このブログではICU入試対策に役立つ、国際基督教大学入試最新情報をお伝えしています。

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,オープンキャンパス

ICUの公式サイトで、2026年春のオープンキャンパス案内が公開され、来場エントリーの受付が始まっています。​オープンキャンパスは、大学公式の見学イベントで、ガイダンス・モデル授業・キャンパスツアーなどが開催されます。

開催日は2026年3月20日(金・祝)10:00〜16:00、会場はICU三鷹キャンパス入退場自由です。
受験生・中高生は事前の来場エントリーが必要で、同伴者(保護者等)は原則エントリー不要です。


春と夏のオープンキャンパス、どう違う?

ICUのオープンキャンパスは春と夏で雰囲気がかなり違います。​

春(3月)夏(7, 8月)
開催日数1日のみ3日
気候過ごしやすい暑い(体力勝負になりやすい)
モデル授業少なめ多数開催、より多分野に触れられる
混雑比較的ゆったり人数が多く混みやすい(学食は特に時間がかかりがち)
部屋見学は基本なし寮の部屋を見られる年がある


今の時点でICUを志望校にしている人は、春のOCにぜひ行くべき

高2の冬である今の時点でICUを志望している受験生は、春のオープンキャンパスにぜひ参加した方がいいです。3月の段階は夏に比べて全体に落ち着いた雰囲気で、モデル授業やガイダンスや相談、学食などキャンパスの空気感をゆったりと感じられます。何より気候が夏よりいいので、キャンパスツアーなど外を歩き回る企画は春に参加した方がよいです。

もちろん、可能なら春+夏の両方がベストです。夏は暑いですが、非常に多くのモデル授業が開催されていて、入試情報なども更新されています。​


モデル授業(事前予約必須)

「モデル授業」に参加したい受験生は、来場エントリーに加えてプログラムの事前予約が必要です。
事前予約が必要なプログラムは先着・定員制です。​ELAなどは人気があって満席になる傾向があります。
また、モデル授業は同伴者(保護者等)は参加不可なので要注意です。


エントリー方法・アクセス

来場には事前エントリーが必須です。下記URLから「来場エントリー(OCANsへ)」をクリックして登録しましょう。OC当日は会場の入り口でエントリーしているかのチェックがあります(スマホの予約画面を提示する)。

公式:2026 Spring OPEN CAMPUS(春OC)
https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/event/oc/26sp.html

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,ICU入試統計倍率偏差値,志願者数・受験者数

本日、2026年2月13日(金)に2026年度のICU国際基督教大学の一般選抜(3教科型)の合格発表が行われました。今年の入試結果は倍率や合格者数において「総じて昨年度並み」と言える結果となりました。

2025年度と2026年度の志願者数・合格者数の比較

以下の表は、今年度と昨年度の一般選抜のデータを比較したものです。(※2026年度より「自然科学選択」は「数理・自然科学選択」に名称変更されています)

年度選択科目志願者数(編入)合格者数(編入)倍率
2026年度人文・社会科学選択907人(40人)267人(9人)約3.40倍
数理・自然科学選択239人(9人)85人(2人)約2.81倍
合計1,146人(49人)352人(11人)約3.26倍
2025年度人文・社会科学選択885人(52人)256人(6人)約3.46倍
自然科学選択198人(7人)73人(0人)約2.71倍
合計1,083人(59人)329人(6人)約3.29倍

2026年度の志願者数は1,146人と前年から約5.8%増加しました。一方で、合格者数も352人と前年の329人から約7.0%増加しています。全体の倍率は約3.26倍と、前年度の3.29倍とほぼ同水準の結果となりました。

選択科目別の倍率を見ると、人文・社会科学選択が約3.40倍(前年度3.46倍)、数理・自然科学選択が約2.81倍(前年度2.71倍)となりました。

定員充足率の影響と一般選抜の位置づけ

今年度の入試を読み解く上で重要な背景として、昨年度の入学者数増があります。昨年度(2025年度)は740名が入学し、前年度の632名から108名の大幅増となりました。この結果、ICUの収容定員充足率は111.8%から114.3%へ2.5ポイント上昇していました。​こうした定員充足率の上昇を受けてか、秋に実施された総合型選抜や推薦入試では合格者を抑制するような動きが見られました。

一方で、一般選抜(3教科型)の合格者数は352人と前年の329人から約7.0%増加しています。年内入試で人数調整を行いつつも、会場での学力試験である一般選抜を中心に学力のある学生を確保するという、ICU入試の基本構造が維持された結果と言えるでしょう。

理系志願者の増加と、文理の倍率ギャップ

科目別に見ると、「数理・自然科学選択」の志願者が前年の198人から239人へと約20%の増加を見せました。ICUが近年力を入れている理系志望者へのアピール(理系特化型ミニオープンキャンパスの実施など)や、昨年度導入された併願制度の浸透、さらには奨学金の拡充で相対的にリーズナブルに理系進学が可能な制度などが、順調に志願者増に結びついていると言えそうです。

ただし、合格者も増えたため、倍率は「人文・社会科学選択」が約3.40倍、「数理・自然科学選択」が約2.81倍となりました。依然として理系選択のほうが倍率が低く、昨年公式データとして可視化された理系有利の傾向は今年も継続しています。

編入合格者も増加

今年度の結果で特筆すべき点の一つは、編入試験の合格者が増加したことです。昨年度(2025年度)は6名でしたが、今年度(2026年度)は11名とほぼ倍増しています。

編入志望者は受験生個人のバックグラウンドや能力の差が大きく、年度によって合格者数にばらつきが出やすい性質がありますが、編入を志す受験生にとってポジティブなニュースと言えるでしょう。

面接型入試の動向にも注目

今回の一般選抜(3教科型)の発表が終わりましたが引き続き、面接を課す以下の2つの入試方式が進行中です。

  • 日英バイリンガル面接利用
  • 外部英語試験利用

本日、2月13日(金)にこれらの面接型入試の第一次選考結果が発表され、二次面接は2月21日(土)、最終的な合格発表は2月27日(金)に予定されています。受験生の皆さんは、最後まで体調に気をつけて頑張ってください!

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜

合格者の皆様はぜひ合格体験記をお寄せ下さいませ。

投稿者にはICU入学に役立つWeb小冊子「BUCHOのICU入学対策」やAmazonギフトカードなどをお送りいたしております。

体験記の投稿は下記URLからお送りいただけます。

https://icu.bucho.net/mail/exp01.html

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,ICU入試統計倍率偏差値

ICU国際基督教大学の2026年度一般選抜の志願者数が1月31日に確定しました。全方式で前年を上回り、合計は1,387人(前年比+79人、+6.0%)となりました。括弧内は編入の受験者数です。

区分2025年度2026年度増減増加率
人文・社会科学選択885(52)907(40)+22+2.5%
自然科学選択198(7)239(6)+41+20.7%
日英バイリンガル面接利用132(14)146(11)+14+10.6%
英語外部試験利用93(3)95(10)+2+2.2%
合計1,308(76)1,387(67)+79+6.0%

全方式で増加した点が特徴的で、特に自然科学選択が+41人(+20.7%)と最も高い伸びを示しました。編入の受験者数は合計で76人から67人へ減少しており、増加分は主に新入学志願者によるものです。

High Endeavor奨学金の拡充が影響か

今回の志願者増で最も大きな要因と考えられるのが、2026年度入学者から適用されるHigh Endeavor奨学金の拡充。一般入試合格者は収入要件などを満たせば全員が入学金・授業料1/3免除を受けられるという内容で、私立大学進学における学費負担が大きな関心事となる中、この制度は受験生と保護者にとって重要な判断材料になったと見られます。

特に国公立との併願を考える受験生にとって、合格後の学費見通しが立つことは安心材料となり、ICUを併願先に加える動きを後押しした可能性があります。

数理・自然科学選択の大幅増は昨年度倍率も影響か

自然科学選択の+20.7%という伸びは、昨年度の倍率差が影響している可能性があります。以下は2025年度入試の結果です。括弧内は編入の人数です。

2025年度区分志願者数合格者数倍率
人文・社会科学選択885(52)256(6)約3.46倍
自然科学選択198(7)73(0)約2.71倍
日英バイリンガル面接利用132(14)19(1)約6.95倍
英語外部試験利用93(3)6(0)約15.5倍

人文・社会科学選択が約3.46倍だったのに対し、自然科学選択は約2.71倍でした。ICU一般選抜は最大3方式まで併願できるため、前年の倍率データを見て「数理・自然科学選択が有利」と判断し、併願として追加した受験生が少なからずいたものと考えられます。特に国公立志望者には重要な判断材料になった可能性があります。

日英バイリンガル面接も増加

日英バイリンガル面接利用の+10.6%増も、同様に前年倍率が影響した可能性があります。この方式と英語外部試験利用は、どちらも面接がある試験で両方には出願できません。志願倍率は、2025年度はバイリンガル面接が約6.95倍、英語外部試験利用が約15.5倍で、2倍以上の差がありました。このような差を見て、今年はバイリンガル面接を選ぶ受験生が増えた可能性が考えられます。

方式間の倍率差は縮小に向かうか

最大のボリュームゾーンである人文・社会科学選択は前年比+2.5%と増加は小さく、入試全体としては概ね昨年度並になるのではないかと予想されます。自然科学選択や日英バイリンガル面接利用は伸びが目立ちますが、昨年度に倍率が相対的に低かった方式へ志願が寄った結果だと解釈することもでき、結果的に方式ごとの倍率差は縮小する可能性が高いと考えれます。

High Endeavor奨学金の拡充を伝えるICUのチラシ。
オープンキャンパス等でも配布され注目を集めた。

ICU奨学金,ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,B方式,一般選抜,ICUトーチリレーHigh Endeavor奨学金

2026年度のICU(国際基督教大学)一般選抜の入試要項が公開され、2025年度からいくつかの変更点が明らかになりました。今年度の主な変更点や特徴を詳しくまとめます。

「去年受験していない自分には関係ない」と思われるかもしれませんが、入試要項の変更点を確認することで、大学が受験生に何を求めているのか、どのような方向性を目指しているのかを読み取ることができます。

1. 科目名称の変更:「自然科学」→「数理・自然科学」(P2他)

これまで「自然科学選択」と呼ばれていた選択区分が、「数理・自然科学選択」へと名称変更されました。
試験内容自体は従来と同じで、数学、物理、化学、生物の4分野から2分野を選択して解答する形式に変更はありません。

2. AI利用に関する大学の方針(P7)

2026年度の入試要項では、提出物に関する注意書きの中で、生成系AIの利用について本学の考え方が別途Webサイトで公開されていることが追記されました。

ICUでは主要大学の中では珍しく、一般選抜でも全員が以下の志望動機を書くことが求められています(出願時にWebフォームから記入)。

・ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。(400字以内)
・学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。(200字以内)

ICUでは、学生が自ら考え、自分の言葉で表現することを重視しており、志望理由の作成などにあたっても、生成AIに全面的に依存しないことが望ましいと理解しておくとよいでしょう。

学部 教育方針 > 学生の生成系AIの使用に関する本学の考え方(ページ一番下のリンク)
https://www.icu.ac.jp/academics/undergraduate/policy/

3. 入試日程:2月7日(土)実施(P2)


2026年度の一般選抜は2月7日(土)に実施されます。ICUは伝統的に2月の第1土曜日を試験日としており、今年は第1土曜日が7日にあたるため、2025年度(2月1日実施)より6日間遅い日程となりました。
合格発表は**2月13日(金)**で、試験から1週間後という点は昨年度と同じタイミングです。

4. 時間割の微調整(P18)


試験時間自体は変更ありませんが、最後に実施される「数理・自然科学」の開始時間が5分遅くなりました。
わずかな変更ではありますが、昨年度入試のフィードバックを踏まえての変更だと思われます。

5. 英語外部試験スコアの有効期限明記(P10)


2025年度までは「出願期間開始日から遡って2年以内に受験したもの」という表記でしたが、2026年度からは**「2024年2月1日以降に受験したスコア」**が有効と、具体的な日付で明記されました。
提出可能な英語外部試験(IELTS, TOEFL, Cambridge, GTEC)とスコア要件に変更はありません。

6. 試験会場に本館が復活(P32)


2025年度は本館の改修工事のため使用できませんでしたが、2026年度は本館が試験会場として復活します。
例年通りであれば、「数理・自然科学選択」および「人文・社会科学と数理・自然科学の併願」受験者はICU高校、それ以外の受験生は主として本館を試験会場として使用することになるものと考えられます。

2026年度入試会場となるICU構内案内図(抜粋)。「A」は教室割りの掲示場所

7. High Endeavor奨学金の給付が拡大、条件を満たす全員に給付(P28)


2026年度入試から、ICUトーチリレーHigh Endeavor奨学金が大幅に拡充されました。
これまでは入試成績が特に優秀な受験生のみが対象でしたが、2026年度からは一般選抜で合格し、収入要件などの条件を満たす応募者全員に給付されることが入試要項にも明記されました。入学金全額と学費の3分の1が免除され、例えば2026年度入学の場合、4年間で免除されるのは総額約237万8千円となります。

8. 寮の申し込みに際してのエッセイ提出の事前明記(P30)


ICUの各学生寮への入寮希望を申し込む際に簡単なエッセイを書く必要があることが、入試要項でも明記されています(寮申し込みのエッセイ自体は以前から必要でした)。
合格発表から申し込み締め切りまでの期間が短いため、あらかじめWebフォームを確認してエッセイを書く準備をしておくとよいと示されています。

ただし、2026年度4月入寮募集要項(PDF)やWebフォームは11月現在は閲覧できず、12月下旬にICUハウジングオフィスのWebサイトで確認できる予定です。例年通りなら年末にPDFが公開され、PDFの中に申し込みフォームへリンクが貼られています。

まとめ


2026年度のICU一般選抜は、科目名称の変更、AI利用方針の明記、試験会場本館の復活、奨学金制度の大幅拡充などの変更がありました。
特にHigh Endeavor奨学金の給付拡大は、経済的理由で進学を諦めることがないようにするという大学の強い意志の表れといえるでしょう。ICU一般選抜を受験予定の方は、2026年度のICU公式の一般選抜入試要項をよく確認し、最新の情報に基づいて準備を進めてください。

一般選抜>入学試験要項(PDF)のリンクから確認
https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/exam/general/

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,ICU祭(学園祭)

今回は2025年10月12・13日に開催されたICU祭(国際基督教大学学園祭)の様子をお伝えします。

2025年度ICU祭、入り口付近の様子です。今年のテーマは「煌(きらめき)」。ロータリー付近にはテーマを象徴する門柱やオブジェが登場し、多くの来場者が記念撮影を楽しんでいました。

入り口すぐの公式グッズ販売。今回はICU公式マスコット「ハチロウ」のぬいぐるみが登場(価格は4,900円)。ICUグッズは文具からアパレルまで幅広く展開されており、ノート(100円)など高校生でも買いやすい価格帯のグッズもありました。ICU入試受験生はここでICUグッズを手に入れて、モチベーションを高めるのもおすすめです。​​

教会前の広場では「YouはどこからICUへ?」という参加型展示を実施。来場者がそれぞれの出身地を地図に書き込んでおり、世界中からICUに学生が集まっている様子が一目で分かりました(写真右)。

D館、バカ山周辺のテント出展。写真右は「ICU HONEY PROJECT」です。環境系メジャーの授業にルーツを持ち、学内で養蜂を実践。実際にICUで採れたはちみつを販売しています。環境への取り組みを座学で終わらせず、養蜂→採取→販売まで一貫しているのが素晴らしいですね。

写真左はバカ山周辺で実施された子ども企画。クラフト教室や野外テントでの絵本読みスペースなどに加え、今回はアヒルなどと触れ合えるミニ動物園も登場していました。時間帯によってはICU公式マスコット「ハチロウ」も登場していたようです(残念ながら出会えず!)。子ども向け企画が充実しているため親子連れの姿も多く、牧歌的な雰囲気がICU祭の魅力ですね。

写真右は本館前の様子。テント出店が立ち並び、あほ山ステージ周辺にはたくさんの人が集まっていました。

今年はリニューアルした本館も大いに活用されていました。写真は本館3階のラウンジ。ここではICUのメジャー紹介展示が行われ、休憩スペースを兼ねながら、卓上に置かれた各メジャーの資料を自由に閲覧できるスタイルになっていました。その他、3階の教室ではELA(英語プログラム)の授業体験も実施されていました。​​

ICU祭は屋外が混雑する時間帯もありますが、本館内は比較的空いていて落ち着いた雰囲気です。ELA体験など一部の企画は予約が必要な場合があるため、来年以降に参加する受験生は、事前にICU祭の公式ウェブサイトなどで情報を確認してから訪れることをおすすめします。

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,ICU総合型選抜(AO入試)

2026年度ICU総合型選抜入試結果

2025年11月4日に2026年度ICU総合型選抜の合格発表が行われました。2026年度のICU総合型選抜では、志願者が増加する一方で合格者が減少しました:

年度募集人員志願者合格者倍率
202575367117約3.1倍
20267540681約5.0倍
増減+39(+10.6%)-36(-30.8%)+1.9倍

志願者が39名(+10.6%)増加した一方で、合格者は36名(-30.8%)減少し、倍率は3.1倍から5.0倍へと上昇しました。ICUの総合型選抜では2023年度以降は100名以上が合格していましたが、4年ぶりに合格者総数が100名を下回る結果になりました。

方式別の募集人員明確化と入試名の変更

2026年度から、総合型選抜の方式別の募集人員が初めて明文化され、同時に入試名に「4月入学専願」という文言が明示されました。

方式募集人員志願者合格者倍率
英語外部試験利用6036574約4.9倍
理数探究利用560—(合格者なし)
IBDP利用10357約5.0倍
合計7540681約5.0倍

英語外部試験利用に志願者の約90%が集中し、理数探究利用は合格者ゼロという厳しい結果になりました。

ICUの総合型選抜の合格者数が減少した要因

収容定員充足率の上昇

収容定員充足率とは、大学の収容定員(全学年の定員合計)に対する実際の在籍学生数の割合です。ICUの収容定員充足率は以下のように推移しています:

年度学生数合計収容定員収容定員充足率
2024年10月2,7732,480111.8%
2025年10月2,8342,480114.3%
増減+61+2.5ポイント

2025年10月時点で、ICUの収容定員充足率は114.3%に達しました。前年度の111.8%から2.5ポイント上昇しています。

文部科学省は経常費補助金の交付判定を毎年5月1日現在の在籍者数を基準に行い、収容定員超過が大幅な場合は交付停止・減額という指導を行っています。不交付基準は大学規模により異なります:

  • 大規模大学(学部収容定員8,000人以上):1.10(110%)
  • 中規模大学:1.20(120%)
  • 小規模大学:1.30(130%)

ICUは小規模大学に分類されるため、不交付基準は1.30(130%)です。現在114.3%は基準までに15.7ポイント離れているように見えますが、ICU特有の構造があり、充足率には余裕を持たせる必要があります。

在籍管理を複雑にする要因

ICUが114.3%という充足率で合格者を抑制する背景には、単なる数字の上昇だけでなく、在籍管理上の複雑な構造があると考えられます:

中長期留学による在籍変動: ICUはリベラルアーツ教育と国際性を標榜しており、学部生の中長期留学(1年派遣・交換留学等)の比率が相対的に高くなっています。在籍管理上は、留学中の学生も在籍者としてカウントされるため、留学・復学の時間的ずれが充足率判定時点の在籍者数に反映されやすい構造です。

厳格な進級要件による留年・在籍延伸: ICUは厳格な成績運用と課題負荷の高いリベラルアーツ・カリキュラムを特徴としており、進級要件のハードルが相対的に高く設定されています。この結果、一定程度の留年・在籍延伸が発生しやすく、特に4年生の在籍が厚くなりやすい傾向があります。

複数学年合算による高止まり効果: 補助金判定は5月1日現在のすべての在籍学年を合算して判定されます。ICUのように中長期留学者が相対的に多く、かつ最終学年に留年・再履修による上級生が厚く存在する大学では、充足率が高止まりしやすい構造になっています。

専願制による高歩留率: 2026年度から入試名に「4月入学専願」が明示されたように、ICUの総合型選抜は専願制であり、合格者のほぼ全員が入学する高歩留率(入学率)を特徴としています。推薦入試に近い性質を持つこの制度では、合格者数がほぼそのまま入学定員に直結します。​

2025年度の入学者数の増加がもたらした定員充足率の上昇

以下の表はICUの2022年度から2025年度の入学者数を示しています:

年度入学者数(本科)転入本科生合計
202267011681
202361518633
202461319632
202572614740

2025年度のICU入学者は740名でした。前年度(632名)から108名(+17.1%)の増加です。この入学者の増加が充足率の上昇をもたらしました。

ICUの収容定員は約2,500名で、入学者数の変動が充足率に相対的に大きく反映されやすいという特徴があります。100人規模の増減でも、充足率が数ポイント動く場合があります。

ICU入試の構造的特徴:調整手段の制約

ここで重要な要素が、補欠合格制度の有無です。多くの私立大学は補欠合格制度を採用しており、入学辞退者が出た場合は補欠から繰り上げ合格を出すことで、入学定員を微調整できます。一方、ICUは補欠合格制度を採用していません。

さらに、ICUは単一学部制であるため、他の総合大学のような「学部間での定員相殺」も機能しません。つまり、一度合格者を決定したら、その後の調整余地がほぼないという特殊な構造です。

この制約条件下では、あらかじめ合格者数に余裕を持たせて、翌年度以降の充足率を抑える戦略が必須になります。2026年度の総合型選抜で合格者数が前年度より抑制された背景には、このような構造的要因があったものと推測されます。

他大学との比較

同じ「充足率上昇」でも、大学の構造により対応策は異なります:

大学規模充足率不交付基準基準までのポイント補欠合格学部構成対応余地
ICU小規模114.3%1.30(130%)15.7ポイント無し単一学部限定的
上智大規模109.5%1.10(110%)0.5ポイント有り複数学部学部間相殺 + 補欠制度
津田塾小規模119.3%1.30(130%)10.7ポイント有り複数学科学科間相殺 + 補欠制度

上智大学は学部収容定員11,340名、学部在籍12,419名(2025年5月1日現在)で、学部充足率は109.5%です。大規模大学の不交付基準は1.10(110%)であり、上智の109.5%は不交付基準にわずか0.5ポイントしかないという際どい状況です。ただし、複数学部制による学部間相殺と補欠合格制度により、調整が可能です。大規模校のスケールメリットもあり、100人程度の変動でも吸収しやすいとは言えます。

津田塾大学は学部収容定員2,760名、学部在籍3,294名、(2025年5月1日現在)で、全体充足率は119.3%に達しています。同じ小規模大学でありながらICUより充足率が高い水準ですが、学科別では英語英文学科が113.7%、情報科学科が116.7%と比較的低く、学科間で相殺が機能しています。さらに補欠合格制度も採用しており、二重の調整手段を持ちます。

ICUはこうした調整手段を持たないため、専願制で確実に入学する総合型選抜の合格者を事前に抑制することが、翌年度以降の充足率管理の重要な手段となったと考えられます。

充足率管理と教育方針の関係

収容定員充足率は1年生から4年生までの全在籍者を合算して計算されるため、留年者が増えると在籍者総数が増え、充足率を押し上げてしまいます。例えば、2025年現在の上智大学のように基準まで0.5ポイントという非常に差し迫った状況では、大多数の学生に4年間でスムーズに卒業してもらうことが大前提となります。つまり、留年を増やす方向(成績評価の厳格化、進級要件の引き上げなど)には向かいにくく、むしろ卒業を円滑化する圧力が働く可能性が高くなると考えられます。

一方、ICUは充足率114.3%で小規模大学の基準1.30まで15.7ポイントの余裕がありながらもさらに充足率を低く抑制しようとしているように見受けられます。

厳格なカリキュラムの維持: ICUは1年生から週に約10コマ(Streamによる)ものELA(English for Liberal Arts)の授業が課されるカリキュラムを特徴としています。課題負荷が高く、出席等の要件も厳格であるため、一定程度の留年・在籍延伸が発生しやすい構造です。しかし、充足率に余裕があることで、こうした厳格な教育を維持しても、充足率管理上のリスクを吸収できていると考えられます。

積極的な留学推奨とその影響: さらにICUは海外留学を積極的に推奨しています。交換留学は在学しながら海外で単位を履修する形のため、留学中の学生も在籍者としてカウントされます。加えて、就活や進学のタイミングから、留学により半年から1年程度卒業が遅れるケースも一定数発生します。留学に行く学生が増えれば増えるほど、在籍延伸により充足率は上昇圧力を受けるため、ICUは充足率に余裕を持たせておく必要があると言えます。

まとめ

2026年度ICU総合型選抜の合格者減少は、以下の複合的要因によるものです:

  • 2025年度入学者の増加(+108名)により収容定員充足率が上昇
  • 補欠合格制度が無く、単一学部制で学部間相殺が無いこと
  • 総合型選抜が専願制であることによる高い入学率(歩留率)
  • 留学・留年による在籍変動の構造的要因

これらの要因に加えて、2026年度から総合型選抜の3区分の定員が明確化され、より区分ごとに受験者のクオリティから合格者を出すようになったという見方もできます。

2026年度一般選抜への影響

すでに充足率のバランスを取る対応を年内入試で行ったことで、一般選抜は昨年度より余裕がある状況という見方もできます。​確かに昨年度の入学者の増加で充足率は上昇しましたが、それでも他の小規模大学と比較して高い水準ではないことを踏まえると、一般選抜の合格者は例年通りになるのではないかと予想します。特に一般選抜では昨年度から複数方式の併願方法が拡充され、併願を活用してICUに合格する受験生も増えていますので、複数方式の活用が一般選抜の対策では重要になりそうです。

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,オープンキャンパス

2025年7月と8月に行われたICU(国際基督教大学)のオープンキャンパスの様子をお届けします。

会場入り口と受付

2025年夏のICUオープンキャンパスは、昨年まで入口に出ていた案内テントはなく、猛暑対策のためか屋外滞在を短くする運営に変わっていました。入場時は看板や学生スタッフの案内に従って体育館へ進み、事前エントリーサイトの画面をスマホで提示して受付します。当日その場でスマホからエントリーしている来場者の姿も見かけました。チェック後は、大学案内が入ったバッグや、当日のタイムテーブルを受け取り、そのまま各プログラムへ移動します。

受付後の動線

体育館での受付を終えたら、ICU教会を右手に抜けて直進し、新D館方面に進みます。ちなみに、ICU一般選抜の会場試験日には、ICU教会前ロータリーを右折して図書館方面に誘導されます。

新D館(D館東棟)のキャンパスツアーとコンビニ

ICU教会右の通りを進むと新D館に到着します。ここがキャンパスツアーの集合拠点で、ツアーはおよそ40分、人数が集まり次第の随時出発。各建物の入口には日傘が用意されており、ツアー参加者を中心に多くの来場者が建物間の移動で活用していました。使い終えた日傘は、次に訪れる建物の入口で返却する方式です。

新D館内のファミリーマートはオープンキャンパス当日も営業。店舗面積は小さめながら食品コーナーが厚く、おにぎりやサンドイッチも充実しています。夏のオープンキャンパスは学食が特に混雑するため、昼時のピークを外して学食を利用するか、コンビニで軽食を調達してラウンジや休憩スペースで食べるのが快適そうでした。

本館前の芝生と撮影スポット

新D館前から右に向かうとICU本館/T館方面です。ICU本館前の芝生(通称バカ山)にはフォトスポットが設置され、本館を背景にきれいに撮影できる撮影ポイントが示されていました。

リニューアル後のICU本館内部

ICU本館は昨年度の改修を経て、新たなスペースも登場しています。2階・3階の中央のラウンジには円形テーブルに加えてカウンター席やボックス席が設置されていました。飲み物の自販機も周辺にあります。T館へつながる西側には新しいエントランスが整備され、本館の歴史を紹介するパネル展示も。また、隣接する「ヘリテージルーム」は、旧男子洗面所の区画を明るくリニューアルしたラウンジです。

ICU本館メインエントランス、公式マスコット

ICU本館のメインエントランスも改修されており、左側の壁には寄付者の皆様のお名前が掲示されています。国立科学博物館のクラウドファンディングが話題となりましたが、日本の教育・研究施設における寄付文化の新しい取り組みが感じられます。このメインエントランスは、オープンキャンパス当日の案内拠点としても機能しており、プログラム案内や、これまで入口のテントで行われていた記念品交換などもここで対応していました。時間帯によってはICUの公式マスコット「はちろう」の着ぐるみも登場し、多くの来場者が一緒に記念撮影を楽しみ、ハグをする姿も見られました。はちろうのマスコットがオープンキャンパスで登場したのは今年の春からですが、早くも人気者に。「はちろうをハグするとICUに合格する」というジンクスが生まれる日も近いかもしれません🦝🎓

ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,オープンキャンパス

2025年夏のオープンキャンパスのエントリー受付が開始されています。ICUのオープンキャンパスは事前エントリー制で、事前登録が必須です。また、モデル授業は事前予約制のため、はやめに登録しておくとよいでしょう。以下、ICU入試対策の目線から、受験生ガイドを書いていきます。

ICUオープンキャンパス2025 受験生向けガイド

ICU(三鷹キャンパス)で開催される2025年オープンキャンパスについて、受験生・保護者の方が知っておきたいポイントと要点をまとめました。

日程・会場・対象

  • 開催日:2025年7月19日(土)、8月15日(金)、8月16日(土)
  • 時間:各日10:00~16:00(入退場自由)
  • 会場:ICU三鷹キャンパス
  • 対象:受験生・中高生・同伴者(保護者等)

来場エントリーについて

  • オープンキャンパスに来場する場合、受験生、中高生は事前の来場エントリーが必要です。
  • 同伴する保護者などはエントリー不要です。ただし、モデル授業などの事前予約制プログラムには、同伴者は参加できません。

< モデル授業(事前予約制プログラム)>

  • モデル授業は、来場エントリーに加えて、プログラムごとの事前予約が必要です。
  • モデル授業には中高生と受験生のみ参加可。保護者等のはこれらのプログラムには参加できません。

    受験生へのおすすめ

    • モデル授業は最優先で予約&複数参加を!
      オープンキャンパスのメインはモデル授業です。特にELAが人気。予約開始後すぐに満席になることも多いので、早めのエントリー・予約がおすすめです。興味がある授業はできるだけ多く体験しましょう。モデル授業への参加は授業内容の意味でも、試験会場になれる意味でもICU入試対策になります。複数の教室で授業を受けておくと実際の試験会場に近い教室に行き当たるかも。
    • キャンパスツアーも活用
      在学生が案内するツアーでICUの雰囲気を体感できます。
    • 複数日参加もおすすめ
      余裕があれば2日以上参加して、多くのプログラムを体験しましょう。2日以上のエントリー、予約も可能です。

    保護者

    • 同伴は必須ではありません
      一人で参加する受験生も多数いますので、同伴の必要は特にありませんが、保護者が付いていって浮くということもありません。保護者も行く場合は受験生がモデル授業に出ている間に説明会を回りましょう。

    当日の注意点

    • 学食は混雑必至
      昼時は特に混雑するため、時間をずらすか事前に食事を済ませてから来場するのがおすすめです。
    • キャンパスは広く、外は暑い
      本館を中心にイベントが行われますが、ICUのキャンパスは広大です。夏の暑さもあるので、移動や暑さ対策も忘れずに。夏のオープンキャンパス対策は暑さ対策。
    • 自販機・給水器はあるが、水分は持参推奨
      自販機や給水器もありますが、混雑や場所が分かりにくい場合もあるので、水分は持参しましょう。

    まとめ

    • モデル授業は早めに予約、複数参加がおすすめ
    • ELAは特に人気なので即予約を
    • キャンパスツアーや説明会も充実
    • 保護者の同伴は必須ではなく、一人参加も多数
    • 同伴の場合は説明会や相談会を中心に
    • 学食や移動、暑さ対策も忘れずに
    • 水分は必ず持参を

    ICUのオープンキャンパスは、大学の雰囲気や学びを体感できる絶好の機会です。計画的に予約・参加して、充実した一日をお過ごしください!

    ICUオープンキャンパスの案内やエントリーはこちらから
    https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/event/oc/25sm.html

    ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,ICU総合型選抜(AO入試)

    2026年度のICU(国際基督教大学)総合型選抜<4月入学専願>の入試要項が公開され、2025年度からの主な変更点が明らかになりました。旧AO入試にあたるこの方式について、今年度の変更点や特徴をまとめたいと思います。

    総合型選抜<4月入学専願>2026年度入試要項(ICU公式サイトより)

    1. 名称の変更:「総合型選抜」→「総合型選抜〈4月入学専願〉」

    これまで「総合型選抜」(旧AO入試)と呼ばれていた入試方式が、「総合型選抜〈4月入学専願〉」へと名称変更されました。

    これは文部科学省の方針により、すべての大学入試が「一般選抜」「学校推薦型選抜」「総合型選抜」の3系統に分類されることになった流れを受けたものです。これによって、社会人や帰国生入試なども「総合型選抜」に分類されることになりましした。

    それを踏まえ、旧AO入試は以前から「合格したらICUに入学する意思がある人のみ受験してほしい」という専願のスタンスであったため、「4月入学専願」という名称になりました。今年から専願制になったわけではありません。

      2. 募集人員の明確化(方式別定員の明示)

        これまで総合型選抜全体で75名という定員が示されていましたが、2026年度からは方式ごとの募集人員が明記されました。

        英語外部試験利用:60名

        理数探究利用:5名

        IBDP利用:10名

        恐らく合格発表も方式ごとに行われることになると思われます。方式ごとの志願者数や合格者数の違いにも注目が集まりそうです。

        3. 小論文(英語外部試験利用)のトピック統合

        2025年度は小論文のトピックが3つから選択でしたが、2026年度は2つに統合されました。

        トピックの内容はほぼ同じですが、2番目のトピックに「主体的に取り組んだ」という文言が追加されています。

        2026年度
        ① 社会的または国際的に関心が高まっている時事問題、あるいは志願者自身が感銘を受けた芸術
        作品(絵画、文学、音楽など)、歴史的エピソード、科学的業績
        ② 古典探究、日本史探究、世界史探究、理数探究基礎、あるいは総合的な探究の時間などの探究型
        学習で主体的に取り組んだ課題とその成果の要約

        2025年度(参考)
        ①社会的または国際的に関心が高まっている時事問題
        ②あなたが感銘を受けた芸術作品(絵画、文学、音楽など)、歴史的エピソード、科学的業績など
        ③ 古典探究、日本史探究、世界史探究、理数探究基礎、あるいは総合的な探究の時間などの探究型
        学習で取り組んだ課題とその成果の要約

        小論文は、3トピックが2トピックを選ぶ形式になったことで、研究成果(探究学習等の成果など)とそれ以外のトピックという大きな2区分になり、より選択しやすくなったと思われます。トピック(1)に関しては時事問題と過去の歴史的エピソードを統合して論じるなどの形で小論文を書くことも可能でしょう。

        なお、その他の提出物である800文字の「自己活動歴と自己分析」や志望理由等を書く「願書」の項目は昨年度と同じです。

        4. 英語外部試験スコアの有効期限変更

            2025年度までは「出願期間開始日から遡って2年以内に受験したもの」が有効でしたが、2026年度は「2023年10月1日以降に受験したスコア」が有効となります。

            提出可能な英語外部試験(IELTS, TOEFL iBT, 英検, Cambridge English Qualifications, GTEC)の種類自体は変更ありません。

            5. 生成系AI利用に関する大学の方針

            2026年度の要項には「学生の生成系AIの使用に関する本学の考え方を、本学Webサイトにて公開しております。併せてご確認ください」という一文が新たに追記されました。

            ICU公式Webサイトの <学部 教育方針>の「学生の生成系AIの使用に関する本学の考え方」からその内容を確認できます。

              https://www.icu.ac.jp/academics/undergraduate/policy/

              内容は多岐にわたりますが、総合型選抜の小論文等の提出に際して特に関連すると考えられるのは、以下の内容です。AI利用の方針に関しては一度全文を読んでおくと良いでしょう。

              3. ICUのアカデミック・インテグリティーの方針について(抜粋)

              …生成系AIの使用を全面的に否定するものではありません。一方で、生成系AIが作成したものを本学における成績評価のための提出物に使用し、あたかも自分自身が作成したかのように振る舞うことは、本学アカデミック・インテグリティー(*学問的倫理基準)の方針が定義する「剽窃」すなわち「他人の作品・考え・研究成果を自分自身のものとして偽ること」に相当します。

              4. 本学の方針(抜粋)
              …本学では学生の創造性や批判的な思考過程を重視する立場から、学生が課題に取り組むにあたり、自ら考え、調査し、反芻し、自らのことばで回答を作成することを求めます。生成系AIが作成した文章は、多少の改変を加えたとしても、自身で作成したものとは認められず、アカデミック・インテグリティーの方針に抵触すると判断されます。また自身で行うことが求められたタスクを、生成系AIに行わせることも認められません。これらの方針に違反した場合は、アカデミック・インテグリティーの方針に違反した場合と同じ扱いとします。

              学部 教育方針 学生の生成系AIの使用に関する本学の考え方(抜粋)

                まとめ

                2026年度のICU総合型選抜〈4月入学専願〉は、試験名称の変更や、方式ごとの定員明示、小論文トピックの統合、AI利用方針の明記などの変更がありました。受験予定の方は、公式要項をよく確認し、最新の情報に基づいて準備を進めてください。