2020ICU入試合格体験記

1. お名前、プロフィール

<お名前>

グラタン太郎

<プロフィール>

私立中高一貫女子校出身 一浪 文系
現役の時は滑り止めのセンター利用1校を除き全落ちしてしまいました。
その大学に行くつもりは元からなかったので、すぐに浪人することを決めました。親から浪人するなら塾に行くように言われていたので、春から大手ではない超小規模の予備校に通い始めました。授業は国語と英語しか無かったため、世界史などの副教科はスタディサプリなどで補完していました。国立にも出願予定だったため、数学や理科基礎も少しは勉強していました。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 9割2分
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 5割
英語リーディング得点 = 6割
(センター得点参考)
センター得点 =
センター英語筆記 170点
英語リスニング 42点

4.併願校

津田塾大学学芸学部、中央大学文学部、中央大学法学部、学習院大学文学部、上智大学文学部、早稲田大学教育学部、信州大学人文学部

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

現役時代からICUの存在は知っており、リベラルアーツの教育方針もとても素敵だと思っていましたが、英語がかなり苦手だったため、とにかく英語が難しいという印象を持っていたICUを受けることはありませんでした。
浪人中の12月ごろ、ICUの過去問を改めて見てみたら太刀打ちできないものでもなさそうだとわかり、また、受験のスケジュール的にも他校とかぶることがなかったので受験を決めました。

6.ICUに期待するところ

様々な分野を学ぶことができるのがICUの特徴を最大限に活用して、教養のある大人になれるように努力したいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

が貴学を志望した理由は、私自身が高い教養を備えた、国際的な人間になりたいと思っているからです。文系理系の垣根にとらわれず、好きなことを学べる環境は貴重であるからこそ、そういった環境で大学での4年間を過ごすことは今後の人生においてもこの上ない財産になると考えています。また、様々な国から集まった優秀な学生とともに学べる環境に身を置くことで、高い語学力のみならず、多角的な物事の捉え方をも得ることができると考えています。学びたいことを自由に選択し、深めていくと同時に、様々な文化にも触れることができる貴学は私にとって非常に魅力的であり、是非貴学で社会に貢献できる国際的な人間を目指して学びたいです。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私が貴学に入学した暁には、文系理系の垣根を超えて学問を深めていきたいと考えています。具体的には哲学と数学の二つを重点的に学びたいと思っています。哲学も数学も私が高校時代に興味を持ち、大学でさらに深めていきたいと思い、学んできた分野です。哲学と数学は今の私にとっては相反するもののように感じられますが、文系理系の区別をなくし、改めて考え直してみることでそこに新たなつながりや共通点を見出すことができ、物事を多角的に捉える力が身につくと私は考えています。また全く馴染みのない言語を一から学んで見たいという気持ちもあります。これまで全く触れたことのないことに触れることは私にとってとても魅力的なことであり、語学力を向上することで、様々な国々の人々と交流したいとも考えています。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私はいつも、物事を論理的に考えること、また物事をわかりやすく他人に伝えるということを意識して生活しています。何か自分にできないことがあった時には、なぜできないのか、どうしたらできるようになるのかを熟考し、改善に努め、また、友達や家族と積極的に意見を交換する中で、他人にとってわかりやすい表現をする能力を培ってきました。こうした能力は普段生活する中でも役に立っており、私の長所でもあると自負しています。

a. 人文・社会科学

人文社会科学を受験したのですが、ICUのための対策は過去問しかしていません。
人文社会科学はほぼ現代文、世界史日本史倫理政治経済の知識が少し問われるようなものだと思います。
社会系の知識もかなり基礎的なもので、その単元をしっかり勉強していなくても一般常識の範囲で対応できるものが多いのではないかと思います。
私は世界史選択でしたが、世界史選択でなければ解けない問題はなかったように思います。過去問ではそういった問題もあったので年によるかもしれません。
全体的に、文章をしっかり読めば確実に解答できる問題も多く、また比較的時間にも余裕があるので落ち着いて解くことを心がけるべきだと思います。
過去問では毎回8割程度の得点率でした。

b. 総合教養(ATLAS)

講義を聞くリスニングタイプの問題は、メモの練習をしました。本番のメモ用紙はある程度題名などが書いてあり、予想外でした。
毎年出る理科系の問題はもしかしたら差がつきやすいところかもしれません。文系だとしても化学基礎の初歩的なところ(例えば原子番号の20番くらいまでなど)はマスターしておくと安心かと思います。国立の併願の人で理科基礎をやってきた人は比較的有利なのではないかと思いました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

センターのリスニングは比較的得意だったのですが、ICUのリスニングはスピードも速く、1度しか読まれないため、かなり難しく感じられました。メモを取っている暇はなかったので頭の中で考えながら解いていました。しっかり聴くことも大事ですが、問題文をちゃんと読むことも大事だと思います。
聞き逃した部分があっても、わからないなりに熟考することが大事です。
問題用紙をめくり、放送が始まるまでのわずかな時間に問題文を少しは理解しようとすると良いと思います。

<リーディング>

過去問を3年分解きました。過去問を解いているうちはあまり実感しづらいのですが、とにかく時間が足りないです。過去問を解くときは大問1問ごとに休憩を入れたりせずに、全てを時間内に終わらせられるか確かめた方が良いです。
速読力が求められると思います。問題自体の難易度はそこまでではないので、時間が足りず適当にマークするのは本当にもったいないです。パラグラフごとに問題を解くのが良いと思います。わからない単語があっても雰囲気さえつかめればそこまで問題はありません。問題は消去法で解けます。私はターゲット1900しか使っていませんが、単語で困ったことは特にありません。もちろんもっとレベルの高い単語帳を使っても良いとは思いますが、ICUに限って言えば、単語力を増強するより素早く文の意図をつかめるような勉強をする方が良いと思います。
第4問は文法問題や熟語の問題です。そこまで難問はないかと思います。分厚い文法問題集を1冊勉強していればおそらく大丈夫だと思います。ちなみにですが、私は第4問を一番最初に素早く終わらせ、そのあとに長文に取りかかっていました。
過去問を解いていたときは5悪から8割弱の得点率で、かなりばらつきがありました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUは問題が特殊なので過去問を解くのが一番良いと思いますが、年数が少なかったりそもそも公開されていなかったりします。インターネットを活用してください。
単語帳を1冊完璧にすることはマストだと思います。私はターゲットを使っていましたが、他のものでもいいと思います。ターゲットはスマートフォンのアプリが充実しているのが良かったです。ICUの入試の休み時間はターゲットのアプリでひたすら単語を聞いていました。
ICUが第一志望であれば、理科基礎(特に化学基礎)をかじる程度でも勉強しておくべきだと思います。理科基礎だけでなく、倫理政経なども勉強しておくに越したことはないです。
私は受験を決めたのが直前だったため出来なかったのですが、リスニングの音源を毎日聴いたりしていたら、もう少し落ち着いて試験に挑めたかと思います。
出願時に必要な志望理由についての文も早めに考えておくと良いです。直前期の貴重な時間を使うのはもったいないかと思います。
試験当日、衝撃を受けたことと言えば机と椅子の形状です。噂には聞いていましたが、机の大きさは飛行機や新幹線サイズ、また椅子に机が連結したタイプなので、椅子だけを引く、などの動作ができずかなり不便でした。
ICU受験において一番大事なのは試験を楽しむ気持ちです。
全般的な勉強方法として大事なのは、特に浪人生に言えることですが、できる限り勉強しない日を作らないことだと思います。夏休みなどでも、時間は短かったとしても何かやることはかなり大事です。勉強をする時間が短いと秋以降後悔する時間が増え、精神衛生上非常に良くないです。勉強しなかった間のことを後悔し、何も手につかない、なんてことがよくありました。

8. 最後に一言

「浪人生は3人に1人しか成功しない」「現役で頑張れなかった人は浪人しても無理」
浪人生はこういう言葉をよく目にするかと思いますが、半分本当半分嘘です。浪人生でも普通に伸びますし、現役時代よりも何ランクも上の大学に合格することは可能です。現役時代さぼっていたり怠け者の自覚がある人でも、変わることができます。大事なのは気持ちです。ICUに限らずとにかく初動が大事です。
現役生浪人生に限らず、模試の成績が悪くても諦めないでください。ICUは問題が特殊なので、模試の結果はあまりあてになりません。

2020ICU入試合格体験記

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ぷーのすけ

<プロフィール>

出身校:K高校→K大学(AO入試)
英語のレベル:英検二級(高1)→英検準一級(高3春)→TOEFL iBT79(大1秋)
趣味:バスケットボール、アルティメットフリスビー
学校が単位制であまり真面目に勉強していなかったので、高校の英数理社の知識はほとんど固まっていませんでした。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割~9割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 6割~7割
英語リーディング得点 = 6割~7割

4.併願校

高二の夏にオープンキャンパスを通じてICUを知り、高二の冬にはAOでICUを受けようと決めました。ICUのAOではAO専門塾で夏中願書の添削をしてもらいましたが、評定と英語のスコアの両方が低かったこともあり落ちてしまいました。(評定:4.1 英語:英検準一級/TOEFL iBT60点程度)
AO・推薦では、その他に上智大学法学部法律学科とK大学総合政策学部を受け、K大学に合格しました。一般入試では、ICU(A方式)と慶應義塾大学総合政策学部を受けて両方落ち、結局K大学総合政策学部に入学しました。ちなみに、ICUの一般入試では120点ほどしか取れていませんでした。(合格最低点は146点くらい)
大学入学後は勉強のモチベーションをうまく保てずにいたのですが、秋頃にTOEFL iBTで79点を取ってギリギリA・B両方式で出願することができました。編入はICUしか考えていなかったのでICU対策に集中し、2020年度のA方式とB方式の一次選考に合格することができました。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

リベラルアーツや三年次からのメジャー選択、文理を問わずメジャー選択できること、ジェンダー・セクシュアリティ研究の専攻があること、広々としていて自然豊かなキャンパスに魅力を感じたことなどから、ICUを選びました。

6.ICUに期待するところ

ICUでは、考える力と外国語の運用能力を高められるような勉強ができたらいいなと考えています。
ICUで勉強したいことは、ジェンダー・セクシュアリティ研究です。他にも、入学後に興味を持った学問を深めていきたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私がICUへの入学を強く志望する理由は、高度な批判的思考能力を養うためです。ICUでは実践的なクリティカルシンキングの場があり、それをサポートしあえる仲間がいると考えます。つまり、少人数での対話重視型の授業のみならず、高い問題意識を持ちつつ多様なバックグラウンドを持つ人たちと、場所や状況を問わず生まれる対話があるということです。そのような環境下で常に固定観念に疑問を抱き続け問題解決を目指すことが、批判的思考能力を伸ばすことにつながると私は考えます。そして、このような学びは私一人が高い問題意識を持っているだけでは得られない為、批判的思考能力を高めるのに適した環境であるICUへの入学を希望します。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私は人類学とジェンダー・セクシュアリティ研究の二つのメジャーを学びたいです。なぜなら、文化理解とジェンダー平等の問題について異文化の面と日常の面の両方から多角的に考えていくことができるからです。例えば、人類学での実践的なフィールドワークを通して文化間の共通点や違いを発見し続けることで、他文化への性差別を含む偏見や先入観をできるだけ減らして問題解決に取り組めると考えます。私は性的マイノリティをテーマとした高校でのSGH研究の一環として東京レインボープライドに参加した際に、文献調査を通じた予測とは全く異なった意見や場の雰囲気を感じ、現場に立つことで初めて得られる視点があることを学びました。また、単一のテーマに固執せず、そのテーマを取り巻く文化的背景まで視野を広げることの重要さも理解できました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私は、一人一人に適した指導をすることが得意です。高校時に併設のインターナショナルスクールの小学生達に三線の演奏の指導を行った際には、日本語や英語が苦手な生徒や内向的な生徒など多様な生徒がいる中で、一人一人の手のサイズの違いやキャラクターの違いなどに合わせて全員が上達するまで個別に向き合い最適な指導を模索しました。指導中に生徒達から率直なリフレクションをもらうことで、自分自身の成長も実感できました。

a. 人文・社会科学

使った参考書…現代文キーワード読解、ナビゲーター世界史、蔭山のセンター政治・経済、蔭山のセンター倫理
出題傾向…人文・社会科学は世界史、倫理、政治経済の分野が出やすいと思います。2020年度はアテネと現代(アメリカ)の選挙制度についての出題だったと記憶しています。易化していました。
対策…上記の3科目を勉強していましたが、あまり細かい知識を頭に入れることができませんでした。しかし、近年の知識問題はすごく基礎的なことか対策しようのないことが聞かれがちだと思うので、学校で習った範囲の復習程度でいいと思います。(僕は社会科目の授業をほとんど取っていなかったので参考書を何周か読みました)読解は2、3冊参考書を買って少し勉強しましたが、あまり意味がなかったです。オンレクの過去問を解いて復習を時間をかけて行う方がいいと思います。

b. 総合教養(ATLAS)

使った参考書…ナビゲーター世界史、蔭山のセンター政治・経済、蔭山のセンター倫理etc

出題傾向…社会科目の知識に加え、理数科目の基礎知識がないと解けない問題もあります。2020年度は知識問題もPart4(自然科学分野)も簡単だったので、易化していると思います。

対策…過去問を解いて、読解問題を中心に復習をしていました。知識問題も間違えた問題の周辺知識をさらっと復習はしましたが、参考書に載っていないことも多く諦めました。自然科学分野も同様、知識がないと解けない問題は解答に目を通すだけでした。知識がなくても解ける問題(化学式、図形の問題など)は復習の際に早く解く練習を少ししました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

使った参考書…2020大学入試関正生が予想するFINAL時事英語、TOEFL関連、ICUの英語完全予想問題

出題傾向…いろんな分野の話が出ます。が、Part1・2は毎年同じような問題が出ています。2020年度は2018・2019年度と同じくらいの難易度だと感じました。(Part3の講義の話すスピードがだいぶ遅かったが、逆に聞き取りづらかった)

対策…Part1・2はTOEFL iTPの問題と過去問をできるだけやるといいと思います。リスニングが苦手な人はiTPの問題からはじめたり、空き時間は音楽を聴く代わりにリスニングをとりあえず流しておくといいと思います。僕は毎朝30分はウォーキングしながら間違えた過去問をとりあえず聞いてました。Part3対策として「2020大学入試関正生が予想するFINAL時事英語」を何周かしましたが、出題内容が違い、設問が簡単脱兎のでほとんど意味がなかったです。演習量を稼ぎたい人は、「ICUの英語完全予想問題」かTOEFL iBTのリスニング問題集に取り組むといいと思います。

<リーディング>

使った参考書…世界一わかりやすい英文法の授業、高三トップレベル英語<文法編>、関正生の英語長文ポラリス3、TOEFL関連、ICUの英語完全予想問題

出題傾向…800字くらいの長文三題と穴埋め長文が一題の合計四題で、去年と同じでした。難易度も同じくらいだったと思います。(少し読みやすかったかも)

対策…まずPart2の穴埋め長文は、過去問を繰り返すのが一番だと思います。文法がある程度終わったら難しい文法事項を暗記しなくてもある程度は取れると思います。前後関係から推測する問題も多いので、過去問が一番の演習材料だと思います。Part1の長文はある程度難しい単語をはやめからできるだけ覚えておくのがいいと思います。僕の場合はTOEFL対策用に「TOEFLテスト英単語3800」や「TOEFL英熟語700」などをやっていました。また、構文の知識がほとんどないため遅読でしたが、「関正生の英語長文ポラリス3」を音読したり、過去問やTOEFLの演習を行うことでなんとか11月-12月くらいにはオンレクでもいい点数を取れるようになりました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

全体的な勉強としては、過去問の復習にしっかりと時間を充てながら、本番での自分なりの解き方を固めていくことが大事だと思います。僕はリスニングのマークをリーディングの時間にしたり、総合教養のPart4は問題文をほとんど読まずに先に終わらせてPart2・3の読解の時間に充てたり、リーディングや人文・社会科学、総合教養のPart2・3ではパラグラフのまとめを一言で横にメモするようにしていました。

直前期は、過去問を小冊子形式で印刷して解くのが個人的には楽しかったです。(実際に受験会場に持って行って本番前にお気に入りの年度の問題で予行練習するのがオススメ)

試験前の時間は、上記の方法でひたすら試験の予行練習をするのがオススメです。単語帳を見ている人がたくさんいましたが、単語は直前期に入る前に長期記憶として定着させておくべきだと思います。(実際に本番で二つほど出た語彙の問題は両方とも1ヶ月以上前に覚えた語彙でした)

試験中は、一問に時間をかけすぎないことと、目の前の問題に集中することが大事だと思います。なぜなら、僕が本番のリスニング(一番失敗した科目)で犯した大きな失敗はこの二つだからです。リスニングでは全体を通して確信を持って答えられた解答以外は引きずってしまっていました。特に、Part3の長い問題は解答時間も短く引きずりやすいので「リーディングの余った時間で再吟味しよう」と割り切ると良いと思います。しかしながら、引きずらない程度に目の前の終わっていない問題に集中することも大事だと思います。僕は、リスニングで次Partの説明をしている時に問題を解いていいか分からず、結局その間ぼーっとしてしまう羽目になりました。このような事態に陥らないようにするためには、もちろん指示を聞くことも大切ですが、指示されていないことについて考え込みすぎないようにすることが大事だと思います。この時間に解いたらダメと言われてないなら解こう、と思って集中しきれなかったのを後悔しています。

特に、リスニングの次Partの説明の時間は問題を解き切るチャンスなので活用するべきだと思います。(問題が解ききれた場合は、マークミスがないか確認する時間に充てるといいと思います)

8. 最後に一言

僕は文法知識が未だにあやふやで社会などの知識も全然詰め込むことができませんでしたが、B方式に出願するために行っていたTOEFLの勉強と人文・社会科学の文章を繰り返し読むことによる慣れでなんとか合格しました。

多分合否の分かれ目は英語だと思うので、ICU志望の人はやはり英語を重点的に勉強して欲しいです。特に転入本科生の人はELAのStreamによっては卒業時期が遅れてしまうかもしれないそうなので、英語はやってやりすぎることはないと思います。

最後に、受験会場では意外と多くの人達が赤本を見ているので、「オンレクで他の人たちより多くの過去問をこなしてきたこと」自体が自信につながるなと2回のICU受験を通して感じました。そういう意味でも、オンレクは本当にやっておいてよかったです。

2020ICU入試合格体験記

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ぽむぷりん

<プロフィール>

都立3番手校(偏差値65~68)出身
浪人でその間は都内の予備校に行ってました

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 9~9.5割
総合教養得点 = 8~9割
英語リスニング得点 = 7~8割
英語リーディング得点 = 9割以上

4.併願校

早稲田国際教養
上智外国語英語
上智経済経済
上智国際関係法
上智国際教養
立命館アジア太平洋国際経営

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

現役の時は気にかけていなかったのですが、塾でICUを知り受験を考えるようになりました。オープンキャンパスで感じた自由そうな校風もとても良かったです。実は現役時国立志望だったので、ICUの入試ととても相性が良いことも決め手になりました。また、IELTS7のスコアを持っているのでチャンスが増やせるところも魅力的でした。(実際両方式併願しました。)

6.ICUに期待するところ

大学に入学してからliberal artsで自分の興味があるところを探し、深められるところ。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私の目標はアジアを中心に世界の経済を活性化させられるような人材になることである。そのために貴学での学びが必要だ。貴学のリベラルアーツ教育、ディスカッション中心の授業が特に魅力的な部分である。
私は因習的な文理選択制に疑問を感じており、文系や理系の型に囚われない貴学のリベラルアーツ教育が最も自分に合致していると感じた。また、ディスカッションを通して批判的思考を養うことが可能だ。これは視点を自分基準から世界基準へと多様化する上で必要不可欠である。
オープンキャンパスでELAのモデル授業を受けた時にも討論の機会が多く、受動的な授業の多い高校とは全く違い刺激的だったため、貴学への入学の思いを強くした。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

まず、高校2年生の時にシンガポールでインターンシップを経験したことがきっかけで日本との差異から経済学に興味を持ったため、経済や社会問題を研究できる経済学を修めたい。
次に、イランとアメリカが一触即発の状況下にあるように、世界では現在もなお平和とは言い難い状況が続いている。そのため、平和研究を通して平和とは何かということを具体的に学習することで私の目標である世界経済の活性化への糸口を探りたい。
そして、現在急成長するアジアを中心に活躍したい私にとって、アジア研究を行うことはアジア各国の地域性を理解し、卒業後に必要な知識を得るために必須のものであるゆえ、これを履修したい。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私は料理を好んで行っている。最初は包丁さえ上手く扱えなかった。しかし、高校でのクッキング部での経験を通して料理の良さ、即ち人のために料理することは自分を豊かにするということを学び、料理が大好きになった。1番の得意料理はだし巻き卵で、うまみを最大限に引き出すために出汁からこだわって作る。両親や親戚にも好評で、喜んで食べてくれるので自分も嬉しく思うし、もっと難しい料理にも挑戦したい。

a. 人文・社会科学

人文社会の文章は長すぎて忘れてしまうので、節ごとに問題を解くよう心がけました。また、知識問が毎年数問は出るので常識問題は絶対落とさないよう見直しするようにしていました。本年度の人文社会の問題は例年と比べて非常に簡単でしたので、一つのミスが命取りになるなと解きながら思っていました(笑)

b. 総合教養(ATLAS)

塾の授業で対策しました。先生が2019で知識問が出ていないと仰っていたので、あまり教科書を読んだりすることはせず、代わりに新書などを読みました。今年も知識問は少なかったように思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

英語Lが一番難しいように感じます。たぶんアクセントかBritishで純ジャパにはきついです。(笑)あとページをめくるタイミングが各ページの1問目を解く直前ですので、先読みは無理なことも難易度を上げる要因になっていると思われます。講義はTOEFLのような感じ(TOEFLは問題見れないけど)のようなstyleで解きやすかったように感じます。たまに英語のニュースなどを聞いてリスニング力を上げていました。

<リーディング>

リーディング(長文)は非常に得意(IELTS R 8.0/TOEFL R 28)なので取りこぼさないように気をつけながら解きました。特に対策はしていません。文法は7割くらい自信を持って解答できたと思います。
その他アドバイス = 地頭力が試される試験だと個人的に思いますので、日頃から読書などされた方がいいと感じました。あと、マークシートが宝くじみたいなやつです。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

地頭力が試される試験だと個人的に思いますので、日頃から読書などされた方がいいと感じました。あと、マークシートは形が宝くじみたいなやつです。

8. 最後に一言

ICUに合格できてよかったです!これを読んで少しでも参考になれば嬉しいです。

2020ICU入試合格体験記

1. お名前、プロフィール

<お名前>

<プロフィール>

出身高校:埼玉県立の女子校
予備校など:中学の頃から通っていた個別指導塾

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 人文8~9割
総合教養得点 = 8~9割
英語リスニング得点 = ほぼ勘で埋めたためわかりません、、
英語リーディング得点 = 同上

(センター得点参考)
国語186
英語179
倫理92

4.併願校

お茶の水女子大学理学部
津田塾大学学芸学部(センター利用)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUを知ったきっかけは塾の先生です。
高校1年のときにオープンキャンパスに行ったのですが、3年になって理転したので一度は受験しないことになりました。国立第1志望のため、私立はセンター利用1校だけ、と考えていました。しかし入試会場の雰囲気に慣れるため私立を1校追加で受けるように言われ、入試形式が面白いICUを選び受験しました。

6.ICUに期待するところ

今まで海外とは無縁の生活を送ってきたので、国際的な経験が豊富な同級生と一緒に言語を学ぶことが楽しみです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

ベラルアーツに魅力を感じたことや、言語だけでなく国際的な価値観を学べる点に惹かれた、というようなことを書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

学びたいメジャーを具体的に記した後、そのメジャーに関する今までの経験や将来の夢について書きました。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

部活の活動内容と、実績などを書きました。

a. 人文・社会科学

過去問を解いたら世界史が全くわからなかったので、世界史の重大事件のあらましを調べました。

b. 総合教養(ATLAS)

過去問を解きました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

ICUに向けて特別な対策はしていないのでお役に立てるかわからないのですが、、
単語帳はターゲット1900を使用していました。9割ほど頭に入っていたと思います。
他には『センター英語(文法・語句整序・発音・アクセント・リスニング)の点数が面白いほど取れる本』を使用して、センター試験対策をしました。ICUの英語はセンターと全然違い、とにかく時間が無いので速読は必須だと思います

<リーディング>

『短期攻略センター英語リスニング』とセンターリスニングの過去問を全てやりました。元々センターのリスニングも苦手だったのでICUのリスニングは本当に難しかったです。リスニングが苦手な方は1年かけて対策すべきだと思います

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

机がとても狭いので日頃から狭いスペースで勉強するといいと思います。
試験会場の部屋は暖房が効きすぎていて少し暑かったので、脱ぎ着しやすい服装をおすすめします。私服でも浮きません!
女子トイレは常時激混みなので、外にある仮設トイレを利用するといいです。

8. 最後に一言

ICUは試験、合格発表が比較的早いです。ICUに合格すれば精神も安定し、国立の勉強に集中できます。国立第1志望の方の併願校としておすすめです!

2020ICU入試合格体験記

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ケビン

<プロフィール>

自称進学校出身、浪人時代は河合塾に通っていました。バスケットボールを長いことやっています。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 9.5割
総合教養得点 = 7.5割
英語リスニング得点 = 7.5割
英語リーディング得点 = 9割

(センター得点参考)
国語(現代文のみ) 92
世界史 92
英語 筆記188 リスニング50

4.併願校

ICU A方式/B方式
早稲田 国際教養(ICUに合格したので、未受験です)
青学 地球社会共生(セン利)
中央 国際経営(セン利)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

現役、また浪人が決まり予備校に入った時点では早稲田の国際教養を第一志望としていましたが、心境の変化や大学で勉強したいことが確立していくにつれて、もっと自分が学びたいことに適した大学、学部はないのかと考えるようになりました。自分なりに模索していた時に、ICUのオープンキャンパスが近いうちに行われることを知り、参加した際に、ここだ!と感じ、第一志望に決めました。ICUの存在自体は高校生の時から知っていたものの、その時はあまり興味を持てず、深く知ることもなく終わっていました。

6.ICUに期待するところ

自分は、ジェンダー・セクシュアリティ研究に興味があります。ICUではダブルメジャーが可能なので、異なる分野間の「繋がり」を学ぶことができるところに惹かれました。ELAも凄く楽しみにしています。一般的に言われる英語に関しては、得意だと言えると思いますが、ELAを通して、ディスカッションやクリティカルシンキングの力を伸ばし、真の国際人となる上で必要とされる英語力を身につけようと考えています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

自分は将来、企業の経営、特に職場環境の改善に貢献したいと考えています。性差・性別や国籍、民族の違いなどによる差別が、企業の業績に与える影響とその対応策について学びたいと考えている自分にとって、ICUが行っている世界基準のリベラルアーツ教育やダブルメジャーの制度はとても魅力的でした。また、ICUは、他大学の国際教養学部などと違い、言語運用能力の向上だけでなく、言語を通して、ダイバーシティの理解を深めることを強調するバイリンガル教育を基本としています。そのことから、日英両語を話す自分はICUを、将来、信頼される地球市民として活躍する上で必要とされる能力を身に付けるための最もふさわしい場所だと考えています。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

自分は、職場環境における差別が企業の業績にどのように影響するのか、そして多様性の理解を、経営の場でどう広めることができるのかついて学びたいと考えています。そう思えるようになった契機は、海外に住む友人と世界のLGBTQに関する現状について議論したことです。「日本は遅れている」。そう言われた時から、自分は、差別により、様々な場面において人々が不利を被っている、日本の現状の改善に何か貢献できることはないかと考えるようになりました。グローバル化が進み、世界中から多くのモノや情報を受け入れている今日、海外で既に浸透している理念を取り入れることも必要です。将来的に、ICUで学んだことを生かし、企業の経営の場において自分の考えを発信することで、社会に影響を与えられる人材になりたいと考えています。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

自分は幼い頃から、英会話に取り組んできました。英語力を生かし、通訳のボランティアとして、日本を訪れている外国人観光客を案内するという活動も経験しました。世界中の多様な文化を持つ人々とコミュニケーションを取ることを通して、「皆、違って当たり前」という認識を持つことができ、また、考えや世界観を自分の心の内に留めておくだけでなく、世界中に発信しようと考えるようになりました。

a. 人文・社会科学

現代文の力、読解力を伸ばすことを最後の最後まで徹底しました。ICUの受験において一番求められる力は、読解力や論理的思考力など、いわゆる現代文力であると思います。また、自分は世界史選択だったのですが、通史を勉強する際に単なる暗記に終わらせず、流れと出来事の背景を理解し、それらが頭に染み込むまで繰り返しました。一概には言えませんが、一問一答的な勉強はあまりICU向きではないと思います。池上彰さんの書籍も、ICUの人文社会や総合教養の内容に通じるものがありました。

b. 総合教養(ATLAS)

過去問が公開されてなく、オンレクの存在を知った時期も遅かったので、ICUのホームペICUは過去問やその解答をあまり公開していないことから推測できるように、受験生に求めているのは、ただひたすらその形式に慣れるということではなく、純粋な読解力や論理的思考力、実際にアウトプットができる程までに理解された知識です。実際に何点取れたのかはわかりませんが、B方式の一次試験も合格していたので、やはりICUの試験は実力が物を言う試験だなと感じます。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

英検一級、TOEFL(ibt)の対策をしていたので、特別な対策は過去問数年分で演習以外には何もしていません。今年のリスニングはかなりゆっくりめになっていたと思いますが、自分は講義のパートで何問か聞き逃してしまいました。高いリスニング力があっても、しっかり演習を積むことは大切です。

<リーディング>

高い語彙力と速読力が求められます。英検1級レベルの単語が、リーディングだけでなくリスニングでも度々見られます。自分は、基本的なレベルの単語帳一冊にプラスして、英検1級パス単とTOEFL3800をレベル4までやっていたので、語彙で困ることはありませんでした。難単語を覚えることは、文章の理解度を上げるだけでなく、空欄補充の問題でも役に立ちます。また、トフルゼミナールさんが出版されている「ICUの英語」に関してですが、自分の意見としては、難易度に本番の問題とかなり差があるため、時間に余裕があるなら演習としてやる、というくらいでいいと思います。来年は形式が変わるかもしれないので一概には言えませんが、2016年度以前の過去問も、難易度や英文の量の差からして、やる必要ないと思います。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

自分は、少しでも高い読解力や論理的思考力を本番に持ち越したいと考え、最後の最後まで、解説が詳しくて良問が揃った問題集で演習を繰り返しました。確かな実力があれば、少々捻くれた問題が出題されたとしても、冷静に対処することができると思います。受験生は、最後の最後まで実力を伸ばすことにコミットするべきではないでしょうか。

8. 最後に一言

最後に一言 = 他人と自分を比べないこと、実力をつけることに焦点を置いて勉強を続けること、謙虚さ、そして応援してくれる周りの人達への感謝を忘れないことで、志望校合格への道は確実なものになると思います。自分は、現役生の時、気持ちがあればなんでもできるとばかり考え、合格のために何が必要なのかの分析ができていなかったし、自分のことばかりで周りへの感謝の気持ちはおろか、周りが全然見えていませんでした。浪人してからは、自分自身変わらないといけないと感じ、先生に教えていただいた通りの勉強法で勉強を続けました。もちろん、辛いことも沢山あった受験生活でしたが、自分自身大きく成長できたことを嬉しく思いますし、最終的には第一志望の大学であるICUから合格を頂くことができ、本当に良かったです。

最後に、自分は「頑張らなくてもいい」と言う言葉を胸に、最後までやり抜きました。実は秋頃、心身的なストレスから、命に関わるような大きな病気にかかりかけていました。一番大事なのは、自身の体です。受験において、体調管理が一番大切なことであると思います。上手くいかない日は思い切って沢山寝る、友達と思い切り遊ぶ、何でもいいと思います。以前自分が苦しい時期にあった時に、フィリピン人の先生が、”Law of attraction"のことを教えてくれました。僕達は、考え方や感じ取り方一つ変えてみることで、大きな試練を成長のバネに、辛い時期を立ち止まって自分を見直す機会にすることができます。やがてその姿勢は次のステージに繋がる新しい光をも引き寄せてくれる、といったものです。暗い顔をしてるより、いつも笑ってた方がいいです。体がストレスを溜め込んできつい思いをするより、勉強しながらも毎日楽しくいた方がいい。本当に大切なことを見失わないように。これを読んでくれた皆さんと、来年ICUでお会いできることを祈っています。I wish you all the best :))

2020ICU入試合格体験記

1. お名前、プロフィール

<お名前>

kei837

<プロフィール>

偏差値70弱の高校(埼玉)
YOUTUBE鑑賞、筋トレ
英語弁論部

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 9割
総合教養得点 = 7~8割
英語リスニング得点 = 9割
英語リーディング得点 = 9~10割

4.併願校

法政GIS
早稲田SILS(ICUが第一志望だったので受験していません)

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

もともと一つのことを深く考えたり、興味のままに勉強したりするタイプだったので無味乾燥な詰めこみ学習は向いていませんでした。自分に向いてる大学を探していたところ、高校の先生にICUを勧められて目指すことにしました。

6.ICUに期待するところ

文理両方バランスよく学びたいです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

・英語教育が充実していること
・文理問わず幅広く学べること

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

・クリティカルシンキングを磨いて、自分の考えを持てるようになりたい
・英語力をさらに磨きたい

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

高校時代所属していた英語弁論部について

a. 人文・社会科学

人文社会科学選択です。過去問を2年度分解きました。傾向としては、読解がメインでしたが、日本史、世界史、政治経済などの知識問題もいくつかありました。読解に関しては個人的に簡単だと感じたのであまり対策はしませんでした。世界史知識対策として、スタディサプリの世界史ハイレベルを受講しました。付属のテキストも購入しました。(ICU対策としては、些末な知識は必要ないのでスタンダードレベルで十分だったかなと思います。)

b. 総合教養(ATLAS)

文系から理系の内容まで幅広く出題されました。人文社会科学と同様、読解が多い印章でした。個人的に総合教養の読解の方が人文社会科学より難しく感じました。文系の人は、理科科目の重要なポイントを一度さらっておくと解きやすくなると思います。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

問題の先読みする時間が少ないので速読力を鍛えておくと良いかもしれません。先読みができれば、大分楽になります。メモを取ることに集中しぎると、大意がよくわからなくなると思うので注意すべきだと思います。対策としては、youtubeで英語の動画をたくさん見てました。実際の試験よりも早いスピードの英語が聞けるので、本番で面食らうことがないと思います。

<リーディング>

オーソドックスな読解問題でした。英文が長いので、一度に全部読むのではなく問題を解きながら読み進めるのが効率的だと思います。対策としては、他の大学と同様、単語、文法を固めて徐々にレベルの高い文章を読んでいけばいいと思います。私は高校2年の時に、英検1級を取得していたので英語の試験は比較的楽に解くことができました。時間のある受験生の方たちはなにか資格に挑戦するなどして根本的な英語力を鍛えておくと良いと思います。特に、単語に関しては覚えれば覚えるだけアドバンテージが取れるので頑張るべきです。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

スタサプの世界史の授業をお勧めします。大人になっても役立つ教養が身につくと思います。

8. 最後に一言

勉強ももちろん大切ですが、基本的な生活習慣は徹底するべきだと思います。体と心は繋がっているので、生活が乱れると勉強にも集中出来なくなるかもしれません。そのため、食事、睡眠、可能なら運動もしっかり管理すれば勉強も捗ると思います。

(追加の質問 単語は覚えるほどアドバンテージになるという部分で、語彙力を鍛える上で、特にやっていたことや、使っていた単語帳などがあったら教えてください。)

単語帳は『英検でる順パス単』(旺文社)の準一級、一級を使いました。
暗記するときは、同義語、対義語をセットで覚えるようにしていました。

2020ICU入試合格体験記

1. お名前、プロフィール

<お名前>

ライム

<プロフィール>

私立高校→河合塾で一浪

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 人文社会8~9割
総合教養得点 = 7割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 7割

(センター得点参考)
国語 182点
英語 219点
世界史 78点

世界史がやばかった…

4.併願校

上智 総合グローバル
立命館 経営
中央 国際経営

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

親の勧めで知り、文理関係なく様々な分野を学べることに魅力を感じたので志望しました。

6.ICUに期待するところ

主に言語学を学びたいです。
また対話型の授業も楽しみです。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

僕は将来的には国際機関で働きたいと思っています。なぜなら父が世界で仕事をしているのを普段から見ており、自分も言語や民族の垣根を超えた仕事を通じて世界に貢献したいと思うようになったからです。そのためには深い英語力と多様な視点や価値観の理解が必要だと考えました。また入学後の専門を決めるメジャー制やオープンキャンパスでの受講者に問いかけていく対話型の模擬授業にも魅力を感じます。単なる知識で終わることなく幅広い専門性と知識を身につけて問題を解決していく力を養うにはICUの校風や教育システムが最も理想的だと考えたので貴学を志望します。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

日本屈指のリベラルな貴学で、言語文化を多角的、実践的、かつグローバルに学びたいと考えています。なぜなら将来国際協調に携わる仕事に赴きたいと考えているからです。日本語文化の中で育まれ多くの言葉に励まされる一方で、国際紛争に見受けられる相互不信を目の当たりにし、異文化間の距離に言語が与える影響力について深く興味を持っています。また言語文化を基に宗教や倫理観、思考様式も学ぶことで国際問題の一因にもなる経済の多様性にも応用できるのではないか考えています。実践的には留学で国際コミュニケーションと学際的な経験値を高めたいと思います。また対話型の授業では基軸となる自己の考えと多様な主義主張を融合する創造力も養いたいと思います。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

高校の時の部活動とか趣味について書きました。

a. 人文・社会科学

人文社会で受けました。
対策としては主にオンレクで過去問を解きました。感覚で選択肢を決めてしまう癖がありましたが、オンレクを通して本文から明確な根拠を探す意識を持てるようになったと思います。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレクで対策しました。
河合塾では文系コースに所属していたので普段あまり触れない理系の問題が解けたのは非常に助かりました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

9月までは河合塾の教材を使って朝ディクテーションや音読をしたり、あまりやる気が起きなかった時はTEDを聞いたりしてました。
9月になりオンレクを受講してからは過去問の演習と音読を中心としました。

本番の試験の会話パートではしっかりマークする余裕が無かったので、点だけつけて次の問題の先読みをし「part2では~」という日本語の説明の間に塗りつぶしていました。

<リーディング>

part1の長文はパラグラフごとに問題が出されることが多いので設問を読んだ後にパラグラフを読んで解くことを意識していました。
part2の空所補充は苦手だったので、長文よりも演習量を増やしました。復習するときは自分が文脈を追えなかったのが原因か、文法の知識不足が原因かを意識して区別していました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

去年の合格体験記にも書かれていたと思いますが、寝る前に一日の振り返りをすることは結構大切だと思います。そうすることで今日に区切りをつけて明日すべきことを明確にできると思います。
勉強の合間に外に出て歩いたり、映画を見たりと適度な休息も重要です。

8. 最後に一言

(オンレクについて)
解説が面白いことが多く、解いていて楽しかったです。
また受講者の中で自分がどの位置にいるのかが分かるのもとても励みになりました。

合格発表の瞬間まで不安でいっぱいでしたが合格をいただけて本当に良かったです。
これから受ける方も大変な時あるかと思いますが、自分を信じて日々頑張ってください!

2020ICU入試合格体験記

1. お名前、プロフィール

<お名前>

泰六

<プロフィール>

プロフィールは、東北の偏差値50の高校出身。一浪。
現役時は東進で慶應SFCと上智を目指すが落ちた。
趣味はサッカー。部活はサッカー。

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8.5割
総合教養得点 = 8割
英語リスニング得点 = 6割
英語リーディング得点 = 6.5~7割

(センター得点参考)
英語 筆記9割
リス8割
現代文9割
世界史9割

4.併願校

なし

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUの教授が書いたリベラルアーツの波動という本を読んで出願を決意した。
それまでは上智大学を志望していたが、学校の教育方法と自分の考えの間に違和感を感じていた。
そんな時に上記の本を読んでICUの教育が自分の理想に近いことを知りICU一本に絞った。

6.ICUに期待するところ

まずはやはりELAに期待している。
あとはICUでの学校生活全般に期待している。ICUの他校との一番の違いは校風にあると思うので
いろいろな刺激があるのではないかと思う。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

どのように書いたか具体的には思い出せないが、正直に書けばいいと思う。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

環境問題などの現代の諸問題をICUのメジャーと結びつけて書いた。
これも具体的な内容は忘れたが、志望動機と同じで正直に書くといいと思う。
あとICUで学んでみたいことと身の回りの問題を関連付けて書くといいと思った

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

サッカーとサイクリングとプラモデルを好んで行っていると書いた。

a. 人文・社会科学

人文社会科学について書く。
基本現代文の力があれば合格点には届くはず。
だけどそれだけだと心許ないので世界史や政治経済でセンター試験(終わってしまったが)
8割以上取れる知識があると強いと思う。
まずは現代文を得意にすることが最大の対策だと思う。

b. 総合教養(ATLAS)

特別な対策はいらないと思う。
しっかり言われていることを選べればあまり心配することはない。
メモを取れるが本番でそのメモを参照したのは1、2回だったと思うので、
メモを取ることに集中するより講義音声に集中した方がいいと思う。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

センター対策をしっかりして過去問をすればいいと思う。
イギリス訛りがきついという噂もあるが、条件はみんな一緒なので、
まずは問題集についてるちゃんとしたCDを何回も繰り返すといいと思う。

<リーディング>

処理能力が問われる。
こればっかしは特別な対策が存在しないので、日々の学習で全体的な内容理解を意識して
様々な文章を読んでみるといいと思う。
個人的には慶應商学部の英文がいい練習になると思う。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

試験教室はかなり暑かったのであんまり厚着していくと気が散ってしまうかもしれない。
昼休みはぜひばか山やアホ山で昼食を取るといいと思う。

8. 最後に一言

オンレクのおかげでICUの問題に対応することができました。

ICUに受かるためにはなにが必要かを常に考えて勉強することが大事だと思います。

2020ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

Justitia

<プロフィール>

H市立M高校
O塾
読書
山岳部

2.受験形態

AO入試入試

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

高校一年の時、将来は国際的に活躍したいと考えて、ICUのオープンキャンパスに行くことを父から薦めらた。初めは国公立大学志望だったが、OCでキャンパス、話した先輩方や先生との話に感動した。それから調べれば調べるほど自分に合った大学だと思い、絶対行く!と思うようになった。

6.ICUに期待するところ

ELAも一般教養科目(GE)で様々な科目を受けられるのも楽しみ。
一番勉強したいのは、平和研究。AO入試の時にエッセイに書いた、「構造的暴力」という概念に注目したいと思う。社会的に弱い立場にいるたちも含めた、包括的な平和を実現する方法を研究したい。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

国際機関や政府の職員として働き、国内外の都市や町が、貧困や格差を生まずに発展できるよう支援をしたい。そのためにはICUで学び、さらには大学院の「外交・国際公務員養成プログラム」に参加することが不可欠だと思っている。ICUの世界平和に対する理念と使命感を持った大学は他にはない。だから入学を強くきぼうする。
と、いうように具体的なICUのプログラム名なども入れつつ、入学したいという気持ちを全面に出して書きました。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

「平和研究」の中で、「構造的暴力」という概念について深く知り、この問題の解決方法を考えたい。現在の日本は「七人に一人の子供が相対的貧困」にあるという記事を読んだことがある。しかし彼ら、彼女たちの貧困ははたからは見えにくい。そして、この問題には社会保障制度や家族の雇用形態、ひいてはジェンダー格差などの文化的な価値観も関係している。このことから子供の貧困も「構造的暴力」である。日本のような戦争のない国でも「構造的暴力」ははびこる。だから私はICUで、特定の地域でどのように差別や格差の問題が生まれたるのかを知りたい、そして解決方法を考えたい。
このように自分が興味のあることを突き詰めて書きました。私はこの「構造的暴力」という言葉を、OCの模擬講義である教授から聞きました(S教授)。そのことを書いたら、二次の面接で再びその教授とお会いし、見ていただきました。S教授に当たったのは偶然ではない気がします…

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

広島の街で育ち、平和教育などを通じて、原爆被害や街の復興についての知識を深めてきた。高校生では、美術コースの生徒たちが作成した「原爆の絵」の展示会において、英語通訳に挑戦した。この経験を通じて、自ら原爆に関わる記事を調べたり、被爆した方のお話も聞くことができた。そして広島に関わる知識や平和に対する思いを、私から他のICU生に伝えることは意味があると思う。
私は願書1から3までの内容にできるだけ自分の意思が一貫するよう心がけました。また、ICUの献学の理念には以前から惹かれていたため、ICUのミッションを達成するために私は重要である、とアピールしました。

b.エッセイ

3のテーマ(あなたの物の見方・考え方に大きな影響を与えた経験)でした。

3番を選びました。

高校一年生の時に参加した県のプログラムで、テロリストの絵を描いてみて、という課題があった。私も含めて大抵の参加者たちは覆面や銃を持った人の絵を描いたが、その中でどこにでもいる一般市民の絵を描いた生徒がいた。彼は「テロリストは町の中にもいて、その人たちは目立たず周りと溶けこんでいる。」と言った。この時、私にはテロリストに対する固形観念があることがあると気付いた。それから自分の意見を発表する前には、できるだけ情報を集めて、他の人の意見も積極的に聞くようにしている。このことから私には「多角的な視点で物事を考える」という特徴があると考える。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析

高校三年生の時に、元JICA青年海外協力隊の卒業生の方を高校に招いて、講演会を実施した。その際、一人ではなく複数の仲間と共に企画、準備を行った。その中で、話し合いの場を設けて、できるだけ他のメンバーが持っているアイデアを引き出すように心掛けた。最後には実施したメンバーの中で連帯感が生まれて講演会も手際よく進められた。この経験から私にはリーダーシップの資質として、「仲間と協働する力」があると考える。

d. 推薦状2通

高校の担任の先生
部活動の顧問の先生

e. 成績書類

TOEFL IBT 82
英検 準一級合格

f.一次試験(書類審査)のポイント

とにかくエッセイに関しては誰かに指摘してもらうのが大事でした。それも批判的に見てくれる人に。
それから、内容は、自分の人生(特に高校生活)の中で何をしてきたかが問われるため、すこし人とは違うことに挑戦したり、違う心がけを持っていたらいいと思います。資格試験やエッセイや、その他の手続きなどに時間がかかってしまい、夏休みには一般入試の対策が他の人に比べたらできなかったと思います。ただ、私はAOに夏休みをかけた分、秋以降ものすごく勉強しようと決めていたから、AOの準備に集中できました。

g.面接 (二次試験)

すべて口頭試問で、問いが一回しか聞き取れなかったのでとても焦りました。メモを取ってもいいから、教授の言葉を素早く正確にメモする練習をすればよかったかも…特に今回は死刑制度廃止の是非についての質問が出ました。教授から「死刑制度廃止に賛成の人は1981年には◯%だが2007年には□%、このような結果になったのはなぜですか」と言うようなことを聞かれたとき、何に答えればいいのかわからなくなっていまいまいました。焦らず…と言っても本番では練習の数段緊張したので、なんとかこうとか考えを伝えるのが重要です… 身も蓋もない。
ディスカッションでは私のグループは「地球市民として行動するべき」という結論になりました。それぞれが自分の得意分野の観点、例えば環境とか歴史とかの視点を出して話し合い、とてもいい雰囲気だったと感じました。スタートアッププログラムで一人の受験者に聞いたところ、私たちのグループからは全員合格できたと言っていました。

8.最後に一言

(オンレクに関して)
BUCHOさんのオンレクはウイットに富んだ解説をどの年度の入試問題にも付けているから、対策をしていて楽しかったです。AO入試の際にはオンラインレクチャーでエッセイを添削していただきました。

合格発表は10月にありましたが、ICUに合格できて本当に嬉しいです。ICUに通わせてくれる両親と、これまで支えてくれた人たちに感謝して、4月からの勉強と大学生活でたくさんのことを吸収したいと思います。

2020ICU入試合格体験記

1. お名前、プロフィール

<お名前>

kusa0ji

<プロフィール>

1年宅浪した

神奈川県にある自称進学校(私立)出身

趣味はゲームと筋トレ

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8~8.5割
総合教養得点 = 6.5割~7割
英語リスニング得点 = 8.5割~9割
英語リーディング得点 = 8割~8.5割

4.併願校

海外の大学に出願して8月には合格を貰っていました。

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

= 友達の紹介で知った。選んだ理由は英語が重視されてるということと、リベラルアーツであるということ、留学制度が充実しているところが魅力的だから。

6.ICUに期待するところ

文理を横断的に様々な分野を勉強できること、少人数制の授業。
また今以上に英語力を高めれると思う。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

理系と文系両分野に興味がある。文理の枠を超えて勉強できる。留学生が多く、多様な価値観の中、刺激を受けることで自分の視野を広げることができる。グローバルな人材になるためにELA、対話重視の授業は自身に不可欠である。というようなことを書きました。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

現役の時は理系だったが浪人して文系科目の大切さに気が付いた。特に哲学・倫理学に興味を抱いた。世界平和を目指すうえで哲学や、宗教、民族理解は必要不可欠なものだと考えている。また以前からIT系にも興味があるので情報科学も学びたい。というようなことを書いた。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

英語でニュースを見たり、本を読むこと、知識をえることなどについて書きました。

a. 人文・社会科学

今年度は例年に比べて難易度が下がったと思います。
対策はとにかく過去問を解くだけ。時間をはかって解く。解答をみて答え合わせ。
知らない知識問題はできるだけ覚える。
解き方は最初に文書を上から10行くらい読む、文章の終わりの段落の下から10行くらい読む。
また参考文献などが書いてあれば確認する。
問題をサーっと見る。これでだいたい著者が何を言いたいのか、問いたいのかが分かります。鳥瞰してから取り組むと僕は楽でした。
あと本を読むことも大切だと思います。新書など。

b. 総合教養(ATLAS)

オンレク受講してる人は過去問で慣れておけば本番落ち着いてできると思います。
対策は過去問を解くこと。間違えた知識問題はできるだけ覚える。
完全文系で最後の理系の問題心配な人は、日ごろから身の回りのことで疑問に思ったこと、例えば、なんで空は青いのかとかネットで調べてみるといいと思いますよ。
わざわざ物理基礎、化学基礎とかやるのは遠回りな気がします。 あとはブルーバックス読むとか。
リスニングはなんでもかんでも書き取るということではなく、内容を理解することを重視したほうがいいと思います。ずっと書いてる人もいましたが、僕は理解派です。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

リスニングは過去問を解いて傾向を把握するのが大切。また普段からTEDTALKや英語のラジオを聴くことが役立ったと思う。
解き方は、最初の対話形式の問題は聴きながら文章を読んで解く。
最後の長い文章のリスニングは問題は読まずに、講義を聴いてそれをメモ、理解するというやり方で解きました。なぜなら聴きながら解くと読んでる問題文に集中してしまい、その他の大事な情報を聞き流してしまうことが多々あったからです。

<リーディング>

しっかり時間配分を考えて過去問に取り組むこと。英語でニュースを読むのもいいかもしれない。過去問は50分とか短めに設定してから解いたほうがいいと思う。本番はなぜか時間が足りなくなる現役のときそうでした。
僕の解き方としては、最初に文章を全部読んでから問題を解いた、part2は最後に解きました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

あくまでも過去問ベースに勉強を進める。基礎を大切に。別に難しい知識問題はできなくてもいい。
息抜きに新書を読んだり、興味があることを調べたりすると役立つこともあると思う。
試験はタブレット机になる可能性が高いので覚悟して。でも実際思ったより大変じゃないから安心して補給と糖分(チョコレートなど)な。水分どあるといいかも。あとは落ち着くこと。

8. 最後に一言

オンレクは解説が分かりやすく非常に為になりました。
また勉強法などtipsを得れたこともアドバンテージになったと思います。
1年間お世話になりました。

とにかく成績が伸びなくても諦めずに頑張ってみてください。
もちろんたまには息抜きで適度に遊んだり、出かけたりすることは良い事だと思います。
特に宅浪する人はメリハリ大事ですよ。
そして試験当日は落ち着いて。落ち着けば本来の力を十分発揮できると思います。