ICU入試対策ブログ 国際基督教大学入試最新情報,一般選抜,志願者数・受験者数

2024年度ICU一般選抜A方式の合格発表が行われ、以下のような結果となりました。

2024, 2023年度ICU一般選抜A方式入試結果 ※( )=転編入本科学生(内数)

合格者数は昨年度とほぼ同じ273人、志願者数が同数であったため、倍率もほぼ同じでした。

上記数字に含まれる編入での合格者は10名で、こちらも昨年度とほぼ同じ数となりました。

総じて昨年度と同等であったというのが今年の入試結果の特徴と言えそうです。

なお、2021年度から2023年度までの3年間はコロナ禍の影響で、例外的に追試が実施されていましたが、今年度は追試が実施されなかった模様です。今年度一般選抜の入試要項にも追試に対する記載はありませんでした。

また、B方式の一次選考結果の通知も本日行われ、二次面接は2月17日(土)、合格発表は2月26日(月)に実施されます。

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本日ICUの公式サイトが更新され、ICUの初の大学公式マスコットが発表されました。学部入試、一般選抜の2日前にマスコットを発表するのはICUっぽいですね(*1)。

ICU公式サイトで発表されたICU広報活動マスコット「はちろう」

名前は「はちろう」で、ICU初代学長の湯浅八郎先生にちなんでいるようですね。

ICUの広大なキャンパスには狸が生息していることが知られているので、マスコットにはぴったりかもしれません。

広報マスコットとしてオープンキャンパスなどで活躍してくれそうでですね。

ICU公式サイト >NEWS ICUマスコットが決定
https://www.icu.ac.jp/news/2402011000.html

ちなみに原案は学部4年生の方によるもので、最優秀作品への商品はAmazonギフト券3万円とのことでした。

また、ICUのマスコットといえば「ばか山ちゃん」がいますが、こちらは学生団体のICU祭実行委員会のキャラクターです。2018年に登場して、クリアファイルなどICU祭グッズのキャラクターなどとしても活躍しています。

ICU祭実行委員会公式マスコットキャラクター「ばか山ちゃん」

*1 日本の多くの私立大学は2月の入試期間までに後期試験が終わっており、実質的に大学としての活動が無い期間に入っているので、このタイミングで大学公式のアナウンスをすることは少ない。ICUの場合は入学後に専攻を選択する1学部制で、一般入試が1日で実施され、3学期制でもあるため、入試後も普通に授業や大学の活動がある。

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ICU国際基督教大学の入試関連の公式サイトが更新され、2024年度一般選抜の志願者数が公表されています。

2024年度ICU一般選抜の志願者数(1月29日公表) ※( )=転編入本科学生(内数)

一般入試A方式の志願者数は926人で、昨年度と全く同じ志願者数でした。

一般入試B方式の志願者数は70人で、こちらも昨年度71人とほぼ同数でした。

また、上記に含まれている編入の志望者は、2023年度は60人、B方式は10人でしたが、こちらも大きな変化はありませんでした。

総じて昨年度とほぼ同じ志願者数であったため、合否水準も昨年度並みと考えて問題ないと思われます。

例年通りというのは受験生にとっては安心材料とも言えるので、体調を万全にして今週末の入試に臨みたいところですね。

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2024年度一般入試の出願受付

2024年度一般選抜の出願期間は2024年1月6日から開始され、Webでの出願期限は1月18日(木)、郵便物の期限(消印有効)が1月19日(金)までです。

つまり18日(木)までにWebでの入力を終え、19日(金)までに郵便局で発送手続きをすませる必要があります。

共通試験後に手続きをする人もいると思いますが、ICUは一般選抜であっても志望動機等の入力があるため、早めに出願手続きをやっておくことをオススメします

まずは下記の出願サイトにアクセスして手続きをしましょう。

https://www.eraku-p.jp/erp/icu/

2024年度ICU入試出願サイト

2024年度出願状況

2024年度のICU一般選抜の出願状況ですが、2024年1月12時点で以下のように発表されています(*1月15日, 16日, 17日時点も追加)。

2024年1月12日時点の出願状況、※( )=転編入本科学生(内数)
2024年1月15日時点の出願状況、※( )=転編入本科学生(内数)
2024年1月16日時点の出願状況、※( )=転編入本科学生(内数)
2024年1月17日時点の出願状況、※( )=転編入本科学生(内数)

出願状況は同じ日付で比較できる過去のテータが少ないのですが、感覚的には昨年並で推移していると思います。

出願者数の比較的多かった2021年のデータでは1月13日の時点で一般選抜A方式が439(21)名、B方式が37(3)名で最終的にはA方式が1146 (93)名、B方式が104 (13)名でした。

昨年度(2023年度)は最終的に一般選抜A方式が926 (60)名、B方式が71 (10)名でした。

2024年度入試では総合型選抜の出願者が1.45倍増えた点も注目されます。

途中経過や総合型選抜の出願者数を踏まえると、2024年度一般選抜の出願者数は昨年度と同等と予想されます。

ICUの出願状況の特徴として、ICUの出願は入力項目が他大学より多いこともあってか、最終発表で一気に増える年度が多いです。途中経過はあまり参考にならない年度もあるので、昨年度並と考えておけば問題ないと思います。

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ICU入試2024年度合格体験記は下記URLで公開されています。総合型選抜に引き続き、2024年2月には一般選抜も行われますが、これから受ける方にも参考になる内容です。ぜひ合格に向けた勉強のモチベーションにしてください!

https://icu.bucho.net/icu_exp/

また、引き続き合格体験記を募集中です。投稿者の皆様にはギフト券やICU入学に役立つWeb小冊子をプレゼント中です。

https://icu.bucho.net/forms/

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ICU国際基督教大学の入試関連、受験生向けの公式サイトが更新され、今年の12月から来年3月にかけて全4回の高大接続的な企画である"国際基督教大学 ICU Global Challenge Forum"開催されることが告知されています。現在参加者の募集が行われていますが、締め切りが迫っていて、11月17日までに応募する必要があります。

授業は第3回まではオンラインで、最終回はハイブリッドで行われます。

高1、高2生でICU志望の方には参加が推奨されます。全4回の授業を修了した学生には修了証も与えられるようで、特に推薦入試や総合型選抜を受験する人には相性がよさそうです。

授業は言語教育、環境研究、数学など4分野から1つを選択し、その選択した分野の授業を4回受ける形です。ICUの入試問題は大学の授業と密接に結びついているため、ICUの一般選抜入試を受験予定の高校1,2年生にとってもICUの授業を本格的に体験できる貴重なチャンスになりそうです。

ICU入試受験生にとってはとても有益なイベントなのですが、告知が大々的にはされておらず、募集期間がとても短いため、この情報に気がついた人はチャンスかもしれません。一応定員制になっているようで、定員を超える応募がある場合はエントリー内容で選考されるようです。また、参加可能なのは1校1人に限定されています。

エントリーといっても簡単なWebフォームを送るだけなので、授業の日程が大丈夫そうなのであればぜひ応募すべきかと思います。ICUに関心にある学生に向けた授業を4回にも渡って無料で受けられるチャンスなのですから高1、高2の方はこの機会を逃さないようにしたいところです。

【高校1・2年生対象】Global Challenge Forum を開催します!(受付締切:11月17日)

https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/news/2310201700.html

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今回は2023年度夏のICU国際基督教大学オープンキャンパスでもらえるICUの大学案内やグッズをご紹介したいと思います。

こちらがICUのロゴ入りバッグに入った大学案内や各種お知らせ。オープンキャンパスに来場エントリーして、オープンキャンパスの受付(体育館エントランス)で予約ページを提示するともらえます。

2024年度からのICU奨学金制度の拡充や、2025年度以降のICU入試制度の変更に関しては重要事項であるためか個別の案内が入っていました。これらを見ると大学として何を強調して告知しておきたいかというのも見えてきますね。

これらに関しては当サイトの記事でもご紹介しているので参考にして下さい。

留学案内はデザインの新しい専用冊子が入っていました。

Learn globally, broaden your perspective, and build bridge with others.

グローバルに学び、視野を広げ、架け橋となれ

ICUは世界100大学の留学に対応しているのはすごいですね。基本的にこれらは交換留学なので、日本国内で英語でも授業に対応し、学内寮も備えるICUは交換留学の協定が結びやすいというアドバンテージがありますね。留学のしやすさはICUに入る大きなメリットの一つと言えるでしょう。

ICUグッズとしてシャープペンシルの芯が入っていました。以前はICUのペンをいただいた年度もあったのですが、芯はペンケースに入れておけるのでいいですね。

ちなみに来場者向けアンケートにもらえるとICUロゴ入りエコバックももらえます。

また、オープンキャンパスでは今年度オープンしたICUのT館のカフェも営業していて、そちらでもICUグッズの販売を行っています。

ICUオープンキャンパスは8月18、19日にも開催されます。詳細や申し込みは下記のページから。

https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/event/oc/23sm.html

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2023年7月22日に行われたICU国際基督教大学のオープンキャンパス、今年度は8月18日、19日にも引き続き開催されるので、これから来場される方へのお役立ち情報も含めてお伝えしたいと思います。

会場入り口の様子。来場時はテントがある場所から左に曲がって、体育館で受け付けをします。ちなみに会場入り口のテントは退場時のアンケート回収に使われていて、会場を出る際にオープンキャンパスに関するWebアンケートに答えるとICUグッズがもらえます。

看板の指示に従って、入り口の通りを左に曲がって受付のある体育館に向かいます。

こちらから体育館に入り、スマホでオープンキャンパスの予約画面を提示します。

去年までは検温が行われていましたが今回は画面の提示のみでした。

受付が済むと、ICUの大学案内やなどが入ったバッグと、オープンキャンパスのプログラムがもらえます。

ICUのオープンキャンパスに行く人受験生はWebでのエントリーが必須で、下記URLで前日12:00までオンラインで登録できます。モデル講義は受講できる人数が限られるため、早めに登録を済ませておくとよいでしょう。

https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/event/oc/23sm.html

本館へのアプローチ(通称花道)の様子。この日の天候は曇りで、緑の多いICU学内は暑すぎず快適でした。ただし8月の開催日では気温が上がることも想定されるので、水分補給など暑さ対策は必須ですね。

ちなみに今回のオープンキャンパスでは学内各所にマイボトル用の給水器が設置されている事がポスターやサイト上で示されていましたが、これらは元から学内に設置されているもので、オープンキャンパス用に設置されている訳では無いです。例えば本館のマイボトル給水器は、初見ではやや分かりにくい場所に置いてあるので、あまりこれらのボトル用給水器は当てにしない方がよいかもしれません。

飲み物の自販機は本館2階、3階の中央付近などにたくさんあるので、水分補給が必要な場合は自販機を利用できます。

本館で行われたICU入試説明会と、総合教養(ATLAS)体験。2025年度以降の入試制度の変更に関して更に情報が追加されていたので、後日詳しく紹介します。また、ATLAS体験では担当教授による解説もあったので、その内容はオンラインレクチャーの解答解説の中に反映させていただきます。

2023年度入試の問題冊子

ICUの学食の入り口。オープンキャンパス中の学食の営業時間は11時から15時までと短めです。例年ICUのオープンキャンパスでは昼休みの時間は指定されていなかったのですが、今年は12:45~13:15がモデル講義等の無い時間に指定されていたため、昼時は混雑していました。なるべく混雑時を避けて利用したいところです。モデル授業やインベントに効率よく参加したいという場合は、あらかじめ食事を済ませてから来場した方がよいかもしれません。

今年度オープンしたばかりのT館も早速活用されていました。こちらの1階がキャンパスツアーの出発点になっていて、多数の来場者が参加していました。キャンパスツアーは随時行われているので、他のイベントの合間など、任意の時間に行けばOKです。ちなみに外側のひさしの通路を通っていくとT館のホールに到着します。

本館から見たT館の様子。中央に見える木製の外装が特徴的な建物がT館のホール(大教室)で、ICUでは珍しい階段型の教室です。こちらではELAのモデル講義などが行われます。例年ELAのモデル講義はICUのオープンキャンパスで最も人気のあるイベントの一つで、事前予約が必須です。

こちらはICU学内にある博物館、湯浅八郎記念館です。オープンキャンパスでは館内ツアーが開催されていて、ICUの歴史や民芸品のコレクションなどを詳しく解説してもらえました。

館内では学生による学芸員課程の紹介も行われていました。学芸員課程は博物館の専門職員になるため学芸員の資格を得ることができるコースで、ICUでは毎年20名くらいの学生が履修しているとのことでした。学芸員課程には実習が必修として含まれているそうですが、学内に博物館を持つICUでは、実習も学内で行うことが可能で、実際に運営をしている博物館の中で実践的なノウハウを学べるのはとても魅力的な事だと思いました。普段から展示などの勉強をしているだけあって、学生の皆様のプレゼンがとても上手でしたね。

湯浅八郎記念館のWebサイトはこちら
https://subsites.icu.ac.jp/yuasa_museum/index.html

以上、今年のオープンキャンパスの様子をお伝えしましたが、最後に8月にオープンキャンパスに参加する皆様向けの注意事項をまとめておきたいと思います。


・来場は事前Webエントリーが必須。

・モデル授業に参加するにはWebでの事前予約が必要なので早めにやっておく。予約が定員に達したものは締め切られる。ただし当日空席があるモデル授業は、予約なしでも教室に入れる場合がある。

・予約は下記URLのリンクから行う
https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/event/oc/23sm.html

・今年からモデル授業は基本的に受験生専用になったので、保護者と行く場合は、保護者はその時間は別のイベントに参加する。

・学内は広く、それなりに歩くので、暑さ対策は必須。本館には休憩用の教室が各所に用意されており、飲料の自販機もたくさんある。学食でも休める。

・昼の学食は混んでいるので、可能なら時間をずらして行った方がよい。

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他大学在籍中に塾講師のアルバイトをしながら、ICUに編入で合格した湘南太郎さんインタビュー4/4最終回

入学後の手続き

(ICU合格後、転入生向けの編入の手続き方法に関してICUから案内や説明などはある?)

編入生向けの案内や注意事項などが書かれたファイルはメールで送ってもらえました。
そのファイルには入学後の手続きの注意点や日程なども書かれていました。

(ICU合格後、編入に際して提出する書類と締め切りは?)

退学証明書と成績証明書を先に出す感じで、
それは4月の早い時期に出す感じだったと思います。

それから単位編入に関するが4月の後半に出しました。

(いずれにしてもICUに入学前ではなく、入学後に提出すればよいということですね。)

その通りです!

単位編入、他の編入生との交流など

(ICUへの単位編入の様子を教えて下さい、手続きと流れはどのような感じですか?)

ICU入学後にまず前の大学の成績証明書を出します。

それから、4月後半の期限までに「単位編入申請書」というのを出します。
これはどの授業を編入したいかを書くものです。
その際に、編入を希望する単位の授業のシラバスなども出します。
どういう編入を希望する単位はどのような内容であるかという前の大学の授業のシラバスですね。

それとは別に、前の大学の成績の評価基準を示す資料も提出します。
ICUに編入できるのはICU内の評価でC以上に相当するものなので、それを示すためのものですね。

(単位編入に関する書類の提出が終わった後、面接などはありますか?)

ありませんでした。書類の不備がないかはチェックしてもらえますが、面接はありませんでした。

(何単位編入できたかはいつ分かるのですか?)

秋学期の前の8月までには分かるという事でしたが、
実際には6月末に単位編入の連絡がきました。

4月の申請からはかなり間が空く感じですね。

(どの単位が編入できるという事は事前に分かったりはしないですか?)

先ほどの編入生向けのメール添付の資料に単位編入の目安のような事は書いてありました。
このような単位は認められて、これは認められない、というような事はその資料を見ると大体分かります。

(認められないのはどのような単位ですか?)

英語の単位は基本的に認められないみたいです。
同じようにアカデミックスキルを得るための授業なども編入はできないとされていたかと思います。

これらはICU入学後に必修のELAと内容が重複するものですね。

また、授業の内容が高校レベルのものなどは認められないと書かれていたと思います。

(逆にどんな授業が認められるというのは書かれていましたか?)

体育に関しては原則認められるという旨が書かれていたと思います。

他の体験記にも書いてあるのですが、編入生は体育の実技は前の大学でやっておいた方が絶対よいですね!

(申請したのは何単位?)

29単位を申請しました。
通りそうなものに絞って申請した形です。
絶対無理なそうなやつは避けました。

(認められたのは何単位ですか?)

28単位が認められました。
体育実技は2単位申請して1単位で認められました。

(大学2年でICUに編入しても3年間は必要?)

そうですね。編入生は最低3年間はICUに通うことになっています。

(ICUのメジャー選択はいつしますか?)

1年目の冬学期ですね。
新入生よりは1年早く選択することになります。
そのあたりの注意事項も編入生向けの資料に書いてあるのであまり心配しなくても大丈夫です!

(編入生に向けた説明会とかはないのですか?)

それは特にないでんですよ(笑)

大学から編入生に口頭で説明してもらえる訳ではないので、そのあたりのは自分から情報を取りに行かないといけないですね。

ちなみにですが、今年編入した学生のLINEグループがあって、そこで情報の共有ができているのでとても助かっています。

(編入生同士でどうやって知り合いになったのですか?)

ICUの入学式はID番号順に並んでいるのですが、編入すると他の学生より1年早いIDになるので、編入生は全員が前の方に座っています。

座席番号を見ていたらその事に気がついて、周りの人同士でLINEを交換して、自然とLINEグループができた感じです。

(さすが前の大学を経験しているだけあって、そのあたりは皆さん慣れておられますね笑)

編入生同士で情報の抜けがないか確認できるのはありがたいですね!

(来年度以降の編入生も入学式で周りと連絡先を交換するとよさそうですね! 編入生は何人ぐらいいるのですか?)

IDから数えると、今年は一般選抜やユニバーサルアドミッションズを合わせて17人だと思います。

編入生としてICU入学後の感想、ELAの様子

(引き続きICUの雰囲気などを伺いたいと思います。H大学と比較してのICUの印象は?)

大学の雰囲気は全然違います!

前の大学を悪くは言いたくないのですが、基本的に前の大学では授業はだるいという学生の雰囲気がありました。
授業参加は積極的ではなくて、座学で受動的に授業に出席して、ただそこにいるだけという感じはありました。
予習などはやっていませんでしたし、テスト前にサークルの先輩からもらった問題からいかに効率よく単位を取るかという感じでした。
自分もそうだったのですが、大学の授業に対してそこまで真剣になれる感じではなかったと思います。

ICUは割と授業楽しんで受けていて、ちゃんと予習をしてきて積極的に授業参加している人が多いのは印象的ですね。
ELAで言えば全員が予習をしてきていて、それはICUに入ってしまえば当然のことなのですが、前の大学では考えられないことです。

そのあたりは授業の形式が違うというのが大きいかもしれません。

ICUは少人数でディスカッションするのが基本になっていて、授業参加が求められます。
予習してなかったらディスカッションでしゃべれないですし、ディスカッションで自分の意見を言うから、授業の内容が定着するという感じがします。
前向きに授業に取り組む学生が多いのはICUのよいところですね。

(ELAの雰囲気はどうですか?)

ELAはスト2に入りました。
スト2はやはり帰国子女の方が多いですね。
20人ぐらいのクラスで、3から4人ぐらいはぐらいが準ジャパで、後は海外経験のある学生です。

準ジャパにしても国際生の多い高校の出身者だったりします。

スト2はとにかくペースが速くて大変さもあります。

英語をじっくりと受けたい、着実に英語力を付けたいという場合はスト3のがいいかもしれません。

スト3だとELAが週に10コマですが、スト2だと5コマしかありません。

(塾講師の仕事は続けておられるのですか?)

はい、同じ塾ですが、配属教室が変わって、引き続き中学生を教えています。

(編入後にELAをしながらバイトというのは忙しいのでは?)

そうですね、去年も受験勉強をしながらバイトをしていたので時間は無かったのですが、今はICUの課題で忙しいですね笑

ICUは課題の量がとくかく多いです。

ICUも大学生活に慣れるまではバイトはしないようにという事は言っています。

(ICU入試と単位編入を終えての感想は?)

大学編入は手続きが大変そうとか、人間関係とか心配になる所もあると思うのですが、なんとかなるというのが率直な感想です!
ICUに編入してよかったと思います!

(ありがとうございました!)

(注)
ICUの卒業には体育の実技が1単位必要だが、ICU学内の体育の実技は、1つの授業で1/3単位しかもらえない。体育の実技の1単位もらうために、3つの実技の授業を取る必要があって、合計3学期(1年)かかる。編入生の場合、前の大学の体育の実技をやっておけば、当該単位は履修済みと認められるケースが多いようなので、体育の実技は前の大学でやっておいてよかったと語る編入経験者は多い。

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(引き続きICU入試の人文・社会科学対策に関して教えて下さい)

現国には苦手意識があって、なんとかしなくてはいけないと思っていたのですが
仮面浪人中の大学1年生の時に取り組んだスタサプの小柴先生の講座が役立ちました。

文章を筆者の主張とそうでない部分を対比させて読んでいく事が中心で、
筆者は赤、対抗となる主張は青など、文章の各所を役割に応じて色を付けていきます。

本文だけではなくて、問題の選択肢も色分けします。

このような対比を駆使して文章を整理して理解していくことで、
この選択肢は対比混乱だとか一定のパターン分けができるようになります。

汎用性がありますし、現代文の読解で悩んでいる人には試す価値があると思います。

ただし、ICU入試に受かっている人の中には現代文をやらなくていいという方も多いので、合う合わないがあると思います。

(ICU入試のATLAS(総合教養)の対策はどうでしょうか?)

ATLASはオンレクで過去問を解いていったのですが、僕の場合は時間との勝負という感じで、時間配分の工夫が必要でした。

オンレクの合格体験記を読むとATLASの時間配分を決めてやっている人は少ない印象なのですが、
僕の場合は読解に時間がかかって、時間切れになるパターンが多くかったので、
各パートの目標時間を決めて試験を受けました。

パート1-3は時間を目標時間を決めておいて、パート4は残り時間で解くというやり方でやっていました。

(具体的にはどういう時間配分ですか?)

60分を想定して目標にしていた回答時間は以下の通りです。

パート1 8分-10分
パート2 15-分18分
パート3 15分-18分
パート4 残り時間、20分を残す目標

(実際の試験ではどうでしたか?)

パート1が約8分
パート2が22分くらい
パート3が簡単で15分くらい
パート4が残りの時間で、15分くらいでした

パート4は全部は解き終わらなくて、2問ぐらいは勘で答えました。

パート4は最後に解くようにしていました。文章を読まないで溶ける問題もあるし、パズル的な要素もあります。他のパートは読解が中心なので時間をかけければ確実に解いていけます。パート3までを先に済ませて、そこまでのマークもきちんとやって、最後に残った時間でパート4をやれる範囲で解くようにしました。

(ICU入試を終えての感想は?)

オンレクで演習を繰り返しやって、実際の試験では、概ね事前の計画通りに解き進められたので、全体としては悪くないと思いました。最後の試験科目が終わった後には、これは受かったのではないかという感覚がありました。無事に合格できてほっとしました。

ICUの転編入の受験番号はTransferを表すTから始まる

(次回、編入の手続きや単位編入に続きます)