ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2016 W.Sさんの場合〜
1. お名前、プロフィール
<お名前>
W.S
<プロフィール>
私立高校
浪人してからは都内予備校に通っていました。
2. 受験形態
一般入試
3.予想得点
総合教養 8割
人文・社会科学 7割
英語リスニング 7割
英語リーディング 8割
4.併願校
明治大学農学部
東京農業大学生命科学部
5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)
先生の紹介で知りました。
6.ICUに期待するところ
リベラルアーツ。元々は文系なのですが最近は理系分野に関心があるので。
7.受験対策
a. 人文・社会科学
過去問をひたすら解いて読解力を養うことです。現代文の勉強も力になると思います。基本的に文章を書く人と問題の製作者が同じ人なので、筆者が文章全体から汲み取ってほしいと思っていることを意識して問題を見ると答えを選びやすくなります。
b. 総合教養(ATLAS)
併願大学は理系の大学だったのですが、理系の科目は生物しかなかったので、理系分野は生物だけ勉強しました。あとは、総合教養の過去問とオリジナル問題を一通り解きました。文系分野は世界史と倫理・政治経済を勉強しました。
一番重要なのは読解力です。知識問題は、文系の人は自分が併願校で使う地歴公民の科目をしっかり勉強し、理系科目はオンラインレクチャーを解き、本番で出たら点を取れるようにしておけば合格点は取れます。
c. 英語(リスニングを含む)
<リスニング>
過去問や「ICUの英語」を解きました。毎日欠かさず聴くことが重要です。
長文では聴きながら設問を読み、聴き取るポイントを絞ってください。
<リーディング>
一番重要な科目です。実力があれば一番安定して点が取れるので力を注ぐべき科目です。努力が得点に反映されやすいと思います。(自分は本番で失敗しましたが笑)
文法&単語力と読解力をつけましょう。
d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)
食事は早めに取り、試験の合間にキャンパス内を歩き回ると集中力が回復するような気がします。
あと、模試は受けるべきです。本番の空気に慣れるためです。ICU特有の小さい机にも慣れることが出来る点でも重要です。あくまでも模試なので、結果に一喜一憂する必要はありません。
8. 最後に一言
ICUは毎年問題の性質がガラッと変わるので本番まで気が抜けず、ICUが第一志望の人にはとても辛い受験になります。私は読解力がないので人文・社会科学の科目の点数が安定せず、受験当日を迎えてしまいましたが、本番では以前から関心のあったテーマが出たためか、いつも以上にできました。逆に一番得意だった英語のリーディングが悪かったくらいです。オンレク内での偏差値が低くても、最後まで何が起こるかわからないのがICU入試です。「諦めたらそこで試合終了」です。最後まで諦めないでください。頑張れ!!