ICU入試国際基督教大学入試合格体験記2018(15) 白菜漬けさんの場合

1. お名前、プロフィール

<お名前>

白菜漬け

<プロフィール>

都内の私立高校(偏差値53ぐらい)
サッカー部
二浪の宅浪です

2. 受験形態

一般入試

3.予想得点

人文社会または自然科学得点 = 8割
総合教養得点 = 7~8割
英語リスニング得点 = 4割
英語リーディング得点 = 8割

(センター得点 参考)
国語  155
英語  171
日本史 83

4.併願校

早稲田政治経済
慶應法
立教法
学習院文
獨協法
大東文化法

5. ICUに入るまでのいきさつ(どうやってICUを知ったか? なぜICUを選んだか ? など)

ネットと大学を紹介する冊子で知りました。

6.ICUに期待するところ

7.受験対策

a.願書

<1.ICUを志望した動機または理由を述べてください。>

私がICUを志望する理由は2つありますが、1つ目は英語やその他言語の教育に力を入れていることです。海外の言語に触れることでその国の背景や慣習などを学ぶことができると思います。
2つ目は専攻する科目を3年次に決めることができ、文理に関係なく勉強できる日本の大学の中では珍しい教育制度に興味を持ったからです。1つの問題に対して様々な観点からアプローチできるということは大きなアドバンテージになりうると思います。

<2.ICUで何を学んでみたいですか。あなた自身の希望をその理由も含め述べてださい。>

私がICUで学びたいことは、社会・人文科学では法学か哲学、自然科学では物理か数学です。理由は法学や哲学などの古来からある学問を修めることで自分の見識を深められることです。また、物理や数学を学ぶことで論理的思考力や身の回りの現象を数式化して理解を深めたいと思います。

<3.学内外を問わず、技能、諸活動など自分の最も得意とすること、好んで行なって いることを述べてください。>

私が好んで行っていることは、常識や慣習をただ受け入れることなく思考することです。
当たり前に思っていたことが人によっては全くそうではなかったり、また国や宗教によって様々な違いがあることが興味深いです。
得意とすることは、暗記などの単純作業を飽きずに続けられることです。

人文社会科学または自然科学 = 特に対策はしてませんが読解では点を取れるように国語を勉強しました。

a. 人文・社会科学

特に対策はしてませんが読解では点を取れるように国語を勉強しました。

b. 総合教養(ATLAS)

上と同じく読解での対策のみですが理系の問題もとれるように対策することをおすすめします。
c. 英語(リスニングを含む)

<リスニング>

東大リスニングの過去問・センターリスニングの過去問をやりました。

<リーディング>

日課としてシス単、基礎英文法問題精講をやり長文の問題集を一日一問ずつ解きました。
直前期は過去問を解きました。

d.その他受験に関するアドバイス(役立つ参考書、試験中に気をつけること、全般的な勉強法など)

ICUの試験会場はとても暑いので調節できる服装を持っていきましょう。
机がタブレット型で小さいので筆記用具を入れられるように胸ポケットのついた服を着たほうがいいです。

8. 最後に一言

個人的にリスニングが難しいと感じましたがその他の問題で挽回できたと思います。

(追加の質問)

・人文社会科学で読解を得意にされていたという所で、現代文の勉強方法を参考
書を含めて教えてください。また、実際に受験をしてみて、人文社会科学で合格
点をとるためのポイントだと思ったところがあったらお答えください。

現代文読解力の開発講座
現代文 標準問題精講
を3周ほどしてから、センター、私大の過去問を解きました。時間がある方は国立の記述式も解いておくとさらに文を読むことに慣れると思います。ICUの問題の選択肢はそれぞれはっきりと意味が分かれているので問題文の論旨をしっかり読み取れば高得点を狙えると思います。

・総合教養で理系の問題もできればやっておきたという部分で、具体的にこのよ
うなことをやったとか、やった方がよいという分野があったら教えてください。

簡単なものでもよいので物理基礎などの問題集(リードライトノートなど)、知識問題については中学の教科書でも対応できると思います。

・英語リーディングの長文の問題集を解いておられたところで、おすすめの参考
書や、長文を解く際に気をつけていたことがあったら教えてください。またICU
の英語リーディングの試験はどのように解いたか(解いた順番)や、実際に英語リー
ディングの試験を受けてみてのポイントなどがあったらお答えください。

英語長文レベル別問題集4~6まで
基礎英文解釈の技術100
をやり、長文を解いた後は必ずsvocの構文をとり、わからない単語、イディオムは辞書で調べました。
解いた順番は最初から順に解きました。出される英文はかなり難しいですが上に書いた通り人文社会科学、総合教養と同様に選択肢に紛らわしいものが少ないので粘り強く読めば合格点を狙えると思います。後半の穴埋めについては慶應などに類似した問題がみられますのでそれを解いておくとよいと思います。