ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

百色団子

<プロフィール>

趣味 食べること 編み物 絵を描くこと
部活 バレー部
イギリスハーフ

2.受験形態

総合型選抜

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUは友達が志望していて、気になって調べてみるとすごく自分に合った大学だと感じた。私は理系選択をしたが、ずっと文系科目も好きだったからその両方を自由に学べるICUが自分に一番適していると思い受けてみた。また、オープンキャンパスでの雰囲気や、自然に囲まれたキャンパスをすごく気に入ったから。

6.ICUに期待するところ

入学してからは、まず気になった授業や科目をたくさん受けてみたいと思う。特に、英語で開講されている授業に参加してみたい。少人数制の授業ということなので、積極的にディスカッションやグループワークに参加して友達の輪を広げたい!

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

自分が高2の時に行った活動で感じた社会課題(気候変動と食文化への影響)についてと自分がそれをどう解決したいか書いた。大学で学びたい授業や教わりたい教授の方も具体的に書いた。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

国連で働いてた叔母について書き、自分がそれをきっかけに模擬国連に参加した経験談について書いた。

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

1で書いた課題解決に向けて大学の日常生活においてどういうことをしてみたいか書いた。食文化が内容だったため、食事を通して他の生徒や留学生と交流を図りたいということを書いた。

b.小論文

「困難に感じた課題とそれをどう乗り越えたか」のテーマで、高2の時に修学旅行で行ったボランティアでの経験とクラスメイトと協力して乗り越えた課題について書いた。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析

私は400文字ずつ二つの違う内容について書いた。
一つ目は高2時に行った自主研究(植物が自然に持つ殺菌作用、その応用のゲノム編集技術について)志望理由と関連付けて書いた。
二つ目はイギリスで行われた国際会議に参加した経験について、グループのリーダーとして積極的に行動したことをアピールした。

d. 推薦状2通

担任の先生と、模擬国連などに誘ってくださった先生

e. 成績書類

英語 = 英検一級、IELTS8.0
評定平均 = 4.5

f.一次試験(書類審査)のポイント

自分のアピールポイントや過去の経験をまとめつつ、ICUに入りたいと思った理由とつなげることが大事だと思った。いい感じにそれぞれを質問ごとにばらまいて書くとよくまとまった感じがした。

g.面接 (二次試験)

主に課題の解決策について聞かれた。
遺伝資源やゲノム編集、生態系の保存が私のテーマだったので科学倫理の問題について自分が思ったことを聞かれた。また、研究をどう行うか具体的に説明することもあった。
面接官の教授の方が二人とも日本研究の方だったため、日本の食文化について結構聞かれた。(志望理由にはあまり書いてない)討論みたいだったといっている方も多いが、私は全然そういう感じではなかった気がする。。笑 私は取調室みたいな空気感で面接をしていたイメージ。
自分が書いたテーマに関連するニュースや課題について自分の考えを答えられれば、心配しなくても大丈夫だと思う。
一回ネットが落ちてしまってすごい焦ったけど大丈夫ですよと言われすぐに質問に戻った。

8.最後に一言

私は一般とAO入試を両立するのは難しいとたくさんの先生や塾講師に言われたが、タイミングによってどっちに本気を入れるかで十分両立できると思う。そのため、この理由でAOを受けるかで悩んでいる人は一度合格のチャンスとして受けてみるのもありだと思った。後輩の皆さん、応援してます!

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

ふりすく

<プロフィール>

年齢: 22歳
学歴: 某中高一貫校中退 高認資格で受験
趣味: ネットサーフィン(特にWikipediaの閲覧が好き), 読書, Twitter, 散歩

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会 = 9割
総合教養得点 = 7割 – 8割
英語リスニング得点 = 5割 – 6割
英語リーディング得点 = 6割 – 7割

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

幅広い分野を学ぶことができるという点に惹かれたことが、ICUを選んだ最大の理由です。
私は興味の移ろいが非常に激しい人間で、高校生の頃は法学部に行こうと思っていて、その後に哲学科に行こうと考えたかと思えば、20歳前後の頃には社会学部が合うんじゃないかな?と思っていました。そして現在では、臨床心理学や進化論に興味を持つようになっています(笑)
そういうわけで、ひとつの分野を深く掘り下げていくやり方は私には合わないだろう、とかねてから感じていました。その点では、ICUのやり方は自分にぴったりだろうと考え、受験することを決めました。

6.ICUに期待するところ

英語の教育に力を入れている大学だということで、卒業する頃には英語がペラペラ喋れるようになりたいなと思います。
変わった人が多いという話を小耳に挟むことがあったので、一体どんな人がいるのか、とても楽しみにしています。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

私は通っていた高校を1年次で退学し、それ以来は世間一般において広く受け入れられているライフスタイルからは全く離れた生活に身を置いてきました。私はその過程において、自らを取り巻いてきた環境において当然のものとみなされ、自らも疑うことなく受容してきた種々の規範や考え方が、異なる環境においては全く通用しなくなる場面に、数え切れないほど遭遇してきました。私はこの経験から、自らの思考も含めた既存の考え方が妥当か否かを批判的に検討することが、様々な課題の山積する我々の社会や、あるいはこの世界そのものを真っ直ぐに見据える上で、大いに役立つということを学びました。私は、貴学における学びを通し、未知の経験や考え方に触れ、それを今までに獲得してきた物事と結びつけ、発展させることで、自らをより高めていくことや、他者と共に助け合うことにつなげたいと考え、貴学への入学を志望します。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

興味を抱いている事柄について書籍やインターネット上の情報などを通して調べること、そうして得た知識に基づいて考え事をして着想を得ること、それらについて他の人と話し合うことや、得た着想を文章にして表現することが大好きです。自分自身の考えを言葉によって表現することが得意だと自負しています。
a. 人文・社会科学

ひと通り過去問を解き、安定して9割ほど得点することができていたので、これといった対策はしていません。

b. 総合教養(ATLAS)

計算問題や知識問題を除けばある程度の手応えがあったので、ひと通り過去問を解く以外の対策はしていません。
講義音声が流れている間に気を抜いているとメモすべき内容が分からなくなってしまうので、そうならないよう、試験の形式に慣れることを重視しました。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

初めてリスニングの音声を聞いた時は、何を言っているのか全く理解できず、ろくに得点することができませんでした。そのため、まずは英会話に耳を慣らす必要があると感じ、試験の1か月ほど前からはBBCの国際ニュースのポッドキャストを起き抜けに1.5倍速で再生して聞き流すようにしていました。
これはかなり効果があったように思います。なにしろ、ここ数年のICUのリスニングの音声はイギリス英語のアクセントなので。
とにかく生の会話を聞くようにしていると、過去問の得点も自然と上がっていきました。

<リーディング>

リーディングに関しても、最初はろくに得点することができませんでした。文章の構造を正しく把握できないだけでなく、知らない単語があまりに多く、文意を把握することが難しかったのです。
そのため、システム英単語に収録されている単語をQuizletという学習アプリで繰り返し表示させて、単語を覚えるようにしました。
また過去問を解くことで、60分の試験時間をどのように配分するべきか把握することに努めました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

個人的な見解ですが、人文・社会科学と総合教養のPart II以降、および英語リーディングにおいては、解答に必要な部分のみを本文から読み取る能力を高めることが最も重要だと感じます。
ICUの入試の試験時間は、解くべき問題数に比べてかなり短いので、問題文の内容のすべてをきちんと把握することは困難で、見直しをするような暇もないと感じます。そのため、解答に必要な情報のみを読み取ることに限られた時間を割き、直接の関係がなさそうな部分は無視すること(受験英語の用語を借りるならばスキミングやスキャニングをすること)を意識していました。
逆を言えば、英文法や英単語に関する知識がろくになくとも、社会契約論のことなど全く知らなくとも、問題の要点を的確に把握することができれば、ICUに合格する可能性は十分に存在するというのが、私の偽らざる実感です。

その上で具体的なアドバイスをさせて頂きますと、たくさんの文章を読んだり、自分の考えていることを簡潔に書き表したりすることが、入試問題の要点を大まかに把握する能力を高める役に立つと思います。
上のほうで、ネットサーフィンや読書、Twitterが趣味だと書きましたが、私の場合はこれらの趣味が役に立ちました。文章を読めば読むほど、文章の大まかな趣旨を把握しようとする癖が付きますし、Twitterには140字の上限があるので、ツイートにおいて自分の考えを表現しようとする場合、短い文章の中で表現したい内容を端的にまとめ上げようとする癖が付きます。
そういうわけで、一見すると受験勉強とは何の関係もないように見えることが、ICUの入試においては意外と効果を発揮するということがあるかもしれません。

8. 最後に一言

私のやり方が自分にもぴったり合うという人はそう多くないかもしれませんが、私と似たような境遇に身を置いている人のうち、大学を目指している人の励みになればと思い、投稿させていただきました。少しでも参考になる部分があれば、大変うれしく思います。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

メロンパン

<プロフィール>

首都圏の中高一貫校

2.受験形態

一般選抜

3.予想得点

人文社会得点 = 8.5-9割
総合教養得点 = 6-7割
英語リスニング得点 = 7.5-8割
英語リーディング得点 = 8.5-9割

4.併願校

慶應義塾大学 経済学部 SFC 文学部
早稲田大学 商学部

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

リベラルアーツ教育に興味を持った為

6.ICUに期待するところ

文理の枠組みを超えて、様々な分野を学びたい。英語の勉強も頑張りたい。

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。あわせて、ICUで何を学びたいか、その理由も含めて述べてください。>

志望理由については、以下の2つについて書いた。
1リベラルアーツ教育に共感したこと
2ELAの授業について
また、高校時代の経験から、倫理学に興味があると書いた。

<2.学内外を問わず、技能、諸活動等自分の最も得意とすること、好んで行っていることを述べてください。 >

他者に対する寛容さと、それらを大学生活でどう活かせるかについて書いた。

a. 人文・社会科学

人文社会科学について
基本的には、自分が選択している社会の科目の勉強をしていれば十分だと思う。
慣れてくると20分ほど余るようになった。(本番は時間ギリギリでしたが)
現社や倫政の授業を聞いていると、役立つこともある。

b. 総合教養(ATLAS)

個人的には、1番時間制限がきつい科目だった。
文系の人ならば、最悪自然科学分野を捨てても合格点は取れる。
まずは、読解分野で確実に点数を取ることが重要。
聞き取りのメモは細かい情報まで拾っておきたい。

c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

オンレク生はレベルが高く、オンレク内で偏差値30台を取ったこともあった。
オンレクでの演習と、キムタツ英語リスニングでリスニングの解き方を身につけた。
また、BBCの6minutes Englishを聞いていた。

<リーディング>

安定して得点できていた科目だった。
ICUのリーディングは哲学に関連する内容が出題されやすいと感じたので、倫理(ルネサンス以降)を勉強しておくと
役立つと思う。
最初のうちは時間制限なしで解いたほうがいいと思う。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

単語帳は標準的な1冊+準1or鉄壁まではマストだと思う。
語彙の同義語問題では、一級の単語の出題が多いので、そこまでカバーできれば安心。
入試前には鉄壁を開いてる人が多かった。

8. 最後に一言

オンレクの解説は素晴らしかった。己を信じて頑張れ。

<追加の質問>

(1)英語で哲学の知識が役立つという文脈で、倫理(ルネサンス以降)の勉強する上で、実際に使ったテキストや、実行した勉強方などがありましたら教えてください

私は高校で倫政選択だったので、教科書と資料集(テオーリア資料集)での学習が中心でした。
また、「miniいけ先生の倫政チャンネル」などのYouTubeコンテンツを活用するのも一つの手だと思います。

(2)英語の語彙のテキストは鉄壁の他には何を使用されましたか?

私は鉄壁、パス単準一級、JapanTimes 英検一級を使用しました。
熟語に関しては、解体英熟語も加えて使用しましたが、鉄壁をやっておけばOKです。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

かにゃんこ

<プロフィール>

高校:神奈川県の大学附属の高校
趣味:読書と散歩
部活:弦楽部と学生団体をいろいろ
ヨーロッパのある国に一年留学してました!

2.受験形態

総合型選抜

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

尊敬する先輩に「ここ合うんじゃない?」と勧められました。
国内の大学で「英語で」勉強ができることやリベラルアーツというICUの教育が海外大学を考えていた自分にマッチしました。
また大学付属の高校だったため受験勉強をしておらず、総合型選抜という受験形態でないと他大学は厳しかったので、総合型で多くの学生を取っているICUは最適だと考えました。

6.ICUに期待するところ

学ぶことが好きで、色んなことに興味関心があるので、様々な分野を広く学びたいです。ICUの学びってビュッフェスタイルみたいだなって思っているので、ときめきを感じた授業や学びを好きなだけ自分で取って、楽しみながら勉強したいです!

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

ダイバーシティ社会を実現するために、ジェンダーとメディアの両側面からジェンダー規範が及ぼす外見至上主義への影響を分析したいため、ICUを志望する、と書きました。ICUに実際にある授業を取り上げながら、メディアにおけるジェンダー表象の生産や解釈の過程を分析することで、ステレオタイプ的な「女性像」を批判的に考察したい…と具体的にどうやって学ぶのかとも書きました。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

留学先のメキシコ人との出会い。留学前は他人から認められることで自己の存在意義を見出していたが、メキシコ人の彼との出会いから、人生は他人の承認ではなく自分の軸に沿って生きるものだということを学んだ。結果的に自分の弱さも強さも認められるようになり、他者を寛容に受け入れることができたと書きました。留学後では逆カルチャーショックを受けたが、それでも自分らしく在ろうと前に進んでいると、今現在と次の未来についての繋がりを書いて、一言で終わらせないようにしました。

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

周囲への働きかけ力と共感力から、より多くの人との間で深い対話を生み出し、議論に新たな視点をもたらすことができる。これらの力は学校内のいじめや留学先での人種差別、そして難民の方との関わりから得た力であり、ICUのような多様な背景を持つ学生の集まる場で、発揮できるだろうと書きました。また、自分が志望するジェンダー学やメディア学においても、私の力は必要不可欠だと学びに繋げ、説得力を出しました。

b. 小論文

「社会的または国際的に関心が高まっている時事問題」を選びました。
テーマは女性リーダー不足の問題性とダイバーシティ促進の重要性です。三つの根拠からメディア業界においてどれほどダイバーシティな体制づくりが必要なのかを論じました。一つ目にメディアが性役割意識に与える影響力、二つ目にメディアの女性リーダーの少なさ、三つ目にダイバーシティの重要性を自分の経験談や研究資料から論じました。まとめでは、大学での学びを通じて、メディアの変革に貢献できる一翼を担いたいと具体的な将来の展望に繋げて終わりました。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析

自分が課外活動で作り上げた展覧会についてを書きました。創造性という言葉をテーマにして、どのように自分たちの思いを来場者に伝えようとしたのか。自分が取り組んだ様々な工夫やアイデアを挙げながら、人に自分の作るアートや対話を通して正しい形で伝え、影響を与えることができたと実感した、という風に書きました。

d. 推薦状2通

留学時にお世話になった高校の先生と、中学の担任の先生にお願いしました。

e. 成績書類

Toefl ibt:63
評定平均 :4.1

f.一次試験(書類審査)のポイント

リジナリティが何と言っても大切だと思います。どのような経験で今までのあなたは形づけられていて、今なぜICUを志望しているのか、審査官はそれが知りたいんだと思います。今の自分にしか書けないことって何だろう…と考えてみてください。私は社会に対するモヤモヤを自分なりに考えて、そのモヤモヤをICUの学びにつなげました。頑張ってICUに寄せるのではなくて、私は何が出来て、何が得意で、何が好きだ!それをICUではこうやって貢献できるんだ!学びたいんだ!というマインドで書くことです。加えて教授の方はこの書類から私の人物像をイメージできるだろうか、どんな人物像になるだろうかと考えながら書きました。

g.面接 (二次試験)

・早速ですが、朝ご飯は食べられましたか?(面接官の配慮で、リラックスできるようにと質問されました)
・ICUは他大学とどのような点で異なるのか、それを踏まえての志望理由
・日本と留学先のメディア文化について比較して気づいたこと(小論文の話)
・現在、ユニセックスのブランドが普及しているが、それについてどう思う?
・課外活動の取り組みについて、もっと詳しく教えてください
・これまでの話を聞いて、あなたの学びたいことと、課外活動の取り組みは共通しているところがあると思うのですが、その二つはどのように関わり合っていると思いますか?(この質問についてはおお….となりました。課外活動のところはあまり意識して一貫性を持たせようとしたわけではないのですが、面接官の方の言葉で、確かに!と気付かされました。)
・留学先のウクライナ人の移民についてどう思ったのか

二次試験ポイント

面接の内容は面接官によって大きく変わると思います!私の面接官はとても和んだ雰囲気で、志望理由や小論文、留学についてなど質問していただいたのですが、他の子の面接官は志望理由書に関係ないことを聞かれたり、小論文に沢山のツッコミを入れたりと、緊張感のある雰囲気だったようです。とりあえず私は笑顔で楽しんで面接受けよう!と意識していて、もちろん面接官の先生方の雰囲気があると思いますが、話すのが楽しくて、最後に「とても楽しいお時間でした…!」と口に出しちゃったぐらいでした。特に2次試験の対策はしませんでしたが、書類の言葉を自分の口で簡潔に話せるようにイメトレはしました。言葉に詰まったとしても、最後までゆっくり話を聞いてくださるので安心してください。
他の方はディベートのようなことをされたようですが、私は書類に関しての質問のみでした。

8.最後に一言

総合型選抜を準備していると、嫌でも他の人たちの活動や考えと比べてしまって、落ち込んでしまうことがあると思います。でも絶対比べる必要ないし、大学は選ばれるものじゃなくて、選ぶものです。あと運だってあります。だから気負いせず、楽しく書いてみてください!私も書いていて楽しかったし、自分自身にとって良い経験になりました。応援しています!

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

マゼラン

<プロフィール>

高校:都内の私立高校
趣味:寝ること
部活:水泳部

2.受験形態

総合型選抜

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ICUを知ったきっかけは塾の講師がICU出身だったためそこで知りました。ICUを選んだ理由は、大学に入学してから自分の専攻を決められる点、文理問わず自分の興味に合わせて授業を取れるところに魅力を感じ、国際的な大学で面白そうな人が沢山いそうだったからです。

6.ICUに期待するところ

様々なバックグラウンドを持った学生の方々と授業や日常を通じた対話をして、新しい知識であったり、価値観などを知っていきたいです。また、ELAで自分の英語力を伸ばしたり、サービスラーニングや留学で自分の知らない世界を沢山知っていけたらいいなと思っています。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

私は多文化共生に興味を持っていたため、それに関わるボランティアを行ったこと、多文化共生実現のためにはどうすれば良いのかを考えて、どんな授業を受けたいかを何個かあげて書いたり、ICUで楽しみなことを書きました。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

私の中で「楽しむ」ことの考え方が変わった(ただ単純に好きだから楽しむのではなく、何事も楽しもうとすることが大事だということを気づかせてくれた)出来事があったためそれについて書きました。他にも、この「楽しむ」を今までの行動にも繋げてきたこと、これからも続けていきたいという気持ちも書きました。

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

私は多分野のイベントに参加していた経験と、海外の生活が長いことからそれをどのようにICUに貢献できるのかを考えて書きました。

b.小論文(1,500字)

「社会的または国際的に関心が高まっている時事問題」を選択し、日本の難民の現状についてをまとめ、それについての自分の意見を書いた感じです。また、自分がなぜ難民に興味を持ったのかというきっかけも書きました。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析(800字)

私は部活動の雰囲気があまり良くなかった時に、状況をなんとか改善しようと新しい係を作ったことがあるのでそれについて書きました。他にも、チームを作り中心となってプロジェクトを進めていたためそれについても書きました。

d. 推薦状2通

高校2年と3年の担任

e. 成績書類

英語 = IELTS:5.5
評定平均 = 4.3

f.一次試験(書類審査)のポイント

とにかく時間をかけて、自分の思っていることや書きたいことがしっかりと書けるようにしたらいいと思います。また、書類を通してどんな人間であるのかがわかる一貫性のある書類が作れるといいかと思います。

g.面接 (二次試験)

・書類の深掘り(主に小論文)
・志望理由は聞かれなかった
・教育によって働いている時の収入に影響が出るのは仕方がない、リーダーシップと協調性は相反するから協調性がある人はリーダーにはなれない、についてどれくらい賛成なのかまたは反対なのか

雰囲気は教授の方々がとてもフレンドリーで楽しかったです。面接をしている感じではなく、教授と軽く討論?会話?している感じでした。笑いも飛び交っていてとても楽しかったのが印象に残っています。

二次試験ポイント

書類の特に小論文のところは何が聞かれてもいいように事前に用意をしておいた方がいいのかなと思いました。また、教授から鋭い質問が来ても臆せずに自分の考えをしっかりと伝えることが大切なのではないかと思います。

8.最後に一言

私が総合型選抜を受けようと決めたのは高校3年生の7月でした。それまでは部活に没頭し、部活がない日は友人と遊ぶ。そんな日常を過ごしていました。また、私の高校は大学付属だったため、高校2年生、いや、高校3年生の1学期中は受験をする気が全くありませんでした。そんな私でも、短期間本気で頑張れば受かるということを私自身が証明したので、高校生活で遊びすぎたから受験は無理かなと思っている方、諦めないで頑張ってほしいなと思います。正直な話、総合型選抜を受験する受験生の人たちは高校1年生の時から活動をしていて差を感じてしまうことも多々ありました。書類作成や英語検定のための勉強などとても苦しいと思います。でも負けずに自分の興味や自分という人間を改めて見つけるいい機会になると思って頑張ってほしいです。夏休みはやることが多くてとても大変ですが、程よく息抜きもして頑張ってください!なんとかなる!!

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

コロンブス

<プロフィール>

みんこうで偏差値44の私立高校出身
陸上部

2.受験形態

総合型選抜

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

初めて知ったのは、中学校の同級生が付属校に受かった時です。最初は名前かっこいいなという印象でした。
高校に入って、海外に興味を持ち始めた時、ICUを調べ英語教育や留学制度が充実している点、異質で刺激が強そうな点に魅力を感じいきたいと思うようになりました。

6.ICUに期待するところ

ELAと留学、多様な授業を通して様々な人と関わり、刺激の強い4年間にしたいです。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

私の夢を叶えるには国際的社会人を育成するICUの教育カリキュラム、多種多様な学生と共に学ぶ環境が必要不可欠であるということを具体性をもって書きました。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

私自身が昔から強く感じていた日本の同調圧力について書きました。過去と未来の自分の変化を簡潔にわかりやすくまとめました。

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

私はICUの理念である「多様な価値観を持つ人々との共生の実現」に貢献できる人間であるということを、自分の特徴や経験を全面に出して伝えました。ここでも固有名詞や結果を出すことでわかりやすく伝えることを意識しました。

b.小論文(1,500字)

小論文は、「社会的または国際的に関心が高まっている時事問題」を選択し、日本の外国籍児童生徒の教育支援について現在の課題や解決策を述べました。ここでも、自分の日本語講師を務めた経験や日本語教育施設でのインタビューで得た情報を基に書きました。経験が自分の意見の裏付けになるように書き、説得力があるようにしました。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析(800字)

二週間の米国短期留学で、チームの和を促進するサーバントリーダーとして自らの役割を果たしたことを書きました。ここでは、自身の長所である共感力の強さだけではなく、短所である判断力の弱さも述べ、今後自分がリーダーの役割を果たすうえで必要な能力をICUでの学びに繋げて書きました。

d. 推薦状2通

担任の先生と高校の校長先生に書いていただきました。

e. 成績書類

評定平均 = 4.3
英語成績 = IELTS5.0

f.一次試験(書類審査)のポイント

ICUがどのような人を求めているのかを自分なりに理解すること、
自分の特徴や意見、経験を良い面も悪い面も含めて素直に書くこと、
書類全てに一貫性を持たせること、が大事だと思います。
そうすることで、他の人では真似できない自分だけの書類を作ることができると思います。
あと、書類の数は多いですが文字数が少ないので、伝えたい要点を簡潔に書くといいと思います。

g.面接 (二次試験)

用意してた質問で実際に聞かれたのは志望理由だけでした。あとは大学での学びについてと書類で書いた内容についてかなり深掘りされました。最後はある主張に対して教授とディベートのようなことをしました。全体を通して面接というより会話感が強かったです。教授は優しかったですが、面接中はやはり緊張感がありました。

二次試験ポイント

一次の書類で書いたことは自信を持って言えるようにしておくことだと思います。あと私は聞かれませんでしたが、なぜICUでなければいけないかもはっきり言えるといいと思います。

8.最後に一言

このサイトは高校一年生の頃から見ており、とてもお世話になりました。
しかし、正直このサイトの合格体験記や周りの受験する友達と自分を比べ、不安になることもよくありました。
高校の偏差値も低い、評定も高くない、英語の能力も低い自分なんて、、と思っていましたが、こうして合格することができました。大事なのはやはりICUに自分が合っているかだと思います。自分はICUに向いてるなと感じた方は誰にでも可能性があると思います。自信をもって、頑張ってください。

<追加の質問>

・「日本語講師を務めた経験」について
高校生で日本語講師を務められたというのは貴重な体験かと存じます。
どのような施設でどのような形で教えていたのかなど、差し支えない範囲で教えて下さい。

→最初は、国際交流センターに連絡をし、近所の日本語教室で授業を見学をしました。何回か説明や見学を繰り返し、日本語講師の見習いとしてバングラディシュ、中国、フィリピンの生徒に日本語を教えていました。授業は一対一で行い、学校からもらった課題や教室にある日本語の参考書などを個人のレベルやペースに合わせて教えていました。
小論文でも実際に現場で教えた経験から感じたことを強調して書きました。

・推薦状を高校の校長先生にお願いした件で
校長先生に推薦状を書いていただけるのは素晴らしいことかと思いますが、AOで所属校の校長先生の推薦状をお願いする方は少ないように思われます。どのようなきっかけで校長先生にお願いしようと思ったのか、ご快諾いただけたのかなど差し支えない範囲で教えて下さい。

→私が校長先生に推薦状をお願いした理由は、私が行った様々な活動を近くで見ていてくださった方だからです。校長先生とは部活動やボランティア活動、留学などでご一緒させていただく機会が多くあり、どの先生よりも親しみがあったため推薦状をお願いしました。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

1.お名前、プロフィール

<お名前>

ほに

<プロフィール>

高校:神戸の私立高校 1年間アメリカの高校に留学
部活:新体操、ESS、JVC、(生徒会)

2.受験形態

総合型選抜

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

私は高校3年生の6月にアメリカから帰国し、塾に通い始めた。大学でも留学したいという思いから、留学のシステムが充実した国際色豊かな大学をピックアップした。色々な大学に魅力を感じながらも、教育度が高く学習環境が整っているICUに一番魅力を感じた。様々な大学を調べたりイベントに参加したりしてきたが、真のリベラルアーツ教育を利用し、様々な価値観やバックグラウンドを持つ学生と多角的視点から学ぶことのできる最高の学習環境はICUにしかないと考えた。

6.ICUに期待するところ

サービスラーニングや留学の機会が多く与えられているので多くのことに挑戦したい。また、興味のある学問を履修し、幅広い知識や教養を身に付けたいと考える。勉強だけでなく部活やサークルにも参加していきたいと思う。自ら興味のあることに挑戦し、充実したICUでの4年間を期待している。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

留学でのエピソード
授業で取り組んだ課題についての失敗談とその経験から学んだことについて書き、得た学びとICUの理念を結びつけた。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

私が課外活動をするきっかけとなったエピソードを書いた。グレタさんのスピーチからどのような影響を受け、どのように自分自身が行動したかを述べた。

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

学びor力→ICUでどう活かすか
課題活動や留学から得た力や学びを述べ、それらがどのようにICUで活かすことができるか、またそれによってどのような効果をICUが得られるかを書いた。

b.小論文(1,500字)

【感銘を受けた作品】
世界問題の解決に取り組みその深刻さをアートを通じて発信している芸術家によるある作品をテーマに、感銘を受けた理由とICUの理念に沿った自分なりの解決方法などを述べた。
私は、資本主義による環境問題について書き、経済成長と環境保護の両立の重要性や、多角的に学び考察することの必要性を述べた。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析(800字)

課題活動(ワンフェス)
世界問題について考えや解決策を発表するイベントに参加した時のエピソードについて書いた。
リーダーとしてどのように向き合い、どのように取り組んだか。また、その経験からどのような力を身につけたか。
私はリーダーとして前提知識やモチベーションの差があるメンバーとどのように共に取り組み、課題解決に導いたかを書いた。

d. 推薦状2通

3年間担任をしていただいた日本人の先生と2年間担任をしていただいた外国人の先生

e. 成績書類

英語:英検準一級

評定平均:4.3(多分){4.6(日本)4.1(アメリカGPA換算)}
日本の成績だけを評定平均として扱う大学がほとんどだったので出願直前まで4.6で出そうとしてましたが、ICUは留学先での成績の換算が必要でした。直前に気づいたので大丈夫でしたが、アメリカでの成績は大学入試に関係ないと思いサボっていたので評定平均は下がってしまいました。ICUを受ける予定の留学されていた方は気をつけてください。

f.一次試験(書類審査)のポイント

私は過去にICUを受験された方の書類や体験記を拝見し、合格者と不合格者の書類の違いを見つけることから始めました。あくまで個人の見解ですが、両者における大きな違いは、文章力とそれぞれの文章における一貫性であると感じました。やはり、書類審査においては文章力や説得力は非常に重視されているなという印象を持ちました。難しい文章を書く必要はないと思いますが、読み手が関心するような簡潔した文章である必要があると思います。さらに一つひとつのお題に対する文章に説得力を持たせるため、全ての文章の内容を一つのテーマに沿って書きました。例えば、私は環境問題について興味を持ち活動していることを軸に全ての文章を書きました。人生観に影響を与えたエピソード、活動歴自己分析、小論文、志望理由、貢献に関する文章は、全て一つのトピックに結びつけて書くことができます。人生観に影響を与えたエピソードは、トピックに興味を持ったエピソードについて書くことができます。また、活動歴自己分析はそのエピソードからどのように行動に移したか、小論文はそのトピックに関すること、志望理由と貢献についてはそのトピックを通じて学んだことや得た能力を述べてICUの理念やICUでどのように貢献できるかについて書くことができます。一つのトピックを軸に書くことでより濃い説得力のある文章になると思います。ICUのAOでは書かないといけない書類が多くあるので、課外活動などをしていると書きやすいと思います。また、書類審査で多くの受験生が落とされるそうなので、より読み手にいい印象を与えるためにも多くの人に読んでもらい、フィードバックを受けるといいと思います。

g.面接 (二次試験)

・基本的な質問(志望理由など)
・書類から 書いた内容を深掘りされます。どれくらい自分の書いた内容に対する知識があるかや、どのような考え方をしているかなどを試されているように感じました。主に小論文からです。
・考え方を問う質問 思考力を試すような問題がランダムできました。私の場合、「経済格差が教育格差を生むことは仕方がないことか」や「お金持ちになりたいか」など。普段から時事問題や世界問題を勉強して、自分の考えを確立しておくといいと思います。

二次試験ポイント

面接は書類の確認程度だと認識しています。しかし、誰も落ちないようであれば二次選考を行う必要はないので、対策はしたほうがいいと思います。私と同時に受験した知り合いも4人中2人が二次で不合格になりました。なので、審査の基準はわかりませんが油断をしないほうがいいと思います。私は、書類提出が終わってから二次まで面接の練習を重ねてきました。自分の意見を簡潔に伝える練習と愛想を忘れずに受験すれば大丈夫だと思います。

8.最後に一言

ICUのAOは書類が多く大変ですが、ICUへの思いが大きい人や課外活動などの経験がある人にとっては有利な試験だと思います。また誰にでも合格するチャンスがある受験でもあります。さらに、この受験を通して自分について考えたり、世界問題に対する自分の意見を持つことで、受験後には自身の考え方や価値観が大きく変化し成長していると思います。結果がどっちになろうと自分自身が成長できる大きな機会なので、多くの人に全力で挑戦していただきたいです。

<追加の質問>

小論文(1500文字)に関して、今年度は以下の3つのテーマの内、一つを選択する形式で、(2)を選択された点について。ほにさんの場合は様々な活動や留学経験もされているので、(1)または(3)の方が自分の活動の実績などを書く上では選びやすいとテーマだと思ったのですが、(2)を選んだ理由や意図があったら教えて下さい。

(1)社会的または国際的に関心が高まっている時事問題
(2)あなたが感銘を受けた芸術作品(絵画、文学、音楽など)、歴史的エピソード、科学的業績など
(3)あなたがこれまでに直面し、克服した困難な課題

<回答>

特に決まった理由はありません笑なので、最初は書きやすそうな時事問題にしようと思っていました。ただ、私の興味のある資本主義による環境問題に取り組んでいる方がアーティストの方だったので、小論文を書いているうちに2が書きやすいなと思って感銘を受けた作品に変えました。私の小論文は1も2当てはまるような内容でした。

オープンキャンパスに行った時に、「文化と社会と何か(忘れました💦)が絡み合っていて、この三要素から物事を多角的に見ることが重要?」みたいなことをICUの教授が言っていたのと、Arts and scienceがICUのテーマなので単に「環境」問題だけでなく「アート(文化)」を絡めて強調させる方がICU受けが良さそうと思ったのも1つの理由です。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

かなめ

<プロフィール>

都内の私立高校
趣味はプログラミング
部活はソフテニ
純ジャパ

2.受験形態

総合型選抜(英語外部試験利用)

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

自分はもともとは理系に行きたかったのだが、化学が全くできなくて文系を選択することになった。日本の文理を分けることに疑問を抱いていたところICUを見つけた。

6.ICUに期待するところ

教育力の高さがICUの魅力なので授業が楽しみ

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

日本の労働環境を変えるために経営学を学びたいと書いた。他大学は講義型の授業や大人数の授業であるため、ディスカッションなどを重視した学びは貴学でしかできないと書いた。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

日本の働き方に疑問を抱きサービスを作った経験
とあるNPOの活動を知り企業だからこそできることがあるのではないかと考えた経験
人生をかけて技術と企業活動という手段によって労働環境を改善するという現在の私の人生観の形成に大きな影響を与えた

願書-3<3.あなたを学生として受け入れることがICUにとって重要であると思われる理由を述べて下さい。>

高校になって世界史を学び、日本から見ると単なる事実にしか見えないことが、実際にはさまざまな国々の思惑が絡み合って導き出された結果であることを知り、その背後にある原因を追究する面白さを知った。
「真理はあなたがたを自由にする」という言葉に示されるように、既存の知識体系を疑い、真理を求めることは、社会の熱に浮かれずに疑問を投げかけ戦争などへストップをかけることができると思う。

b.小論文(1,500字)

なぜ日本経済は停滞を続けるのか。

企業が人件費を切り下げていることで、自らの首を絞めていることを指摘した。
そして、給料が低くても企業が成り立つ理由を日本独自の終身雇用や年功序列によって説明した。
日本企業の利益率の低さの指摘
DXの著しい遅れによって業務を効率化できていないことの問題点。
DXによって効率化をしなければならないことを述べた。
そのためにはプログラミング教育を変える必要がある。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析(800字)

ボランティア先で学んだことについて書いた。
子供たちが周りによる自己像の変化を気にして意見を言えないこと。
具体的にこれらの問題をどのように解決したのかを書いた。

d. 推薦状2通

ボランティア先でお世話になっている方と世界史の先生

e. 成績書類

英語 : 英検準一級
評定平均 : 4.4

f.一次試験(書類審査)のポイント

二次試験ではほとんど落とされないという話を聞いていたので、一次試験には命を懸けた。自分の経験をいかにICUの理念に近づけるかがカギだと思う。自分が納得いくまで何度も書き直すべき。自分は夏休みのすべてを使った。学校の先生に添削をしてもらうといいと思う。自分は学校に小論文のゼミがあったので担当の先生にお願いした。

g.面接 (二次試験)

志望理由について
かなり深堀された。なぜICUなのか他大学と何が違うのか。
ここだけは本当にしっかりやったほうがいい。自分は後悔している。

あとは書類の内容について聞かれた。教授によって本当に聞かれることは全然違うと思う。正直ガチャ。

二次試験ポイント

ICUはほかの大学とは違い一般的な質問はされないと思ったほうがいい。
教授とディスカッションするみたいな感じだった。大学はどれくらいしっかり考えているのかを見ていると思うので、新聞を読み社会問題について自分の考えを持ち、それを文書化しておくといい。

8.最後に一言

自分はICUの総合型選抜一本で落ちたら終わりという状況だった。精神的に非常にきついので、自分のように夏休みに一切勉強をせずAO対策に全力を注ぐというのはお勧めしない。後輩の皆さん頑張ってください。

ICU入試合格体験記,2024ICU入試合格体験記

<お名前>

にこ

<プロフィール>

出身高校 愛知県の私立高校(偏差値45ちょっと)
予備校 河合塾
部活 入学してから半年だけパソコン部でした。それ以降は何もしていません。
趣味 音楽鑑賞 ヨガ

2.受験形態

総合型選抜(理数探究型)

5.ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

最初は皇族の方がICU出身だというのをニュースで見たことある程度でした。
高校3年生の夏頃に名古屋に国際系の大学が集まった説明会に参加した時に、ICUのリベラルアーツ教育、たくさんのバックグラウンドを持った人がたくさんいるという点に惹かれました。

6.ICUに期待するところ

生物学をメジャーにしたいと考えているが、2年生の後期にメジャーをきめるので、その間文理両方学べるので、自分の興味の向くままにたくさんの授業をとって学びを深めていきたい。
また、英語で喋る機会が増えるのでもっと英語力を高めたいと考えています。

7.受験対策

願書-1<1.ICUに入学することを強く希望する理由を述べて下さい。>

高校で研究を行っていた時、クリティカルティンキングが足りないと思ったのがきっかけ。
理系の分野は専門性が必要不可欠だが、ICU に入って専門以外の分野にもっと幅広い関心をもち専門分野の意義を高めたいと思って志望しました。
あとは、生物学を軸として興味のまま勉強したいと書きました。

願書-2<2.ICUで何を学びたいかを簡単に述べ、また将来の志望とその理由を述べてください。>

短期留学でカナダへ行ったことを書きました。
ハーフで幼少期から日本で育ったものの容姿などで差別されてきて性格が引っ込み思案になってしまったり、自分自身に自信を失っていた。だがカナダへ留学に行ってみて、移民がとても多い国なので、みんな(ホストファミリー、友達、学校の先生)容姿を入り口に私を見るのではなく、1人の人間として見てくれたことがすごく嬉しかったし、自分の価値観を広げた。
ざっくりですが、こんな感じで書きました。

b.自然科学分野の自主研究や理数探究の成果の要約(1,500字)

理数探求型だったので、研究の要約を書きました。
高校の時に参加した、旧帝の高校生プログラムで行った研究について書きました。

c. 学校内外における自己活動歴と自己分析(800字)

高校生の時に、愛知県の高校生が集まるボランティア団体に所属していて、フェアトレードコーヒーの商品開発を一から行った。それを統括するリーダーになり、リーダー務めて大変だったこと、達成感を書いた。

d. 推薦状2通

2通とも高校で私の頑張りを理解してくれている信頼できる先生に書いてもらいました。
(一通目 数学を教えてくれた2年間担任の先生 2通目 古典の先生)

e. 成績書類

評定平均 : 4.6です。

英語 : 理数探求型で出願したので提出していません。

f.一次試験(書類審査)のポイント

浪人していて、誰にも見せることができなかったので何度も自分で読んで書き直しての繰り返しでした。
わかりやすく、簡潔に書くことを特に意識して書きました。

g.面接 (二次試験)

試験官の方は3人。理系の先生が1人いたと思います。(1人だけ質問が研究内容につっこんだ内容だったから)
最初に試験官の方が、『簡単に志望動機と将来どういう進路を考えているか教えてくだい。』
という質問のみで、プレゼンに入りました。(提出書類に対するツッコミ、質問は一切ありませんでした。)
10分間プレゼンをして、その後質問が3人の先生方からあり
・研究していて大変だったこと
・この研究はどのような場面で生きてくるか、活用できるか
・自分の研究は他の研究と何が違うのか、こだわった部分など

あと3つくらい質問されたと思うのですが覚えていません。

雰囲気はネットで見た通り、すごく穏やかで対話のようでした。先生たちもみんなにこにこしていて緊張感が和らぎました。

・二次試験ポイント

理系の先生に研究内容について一点指摘されたので、そういう部分はない方が印象が良いかと思います。
プレゼンのスライドは早めに作って、内容などは練習を何度もしてください!!!
私自身ラスト一週間追い込みで作ってしまって、当日面接官の1人から研究内容の指摘がありました。。。
ぜひ気をつけて欲しいです。

8.最後に一言

理数探求型を受験する方は、特にネットで情報を調べても全然出てこないかと思います。
すごく不安だと思います。私も実際不安で情報全然出てこないのに何度も調べて時間を浪費しました笑
他の理数探求型を受けた方はわからないのですが、私の場合は質問がほとんどプレゼンに関する内容なのでどんな質問が飛んできてもいいように準備してみてください。本当にプレゼンが肝だと思うので、頑張ってください!!!!応援しています!

<追加の質問>

理数探究型の二次試験のプレゼンテーションに関して

・PowerPoint, Google Slidesなど、使えるソフトの指定はありましたでしょうか?

→指定はありませんでしたが、面接前1週間前にパソコンの接続テストの日程が設けてあります。
その際パワーポイントを開くよう指示されました。(白紙の画面を共有しました。)
私はPowerPoint使用しプレゼンを行いました。

・自分のパソコンでスライドを表示してZoomの画面共有をする形ですか?

→そうです。

・英語外部試験利用型は、オンライン面接では机に資料等を置いてはいけない決まりになっていますが、理数探究型の二次試験のプレゼンの資料も紙の資料等を机においておくのは禁止?

→禁止ではないです。資料を置くのは大丈夫です。
私は実際のプレゼンで使用するスライドをコピーして、スライドの内容についてより話せるように原稿とまではいかないですが、喋る要点をコピーしたものに各スライドごとにメモ程度書いていました。(スライドはなるべく簡潔にしたものにしたかったため)

・画面上のプレゼンのスライドだけを見て話せるようにしておく必要がある?

→断言はできないですが、そんなことないと思います。
私自身練習不足で緊張して、用意していた資料であったりを何回もきょろきょろしていたので、、、

ですが、見ないのにはやはり越したことないと思います。(個人的には特に試験官にはしっかり準備してきたんだなと、自信がある姿に見えて好印象につながると思います。)