように準備してみてください。本当にプレゼンが肝だと思うので、頑張ってください!!!!応援しています!

<追加の質問>

理数探究型の二次試験のプレゼンテーションに関して

・PowerPoint, Google Slidesなど、使えるソフトの指定はありましたでしょうか?

→指定はありませんでしたが、面接前1週間前にパソコンの接続テストの日程が設けてあります。
その際パワーポイントを開くよう指示されました。(白紙の画面を共有しました。)
私はPowerPoint使用しプレゼンを行いました。

・自分のパソコンでスライドを表示してZoomの画面共有をする形ですか?

→そうです。

・英語外部試験利用型は、オンライン面接では机に資料等を置いてはいけない決まりになっていますが、理数探究型の二次試験のプレゼンの資料も紙の資料等を机においておくのは禁止?

→禁止ではないです。資料を置くのは大丈夫です。
私は実際のプレゼンで使用するスライドをコピーして、スライドの内容についてより話せるように原稿とまではいかないですが、喋る要点をコピーしたものに各スライドごとにメモ程度書いていました。(スライドはなるべく簡潔にしたものにしたかったため)

・画面上のプレゼンのスライドだけを見て話せるようにしておく必要がある?

→断言はできないですが、そんなことないと思います。
私自身練習不足で緊張して、用意していた資料であったりを何回もきょろきょろしていたので、、、

ですが、見ないのにはやはり越したことないと思います。(個人的には特に試験官にはしっかり準備してきたんだなと、自信がある姿に見えて好印象につながると思います。)

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,オープンキャンパス

ICU国際基督教大学の入試関連、受験生向けの公式サイトが更新され、今年の12月から来年3月にかけて全4回の高大接続的な企画である"国際基督教大学 ICU Global Challenge Forum"開催されることが告知されています。現在参加者の募集が行われていますが、締め切りが迫っていて、11月17日までに応募する必要があります。

授業は第3回まではオンラインで、最終回はハイブリッドで行われます。

高1、高2生でICU志望の方には参加が推奨されます。全4回の授業を修了した学生には修了証も与えられるようで、特に推薦入試や総合型選抜を受験する人には相性がよさそうです。

授業は言語教育、環境研究、数学など4分野から1つを選択し、その選択した分野の授業を4回受ける形です。ICUの入試問題は大学の授業と密接に結びついているため、ICUの一般選抜入試を受験予定の高校1,2年生にとってもICUの授業を本格的に体験できる貴重なチャンスになりそうです。

ICU入試受験生にとってはとても有益なイベントなのですが、告知が大々的にはされておらず、募集期間がとても短いため、この情報に気がついた人はチャンスかもしれません。一応定員制になっているようで、定員を超える応募がある場合はエントリー内容で選考されるようです。また、参加可能なのは1校1人に限定されています。

エントリーといっても簡単なWebフォームを送るだけなので、授業の日程が大丈夫そうなのであればぜひ応募すべきかと思います。ICUに関心にある学生に向けた授業を4回にも渡って無料で受けられるチャンスなのですから高1、高2の方はこの機会を逃さないようにしたいところです。

【高校1・2年生対象】Global Challenge Forum を開催します!(受付締切:11月17日)

https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/news/2310201700.html

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,ICU総合型選抜(AO入試)

11月1日に2024年度ICU国際基督教大学の総合型選抜(AO入試)の合格発表が行われました。

<2024-2022年度の総合型選抜の結果>

2024年度のICU総合型選抜の受験者数は、前年から1.46倍増えて、300人でした。

また、合格者数は111人でした。総合型選抜の合格者は去年はじめて100人のラインを超えたのですが、今年も超えたため、2年連続で100人以上が合格する結果になりました。来年度以降も100人以上の合格が定着する方向になっているように思われます。ただし、受験者数の増加に比べると合格者数はあまり増えておらず、結果的に倍率は去年から上がっています。

受験者数が増えた背景には、2024年度入学から拡充された奨学金や、T館の完成によって新しい大学施設の魅力がアピールできたという点があげられると思われます。

その上で、コロナ禍が収束に向かい、大学生がキャンパスに回帰する中で、コロナ禍に制限されないキャンパスツアー等で大学の魅力が広く発信できるようになった点も受験者の増加につながったのかもしれません。

2024年1月には一般選抜の志願受付が開始されますが、一般選抜の受験者数がどうなるかも注目されます。

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,オープンキャンパス

本日ICU(国際基督教大学)の入試関連のWebサイトが更新され、11月23日にミニオープンキャンパスを開催することが告知されました。昨年度も開催されたイベントです。

定員制、事前予約制のため、事前予約が必須です。

本日から予約受付が開始されています。

内容は主として理系の受験生向けをテーマにしていて、参加教員や研究紹介等は理系に特化していますが、文系受験生が参加しても多いに参考になる内容かと思われます。

また、今年度オープンしたT館で開催されるため、最新の施設を見学するチャンスでもあります。

特に2024年2月のICU一般選抜入試を受験予定で、まだICUを見学していない受験生は、公式にICUを見学できる最後のチャンスになると考えられるため、ぜひこの機会に見学を済ませておくとよいでしょう。

昨年度実施された時も、通常のオープンキャンパスよりはこじんまりとしているものの、通常のオープンキャンパスよりは空いていて、学食もあまり混雑せずゆっくりとランチを食べることができたという意見もありました。キャンパスツアーが開催されていて学生が学内を案内してくれるので、キャンパスの雰囲気を感じるためにも、ICUのキャンパスの見学が済んでいないICU入試受験生には参加が推奨されるイベントです。

2023年11月23日開催のミニオープンキャンパスは下記URLから申し込み可能です。

https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/event/oc/23mini.html

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,ICU祭(学園祭)

4年ぶりに通常開催となった2023年度のICU祭、恒例のフォトレポートをお届けします。

会場の入り口の様子。ICU祭オリジナルの校門のが登場。立派なオブジェを前に記念撮影されている方がたくさんいました。

入り口付近にはQRコードが掲示されていて、会場案内がPDF形式がダウンロードできるようになっていました。

去年より明らかに来場者が多く、盛り上がっていました。親子連れの皆様も多く来場されていました。

本館前では恒例のICU祭公式グッズが販売されていました。クリアファイルが人気とのことでした。

こちらは「野田村にICU旋風を吹き起こす会(のだせん)」の皆様のテント出展。ICU教授が復興支援等で岩手県野田村と関わりをもったことをきかっかに、ワークショップが野田村で開催され、現在は学生主体のサークル活動として野田村に赴いて活動をされているそうです。オリジナルの野田村のガイドブックを作成したり、中学生に英語を教えたり、地元の祭り参加するなど、様々な形で交流をされているようです。学生の活動を通して地域に繋がりを持てるのはいいことですね。

本館2Fの様子。アカデミック企画の教室(写真左)では受験生向けの相談会や、学生によるトークライブが行われていて、多数のICU入試受験生が集まっていたようです。

おとなりの教室(写真右)はコモン・グッド基金(CGG)の出展で、地域コミュニティ支援を行うICU周辺の非営利団体をICUの財団が助成金を支給する形で支援するというもので、その審査にはICUの学生も参加し、連携する形でプロジェクトを勧めているとのことでした。学生時代から地域のNGOの活動を知ることができるのは貴重な経験になりそうですね。取材させていただいた時は江戸小噺をテーマにした体操が行われていて、全員参加で大いに盛り上がりました。

こちらは本館3Fの"ICU Compost"の出展。寮から回収した生ゴミを、微生物の働きを用いて、コンポスト(堆肥)として再利用する活動をしている団体で、活動は今年で3年目とのことでした。7,8人くらいのメンバーで概ね週1回活動中。従来は捨てるだけであった生ゴミから、栄養たっぷりの堆肥を作る過程はとてもやりがいを感じるとメンバーの方がおっしゃっていました。堆肥はICU学内にある畑で活用されています。もともとは寮生が個人で始めた活動だったそうですが、徐々に活動の輪が広がっていったとか。現在のICUの寮は自炊している学生が多く、このような活動を継続されているのはとても意義深いことだと思いました。

以上2023年のICU祭の様子をレポートさせていただきました。

ちなみに今年度はICU祭の開催1日目と英検の試験日程が重複していて、ICU高校が英検の試験会場に利用されていたこともあり、当日はバスが混雑していました。