ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

AYA

<プロフィール>

熊本の公立高校。
塾や予備校には行ってませんでした。

2. 受験形態

一般入試(センター併願)

3.予想得点

リベラル得点 = 50-60%
人文科学得点 = よくて70%
社会科学得点 = よくて70%
英語リスニング得点 = 60-70%
英語リーディング得点 = 85-95%

(センター得点 参考)

国語 166
数学IA 89
数学IIB 59
英語 筆記 186
     リスニング 44
生物 87
化学 70
世界史B 85
現代社会 84
合計 800/950
ちなみにセンター利用は不合格でした。

4.併願校

成城大学 社会イノベーション学部 心理社会学会(センター利用)
東京外国語大学 外国語学部 ドイツ語学科

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高2のときに大学の偏差値のランキング表を見て、気になって調べてパンフレットを請求しました。

6.ICUに期待するところ

やっぱりリベラルアーツ。あと、英語が好きなので、ELPにも期待しています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

学びたいことがたくさんあるので、リベラルアーツの精神に惹かれたとか書きました。
多角的な視点で物事を見つめることができると思ったと書いた気がします。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

開発研究と平和研究、それから美術と心理学が勉強したいと書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

ESS部に入っていたことと、姉妹都市の交流事業でドイツに行ったことを書きました。

b. リベラルアーツ学習適性

SPIの問題集を2冊やりました。
あと、国語の参考書に載ってた慣用句と四字熟語をひたすら覚えました。
地学・物理・地理・日本史などの勉強していない科目は、中学校のときの参考書を軽く読んで知識の確認をしました。
実践的な問題は赤本の例題をやっただけで受けたので、本番はかなり難しくて焦りました。
規則性と数学の問題は時間がかかりそうだったのでとばしたら、結局時間が無くなって全部勘でマークしました。
三段論法だけは得意だったので、がんばって解きました。

c. 人文科学

過去問3年分を解きました。
本文を読みながら一問一問解いていくよりも一回全部を読んでから解いていく方が正答率があがったので、本番ではそっちで解きました。
過去問解いたときに時間が足りなかったので、時間配分には気をつけていました。
完全な知識問題も混じっていますが、ふだんあまりなじみがなく、一見すると難しそうな宗教関係の設問とかでも、意外と本文の中に解答へのヒントが隠れてたりします。

d. 社会科学

世界史と現代社会を勉強してたので、その2教科を重点的にやってました。
学校で理系クラスにいたため現代社会は完全に独学でしたが、今年は現代社会の問題も多かったので、やっててよかったです。
日本史と地理は中学校のときの参考書を簡単に読み直しました。
人文科学と共通するのですが、一回本文を全部読んでから解くようにしていました。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

TOEFLの問題集を一冊と、ICUの英語という参考書を半分くらいやりました。
あと、1年ぐらいNHKのラジオ英会話を聴いてました。
問題が1回しか読まれず、問題のページを捲るタイミングが指定されていたので、先に問題を見ておくことができなくて大変でした。

<リーディング>

過去問を2年分とリスニングのとこで書いたICUの英語を解きました。
私は東京外大が併願校だったので、解いていた長文のレベルが同じくらいで助かりました。
長文では分からない単語がわりとあると思うので、語彙力は普段から鍛えておいたほうがいいと思います。
でも、最悪話の中心になってることが何か分からなくても、マークなので、周りを丁寧に読めば解けたりも。
穴埋めは数が多いので、過去問や似たような形式の問題でなれておくといいと思います。
意外に文法的な要素で解ける問題が多いので、諦めずにねばるといいんじゃないでしょうか。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

参考書は、とにかく自分にあったものを選ぶべきです。
色々買って読んでみて、あったものだけを使うようにするといいかも。
私は、国語は「565パターン集」、世界史は「センター力UP! はじめから分かる世界史」 、現代社会は「現代社会の点数が面白いほどとれる本」が相性が良かったです。
試験中はシャーペンは机の上に置くこともできないので、普段からエンピツで解いていたほうがいいと思います。
ほとんどの問題はやはり全体を見てから細部を見て設問を解いていくという解き方がオススメです。
あと、トイレはどこもすごく混むので、気をつけて下さい。
すごく緊張する人は、休み時間にお守りを触ったりすると落ち着くかも。
また、ICUではなにが問題としてでてくるか分からないし、趣味でやってたことが問題として出てきたりするので、普段から幅広く興味・関心を持って、気になったことはすぐに調べるようにすることが大切だと思います。

8. 最後に一言

私はセンターの約1週間前、つまり一般の1ヶ月前に第一志望をICUにしました。
本格的なICU対策を始めたのはセンター後で、かなりギリギリでした。
本番は1科目とくごとに全然解けなくて落ち込んでいきました。
それでもこうしてICUに合格できたので、諦めずにねばれば、合格への道は開けると思います!

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

deco

<プロフィール>

九州のド田舎の進学校(文系)
塾や予備校は学校が忙しくて行けませんでした。

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 8割くらい
人文科学得点 = 7割くらい
社会科学OR自然科学得点 = 5〜6割
英語リスニング得点 = 5割?(難しすぎて記憶がありません)
英語リーディング得点 = 5割?(よく覚えていません)

4.併願校

ICUに受かったので他大学は全てキャンセルしました。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

夏休みに大学調べをする時、母がしつこく勧めるのでとりあえずパンフレット注文
  ↓
面白そうと思ったが難しそうなので保留
  ↓
国公立を目指すがどうしても諦めきれず、ダメ元で併願することに
  ↓
直前対策講座受講
 
目標が漠然としていて、しかも「英語が好きだから英語科に進む」「美術が好きだから美術科に進む」というような進路を選ぶ気にもなれなかった私にとって、ICUはまさに求めていた場所でした。
英語を学ぶのではなく、英語で学ぶという所に惹かれました。

6.ICUに期待するところ

ELPを頑張りたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

・国際的な環境に惹かれた
・リベラルアーツに惹かれた

こんな感じのことを書きました。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

・目標が定まっていないのでICUで色々と学んでみたい
・国際的な環境で視野を広げたい

文体をですます調にするか、「〜である」調にするか迷いましたが、ですます調で受理されたようで安心しました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

・絵を描くこと、読書すること
・美術部部長にもなって学校行事の看板などを頑張りました!とダメ押しもしました(笑

b. リベラルアーツ学習適性

オンレクの過去問をしました。
センターが終わってからオンレクに手をつけたのですが、センター試験の知識がかなり役立ちました。
(数学のグラフ・図形の面積・数列・ベクトル等)
ただ二進法だけは学校で習わなかったので、ネットで調べて暗記しました。

過去問の練習では調子よく解けて、100問を30分で解けたこともあったのですが、
本番では80問なのに時間ギリギリまでかかりました。
緊張しすぎないことが大切だと思います。

c. 人文科学

オンレクで「以下の物から優先的に学習すること」と言われていたものから進めました。
問題文を一回全部読んでから設問に移る方法をとりました。
ICUの問題は一つのテーマを元に話題がコロコロ変わっていくのが多い気がするので、
(今回だと洞窟の例え→陰と影の各国語比較→影のない女、という風に)
話題の移り変わる順番や、話の流れを覚えておくと良いと思います。

d. 社会科学

オンレクで「以下の物から優先的に学習すること」と言われていたものから進めました。
本番は知識問題ばかりで焦りましたが、センター試験の現代社会・政経の勉強が結構役立ちました。
過去問は読解の問題が多いので解きやすかったのですが…

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

オンレクCDをひたすら聞きました。
センター後で時間がとにかく無かったので、スクリプトを見ながら2008年のCDを何度も聞き、全部の語を聞き取る努力をしました。
本番の音声は2008年CDよりはゆっくりで聞き取りやすかったと思いますが、やっぱり難しかったです。
あと本番では周囲から咳の音やページの擦れる音などが聞こえる恐れがあります。
集中力を途切れさせないようにするのが至難の業です。

<リーディング>

オンレクをひたすら解きました。
読むスピードを上げるように努めました。センターレベルの単語を確実に覚えておけば結構解けると思います。
一文一文が長いので、どの単語がどれにかかるのか、主語はどれで述語はどれか、等の文法を意識して読むと良いと思います。
最後の穴埋めが本番で少し簡単になっていた気がします。助かりました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

国公立が本命のつもりだったので、センターまではずっとオンレクに手をつけていませんでした。
しかし、国公立のための勉強がICUの受験にとても役立ったと思います。
特殊な入試といわれていますが、基本的な知識が大切だと感じました。

8. 最後に一言

地方の公立高校では私大を本命にしている人が少なく、ましてやICUを知っている人が英語の先生ぐらいしかいないということもあると思います。
(地方ではICUの知名度が極端に低い気がします。何故でしょう…)
周囲の人や親戚に「ICUって何?集中治療室?」という反応をされたり、「あなたが受けたのどこだったっけ?ルーテルとかフェリスとかキリスト教っぽい名前だったよね?」とか言われても頑張りましょう。
落ち込んだらICUのパンフレットを読むと良いです。やる気が出ます。

BUCHOさんには本当にお世話になりました。所々に挟まれた余談や冗談がとても面白かったです。
ありがとうございました。

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ななみ

<プロフィール>

愛知県の公立進学校です。
予備校には通っていませんでした。

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 7割
人文科学得点 = 7割
社会科学得点 = 1〜2割?
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 8割

4.併願校

早稲田国際教養学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

2年生の夏に名大のオープンキャンパスを見に行ったが失望・・・授業とかつまらなかった。
こんな大学なんか行くもんか、と思う。
その3日後くらいに行ったICUのオープンキャンパスでの体験授業が本当におもしろく、学校の雰囲気も気に入ったため、ICUに決めました。
ただICUは学費が高く私立第一志望とは親に言いづらく、入試対策もしづらいので、表向きはずっと東大志望で、東大のための勉強をずっとしていました。
東大は、社会も2教科いるし、倫理も理科も勉強しなければいけないので、広い知識を求めているICUに合ってるかな、と思って。

6.ICUに期待するところ

ELPで英語のスキルを上げたいです。
また学びたいことが多いので、学部に分かれていないところも魅力的です。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ELPとメジャー制について書きました。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

自分の興味のある分野について書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

幼稚園からずっと続けているピアノや、吹奏楽部や校外で所属するオーケストラについて書きました。

b. リベラルアーツ学習適性

特にしていません。 知識系は今までの積み重ねの一般教養で対処しました。 私は受験のための勉強が嫌いで四字熟語とかをいちいち覚えたくなかったので、何もしませんでした。百人一首は高1のときにすべて覚えていたのが役に立ちました。
数学などの問題は普通にやっていれば解けます。対策とかいらないと思うし、普段の受験勉強していたら、計算力とかもつくので、特に気にしないでいいと思います。
科学は元素記号の順番を覚えていれば大丈夫です。

中学までの勉強をしっかりやっていれば取れる問題も多くあります。
今年もBTB溶液の問題や、日本史の南北朝の時代のことなどが出ていたので、中学の勉強をサボってると損だと思います。

c. 人文科学

センター終わった後に赤本買って、1週間くらいで過去問を3年分やりました。
ただ、私の場合はやればやるほど読解力が下がった、っていうか得点率が9割→7割とだんだん下がってしまったので、3年分だけやってあとは学校で配られる他の大学の現代文の問題を解いてただけでした。

今年の問題では、倫理を選択していてプラトンの洞窟の比喩を事前に理解していたことはとてもプラスだったかな、と思います。

d. 社会科学

人文科学同様です。

ただ、今年の試験においては全く役に立ちませんでした・・・。
今年のICUの問題は日本史、政経、現社の知識問題が結構多かったと思いますが・・・私の選択は、世界史、地理、倫理でした。
社会科学ときながら、あー落ちたなーと思いながらやってました。40問全て確信を持てなかった気がします。ていうか40問全てテキトーです。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

テスト中によっしゃーできた!と思いました(笑)
異常なまでに聞き取れました(笑)会話文は満点じゃないかと思います!

とにかく毎日英語を聞くことが大切です。
私はICUのための英語を直前にやりました!
それまではずっと早稲田や東大対策のために長文を聞いていました。

<リーディング>

今年の問題は簡単になったみたいです。
とにかく毎日読むことが大切だと思います。
ICUの英語は速読は求められていないので、しっかり内容を理解してゆっくり読むように心がけました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

受験勉強は他の大学に向けての受験勉強をやっていれば良いと思います。
ICUの対策するのは不可能だと思うので・・・。
試験中はできるだけ落ち着くことが大切だと思います。
私は社会科学終わった後、芝生の上で呆然としてました。
でもそのおかげで落ち着いて受けれたんじゃないかなと思います。
リスニングなんかボケッとしてるとあーって感じになっちゃいますからね(苦笑)

8. 最後に一言

毎日コツコツ勉強することが大切だと思います。
来年ICUを目指す人は頑張ってください!

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ぶりぶりざえもん

<プロフィール>

高校卒業後一年間宅浪(放浪)しました。放浪というのは各地の図書館を巡り歩きました。5〜12月はほとんど各地の親戚(とは言っても西は大阪、東は東京くらいの範囲)の家に寝泊まりしてました。かなり特殊だけど、かなり有意義に一年を過ごせました。
このサイトを見て励まされたので、お礼のつもりで書いています。
海外経験はありません。

2. 受験形態

一般入試(センター併願)

3.予想得点

リベラル得点 = 7割
人文科学得点 = 7割
社会科学得点 = 7割
英語リスニング得点 = 7割
英語リーディング得点 = 7割

4.併願校

センターは受けましたが、センターのための勉強はしませんでした。
ただし、自分は現役のとき国立志望であり、数学を最後までやってました。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUを知ったのは浪人してからです。

6.ICUに期待するところ

リベラル・アーツ、ELP、広大なキャンパス、勉強が主体的にできる環境・人材、図書館
その全てが魅力的です。

7.受験対策

a.願書

自分の思うことを書きましょう。

b. リベラルアーツ学習適性

自分はSPI2(適性検査)の問題集を解きました。これは将来を見通すと多少は有益だったろうけど、「ICUの試験のため」という観点から見ると、無益だったと思います。
形式は似たところがあるけど、問題内容が全く違います。 赤本、「ICUの英語」、時間とお金に余裕がある人はオンレクをやれば良いと思います。

解き方については2001年のたかさんが参考になります。 自分は本番では10問くらいわからなかったので、テキトーにマークしました。 ちなみに、過去問を初めて解いたときは55/80でした。現役・浪人のどちらも自分の選択している科目を勉強してください。

c. 人文科学

BUCHOさん自身の体験を読んで、この一年は新書を中心にかなり本を読みました。最初は読書スピードがかなり遅かったのですが、徐々に早くなっていきました。200冊以上の本を読みました。 しかし、私の生活は特殊だから参考にしないでください。 ただし、読書は有益です。これは断言できます。これからの大学生活、人生を見通してください。読書する習慣を身につけることは大変なプラスにならないですか? 更に、読書することはICU受験にも有効です。超長文、活字に対して免疫がつきます。 すき間時間(通学時間や入浴時間、就寝前)を使って、一日一章(あるいは15〜20ページ)だけ読んでいくだけでも、力はつくし、知識も蓄積されます。また週末に一冊読むというのも良いと思います。 活字のシャワーを浴びましょう。

d. 社会科学

新聞を毎日読みましょう。自分は浪人してから社説、経済、国際、政策、時々刻々、ののちゃん(朝日新聞)は毎日読んでました。 今年の問題はセンター政経の延長みたいな問題でした。時事的な問いが多かったです。 年度によっては世界史、日本史(人文では倫理も含む)も内容に関連してきます。 自分は高校の時、日本史・倫理選択でしたが、今年の問題が難しいとは思いませんでした。むしろ易化したと思いました。 全て読書と新聞で知識を補いました。過去問を解いていても、不具合を感じたことはありません。(できるかどうかは別問題)ただし、内容を要約できる力は重要です。過去問を解くときも、本を読むときも、社説を読むときも、常に「筆者はなにを主張したいのか」を考えることは重要です。 自分は別に要約の練習はしませんでしたが、それは各人が決めることです。

自分のオススメ新書を紹介します。参考にしたい人はしてください。
「いま平和とは」著:最上敏樹(現ICU教授。この方から学ぶのが楽しみです。)
「人道的介入」著:最上敏樹
「貧困の克服」著:アマルティア・セン
「いま哲学とはなにか」著:岩田靖夫
「憲法と平和を問いなおす」著:長谷部恭男
「現代社会の理論」著:見田宗介
「社会学入門」著:見田宗介
「相対化の時代」著:坂本義和(以前ICUに関わってたらしいです。)「日本人の思想」著:丸山真男

※下にいくに比例して難解です。ここにある本から派生するのも一つの手です。

読書の意義が見出だせないなら
「読書力」著:斎藤孝
がオススメです。
※「読めば受かる」保証はありません。そんなに日本の大学入試は甘くありません。が、物事を客観的、批判的に考える力はぐっと伸びます。知らない単語や熟語、諺がでたら、辞書で調べるのは常識です。リベラルの語彙問題にも通じます。(リベラルの知識問題にも通じるのは言うまでもありません。)

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

夏からTOEFLのリスニングをやりました。 Z会出版「受験英語からのTOEFLリスニング」ってやつです。 これもやる必要はなかった気がします。形式も長さも全く違います。しかし、これのおかげで長時間リスニングするのに慣れました。(春頃はセンターの最後の3問のリスニングすら苦痛でした) 終わってみると、センターリスニングと「ICUの英語」が最良の対策だと思いました。 皆が言いますが、継続が大事です。英語のシャワーを浴びてください。

<リーディング>

リーディングに関しては Z会出版「受験英語からのTOEFLリーディング」をオススメします。 最初は時間がかかるのは当然です。あとは、一般的な受験対策を毎日継続してください。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

リベラル、人文、社会、英語のどれに関しても過去問が最良の参考書です。過去問を躊躇していたらだめです。勉強が計画通りに進むわけがありません。やれるときにやりましょう。 私は三年分を三周しました。初めてやったときの2007年度の社会科学は15/40、人文科学は22/40でした。現役の方は私のような生活・勉強は無理だろうから、他の方のを参考にしてください。一般の受験対策をしていれば十分受かります。
浪人に関して、 自分は浪人して(させてもらえて)、本当に良かったと思います。「何のために生きてるか」「なぜ大学へいくか」「勉強とは何か・何のために勉強するか」等についてゆっくり自問でき、考えられました。もちろん正解はありませんし、答は各人多様でしょう。 浪人生は現役の方にはできない時間の使い方ができるのです。(現役の方が心に余裕をもって受験するということは不可能に近いです。) 何浪していようが、関係ありません。今年一年で決めてしまいしょう。プラス思考に考え、広い視野をもって一年間を過ごしてください。

8. 最後に一言

皆さんに参考になるように、「失敗したな」と自省されるところを中心に書きました。 併願校、センターを書かなかったのは自分の実力を見て皆さんに絶望も安心感も持って欲しくなかったからです。自分の得点も同様の理由で全て7割にしました。7割とって落ちる試験はセンターくらいです。他にはありません。全科目7割を目指して頑張ってください。 勉強できない時期は誰にもあります。上手く気分転換してください。拙い表現・文章になってしまい申し訳ございません。 最後までお読みいただきありがとうございました。私自身も更なる成長のために日々励みます。

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

sin

<プロフィール>

浦安にある某私立高校デス
進研ゼミ使ってました
読書や音楽・映画鑑賞
書道部

2. 受験形態

一般入試(センター併願)

3.予想得点

リベラル得点 = 6割
人文科学得点 = 7割
社会科学得点 = 6〜7割
英語リスニング得点 = 5〜6割
英語リーディング得点 = 8〜9割

(センター得点)

英語   186点
リスニング 36点
国語 168点
数学�TA 38点←ヤバい
数学�UB 14点←ヤバイって!
生物 77点
政治経済 94点
日本史 92点

4.併願校

千葉大学 文学部
早稲田大学 文化構想学部
明治大学  文学部
成城大学  文芸学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校の進路雑誌に載っていた先輩の受験体験談を読んで知りました。その時それを読んでいなかったら、きっと今でも「ICU?何ソレ?」状態だったと思います。
その後色々調べてみて、この大学こそ僕の理想!と、ICUに対する姿勢は180度変わりました。ELPや幅広く学べるという点に、心惹かれるものがありました。まあ一番いいなと思ったのは、アホ山とバカ山ですけどね。

6.ICUに期待するところ

もちろんELP。期待したのを後悔するぐらいハードなものかもしれないですが、それはそれで満足できると思います。後は少人数教育。誰かと話し合って、ばらばらだった考えを一つへと収斂させる過程にすごく興味があります。せっかく大学に入るのだから、高校とは全く違った、「本物の学び」というものに期待をしています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

世界市民の育成という貴学の教育理念に深く共鳴し、自分も貴学の教育を経て、世界市民の一員として活動したい、というような趣旨の事を延々と書いた。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

特に学びたいのはジェンダーセクシュアリティ研究。これが貴学を志望した最大の理由。もちろん、ELPや、国際色豊かなキャンパスにも期待しています。卒業後は、貴学で得た多様な価値観、人間観でもって、社会における種々の問題に、多様な角度から向き合い、解決へと導けるようになりたい、というような趣旨のようなことを延々と書いた。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

読書。自分が興味を持ったものだけではなく、先生方や友達などから色々な本を紹介してもらい、自分の知識の増強をしている。ということを書いた。正直、こういった文章は、人格を見るためのものだと思うので、変な文章でなければ何でもいいのだと思います。

b. リベラルアーツ学習適性

ほとんど対策しませんでした。
リベラルアーツ学習適正試験は、基本的に個人の幅広い知識と、洞察力や思考力をはかる試験だと思うので、普段からどれだけ新聞や本を読むのか、どれだけ学校の授業に真面目に取り組むかが重要なのだと思います。自分の興味の赴くままに、狭い範囲の事柄だけに頭を向ける姿勢では、いけないと思います。
ただ、自分はセンター試験ではボロボロでしたが、センター数学の勉強は、この試験の数学系の問題にとても役に立ったと思います。国公立型の勉強をしていると、とても有利だと思います。

c. 人文科学

現代文の試験と似たようなものだと思います。ただ、ところどころに見られる知識問題では、世界史や日本史、倫理など、地歴社会の勉強が役に立つと思います。自分は受験で日本史を使ったので、世界史の知識が問われることが多いICUの問題では苦戦しました。
美術や詩に関しては元々興味があったので、問題文自体はとても興味深いものばかりでした。『問題文』ではなく、『学術論文』と捕らえて読んでみた途端、とっつきにくさが消えて、楽しく問題を解くことが出来るようになりました。

d. 社会科学

自分は社学選択でした。今年の社会科学は例年と違って知識問題に大分比重が置かれていたように思います。センターで政経を選択していた自分にはラッキーと思えるような問題も多かったですが、そうでない人にはきつかったのではないでしょうか。
社学に限らず人文にも言える事ですが、設問の種類を見分けることが重要だと思います。
一つの段落内の情報だけで解ける問題と、文全体の趣旨や、複数の段落にまたがる設問を見分けるだけで、問題を解くのに必要な労力を抑えることが出来ると思います。ICUの問題は時間との勝負だと思うので、これは非常に重要なことだと思います。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

正直、センター用の対策しかしていません。ICUのリスニングは、喋っている内容自体は激ムズ!って程ではないと思います。むしろ設問から設問へと移る間隔の短さが、一番やっかいでした。聞こえてくる英語は英語のままで理解し、それと一致する内容をまた『英語脳』でもって瞬時に理解する。神速のインパルスです。そうでないと太刀打ちできません。救いようのない事態にならないように、普段からリスニング対策は難関大レベルのものをやって耳を慣らしておくのがいいと思います。

<リーディング>

いつも最後の空欄補充で時間がたりなくなってしまうので、空欄補充→part1→part2という順番で解きました。どうやらこれが合っていたようで、得点率は大分上がったように思います。ICUの英語は、看板であるだけにやはり難しいですが、一定の論理さえ身に着けてしまえば、あと必要なのは語彙力だけだと思います。空欄補充では細かい語法や分詞の知識が必要になりますが、これはセンター用の勉強でいくらでも応用が利くと思います。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

『速読英単語 上級編』にはとてもお世話になりました。手を出したのは一月中旬でしたが、充分助けになってくれました。
試験室は暖房が効きすぎていたように思ったので、出来るだけ休み時間には廊下に出て、頭をすっきりさせることが必要だと思います。自分は頭がクラクラしてしまい、とてもつらい思いをしました。
やはり国立型の勉強をするのが一番いいと思います。対応できる範囲も広がりますし。

8. 最後に一言

合格しているとは、思っていなかったので、合格を知った時にはパソコンの前で踊ってしまいました。今年会う先輩方、来年会う後輩の皆さん、教授や講師の方々。これから沢山の人々と、ICUで学ぶ事が出来るのだと思うと、嬉しさで胸が一杯になってしまいます。

全てのICU関係者の皆様に 『4年間よろしくお願いします』

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

さの

<プロフィール>

都内私立小中高一貫校

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 6-7割
人文科学得点 = 7-8割
社会科学OR自然科学得点 = 5-6割
英語リスニング得点 = 8-9割
英語リーディング得点 = 8-9割

4.併願校

早稲田国際教養 不合格
    社会科  結果待ち
法政国際文化  合格(T日程)
立教映像身体  センター利用では不合格
         ICUの後だったので受験しませんでした

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

予備校の塾長との面談で英語を話せるようになりたいと話していて教えてもらいました。
学校の担任の先生からも薦められました。

6.ICUに期待するところ

ELP頑張りたいと思います。まだやりたいことがはっきり決まっていないので、色々なことに興味を持って知識を吸収して、メジャーはよく考えたいと思います。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

下書きを発見したので少し抜粋します。
…英語を学びたいというより、ツールとしての実用的な英語を身につけたいという思いが強いので、ICUのELPはとても魅力的でした。また、…少人数制の授業では積極的に自分から知識を得ることができると感じたので、ICUが少人数制にこだわっているということにも魅力を感じました。…

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

自分が将来どのような仕事に就きたいのか、どのように社会に貢献できるのかを、大学4年間を通して模索して行きたいと思っています。…みたいな感じで、熱く(笑)

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

学校の部活と、長く続けていた合気道について書きました。

b. リベラルアーツ学習適性

私立文系数学受験で、生物は高1で少し、物理化学は中学以来ノータッチ、地歴も授業は受けていてもほとんど覚えていなかったので、三段論法系と数列と熟語・慣用句を確実に取るつもりでいきました。09年度版の赤本と、学校にあった01年度版の赤本と、ICU模試の問題を解いて、出てきたものは覚えるようにしました。四字熟語と文学史は他に受ける大学の対策でもやりました。直前に少しDSでSPI対策のソフトもやりました。わかるものを落とさないようにするのと、あとはとにかく時間配分がポイントだと思います。わからないものは全て勘でした。

c. 人文科学

過去問をやっても年度によって点数にかなりばらつきがありましたが、前日にたまたまプラトンについての話を読んでいたこともあり、落ち着いて読むことができたと思います。過去問を解いて、自分の解き方を探すといいと思います。(全部読んで解くか、区切って読んで解くか、とか)私の部屋の試験官の先生が繰り返し読んでいましたが、『内容をどの程度理解し、分析し、また総合的にはんだんすることができたかを調べるためのものです。』と問題冊子に書いてある通り、知識問題のように見えて、よく読めばヒントが本文中にあることが多いです。赤本の小論文の課題文(?)も読んでおくのはおすすめです。

d. 社会科学

人文科学とほとんど同じです。知識問題も多いですが、要は読解力だと思います。しかし今年の形式には驚きました。全然取れた気がしません。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

TOEICなどをやろうと思ったんですが、対策本がありすぎてよくわからなかったので前に受けた英検準1級のリスニングのCDを繰り返し聞いたりしました。あと速読英単語を音読→CDを聞く→かぶせて読むのはずっとやってました。直前はCNN見たりNHKのニュースを副音声で見たりしました。(ほとんど聞き取れませんでしたが笑)

<リーディング>

穴埋めにはかなり手こずりました。他大でも穴埋めはよくあるのでたくさん解きました。最初に過去問を解いたときは全体的に時間がなくて大変でしたが、質問の形式は変わらないし、いじわるな問題も出ないので、慣れれば大丈夫だと思います。単語もターゲットで十分だと思います。オープンキャンパスで話した現役生の方には、英語は時間をかけて力を入れただけ伸びるし、他大の受験も英語ができると強いから意識して勉強するといいと言われました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

何と言っても机椅子が!机が狭くて問題を広げたら何も置けないので胸ポケットがある服を着ていった方がいいでしょう。無い人は足の間?太ももの上に置いてました。あと椅子も狭かったので背中とか腰とか痛くなりました。オープンキャンパスで座ってみるといいと思います。
とにかく過去問を解く!時間を守って一度解いて、解答を見ずにもう一度ゆっくり解き直すのはおすすめです。

8. 最後に一言

ICUを知ったのは高3の夏休み前でしたが、過去問を解く度に入りたい!と思うようになりました。秋頃は受かったらいいなぁと思っていましたが、直前には絶対受かりたい!やる気だけは誰にも負けない!位になっていました。試験当日は、朝も早かったし一日がかりで疲れましたが、昼には外の空気を吸いに行ったりして休み時間で毎回切り替えて、試験でしっかり集中できたのがよかったのかなぁと思います。ここの合格体験記を読んで願書も考えたし、どう対策そしようかも考えたし、モチベーションを上げたりもしたので、書く側になれたことがとても嬉しいです。少しでも受験生の役に立てたらいいなと思っています。知的好奇心を忘れずに、受験楽しんでやる!くらいの強気でがんばってください!私もせっかく入れたので、貪欲に知識を吸収しつつ、大学生活楽しみたいと思います。この体験記で少しでも受験生の役に立てれば嬉しいです。

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

CHEMI

<プロフィール>

出身:沖縄の県立高校⇒都内の大学
予備校:通信制
趣味:映画、カラオケなど

2. 受験形態

転入本科(ICU編入)

3.予想得点

リベラル得点 = 5割
人文科学得点 = 7割
社会科学OR自然科学得点 = 7割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 9割5分

4.併願校

編入なのでICU一本でした!

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校の時に1年間カナダへ留学し、一個繰り下がって大学受験をしました。
その時は第一志望には合格できませんでしたが(ちなみにICUは受けてません)、合格した大学でもやりたいことはできるだろう、と思い、国際系の学部へ進学しました。
しかし入学してから2〜3ヵ月、自分の思っていた大学生活と実際のそれとのギャップがあまりにも大きく、もっと勉強できる環境で思いっきり勉強したい!と思い、編入を考え始め、その時にICUに2年次編入制度があることを知りました。
オープンキャンパスに2回訪れ、学びたいことがたくさんあった僕は「もうここしかないっ!」と思うようになり、受験を決意しました。

ちなみに最初は独学で勉強しようと思っていたのですが、やっぱりリベラルアーツ適性考査はすっごい苦手だし、確実に合格するにはICU合格実績の高い塾の力をかしてもらおうと思い、オンライン講座の受講を決めました。でもそれがけっこう遅く、始めた時期はたしか12月に入ってからです(^^;)

6.ICUに期待するところ

今一番期待してるのはELPです!高校の時に留学した経験があるとは言っても19年は日本で生活しているので(笑)、英語も、いわゆる”ぺらぺら”には程遠いです!笑
帰国子女や英語教育に期待してICUに入ってくる英語好きの人たちの中で、日々しごかれながら英語の運用能力を高めていけたらなーと思います^^
あとは教養学部ならではですが、幅広く、様々な観点から学問を学んでいく姿勢を身につけていきたいですね。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

リベラルアーツ教育の理念から、幅広い学問が学べることが魅力的だ、と書いたと思います。詳しいことはあんまり覚えていません、すいません(><)

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

英語をコミュニケーションとして、というよりも「ツール」としてクリティカルな視点から身につけていきたい!と書きました。
あとはメジャー、マイナー制度を利用して、幅広い学びを身につけたい、みたいなこと書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

高校時のカナダ留学のこと、資格(英検1級やTOEIC)取得のこと、あとは模擬国連や英語ディベート大会なんかに参加していたことを書きました!

b. リベラルアーツ学習適性

手元にあるリベラルアーツの問題を繰り返し解きました。その時に出てきた問題だけではなく、関連する出来事や人物などをネットで調べて整理しておきました。あとで見直すときにはすごい役立ちましたね^^

でも、本番での手ごたえは全然なかったです(><;)
理系の問題が苦手だったのでとばしまくってたら時間なくなるは、かなり解き残しがあるはで散々でした;;
結局適当にマークして全部埋めましたが、たぶん出来は5割いってるかどうかです(汗)

c. 人文科学

これは対策としては過去問(7年分)を解きました!2周しました。
年によってかなり点数にばらつきがあったので不安でしたが、過去問を繰り返し解くことで徐々に解き方のコツを身につけていき、次第に安定してきました。
あれだけ長い文章を読むのにはかなりの集中力が要求されると思うので、できれば日頃から人文科学に出題される分野の新書なんかを読んでおくことをお勧めします!宗教や音楽、文学、言語など、人文科学の内容は毎年おもしろいので慣れてしまえばそんなに怖くないと思います!
今年は知識問題がほとんどなかったのですが選択肢がややこしかったです;;
正答率はたぶん7割くらい。

d. 社会科学

社会科学で受験しました!
これも過去問7年分を2周したのですが、その中でも出題傾向の強かった世界史現代史を勉強していました!知識問題がほとんどできなかったので、直前期は読解よりもとにかく世界史の知識詰め込みを重点的に行っていました。
・・しかし今年の問題は本当に傾向が違いすぎました!9割型知識問題!しかもがんばって勉強した世界史ではなく、政治経済!
一応去年の受験時に政治経済を勉強していたので、その時の知識を思い出しながら解きました。模擬国連をやっていたこともあり、国連系の知識にもちょっとは対応できたと思います!ほんとうにICU入試では何の経験が役に立つかわからない!と思いました(^^;)
出来は7割くらいですかね。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

これは留学していたこともあり、得意でした。
英検やTOEIC受験時にもかなり英語を聞いていたのと、家でもけっこうBBCラジオを流しぱなしにしていたので対策は過去問(07&08年)のリスニングを聞いてみて傾向を確認したくらいです。
しかしICUのリスニングは他大に比べても難易度が高いと思うので時間をかけて十分にやっておくべきだと思います。けっこう差もつきやすいですしね。
あと、聞き取りに有効だと思うのはやはり、実際に声を出すことです。「自分が発音できない音は聞き取れない」っていうのは本当だと思います!リスニングが伸び悩んでいる人はとりあえず声をだして、発音を真似てみることをお勧めします!

<リーディング>

これも英検やTOEICなどの試験を受ける時にさんざん対策したので、過去問を解く以外特別ICUの対策みたいなことはしませんでした。
ICUの英語は文章自体は読みやすく、質問もそこまでややこしくないものが多いのですが、結構高い語彙力が必要だと思いました。なので文章中に出てきた自分が知らない単語は必ず調べて、自分なりのノートを作っておくことをお勧めします!
その時に単語の意味だけでなく、必ず発音や例文も付けてください。どれだけその単語を自分のものにできるか、使い方も含め、ボキャブラリーが多いと知らない単語に出会ったときに推測するのにも役立つので、日々がんばって身につけてください

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

一番の参考書はなんといっても過去問です!何度も繰り返し解くことで解き方を身に着け、ICUが受験生になにを求めているのかを自分なりに感じ取ってください!!

あと、ICUの試験は一般的な試験とは違って知識問題よりも思考力、論理力が問われることが多いので本番はとにかくどれだけリラックスして受けられるかが勝負です!
そういうぼくは前日にあまりにも緊張しすぎて2〜3時間しか睡眠取れなかったのですが(^^;
本番は英語始まるまで眠くて大変でした(汗)
こんなことにならないためにも、ちゃんと睡眠はとってください笑

あ、あとICUの机は小さい小さいって聞いていたので試験も心配していたんですが、受けてみると意外と大丈夫でした!一回も鉛筆も落とさなかったし、特別しんどいとかっていうのもありませんでした。
お昼時間は天気が良かったためバカ山でみんなでピクニック状態でした(笑)本当に雰囲気が良くて、おもわず入試にきていることも忘れてしまいそうな、そんな楽しい入試でした。

8. 最後に一言

やっと、やっと憧れのICU生になれます!!!
ICU編入(トランスファー)でICU受験することを決意してからは、学校生活と受験勉強、それから一人暮らしのため、身の回りのこととをすべて怠らないようにやるのはかなりしんどかったです!
そのせいか正月には1週間ひどい風邪をひいてしまい、全く勉強できませんでした・・。
それでも体調回復してからは、何があっても絶対にICUに入ってやるんだーーーー!って気持で毎日勉強してました。
本番、リベラルアーツがあまりにもできなすぎて一瞬だめかもしれないって思ったけど、他で挽回してやるって諦めないで試験を受けました。ICUに偏差値は関係ないっていうけどほんと、最後の最後まで「諦めない」ことがICU合格するために何よりも必要な要素なんだと思います!
私大には珍しく4教科も課す入試です!何が何でも絶対に諦めない精神、ICUに入るんだって気持ちをいっぱいいっぱいに本番で発揮すれば、きっと結果はついてきます!
だから「自分には無理かも」なんて思わないで、ICUに行きたいって気持ちがあるならぜひ頑張ってほしいです!
特にICU編入(トランスファー)で受験する人たちは直前期まで大学の試験やらで忙しいと思いますが、自分が今まで学んできたこと、経験してきたことを信じて頑張ってほしいです!!!

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ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

kawa

<プロフィール>

都内の私立高校を卒業し、一年間浪人

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 七割
人文科学得点 = 八割
社会科学OR自然科学得点 = 五割
英語リスニング得点 = 五割
英語リーディング得点 = 八割

センターは受けませんでした。

4.併願校

なし

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

赤本を見ていたら、たまたまICUを見つけ、調べていく内に
ここしかないと思うようになった。

6.ICUに期待するところ

とりあえずは、ELPに期待しています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

・人文科学と社会科学の問題が気に入った。
・幅広く学べる環境があり、自分を高められるのではないかと思った。

などと書きました。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

幅広く学び、物事を多角的に見ることができるようになりたい。
と書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

バスケと書きました。

b. リベラルアーツ学習適性

オンレクを何度も解きました。あとは、毎日簡単な計算をやっていました。

c. 人文科学

新書や入門書などを読みました。特に、キリスト教やギリシャ神話など、苦手分野は本当に簡単なものから読み始めて、まずはそのテーマに親しむことを心がけました。
ただ、今年は影の概念についての問題だったので、趣味で読んでいた、ゲド戦記やソフィーの世界の方が役に立ったかも知れません。 
問題形式に慣れることも重要です。

d. 社会科学

基本は人文科学と同じで、あとは新聞を毎日読むようにしていました。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

all in oneという教材でリスニングやシャドーイングをしました。あとはCarpentersを歌ったりして毎日英語にふれるようにこころがけました。

<リーディング>

文法をしっかりやって、基本的な単語を覚えて、長文を毎日精読していました。
基礎が大事です。あとは、問題形式に慣れるようにオンレクを頑張りました。

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

一番難しいかも知れませんが、精神的に安定することが一番大事だと思います。

8. 最後に一言

急がば回れの精神で、基礎の基礎からやることが大事なのだと体感した一年でした。 
オンレクを受けた方から、これからも合格者が多数出ることを祈っています。

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

金のれんげ

<プロフィール>

隣の高校から浪人
代ゼミの単科など

2. 受験形態

一般入試(センターなし)

3.予想得点

リベラル得点 = 6-7割?
人文科学得点 = 6-7割
社会科学OR自然科学得点 = 8-9割
英語リスニング得点 = 5-6割?
英語リーディング得点 = 7割くらい

(センター得点 参考)
英語174
リスニング36
日本史84
政経90

国語は恥ずかしいくらいできなかった 笑

4.併願校

私大を適当に

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校に寮があったから

6.ICUに期待するところ

とりあえず英語出来るようになりたい

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

リベラルアーツでいろいろ学べるから
ICUに行った友達の話を聞いてやっぱICUいいなーと思った。みたいな事を書きました。

<2.ICUで何を学びたいか、また将来の志望を述べてください。>

ELPで英語を使いこなせるようになりたい。そうすれば世界が広まる。
日本史勉強してるけど、今は教科書からの視点だけなので、さまざまな視点からもう一度見つめ直してみたい

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

部活のキャプテンをやっていたこと、博物館行って日本史の資料を見たこととか

b. リベラルアーツ学習適性

とりあえず赤本、ICU模試とかSPIみてみたり

c. 人文科学

人文が一番苦手でした。
文章が長くて、全ての答えの根拠を見つけるのは時間的に厳しかったので、25問目位までは根拠を探して答えを出して、
残りは流し読みでありえない選択肢を削り、2択くらいに絞れるように解きました。
これで75%取れればいいなーと

d. 社会科学

現役のときに政経に逃げ、浪人してから日本史をやっていたので今年はラッキーでした。

e. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングは問題を先に見る時間が無いのがきつかったです

<リーディング>

赤本を解いたくらいです。
リーディングは他の大学の対策で間に合うでしょう

f.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

去年武蔵境からのバスに乗ったんですが、すごい混んでいました。
今年は三鷹から行きましたが、こっちも混んでました。
座りたいならタクシー使うのがいいかもしれません
帰りも混んでます。僕は西野から帰りました

教室は暑かったです。Tシャツ1枚で充分でした。
机は狭いので、机の上に置く物は少なくしたほうがいいです。

8. 最後に一言

浪人はメンタル的につらかったです。
友達は大学生になってるし、たまに会っても遠い世界に行っちゃったんだなーって

ICU受けようと思うと他の大学の勉強は中途半端になる気がするし、何で日本史やってんだろうと後悔したりもしましたが、社会科学に日本史からも少し出てたので結果的によかったな、と

ICUの入試は運の要素が大きいと思います。あきらめないことです。

ICU入試合格体験記2009

1. お名前、プロフィール

<お名前>

グー!

<プロフィール>

とある私立高校出身。
夏休み、冬休みなどの季節講習の時だけ予備校に
通う。

2. 受験形態

指定校推薦(キリスト教同盟校推薦)

3.予想得点

N/A

4.併願校

(一般入試を受ける事になっていた場合)
早稲田大学 法学部
上智大学  法学部
中央大学  法学部
立教大学  法学部
法政大学  法学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高1のとき、両親から、ICUという大学の存在を知った。
当初は、あまり興味がなかったが、他の大学と比較していく中で、ICUに
行きたいという気持ちが強くなっていった。
ELPと、少人数教育が自分にピッタリだと思ったからだ。
高校が指定校推薦(キリスト教同盟校推薦)の該当校だったので、
それに挑戦することを決めた。

6.ICUに期待するところ

ELPで英語のスキルを伸ばす!
大学院への進学を考えているので、大学院でも通用する確かな英語力を自分のものに
したい。

また、4年間に渡って一般教育科目を履修できるシステムを活かして、専攻分野
のみにとどまらない、幅広い教養を身につけたいとも考えている。

7.受験対策(指定校推薦)

小論文は、知識がないと書きづらいので、「読むだけ小論文」など、よく出てくるテーマを押さえた参考書を読み込んでおくと良いでしょう。

また、面接は「面接官2人と受験生3人」という形式で行われます。つまり、
自分以外の2人の受験生の述べる事を聴く能力も問われます。
しっかりとそれができるようにするためにも、自分の述べる内容はしっかりと
考えておくと良いでしょう。

8. 最後に一言

受験を終えた今、思うことは、受験は「チーム戦」だと言う事です。
共に受験に立ち向かう仲間や、支えてくれる先生方のおかげで、
合格を勝ち取ることができました。自分がくじけそうになった時、
何度も救われました。
目の前にいる仲間を、蹴落とすのではなく、手を取り合うことによって、
受験という試練を乗り越えてください!