ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2022(22) りんごさんの場合

1.お名前、プロフィール

<お名前>

りんご

<プロフィール>

横浜市の私立中高一貫校 中学受験の偏差値で50ぐらい

小学校の時から高3の夏前までEECに通っていました

予備校は高1秋~高2で四谷 高3で駿台に通いました。

ICUのAOはオンレクのAO(総合型選抜)対策を利用しました。

2.受験形態

総合型選抜

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUを知るきっかけは、高1の時に夏休みの宿題でオープンキャンパスについて調べるのがあって合宿の日程上ICUと上智しか行けるのがなかったから。
ICUを選んだ理由は予備校みたいな一方的な授業がいやで対話が多い大学が良かったからと都会でビルの中で学ぶよりもICUのキャンパスのような自然があるところで学びたいから。

6.ICUに期待するところ

英語が操れるようになりたいです。
また私は文系と理系両方に興味があるので自分の学びたいことをすべて学び可能性を広げたいです。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

私はICUの「自然に囲まれた中で学問に打ち込める環境」と「研究したいことを追求できるカリキュラム」に強く魅力を感じている。私は所属するボランティア団体の活動でキャンプをし「自然に囲まれた環境で対話をする大切さ」を学んだ。したがって自然の中で対話を基調とした学びをすることができるICUの環境が私にとって理想的だ。天気がいい日の授業では屋外でディスカッションすることやフィールドワークが多いこと、学生が主体的に運営し対話が多い寮などに強く惹かれている。様々なバックグラウンドを持つICUの先生や学生と「対話」を通じ新しい視点で多角的に研究したい。
またアカデミックプランニングなどの学生が主体的に学ぶカリキュラムがあることも魅力的だ。私は興味のある人権問題をより多角的に見るために「平和と人権」「平和と対集団関係論」「国際人権法」などの授業を受け、様々な視点から考えたい。
以上の理由から私は自然に囲まれ対話を重視するICUで主体的に私の興味のあることを学びたい。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

私は「子どもの人権」について研究したいと考えている。きっかけは所属するボランティア団体の研修会で「子どもの権利」について話し合ったことだ。また以前から私は日本の古くからの文化や習慣から親が無意識のうちに子どもの発言や考えを抑圧し、子どもの自主性や自己肯定感が形成されにくくなっているのではないかと考えていた。もし親が子どもの意見を否定し続けて子どもの権利を侵しているという事実があるなら、「平和研究」や「社会学」などの様々な学問を学び多角的な視点から研究したい。また苦しんでいる子どもを助けられるように広い視野を持ち行動にうつしたい。置かれた環境や家庭が成長過程における子どもにどんな影響を与えているのか学ぶために「心理学」「教育学」の観点が必要だ。それぞれの国では「子どもがどのような存在として認識されているのか」も知りたい。したがって「平和研究」「社会学」「法学」などの観点から多角的に研究したい。そして学んだことを活かしてSNSなどを活用し、生きづらさを感じている子ども達に「自分の人生は自分の意思で決められる」ということを発信し前向きに生きることを手助けしたいと考えている。以上のことから、私は「平和」の理念のもと献学されたICUで誰でも守られるべき人権について学びたい。

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

これが一番書きにくかったです。めっちゃすごい人みたいに書いてあるけど実際はこんなんじゃないです。

私はICUから身近にある社会問題を提起することができる。私が所属するボランティア団体は「対話」をすることを重視していて、私のスタンスも初対面の人や時には大人数の前でも積極的に語りかけることが基盤になっている。私は子どもの環境について改善運動を行っていきたいと考えている。子どもの環境を改善するためには子供が生きやすい環境を整え、学校や家庭に居場所がなく生きづらいと感じている子どもに新たな居場所を提供することが必要だ。私は価値観の違いから学校の部活動に一時期馴染めなかったことがあったが、所属しているボランティア団体の活動に参加することで自分の居場所を見つけ、新しい自分を発見することができた。したがって居場所がなく生きづらさを感じている子ども達に学校や市などと協力して新しい自分を発見できるチャンスを提供したい。様々なバックグラウンドで同じ志を持ったICUの学生と対話し視野を広げることで生きづらさを感じる子ども達を一人でも助けたいと考える。私は今までのボランティア団体の活動や学校での課外活動の中で積極的に行動にうつすことをモットーとしているのでICUから身近にある社会問題を呼びかけることができる。また未来の担い手である子どもの環境を良くすることでICUから社会に利益をもたらすことができる。

b.小論文

3を選びました

私は中3から「アルプス子ども会」というボランティア団体に所属している。ここでの活動が私の考え方や行動力を形成した。この団体は長期休みに一般から集まってくる小学生とキャンプを行う。私はその中で小学生をサポートするリーダーとして参加している。初対面の人と数日間過ごしたり、大人数の前で話したりするこの活動の中で、私の特長は「学んだことを応用し、積極的に周囲に働きかけ行動に移すこと」だと気づいた。私の特長である応用力と積極性を実感したのは、リーダーとして学んだことを他の場面や学校の課外活動にも活せたからだ…以下略

実際の小論文では野外活動での役割や工夫を詳しく書き、子供の教育に興味を持った点などを書きました)

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析

高1の冬休みに、「エンパワーメントプログラム」という留学生と日本人の学生6人でグループを作り、英語で話し合いグループごとで出した結論を発表するというイベントに参加した。せっかく様々な国の人が集まっているのだから話しかけてみようと「参加している留学生全員に話しかける」というノルマを自分に課した。実際に話しかけてみると、皆快く会話を広げてくれ私は積極的に話しかけるようになった…以下略

(活動に際して工夫したことや自分の役割、課題などを書き、グループ内での自分の資質というテーマにつなげて書きました)


d. 推薦状2通

高2.3年生の担任である社会の先生
中3から所属しているボランティア団体のスタッフ

e. 成績書類

英検2級 CES2164/2600

評定平均 = 4.3

実は高1が終わった段階では4.1なくて高2,3で稼ぎまくりました

f.一次試験(書類審査)のポイント

自分のことを分析することが重要だと思います。私は自己肯定感が低いので周囲(友達、中学の時の担任、ボランティアの人)からどう思われているか聞きまわり自分が思っている印象と違い驚きました。また自分がたいしたことではないと思っていることが周囲からしたら意外とすごいことだったということが何度かありました。なので色んな立場の人に自分のことを聞いてみることをおすすめします。BUCHO.NETのオンレクのAO対策添削では、具体的に書くことと周囲と差別化を図ることを指摘されたのでそこを意識して書いていきました。

私にとってICUの1次の書類作りは見たくない現実を見なきゃいけないようで精神的に辛かったです。周囲の人にとても頼りました。何度も書き直し、内容的に大きな変更をしたことが3度ぐらいありました。自分はこんな人間なのかと落ち込むことが多く何度も泣きました。しかし本当は何を学びたいのか、将来何をしたいのかと考え直す良い機会になりました。

g.面接 (二次試験)

2次の面接は日本語で20分間Zoomで行われました。私を面接してくださった先生は2人で1人は教育学がご専門の先生でした。

私が聞かれた内容は
・なんでICUに入りたいのか、ICUは専願だけど他の大学と何が違うから志望したのか
・何を学びたいか
・将来何になりたいか
・なぜ子どもの人権を学びたいのか(←これは願書に書いた内容です)
・教育現場での子どもの人権とは例えば何
・防犯カメラが町中に増えてきている主張を聞いてその賛否と理由
・自分に好奇心あると思うか
・自分の性格で嫌いなところ
・ボランティア団体での活動で困ったことは何か(←小論から発展して出された質問だと思います)
・大学ではどんな活動をしたいか
あとは私が子どもの人権を学びたくなった理由である家庭でのことが結構突っ込んで聞かれました

二次試験ポイント

私は素直に答えすぎて不安になりましたが結果的には等身大の私を知ってもらえて良かったのかなと思っています。
私は本当に素直に答えてしまったので面接が終わった後とても不安でした。しかし面接が終わる直前に教授が子どもの権利と親が子どもを守る権利については面白いテーマですねと言っていたこととボランティア団体の話をした時に先生が笑っていたことで好印象を与えられたと信じて合格発表を待ちました。
先生方はリラックスして答えてくださいとおしゃってくださいましたがとても緊張しました。私はなぜICUなのか、何を学びたいか、将来何をしたいかは絶対聞かれると思って簡潔に伝わりやすいようにキーワードを抑えて何度も練習しました。

Zoomでの面接はもうないかもしれないけどZoomなら音量に気を付けたほうがいいです。私は少し小さかったので聞き間違えたところがありました。

8.最後に一言

私は評定4.3で英検2級でも受かりました。ほんとは評定低いし準1持ってないからめったなことがないと落ちると思っていました。また高2の時に準1持ってないとICUのAOは厳しいと先生に言われていたのですがどうしてもICUに入りたくて一般メインでAOに挑戦しました。
私が受かった理由はボランティアとICUの方針が似ていてそこをアピールしたことと自分のことを素直に表現したからだと思います。
1番辛かった時期は夏休みです。私は一般メインのAOだったのでAOと一般をどのくらいの比率でやるかとても悩みました。また1番初めに書いていた内容がダメすぎて先生に色々言われて自分がどんな人間か分からなくなり、何を書いていいか分からなくなったのも辛くなる要因でした。
1次も2次も素直になってください。本当に学びたいこと、したいことを考えつくすことが私の入試でよかったことではないかと思います。後悔しない受験をしてください。応援しています。